JPH044004Y2 - - Google Patents

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JPH044004Y2
JPH044004Y2 JP4292285U JP4292285U JPH044004Y2 JP H044004 Y2 JPH044004 Y2 JP H044004Y2 JP 4292285 U JP4292285 U JP 4292285U JP 4292285 U JP4292285 U JP 4292285U JP H044004 Y2 JPH044004 Y2 JP H044004Y2
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floor plate
pad
intermediate floor
sleeper
sleepers
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JP4292285U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、一般軌道用のPCまくらぎをその
まま利用した軌道伸縮継目に関する。
(従来技術) これまで軌道の耐用寿命の延長を図るため、一
般軌道部に木まくらぎに替わつてコンクリート製
のまくらぎ(PCまくらぎ)が使用されている。
ところが軌道伸縮継目においては、その多様性か
らレール締結装置の設計が難しく、一般には旧来
の木まくらぎが使用されている。つまりこの部分
をPCまくらぎ化する場合は、別に専用としての
設計が必要となる。
その一例として、実公昭56−15202の「PCマク
ラギ式軌道伸縮継目」(以下これを単に「先行技
術」という)が提案されている。しかしこの先行
技術では、前記の如く一般軌道用のPCまくらぎ
とは別構造のまくらぎを用意しなければならない
ばかりでなく、レール締結部品も専用の部品が要
求されるから、軌道伸縮継目のPCまくらぎ化の
ために、著しいコストアツプを強いられる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされた
もので、一般軌道部のPCまくらぎをそのまま伸
縮継目のそれとして使用し、且つレール締結部品
も大半が従来の伸縮継目の部品を利用して組立て
られるように工夫したPCまくらぎ式軌道伸縮継
目を提供しようとするものである。
[考案の構成] (実施例) 以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
は従来の一般軌道用PCまくらぎ1で、その左右
の略W型の凹部2,2に、第2図のエスライト製
のパツド3を敷設する。即ちこのパツド3は、同
図に示すように前記凹部2にマツチする側面略W
型を成すとともにその両端水平外方向に縁掛け部
3aを延設し、また左右中間部にボルト孔4,4
を穿設してある。そしてそのパツド3へ該パツド
3の全長と略同長の中間床板5の底部5cを嵌込
む。即ちこの中間床板5は、第3図に示すように
上面5aが水平面に、水平両端部5bを除く底部
5cが前記パツド3にマツチする略W型に形成さ
れ、また左右中間部にボルト孔6,6を、水平両
端部にも別の外側螺子孔7,7を穿設してある。
そしてそれらの中間部のボルト孔6,4から止
めボルト8を、前記PCまくらぎ1の凹部2にあ
らかじめ穿設されている螺溝2aに螺合して中間
床板5をPCまくらぎ1に固定する。
今この状態を、第4図に示す。即ち一般軌道用
PCまくらぎ1の凹部2に、パツド3を介して中
間床板5の底部5cが嵌着され、パツド3の縁掛
け部3aと中間床板5の水平両端部5bが前記凹
部2の外縁部に載置される。そしてこのとき前記
凹部2の底部は1:40の傾斜面を成している結果
として、中間床板5の上面5aも同一比の勾配を
成す。
そしてその中間床板5の上面5aに、内側にレ
ール締結具9,9を、外側端に締付ボルト10,
10を配設した床板11を、その締付ボルト10
を中間床板5の外側螺子孔7に螺締することによ
り固定して、本考案の伸縮継目は構成される。
このときの状態を第6図及び第7図に示す。こ
の中第6図は第5図のA−A拡大縦断面図で、同
図で12は受けレール、また第7図は第5図のB
−B拡大縦断面図で、同図で13は受けレール1
2と接するトングレールである。なお上記中レー
ル締結具9は、細長斜孔9bを有するくさび状締
付金具9aとその細長斜孔9bへ床板11より起
立させたボルト9cとナツト9dとから組成さ
れ、締付け位置によつて(即ちトングレール13
と受けレール12との重なり幅によつて)締結幅
を調整できるようにするとともに所要箇所には第
7図に示すように受けレール12側にくさび状締
付金具9aに代わつて押圧腕付くさび状締付金具
9eを備えるものとする。
なお、図面中12は、中間床板5の側面にボル
ト止めしたまくらぎ継材である。
[考案の効果] 本考案は、以上のようで、伸縮継目においても
一般軌道用のPCまくらぎ1を使用するものであ
るから、特別設計による不経済性を解消し、また
その凹部2の横幅より長い(即ち水平両端部5b
が凹部2の外縁にはみ出した)中間床板5を設け
たから、締付ボルト10の締付位置を変えること
により伸縮継目における各種長さの床板11を固
定することができる(即ち中間床板は一種類)。
そしてこの中間床板5とパツド3以外のレール締
結部品は、すべて従来の伸縮継目における部品を
利用するから、極めて経済的である。なお中間床
板5に軌道に必要な1:40の勾配が付くため、床
板11そのものは平板状でよいから製作上も有利
である。中間床板5がパツド3を介して凹部2に
嵌着されるので、衝撃を緩和するとともに横圧を
均等に受け、耐横圧強度が高く、軌間の狂いを解
消できること勿論である。
以上によつて明らかなように、本考案によつて
軌道のまくらぎが全て一様のPCまくらぎによつ
て完成されることになるから、施工の画一化を図
れるとともに従来の木まくらぎの伸縮継目区間に
見られた、列車通過時の衝撃によるまくらぎの沈
下、横圧による軌間の狂い、腐朽による機能の低
下等の欠陥を補うことができる。
なお本考案に係る中間床板5は、その構造上板
厚が大となり、資材面からみると不利であるが、
反面PCまくらぎ総体の重量を増すことになり、
軌道の狂い防止に有効となる。またこの中間床板
5の厚みの追加により全体が高くなるが、その分
だけPCまくらぎをばらすと道床に低く設置する
ことにより調整するものとする。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一般軌道用のPCまくらぎの正面図、第2図は中
間床板の斜視図、第3図はパツドの斜視図、第4
図はPCまくらぎの凹部にパツドを介して中間床
板を嵌着した状態の部分正面図、第5図は本考案
による伸縮継目部分の片側平面図、第6図は同上
A−A線縦断正面図、第7図は同上B−B線縦断
正面図。 1……一般軌道用PCまくらぎ、2……その左
右の凹部、3……パツド、3a……その縁掛け
部、4……ボルト孔、5……中間床板、5a……
その上面、5b……その水平両端部、5c……そ
の底部、6……ボルト孔、7……外側螺子孔、8
……止めボルト、9……レール締結具、10……
締付ボルト、11……床板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一般軌道用PCまくらぎ1の左右の凹部2に、
    両端に縁掛け部3aを延設したパツド3を敷設す
    るとともにそのパツド3内にそのパツド3と略同
    長の中間床板5の底部5cを嵌込んで、前記パツ
    ド3及び中間床板5に設けた各ボルト孔4,6よ
    り前記凹部2に設けた螺溝2aに止めボルト8を
    螺合して、パツド3及び中間床板5を前記PCま
    くらぎ1へ固定し、その中間床板5の上面5a
    に、内側にレール締結具9,9を外側に締付ボル
    ト10,10を配設した床板11を、その締付ボ
    ルト10を中間床板5の外側螺子孔7,7に螺締
    することにより固定したことを特徴とするPCま
    くらぎ式軌道伸縮継目。
JP4292285U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH044004Y2 (ja)

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JPS61159401U JPS61159401U (ja) 1986-10-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6204169B2 (ja) * 2013-11-29 2017-09-27 東日本旅客鉄道株式会社 軌道用レール締結装置

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JPS61159401U (ja) 1986-10-02

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