JPH0440639Y2 - - Google Patents

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JPH0440639Y2
JPH0440639Y2 JP1986129118U JP12911886U JPH0440639Y2 JP H0440639 Y2 JPH0440639 Y2 JP H0440639Y2 JP 1986129118 U JP1986129118 U JP 1986129118U JP 12911886 U JP12911886 U JP 12911886U JP H0440639 Y2 JPH0440639 Y2 JP H0440639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はレストランなどで利用するスプーン、
ナイフ、フオーク等のシルバーウエアの洗浄後の
脱水を行なう脱水機に関し、特に、脱水槽の上面
開口を開閉する扉に連動するドアスイツチの機械
的或るいは接点溶着等の故障時の安全回路に関す
るものである。
(ロ) 従来の技術 実公昭58−18570号公報には、加熱室の開口部
を開閉する扉の開閉動作に連動して高周波発振装
置の電源回路を遮断する安全スイツチと、該安全
スイツチと共働して該スイツチが故障した際に高
周波発振装置を動作不可能にするモニタースイツ
チを設け、安全スイツチが接点溶着等の故障を起
こしたときにモニタースイツチを介してヒユーズ
に大きな電流を流し、回路を遮断するようにした
安全装置が開示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 斯かる従来技術の安全装置は、安全スイツチの
故障により、安全スイツチとヒユーズの二部品を
交換する煩わしさがあり、また、モニタースイツ
チが故障した場合も同様にヒユーズが溶断される
ため、故障の原因が安全スイツチにあるのかモニ
タースイツチにあるのか速座に判断することがで
きず、もしモニタースイツチが故障したのであれ
ば安全的に問題ないにも係わらず回路を遮断する
不合理があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上面に開閉扉を有する脱水槽内に、
シルバーウエアを収納する容器を設置し、この容
器を電動装置にて高速回転することにより、シル
バーウエアの脱水を行なう脱水機において、常閉
のタイマー接点と安全リレーとの直列回路と、安
全リレーの自己保持接点と扉が開いているとき位
置するドアスイツチの開接点との並列回路とを直
列接続し、扉が閉まつているとき位置するドアス
イツチの閉接点、安全リレーの常開接点、自動復
帰型運転スイツチ及び通電から一定時間経過して
タイマー接点を開路するタイマとを直列接続し、
該タイマとモータ制御リレーとを並列接続し、該
制御リレーの自己保持接点と運転スイツチとを並
列接続し、制御リレーの常開接点と前記電動装置
の脱水モータとを直列接続することにより、上記
従来技術の問題点を解決した脱水機の安全回路で
ある。
(ホ) 作用 本考案は、ドアスイツチが故障し、扉4を開
いてもドアスイツチが閉接点8Aから開接点8
Bに切換わらない場合、扉4を閉めても安全リレ
ー21が励磁されずその常開接点21Aは閉路し
ないため、運転スイツチ22が押されても脱水モ
ータ10に通電されない。
(ヘ) 実施例 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、脱水機の構造を第2図に基づき説明す
ると、1は上面を開口する脱水槽2を内装する脱
水機本体で、脱水槽2の上面開口は本体1に一端
を回動自在に軸支部3で支持した開閉扉4にて開
閉される。この扉4は他端側にロツクレバー5と
掛具6を備え、ロツクレバー5を下げることによ
り、掛具6が本体1から突設する係合バー7に引
掛かつて扉4を閉塞状態にロツクする。は扉4
の開閉動作に連動して接点を切換えられるドアス
イツチ、9は脱水モータ10を含む電動装置11
から上方に延びた回転軸12に連結され脱水槽2
内にて1600rpm程度で高速回転する容器収納体
で、後述する食器収納容器13を収納する大きさ
を有し、容器13と略相似の収納空間を形成して
いる。この容器収納体9は周囲壁に多数の脱水用
孔14を穿設した上面開口の容器状であり、収納
容器13と略相似形である。食器収納容器13は
所定長さのナイフ、フオーク及びスプーン等の所
謂シルバーウエア15を長手方向に沿つて横にし
て収納するもので、その上面開口はロツク装置1
6を有する蓋17によつて開閉され、周囲壁及び
蓋17には多数の脱水用小孔18が穿設されてい
る。
以下に、本考案の脱水機の安全回路を第1図に
基づいて説明する。19は電源スイツチ、20は
非常停止スイツチ、は前記ドアスイツチで、扉
4が閉まつているとき位置する閉接点8A及び扉
4が開いているとき位置する開接点8Bを有して
いる。21はドアスイツチの開接点8Bを介し
て励磁される安全リレーで、閉接点8Aと直列に
接続した常開接点21A及び開接点8Bと並列に
接続した自己保持接点21Bを有している。22
は自動復帰型の運転スイツチ、23はタイマで、
通電から一定時間を経過したとき開路する常閉の
タイマー接点23Aを安全リレー21と直列に接
続している。24はタイマ23と並列に接続した
モータ制御リレーで、脱水モータ10と直列に接
続した常開接点24A及び運転スイツチ22と並
列に接続した自己保持接点24Bを有している。
次に、以上の構成に基づいて本考案の動作を説
明する。電源スイツチ19を投入し、扉4を開け
た状態ではドアスイツチは開接点8Bに位置し
ているため、安全リレー21が励磁して常開接点
21A及び自己保持接点21Bが閉路する。この
状態で熱湯洗浄したシルバーウエア15を容器1
3内に入れて蓋17を閉じ、ロツク装置16にて
ロツクし、これを容器収納体9内へセツトした後
に開閉扉4を閉め、ロツクレバー5を下方に回動
して掛具6を係合バー7に引掛けて扉4をロツク
する。
これによつて、ドアスイツチは閉接点8Bか
ら開接点8Aに切換わる。この状態において運転
スイツチ22が押されるとタイマ23及びモータ
制御リレー24に通電され、常開接点24A及び
自己保持接点24Bが閉路するため、制御リレー
24は運転スイツチ22が復帰しても自己保持接
点24Bを介して自己保持され、脱水モータ10
は常開接点24Aを介して通電される。この脱水
モータ10の始動により容器収納体9は回転し、
容器13内のシルバーウエア15の脱水が行なわ
れる。而して、タイマ23の始動から一定時間を
経過すると、タイマー接点23Aが開路して安全
リレー21の自己保持が解除され、常開接点21
A及び自己保持接点21Bが開路し、これによ
り、更に制御リレー24の自己保持も解除され、
常開接点24A及び自己保持接点24Bが開路す
る。従つて、脱水モータ10への通電が断たれて
脱水動作を終了する。また、タイマ23への通電
も断たれてタイマー接点23Aは閉路状態に復帰
する。
脱水動作を終了して扉4を開けると、ドアスイ
ツチが生常であれば閉接点8Aから開接点8B
に切換わり、安全リレー21が励磁して常開接点
21A及び自己保持接点21Bが閉路する。そし
て、容器13から脱水を終了したシルバーウエア
15を取出し、再び洗浄を終了したシルバーウエ
ア15を入れて上述の如き扉4をロツクし、運転
スイツチ22を押すと脱水動作を開始する。
ところで、ドアスイツチが接点溶着等の故障
を起こすと、扉4を開けてもドアスイツチは開
接点8Bに切換わらず閉接点8Aに位置したまま
であるため、安全リレー21は励磁されずその常
開接点21Aは閉路しない。従つて、扉4を閉め
て運転スイツチ22を押してもモータ制御リレー
24は励磁されず脱水モータ10に通電されるこ
とはない。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に、ドアスイツチと安全リレ
ーの組合せによつて安全回路を極めて簡単に構成
することができ、ドアスイツチが接点溶着等の故
障を起こした場合に、安全リレーによつて脱水モ
ータの通電回路を確実に遮断することができるた
め、安全性にも優れるものである。
また、運転スイツチを押したとき、脱水モータ
が回転しないことでドアスイツチの故障を速やか
に確認することができ、従来の如き複数部品の交
換に比較して交換作業を簡単に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の脱水機の安全回路図、第2図
は本考案の脱水機の縦断面図である。 2……脱水槽、……ドアスイツチ、8A……
閉接点、8B……開接点、10……脱水モータ、
13……容器、21……安全リレー、21A……
常開接点、21B……自己保持接点、22……運
転スイツチ、23……タイマ、23A……タイマ
ー接点、24……モータ制御リレー、24A……
常開接点、24B……自己保持接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に開閉扉を有する脱水槽内に、スプーン及
    びフオーク等のシルバーウエアを収納する容器を
    設置し、該容器を電動装置にて高速回転すること
    によりシルバーウエアの脱水を行なう脱水機にお
    いて、常閉のタイマー接点と安全リレーとの直列
    回路と、安全リレーの自己保持接点と前記扉に連
    動し扉が開いているとき位置するドアスイツチの
    開接点との並列回路とを直列接続し、扉が閉まつ
    ているとき位置するドアスイツチの閉接点、安全
    リレーの常開接点、自動復帰型運転スイツチ及び
    通電から一定時間経過して前記タイマー接点を開
    路するタイマとを直列接続し、該タイマとモータ
    制御リレーとを並列接続し、該制御リレーの自己
    保持接点と前記運転スイツチとを並列接続し、前
    記制御リレーの常開接点と前記電動装置の脱水モ
    ータとを直列接続したことを特徴とする脱水機の
    安全回路。
JP1986129118U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0440639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986129118U JPH0440639Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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JP1986129118U JPH0440639Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS6336488U JPS6336488U (ja) 1988-03-09
JPH0440639Y2 true JPH0440639Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=31025406

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JP1986129118U Expired JPH0440639Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5085158A (ja) * 1973-11-29 1975-07-09
JPS57151000A (en) * 1981-03-14 1982-09-17 Tokyo Shibaura Electric Co Dehydrator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5085158A (ja) * 1973-11-29 1975-07-09
JPS57151000A (en) * 1981-03-14 1982-09-17 Tokyo Shibaura Electric Co Dehydrator

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JPS6336488U (ja) 1988-03-09

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