JPH0440146A - 音声会議装置 - Google Patents

音声会議装置

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JPH0440146A
JPH0440146A JP14630490A JP14630490A JPH0440146A JP H0440146 A JPH0440146 A JP H0440146A JP 14630490 A JP14630490 A JP 14630490A JP 14630490 A JP14630490 A JP 14630490A JP H0440146 A JPH0440146 A JP H0440146A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 音声会議装置に関し、 同時発言時の各発言者の判別を容易にした音声会議装置
を提供することを目的とし、 3以上の会議参加者からの音声信号および各会議参加者
への音声信号を左音声信号と右音声信号とによって送受
する音声会議装置において、会議参加者からの左音声信
号と右音声信号とを加算する各会議参加者ごとの加算手
段と、加算された音声信号をそれぞれ任意の比率によっ
て第1の音声信号と第2の音声信号とに分割する各会議
参加者ごとの比率分割手段と、各会議参加者からの該第
1の音声信号を混合し自己の音声信号を除去して各会議
参加者ごとの音声信号を得る第1の音声演算回路と、各
会議参加者からの該第2の音声信号を混合し自己の音声
信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を得る第2
の音声演算回路と、各会議参加者ごとの該第1の演算結
果の音声信号と第2の演算結果の音声信号とによって左
および右の音声を再生する各会議参加者ごとの音声再生
手段とを備えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は音声会議装置に係り、特に発言者の特定を容易
にしたステレオ式音声会議装置に関するものである。
音声会議装置は、離れた場所にいる3Å以上の人が電話
回線を介して音声を送受することによって会議を行うも
のであり、広く用いられようとしているものである。
このような音声会議装置においては、多数の会議参加者
が同時に発言した場合でも、発言者の特定が容易にでき
るものであることが要望される。
〔従来の技術〕
音声会議装置においては、会議参加者の音声を加算演算
して分配することによって、離れた場所にいる3Å以上
の会議参加者が会議形式で通話を行うことができる。
従来の音声会議装置においては、各会議参加者に割り当
てられる音声チャネルは1チヤネルであって、すべての
会議参加者の音声は、この音声チャネルを介して各参加
者に分配され伝達されるようになっている。
第4図は従来の音声会議装置の構成を示したものである
音声会議装置11は、加算器12と減算器13゜14.
15とを有している。複数の会議参加者A。
B、Cからの音声A、音声B、音声Cは、それぞれ1チ
ヤネルの音声チャネル101,102.103によって
音声会議装置!11に到達する。音声会議装置11では
、加算器12によって各チャネル101,102,10
3の音声を加算して加算出力Sを作成する。そして、音
声A、音声B、音声Cに対応して設けられた減算器13
,14.15において、それぞれ(S−A)、(S−B
)。
(S−C)の演算を行うことによって、自己の音声を除
去した音声B+C,音声A+C,音声A十Bを作成して
、それぞれチャネル201,202゜203を介して会
議参加者A、B、Cに送り返す。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の音声会議装置において、各会議参加者に割り当て
られる音声チャネルはlチャネルであった。
そのため、会議参加者が多数になった場合、大勢の会議
参加者が同時に発言すると、音声がすべて一つのチャネ
ルから聞こえてくるため、発言者が誰であるかを特定す
ることが困難になるという問題があった。
例えば第4図の場合は、会議参加者Aに対しては、会議
参加者B、Cの音声が同一のチャネル201を介して送
られるため、会議参加者B、Cの音声が一つの受話器や
スピーカーから聞こえるので、複数の会議参加者が同時
に発言した場合には、誰の発言かを判別するのが容易で
ない。
本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、発言者の音声にそれぞれ方向性を与える
ことによって、発言者の判別を容易にした音声会議装置
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1図(a)にその原理的構成を示すように、
3以上の会議参加者からの音声信号および各会議参加者
への音声信号を、左音声信号と右音声信号とによって送
受する音声会議装置において、各会議参加者ごとの加算
手段1によって、会議参加者からの左音声信号と右音声
信号とを加算し、各会議参加者ごとの比率分割手段2に
よって加算された音声信号をそれぞれ任意の比率によっ
て第1の音声信号と第2の音声信号とに分割し、第1の
音声演算回路3によって各会議参加者からの第1の音声
信号を混合し自己の音声信号を除去して各会議参加者ご
との音声信号を得る演算を行い、第2の音声演算回路4
によって各会議参加者からの第2の音声信号を混合し自
己の音声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を
得る演算を行い、各会議参加者ごとの音声再生手段5に
よって各会議参加者ごとの第1の演算結果の音声信号と
第2の演算結果の音声信号とによって左および右の音声
を再生するようにしたものである。
また本発明は第1図(ハ)にその原理的構成を示すよう
に、会議参加者からの音声信号および各会議参加者への
音声信号を、左音声信号と右音声信号とを加算した和信
号と、左音声信号から右音声信号を減算した差信号とに
よって送受する音声会議装置において、比率分割手段2
によって会議参加者からの和信号をそれぞれ任意の比率
によって第1の音声信号と第2の音声信号とに分割し、
第1の音声演算回路3によって各会議参加者からの第1
の音声信号を混合し自己の音声信号を除去して各会議参
加者ごとの音声信号を得る演算を行い、第2の音声演算
回路4によって各会議参加者からの第2の音声信号を混
合し自己の音声信号を除去して各会議参加者ごとの音声
信号を得る演算を行い、加算・減算手段6によって各会
議参加者ごとの第1の演算結果の音声信号と第2の演算
結果の音声信号とを加算および減算して和信号および差
信号を得る。そして各会議参加者ごとの音声再生手段7
によってこの和信号と差信号とから左および右の音声を
再生するようにしたものである。
さらに本発明は第1図b)に示す原理的構成において、
各会議参加者からの音声信号および各会議参加者への音
声信号を左音声信号と右音声信号とを加算した和信号と
、右音声信号から左音声信号を減算した差信号とによっ
て送受するものである。
〔作用〕
請求項第1項の発明では、各会議参加者からの左音声信
号と右音声信号とを加算した音声信号をそれぞれ任意の
比率によって第1の音声信号と第2の音声信号とに分割
する。そして各会議参加者からの第1の音声信号を混合
し自己の音声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信
号を得る演算と、各会議参加者からの第2の音声信号を
混合し自己の音声信号を除去して各会議参加者ごとの音
声信号を得る演算とを行い、各会議参加者ごとの第1の
演算結果の音声信号と第2の演算結果の音声信号とによ
って左および右の音声を再生する。
従って本発明によれば、3以上の会議参加者からの音声
信号および各会議参加者への音声信号を、左音声信号と
右音声信号とによって送受する音声会議装置において、
発言者の音声にそれぞれ方向性を与えることができ、同
時発言時における発言者の判別が容易になる。
請求項第2項の発明では、各会議参加者からの左音声信
号と右音声信号との和信号をそれぞれ任意の比率によっ
て第1の音声信号と第2の音声信号とに分割する。そし
て各会議参加者からの第1の音声信号を混合し自己の音
声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を得る演
算と、各会議参加者からの第2の音声信号を混合し自己
の音声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を得
る演算とを行い、各会議参加者ごとの第1の演算結果の
音声信号と第2の演算結果の音声信号とを加算および減
算して和信号および差信号を得る。
そして各会議参加者ごとにこの和信号と差信号とから左
および右の音声を再生する。
従って本発明によれば、3以上の会議参加者からの音声
信号および各会議参加者への音声信号を、左音声信号と
右音声信号とを加算した和信号と、左音声信号から右音
声信号を減算した差信号とによって送受する音声会議装
置において、発言者の音声にそれぞれ方向性を与えるこ
とができ、同時発言時における発言者の判別が容易にな
る。
さらに請求項第2項の発明において、3以上の会議参加
者からの音声信号および各会議参加者への音声信号を左
音声信号と右音声信号とを加算した和信号と、右音声信
号から左音声信号を減算した差信号とによって送受する
ようにしてもよい。
〔実施例〕
本発明においては、音声会議装置において演算処理を行
う際に、各会議参加者に割り当てられる音声チャネルを
2チヤネルとしてステレオ方式にし、各会議参加者ごと
に左音声と右音声の配分比率を変えて加算分配すること
によって、会議音声を聞いている会議参加者に発言者が
誰であるか、判別しやすくする。
従来の音声会議においては、端末は通常アナログ電話端
末等のように、1チヤネルのモノラル音声だけの送受を
行うことができるものであったため、音声会議装置にお
いても、各会議参加者に割り当てられる音声チャネルは
1チヤネルであり、モノラル音声の加算演算および分配
を行うことしかできなかった。
しかしながら、近年実用化されたl5DN端末等の場合
では、1台の端末において2チヤネルを音声の送受用に
使用することが可能になった。このため、2つの音声チ
ャネルを用い、左音声信号用と右音声信号用にそれぞれ
1チヤネルを割り当てたステレオ方式の音声の送受を行
ったり、あるいは、左音声と右音声の和信号用と、左音
声と右音声の差信号用とにそれぞれ1チヤネルを割り当
てたステレオ方式の音声の送受を行うことができる。
そして音声会議装置において、このようなステレオ方式
の音声を加算演算し、分配することによって、発言した
音声会議参加者が誰であるかを、判断しやすくすること
が可能である。
例えば、A、B、Cの3人が会議を行っている場合、会
議参加者Aに対して、会議参加者Bの音声を左音声信号
として、会議参加者Cの音声を右音声信号として分配し
た場合は、左からの音声が聞こえた場合は発言者はBで
あり、右からの音声が聞こえた場合は発言者はCである
と容易に判断することができる。
また、音声会議参加者が4人のときは、例えばA、B、
C,Dの4人が会議を行っているときに、会議参加者A
に対して、会議参加者Bの音声を左音声信号とし、会議
参加者Cの音声を左音声信号と右音声信号とに等分し、
会議参加者りの音声を右音声信号として分配した場合に
は、会議参加者Aは、左の音声は会議参加者B、中央の
音声は会議参加者C1右の音声は会議参加者りとすぐ判
断することができる。
音声参加者が5Å以上の場合も同様に、各会議参加者の
音声を加算演算して配分する際に、それぞれの会議参加
者の音声の左音声信号と右音声信号の比率を変えること
によって、左側、左斜め前。
中央、右斜め前、右等のように、会議参加者に対して発
言者の音声に方向性を付与することができるので、同様
に発言者が誰であるかを容易に判断することができる。
第2図は本発明の一実施例を示したものであって、会議
参加者がA、B、Cの3名であり、各会議参加者からの
音声および各会議参加者への演算された音声を左、右の
各1チヤネルからなる2チヤネルで送受する場合を例示
している。
図中、ステレオ方式音声会議装置100は、加算回路3
01,302,303と重み付は用の乗算回路311,
321,312,322,313゜323、および左チ
ヤネル音声演算回路310゜右チヤネル音声演算回路3
20とからなっている。
また左チヤネル音声演算回路310は、加算回路21と
減算回路22,23.24を有し、右チヤネル音声演算
回路320は、加算回路31と減算回路32,33.3
4を有している。
第2図において、会議参加者Aの音声は左と右に等分し
て入力されるものとし、左音声はチャネル101.右音
声はチャネル111よりステレオ方式音声会議装置10
0へ入力される。
チャネル101,111を経て音声会議装置100に入
力された会議参加者Aの左右の音声信号は、加算器30
1によって加算されて、音声A信号を生じる。音声A信
号は乗算器311,321によって左音声用および右音
声用としてそれぞれ比率0.5を与えられたのち、左チ
ャネル、右チャネルのそれぞれの音声演算回路310.
320に入力される。
同様に、会議参加者Bの左右の音声信号は、加算器30
2によって加算されて、音声B信号を生じる。音声B信
号は乗算器312,322によって左音声用および右音
声用としてそれぞれ比率1とOを与えられたのち、左チ
ャネル、右チャネルのそれぞれの音声演算回路310,
320に入力される。
また、会議参加者Cの左右の音声信号は、加算器303
によって加算されて、音声C信号を生じる。音声C信号
は乗算器313,323によって左音声用および右音声
用としてそれぞれ比率Oと1を与えられたのち、左チャ
ネル、右チャネルのそれぞれの音声演算回路310,3
20に入力される。
左チヤネル音声増幅器310と右チヤネル音声増幅器3
20は、第4図に示された従来例の場合と同様に、加算
回路21.31で各会議参加者からの音声を加算処理し
たのち、減算器22,23゜24および32,33.3
4でそれぞれ自己の音声を減算処理して、各会議参加者
へ分配するので、会議参加者Aに対しては、左チャネル
201に(Bxl)+ (CxO)の音声信号が1.右
チャネル301に(BxO)+ (Cxl)の音声信号
が送出される。
各会議参加者の席には、左側の音声再生装置と右側の音
声再生装置とがそれぞれ設けられていて、左側の音声再
生装置から左チャネルの音声信号を再生し、右側の音声
再生装置から右チャネルの音声信号を再生するようにな
っている。
従って、会議参加者Aは、左がら会議参加者Bの音声を
聞き、右から会議参加者Cの音声を聞くことができ、従
って発言者を判断するのが容易である。
同様に、会議参加者Bに対しては、左チャネル202に
(Axo、5)+ (CxO) の音声信号が、右チャ
ネル302に(Axe、5)+ (Cx1)の音声信号
が送出されるので、会議参加者Bは中央から会議参加者
Aの音声を聞き、右から会議参加者Cの音声を聞(こと
ができ、従って発言者を判断するのが容易である。
また同様に、会議参加者Cに対しては、左チャネル20
3に(Axo、5)+ (Bxl)の音声信号が、右チ
ャネル303に(AXo、5)+(BXO)の音声信号
が送出されるので、会議参加者Cは中央から会議参加者
Aの音声を聞き、左から会議参加者Bの音声を聞くこと
ができ、従って発言者を判断するのが容易である。
会議参加者が4名以上の場合においても、乗算回路31
1,312,313,321,322.323と同様の
乗算器を各会議参加者に割り当て各会議参加者の左、右
の音声比率を変えることにより、容易に同様に実施する
ことができる。
また、会議参加者の数に応じて外部の制御装置等から、
左、右の音声の比率を任意に設定することも容易である
さらに本実施例における加算器1乗算器、に算器等の演
算回路は、アナログ回路で構成されていても、ディジタ
ル回路から構成されていてもよいことはいうまでもない
第3図は、本発明の他の実施例を示したものであって、
ステレオ方式の音声端末に通用した場合を例示しており
、第2図におけると同じものを同じ番号で示し、200
はステレオ方式音声会議装置、211,212.213
は加算回路、221゜222,223は減算回路である
第3図の実施例では、各会議参加者から送出する音声信
号が、(左+右)の音声信号と(左−右)の音声信号と
からなり、各会議参加者に対する受信信号を再生する装
置が(左+右)の音声信号と(左−右)の音声信号とに
対応して、左音声と右音声とを再生するステレオ方式音
声端末の場合が示されている。
この場合、ステレオ方式音声会議装置200の出力部に
は、音声加算回路211.212.213および音声減
算回路221,222,223が必要になり、また第3
図には示されていないが、各会議参加者A、B、Cの出
力側の端末に、(左+右)の音声信号と(左−右)の音
声信号とをそれぞれ加算および減算するとともに適当な
重み付けを行う加算回路と減算回路とを必要とするが、
ステレオ方式の音声端末に対しては、入力側において(
左+右)の音声信号のみを使用し、第3図に示されたよ
うなステレオ方式音声会議装置を接続することによって
、出力側において左音声と右音声とに分離して方向性を
付与して再生できるので、ステレオ方式の音声端末であ
っても、会議に参加することができる。
第3図においては、会議参加者Aの(左+右)の音声信
号は、チャネル501から乗算器311゜321に入力
されることによって左音声用および右音声用としてそれ
ぞれ比率0.5を与えられたのち、左チャネルと右チャ
ネルのそれぞれの音声演算回路310.320に入力さ
れる。
同様に、会議参加者Bの(左+右)の音声信号は、チャ
ネル502から乗算器312.322に入力されること
によって左音声用および右音声用としてそれぞれ比率1
と0を与えられたのち、左チャネルと右チャネルのそれ
ぞれの音声演算回路310.320に入力される。
また、会議参加者Cの(左十右)の音声信号は、チャネ
ル503から乗算器313,323に入力されることに
よって左音声用および右音声用としてそれぞれ比率Oと
1を与えられたのち、左チャネルと右チャネルのそれぞ
れの音声演算回路310.320に入力される。
左チヤネル音声増幅器310と右チヤネル音声増幅器3
20は、第4図に示された従来例の場合と同様に、加算
回路21.31で灸会議参加者からの音声を加算処理し
たのち、減算器22.23゜24および32,33.3
4でそれぞれ自己の音声を減算処理して、各会議参加者
へ分配するので、会議参加者Aに対しては、チャネル2
01に(Bxl)+ (cXo)の音声信号が1.チャ
ネル301に(BxO)+ (CXI)(7)音声信号
が送出される。
同様に、会議参加者Bに対しては、チャネル202に(
Axo、5)+ (CxO)の音声信号が、チャネル3
02に(AXo、5)+ (CXI)の音声信号が送出
される。
さらに、会議参加者Cに対しては、チャネル203に(
Axo、5)+ (Bxl)の音声信号が、チャネル3
03に(Axo、5)+ (BxO)の音声信号が送出
される。
加算回路211はチャネル201の音声信号とチャネル
301の音声信号とを加算し、減算回路221はチャネ
ル201の音声信号とチャネル301の音声信号とを減
算することによって、チャネル401に(B+C)の音
声信号を(左+右)音声信号として出力し、チャネル4
02に(B−C)の音声信号を(左−右)音声信号とし
て出力する。
同様に、加算回路212はチャネル202の音声信号と
チャネル302の音声信号とを加算し、減算回路222
はチャネル202の音声信号とチャネル302の音声信
号とを減算することによって、チャネル402に(A+
C)の音声信号を(左+右)音声信号として出力し、チ
ャネル412に(−C)の音声信号を(左−右)音声信
号として出力する。
さらに、加算回路213はチャネル203の音声信号と
チャネル303の音声信号とを加算し、減算回路223
はチャネル203の音声信号とチャネル303の音声信
号とを減算することによって、チャネル403に(A+
B)の音声信号を(左+右)音声信号として出力し、チ
ャネル413に(B)の音声信号を(左−右)音声信号
として出力する。
会議参加者Aの端末においては、(左十右)の音声信号
(B+C)と(左−右)の音声信号(B−C)とを加算
および減算し1/2に重み付けすることによって、左音
声としてBを再生し、右音声としてCを再生する。従っ
て会議参加者Aは左の音声再生装置から会議参加者Bの
音声を聞き、右の音声再生装置から会議参加者Cの音声
を聞くことができるので、発言者を判断するのが容易で
ある。
同様に、会議参加者Bの端末においては、(左十右)の
音声信号(A+C)と(左−右)の音声信号(−〇)と
を加算および減算し1/2に重み付けすることによって
、左音声としてAXo、5を再生し、右音声としてAX
o、5+Cを再生する。従って会議参加者Bは中央の音
声再生装置から会議参加者Aの音声を聞き、右の音声再
生装置から会議参加者Cの音声を聞くことができるので
、発言者を判断するのが容易である。
さらに、会議参加者Cの端末においては、(左+右)の
音声信号(A+B)と(左−右)の音声信号(B)とを
加算および減算し1/2に重み付けすることによって、
左音声としてAXo、5+Bを再生し、右音声としてA
Xo、5を再生する。
従って会議参加者Cは左の音声再生装置から会議参加者
Bの音声を聞き、中央の音声再生装置から会議参加者へ
の音声を聞くことができるので、発言者を判断するのが
容易である。
なお第3図の実施例において、会議参加者A。
B、Cからの一方の入力が(右−左)の音声信号であっ
ても同様の効果が得られることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、多数の会議参加者
による音声会議を行って、多数の会議参加者が同時に発
言した場合でも、各発言者の音声がそれぞれ異なる方向
から聞こえるので、各会議参加者は発言者が誰であるか
を容易に判別することができ、従って音声会議を円滑に
進行させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明の原理的構成を示す図
、第2図は本発明の一実施例を示す図、第3図は本発明
の他の実施例を示す図、第4図は従来の音声会議装置の
構成を示す図である。 1は加算手段、2は比率分割手段、3.4は音声演算回
路、5.7は音声再生手段、6は加算・減算手段である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3以上の会議参加者からの音声信号および各会議
    参加者への音声信号を、左音声信号と右音声信号とによ
    って送受する音声会議装置において、会議参加者からの
    左音声信号と右音声信号とを加算する各会議参加者ごと
    の加算手段(1)と、該加算された音声信号をそれぞれ
    任意の比率によって第1の音声信号と第2の音声信号と
    に分割する各会議参加者ごとの比率分割手段(2)と、
    各会議参加者からの該第1の音声信号を混合し自己の音
    声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を得る第
    1の音声演算回路(3)と、各会議参加者からの該第2
    の音声信号を混合し自己の音声信号を除去して各会議参
    加者ごとの音声信号を得る第2の音声演算回路(4)と
    、各会議参加者ごとの該第1の演算結果の音声信号と第
    2の演算結果の音声信号とによって左および右の音声を
    再生する各会議参加者ごとの音声再生手段(5)とを備
    えることを特徴とする音声会議装置。
  2. (2)3以上の会議参加者からの音声信号および各会議
    参加者への音声信号を、左音声信号と右音声信号とを加
    算した和信号と、左音声信号から右音声信号を減算した
    差信号とによって送受する音声会議装置において、 会議参加者からの該和信号をそれぞれ任意の比率によっ
    て第1の音声信号と第2の音声信号とに分割する各会議
    参加者ごとの比率分割手段(2)と、 各会議参加者からの該第1の音声信号を混合し自己の音
    声信号を除去して各会議参加者ごとの音声信号を得る第
    1の音声演算回路(3)と、各会議参加者からの該第2
    の音声信号を混合し自己の音声信号を除去して各会議参
    加者ごとの音声信号を得る第2の音声演算回路(4)と
    、各会議参加者ごとの該第1の演算結果の音声信号と第
    2の演算結果の音声信号とを加算および減算して和信号
    および差信号を得る各会議参加者ごとの加算・減算手段
    (6)と、 該和信号と差信号とによって左および右の音声を再生す
    る各会議参加者ごとの音声再生手段(7)とを備えるこ
    とを特徴とする音声会議装置。
  3. (3)請求項第2項記載の音声会議装置において、3以
    上の会議参加者からの音声信号および各会議参加者への
    音声信号を左音声信号と右音声信号とを加算した和信号
    と、右音声信号から左音声信号を減算した差信号とによ
    って送受することを特徴とする音声会議装置。
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