JPH0440750Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440750Y2 JPH0440750Y2 JP1986187089U JP18708986U JPH0440750Y2 JP H0440750 Y2 JPH0440750 Y2 JP H0440750Y2 JP 1986187089 U JP1986187089 U JP 1986187089U JP 18708986 U JP18708986 U JP 18708986U JP H0440750 Y2 JPH0440750 Y2 JP H0440750Y2
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- JP
- Japan
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- valve body
- main shaft
- water
- valve
- seat
- Prior art date
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 43
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000011882 ultra-fine particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は火災の消防等に用いる放水ノズルに
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来から、第3図に示すような放水ノズルが用
いられている。同図において、aは管状の本体、
bは弁座である。cは主軸であり弁体dを有して
いる。又eはばねであり主軸cと本体a間に設け
られてあり、これにより主軸cを、ひいては弁体
dを矢印ac方向に付勢し、弁体dを弁座bに押
圧して水の通行を阻止している。そしてfは主軸
cの移動装置で、一例として軸着gされた引き金
h、係止部10(第2図参照)から成つている。
iは軸支部である。又jは本体に連通して設けら
れた加圧水の供給通路であり、本体の先端には、
図示は省略するが、主軸の操作により棒状放水、
噴霧放水、放水停止等が行われるようになつてい
る。そして引き金hを引くことにより主軸cは同
図において反矢印AC方向に、ばねeに逆らつて
動き、弁体dは弁座bから離れ、放水が行われ
る。又、引き金hの引きしめ量により棒状、噴
霧、両放水を区別して行えるようになつている。
いられている。同図において、aは管状の本体、
bは弁座である。cは主軸であり弁体dを有して
いる。又eはばねであり主軸cと本体a間に設け
られてあり、これにより主軸cを、ひいては弁体
dを矢印ac方向に付勢し、弁体dを弁座bに押
圧して水の通行を阻止している。そしてfは主軸
cの移動装置で、一例として軸着gされた引き金
h、係止部10(第2図参照)から成つている。
iは軸支部である。又jは本体に連通して設けら
れた加圧水の供給通路であり、本体の先端には、
図示は省略するが、主軸の操作により棒状放水、
噴霧放水、放水停止等が行われるようになつてい
る。そして引き金hを引くことにより主軸cは同
図において反矢印AC方向に、ばねeに逆らつて
動き、弁体dは弁座bから離れ、放水が行われ
る。又、引き金hの引きしめ量により棒状、噴
霧、両放水を区別して行えるようになつている。
考案が解決しようとする問題点
しかし上記従来の放水ノズルは下記のような問
題を有している。それは噴霧放水の噴霧は消火効
果を増すために超微粒子にする必要があり、この
ため高い水圧を要し、一例として10Kgf/cm2乃
至35Kgf/cm2の圧力に加圧される。そしてこのよ
うな高圧にされた場合、弁体dの開放の際、引き
金hを引く力は非常に大きな力を要し、容易でな
い。又そのため、引き金hの引きしめ量によつて
操作する噴霧の作成がスムーズにできない。この
ため意に反した引き方をし、他の消防隊員を高圧
の水流で直撃する危険がある。
題を有している。それは噴霧放水の噴霧は消火効
果を増すために超微粒子にする必要があり、この
ため高い水圧を要し、一例として10Kgf/cm2乃
至35Kgf/cm2の圧力に加圧される。そしてこのよ
うな高圧にされた場合、弁体dの開放の際、引き
金hを引く力は非常に大きな力を要し、容易でな
い。又そのため、引き金hの引きしめ量によつて
操作する噴霧の作成がスムーズにできない。この
ため意に反した引き方をし、他の消防隊員を高圧
の水流で直撃する危険がある。
この考案は上記のような問題を解決するために
なされたもので、その目的は弁体の開放に際し
て、前記従来のもの程大きな力を要することな
く、従来のものよりも容易に操作でき、微小な操
作もスムーズにでき、従つて意に反した操作をし
て他の消防隊員を高圧の水流で直撃するおそれの
ない、放水ノズルを提供することである。
なされたもので、その目的は弁体の開放に際し
て、前記従来のもの程大きな力を要することな
く、従来のものよりも容易に操作でき、微小な操
作もスムーズにでき、従つて意に反した操作をし
て他の消防隊員を高圧の水流で直撃するおそれの
ない、放水ノズルを提供することである。
問題点を解決するための手段
この考案について述べると、弁座を有する管状
の本体;該本体内に移動自在に設けられた、弁体
を有する主軸;該主軸と本体間に設けられた、前
記弁体を弁座に圧接させるばね;前記主軸をばね
に抗して移動させる移動装置;前記主軸に、前記
弁体より上流に、弁体と間隔を隔てて設けられ
た、水圧を受ける受座;上記主軸に設けられたピ
ストン状の該受座;上記本体に形成された、該ピ
ストン状の受座を収容した、Oリングを有するシ
リンダ状の摺動部;前記本体に、かつ前記主軸の
弁体と受座間に連通させて設けられた水の供給通
路から成ることを特徴とする放水ノズルである。
の本体;該本体内に移動自在に設けられた、弁体
を有する主軸;該主軸と本体間に設けられた、前
記弁体を弁座に圧接させるばね;前記主軸をばね
に抗して移動させる移動装置;前記主軸に、前記
弁体より上流に、弁体と間隔を隔てて設けられ
た、水圧を受ける受座;上記主軸に設けられたピ
ストン状の該受座;上記本体に形成された、該ピ
ストン状の受座を収容した、Oリングを有するシ
リンダ状の摺動部;前記本体に、かつ前記主軸の
弁体と受座間に連通させて設けられた水の供給通
路から成ることを特徴とする放水ノズルである。
作 用
前記供給通路から加圧水を供給し、次に移動装
置を作動させ、前記ばねに逆らつて主軸を移動さ
せ、弁体を弁座から離脱させる。この場合供給さ
れる水の水圧は弁体にかかると共に、前記受座に
もかかり、このため主軸を弁体方向に加圧すると
共に、弁体と反対方向にも加圧することになり、
受座が受ける水圧の分だけ、弁体の受ける水圧か
ら減少されることになる。従つて弁体を弁座から
離脱させる力は前記従来のものよりも大巾に少な
くなり、容易に離脱させられるのである。従つて
又主軸の微少量の移動も容易となる。
置を作動させ、前記ばねに逆らつて主軸を移動さ
せ、弁体を弁座から離脱させる。この場合供給さ
れる水の水圧は弁体にかかると共に、前記受座に
もかかり、このため主軸を弁体方向に加圧すると
共に、弁体と反対方向にも加圧することになり、
受座が受ける水圧の分だけ、弁体の受ける水圧か
ら減少されることになる。従つて弁体を弁座から
離脱させる力は前記従来のものよりも大巾に少な
くなり、容易に離脱させられるのである。従つて
又主軸の微少量の移動も容易となる。
実施例
第1図において、1は管状の本体であり、その
内部に弁座2を有している。3は主軸であり、弁
体4を有している。5はばねで主軸3の掛止部6
と本体1間に設けられ、主軸3を、矢印A3方向
に付勢し、それによつて弁体4を弁座2に圧接し
ている。7は主軸3の移動装置であり、一例とし
て本体1に軸着8した引き金9と、この引き金に
係止して、主軸3を反矢印A3方向に移動させる
係止部10(第2図)とから成つている。次に1
1は主軸3に、かつ弁体4の下流に、弁体4と間
隔を隔てて設けられた受座であり、本体1内側の
水の水圧を受けるようになつている。なお、本体
1の図示しない先端部には放水部が形成され、棒
状放水又は噴霧放水が行われるようになつてい
る。そして、棒状、噴霧両放水の別は、主軸3の
移動の量により変化するようになつている。これ
らはすでに公知のため図示を省略する。12は加
圧された水の供給通路である。なお前記受座11
の、受圧面積は筒状の受座11の端面13の面積
であつて、一例として弁体4の横断面の断面積よ
り小さく形成されている。
内部に弁座2を有している。3は主軸であり、弁
体4を有している。5はばねで主軸3の掛止部6
と本体1間に設けられ、主軸3を、矢印A3方向
に付勢し、それによつて弁体4を弁座2に圧接し
ている。7は主軸3の移動装置であり、一例とし
て本体1に軸着8した引き金9と、この引き金に
係止して、主軸3を反矢印A3方向に移動させる
係止部10(第2図)とから成つている。次に1
1は主軸3に、かつ弁体4の下流に、弁体4と間
隔を隔てて設けられた受座であり、本体1内側の
水の水圧を受けるようになつている。なお、本体
1の図示しない先端部には放水部が形成され、棒
状放水又は噴霧放水が行われるようになつてい
る。そして、棒状、噴霧両放水の別は、主軸3の
移動の量により変化するようになつている。これ
らはすでに公知のため図示を省略する。12は加
圧された水の供給通路である。なお前記受座11
の、受圧面積は筒状の受座11の端面13の面積
であつて、一例として弁体4の横断面の断面積よ
り小さく形成されている。
なお第1図において14はラチエツト、15は
ラチエツト爪、16はスプリング、17はOリン
グ、18は接手を示す。
ラチエツト爪、16はスプリング、17はOリン
グ、18は接手を示す。
考案の効果
この考案は前記のように構成され、主軸には弁
体とピストン状の受座が間隔を隔てて設けられ、
弁体はばねにより弁座に圧接させられ、本体に、
かつ前記弁体と受座間に、水の供給通路が連通さ
せて設けられたことにより、同通路からもたらさ
れる加圧された水の圧力は、弁体にかかると共に
前記受座にもかかるため、受座にかかる圧力は、
弁体にかかる水圧をそれだけ少なくするから、前
記従来のものよりも少ない力で弁体を弁座から離
脱させることができる。従つて前記従来のものよ
りも容易に操作することができる。その具体的な
一例を述べれば、従来毎分2.6頓を放水し、5
Kg/cm2の圧力のポンプによるものは、手動ではバ
ルブの開閉が殆どできないものであつたが、この
考案によれば容易に操作できる。それは15Kg/cm2
の圧力のポンプによるものであつても操作できる
程である。このため又主軸を移動させる場合微量
の移動をスムーズに行うことができ、従つて主軸
を強く移動し過ぎて、作業中の消防隊員を、誤つ
て水柱で直撃する事故をなくすこともできる。
体とピストン状の受座が間隔を隔てて設けられ、
弁体はばねにより弁座に圧接させられ、本体に、
かつ前記弁体と受座間に、水の供給通路が連通さ
せて設けられたことにより、同通路からもたらさ
れる加圧された水の圧力は、弁体にかかると共に
前記受座にもかかるため、受座にかかる圧力は、
弁体にかかる水圧をそれだけ少なくするから、前
記従来のものよりも少ない力で弁体を弁座から離
脱させることができる。従つて前記従来のものよ
りも容易に操作することができる。その具体的な
一例を述べれば、従来毎分2.6頓を放水し、5
Kg/cm2の圧力のポンプによるものは、手動ではバ
ルブの開閉が殆どできないものであつたが、この
考案によれば容易に操作できる。それは15Kg/cm2
の圧力のポンプによるものであつても操作できる
程である。このため又主軸を移動させる場合微量
の移動をスムーズに行うことができ、従つて主軸
を強く移動し過ぎて、作業中の消防隊員を、誤つ
て水柱で直撃する事故をなくすこともできる。
第1図及び第2図はこの考案の実施例を示し、
第1図は放水ノズルの要部の縦断面、第2図は放
水ノズルの作動の説明図、第3図は従来の放水ノ
ズルの縦断面図である。 1……本体、2……弁座、3……主軸、4……
弁体、5……ばね、7……移動装置、8……受
座。
第1図は放水ノズルの要部の縦断面、第2図は放
水ノズルの作動の説明図、第3図は従来の放水ノ
ズルの縦断面図である。 1……本体、2……弁座、3……主軸、4……
弁体、5……ばね、7……移動装置、8……受
座。
Claims (1)
- 弁座を有する管状の本体;該本体内に移動自在
に設けられた、弁体を有する主軸;該主軸と本体
間に設けられた、前記弁体を弁座に圧接させるば
ね;前記主軸をばねに抗して移動させる移動装
置;前記主軸に、前記弁体より上流に、弁体と間
隔を隔てて設けられた、水圧を受ける受座;上記
主軸に設けられたピストン状の該受座;上記本体
に形成された、該ピストン状の受座を収容した、
Oリングを有するシリンダ状の摺動部;前記本体
に、かつ前記主軸の弁体と受座間に連通させて設
けられた水の供給通路から成ることを特徴とする
放水ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986187089U JPH0440750Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986187089U JPH0440750Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176563U JPS63176563U (ja) | 1988-11-16 |
JPH0440750Y2 true JPH0440750Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31137243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986187089U Expired JPH0440750Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440750Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136043A (ja) * | 2011-05-12 | 2013-07-11 | Yamaho Kogyo Kk | レバー式液体噴射装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9919171B2 (en) | 2007-07-12 | 2018-03-20 | Watershield Llc | Fluid control device and method for projecting a fluid |
US8584768B2 (en) * | 2008-02-15 | 2013-11-19 | Elkhart Brass Manufacturing Company, Inc. | Nozzle assembly |
JP5607328B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-10-15 | 株式会社タカギ | 散水ノズル |
TWI572413B (zh) * | 2011-05-12 | 2017-03-01 | 山保工業股份有限公司 | 桿式液體噴射裝置 |
EP3919182A1 (en) * | 2020-06-06 | 2021-12-08 | Yuan Mei Corp. | Water spray gun |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111557U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-15 |
-
1986
- 1986-12-04 JP JP1986187089U patent/JPH0440750Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136043A (ja) * | 2011-05-12 | 2013-07-11 | Yamaho Kogyo Kk | レバー式液体噴射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176563U (ja) | 1988-11-16 |
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