JPH0440766Y2 - - Google Patents

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JPH0440766Y2
JPH0440766Y2 JP5917687U JP5917687U JPH0440766Y2 JP H0440766 Y2 JPH0440766 Y2 JP H0440766Y2 JP 5917687 U JP5917687 U JP 5917687U JP 5917687 U JP5917687 U JP 5917687U JP H0440766 Y2 JPH0440766 Y2 JP H0440766Y2
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JP
Japan
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plate
wheels
ground
speed sprayer
axle
Prior art date
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JP5917687U
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JPS63168064U (ja
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Priority to JP5917687U priority Critical patent/JPH0440766Y2/ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は不整地などの走行に好適な六輪のス
ピードスプレヤに関する。
(従来技術およびその問題点) 一般に、スピードスプレヤ果樹園あるいは傾斜
地などを走行し薬剤を散布するのことが多い。
このため、いわゆる六輪のスピードスプレヤ
は、前二輪は舵取り用の車輪であり、後の四輪が
駆動用の車輪である。これらのスピードスプレヤ
は、第5図に示すように、平坦地から斜面に登る
際Aに、前輪が傾斜面にかかり後輪が平坦地に位
置した場合には、中央の車輪が浮いた状態となり
走行安定性が悪くなる。
また、スピードスプレヤが傾斜地を走行し、平
坦地にさしかかる際Bに、中央の車輪が傾斜地と
平坦地の境界にかかり、前輪と後輪とが浮いた状
態となる。このため走行安定性が悪く、危険であ
る。
さらに、走行路面に凸状のこぶなどがあつた場
合Cには、乗り越えることが困難であるととも
に、乗り上がつたとしても後輪が浮き上がつてし
まうという不具合がある。
そこでこの考案は、平坦地から傾斜地、傾斜地
から平坦地に移動する場合、あるいは不整地など
の凸のこぶなどに対しても充分な走行安定性を有
するスピードスプレヤを提供することを目的とす
る。
(目的を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために次の構
成を備えてなる。
すなわち、前輪で舵取りを行い、後輪を駆動輪
とした六輪のスピードスプレヤにおいて、中央の
車輪26を装着すべく、車体フレーム10a,1
0bに板体14の前後方向の一端縁を軸着すると
ともに、板体14の他端縁を衝撃吸収材で支持す
る一方、前記板体14の下面にアクスル17をセ
ンターピン22を介して揺動自在に設けたことを
特徴とする。
(作用) 次に、この考案の作用について述べる。
走行路面に凸状のこぶがある場合にも、路面に
倣つて中央の車輪26が上下動する。
また、平坦地から傾斜地、傾斜地から平坦地に
移動する場合、前者は中央の車輪26が下方に付
勢されて接地し、後者は中央の車輪26が上方に
押し入れられる。
また、アクスル17が揺動するため、一層路面
に適合した走行が可能となる。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
この考案は六輪のスピードスプレヤの中央の車
輪の改良に関するものであり、第1図は中央の車
輪のアクスルの取付状態を示す概略的側図面、第
2図は同じく底面図、第3図は同じく背面図を示
す。
所定間隔を有して配設されたスピードスプレヤ
の車体フレーム10a,10b(第1図では10
bのみ図示)の下面に軸12が架設され、この軸
12を中心に摺動するように板体14が設けられ
ている。この板体14は車体フレーム10a,1
0bの間隔より若干幅が狭く形成されている。そ
して、板体14の後端にはオイルダンパ16a,
16bの下端が軸着され、板体14を支持してい
る。このオイルダンパ16a,16bは車体フレ
ーム10a,10bに立設する支柱13a,13
bに沿つて配設され、上端が固定されている。ま
た、板体14の後部側面にガイド板15が固定さ
れ、このガイド板15の外面が車体フレーム10
a,10bの内側面に接している。このため、車
輪に横方向からの力が加わつても板体14がブレ
ない。
そして、板体14の下面の前方から約3分の2
の位置にアクスル17が設けられている。このア
クスル17の中央にデフアレンシヤルギヤボツク
ス18が設けられている。このデフアレンシヤル
ギヤボツクス18の取付位置に取付板20が固定
され、この取付板20にはセンターピン22を介
してデフアレンシヤルギヤボツクス位置8が揺動
自在に設けられている。このデフアレンシヤルギ
ヤボツクス18から両側に水平に延出する車軸2
4先端に車輪26が連結されている。また、車軸
24の上面には規制支柱25が立設し、アクスル
17の揺動範囲を規制している。さらに、規制支
柱24の上面には緩衝材が固定されている。
さらに、板体14の下面に後輪に動力を伝達す
るために、ベアリングユニツト28が設けられて
いる。このベアリングユニツト28の前方と後方
はユニバーサルジヨイント30,30を介して駆
動軸とそれぞれ連結している(第4図参照)。ま
た、ユニバーサルジヨイント30,30の各軸の
先端は、例えばスプライン軸状に形成され、板体
14の上下の揺動により出入自在に形成されてい
る(図示せず)。このため、板体14が上下に揺
動しても前方からの駆動力を後方へスムーズに伝
達することが可能となる。
なお、上記実施例において、板体14の後端を
オイルダンパ16a,16bで支持したが、コイ
ルスプリング、ガススプリングなどを用いて支持
しても良い。
以上のように構成されているため、この実施例
のスピードスプレヤを走行させると、平坦地から
傾斜地に以降する際、中央の車輪26が浮いた状
態(第5図Aの状態)となる。この時、オイルダ
ンパ16a,16bが板体14を下方に押し下げ
る。すなわち、車輪26が接地するまで板板14
が軸12を中心に回動する。
また、スピードスプレヤが傾斜地から平坦地に
移行する際、傾斜地と平坦地の境界に中央の車輪
26が位置すると、中央の車輪26を支点として
シーソー状に車体が動く(第5図Bの状態)。し
かし、この実施例のスピードスプレヤは、上記状
態の時、中央の車輪26にスピードスプレヤの重
量が加わり、車輪26、アクスル17、板体14
などを介してオイルダンパ16a,16bを押し
上げ、車輪26が車体内方に移動される。このた
め、後輪26が地面から離れる時から前輪が接地
するまでの時間がわずかとなる。このため、傾斜
地から平坦地に移行する際の走行安定性の向上を
図ることができる。
さらに、平坦地にこぶがあつた場合(第5図C
の状態)には、中央の車輪26と後輪が同時に接
地することが可能となり、走行安定性の向上が図
れる。
(考案の効果) 以上この考案について述べたように、六輪車の
スピードスプレヤの中央の車輪を上下動可能とす
るとともに、アクスルを左右に揺動可能としたた
め、平坦地から傾斜地、傾斜地から平坦地に移動
する場合、あるいは不整地などの凸状のこぶなど
に対しても充分な走行安定性を有することができ
るなどの著効を奏する。
以上この考案の好適な実施例を挙げて種々説明
してきたが、本考案が上述した実施例に限定され
るものでないことはいうまでもなく、考案の精神
を逸脱しない範囲ないで多くの改変を施しうるこ
とはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は六輪のスピードスプレヤの中央の車輪
のアクスルの取付状態を示す概略的側面図、第2
図は同じく底面図、第3図は背面図、第4図はベ
アリングユニツトの側面図、第5図は従来の六輪
のスピードスプレヤの走行状態を示す説明図であ
る。 10a,10……車体フレーム、12……軸、
14……板体、16a,10b……オイルダンパ
ー、17……アクスル、18……デフアレンシヤ
ルギヤボツクス、20……取付板、22……セン
ターピン、26……車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪で舵取りを行い、後輪を駆動輪とした六輪
    のスピードスプレヤにおいて、車体フレーム下面
    に板体を前後方向の一端縁において軸着するとと
    もに、板体の他端縁を衝撃吸収材で支持する一
    方、前記板体の下面に両端に中央の車輪を取付け
    たアクスルをセンターピンを介して揺動自在に設
    けたことを特徴とするスピードスプレヤ。
JP5917687U 1987-04-18 1987-04-18 Expired JPH0440766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917687U JPH0440766Y2 (ja) 1987-04-18 1987-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917687U JPH0440766Y2 (ja) 1987-04-18 1987-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63168064U JPS63168064U (ja) 1988-11-01
JPH0440766Y2 true JPH0440766Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=30890425

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JPS63168064U (ja) 1988-11-01

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