JPH0439937Y2 - - Google Patents
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- JPH0439937Y2 JPH0439937Y2 JP4843087U JP4843087U JPH0439937Y2 JP H0439937 Y2 JPH0439937 Y2 JP H0439937Y2 JP 4843087 U JP4843087 U JP 4843087U JP 4843087 U JP4843087 U JP 4843087U JP H0439937 Y2 JPH0439937 Y2 JP H0439937Y2
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- JP
- Japan
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- parapet
- cross tie
- tie piece
- base plate
- piece
- Prior art date
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 3
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建築物の屋上周囲などに構築される
パラペツト笠木の改良、詳しくは、現場のパラペ
ツトや要求されるデザインに対応して臨機応変に
施工できるように笠木構成部材を巧みにモデユー
ル化した実用的なパラペツト笠木に関するもので
あり、工場生産による量産も可能であるところか
ら、工期の短縮化並びに工費の低減化が要求され
る建築業界にとつて大いに役立つ。
パラペツト笠木の改良、詳しくは、現場のパラペ
ツトや要求されるデザインに対応して臨機応変に
施工できるように笠木構成部材を巧みにモデユー
ル化した実用的なパラペツト笠木に関するもので
あり、工場生産による量産も可能であるところか
ら、工期の短縮化並びに工費の低減化が要求され
る建築業界にとつて大いに役立つ。
周知のとおり、近来の建築業界における工期の
短縮化・工費の節減の要請は建築工事の隅々にで
及び、建物屋上のパラペツト笠木の施工に至るま
で徹底的な合理化とコストダウンが求められる時
勢になつてきた。
短縮化・工費の節減の要請は建築工事の隅々にで
及び、建物屋上のパラペツト笠木の施工に至るま
で徹底的な合理化とコストダウンが求められる時
勢になつてきた。
このような事情から、パラペツト構築技術の分
野においても、パラペツト笠木やバラストレード
(balustrade:手摺)について規格化・モデユー
ル化されたプレフアブ型式の製品が多数提案され
るようになつた。しかし、規格化・モデユール化
の進行は、やがて、その反動として建築現場での
融通性を阻害して徒らに品種を多様化させ、か
つ、デザインの単調化・画一化という弊害を齎ら
すようにもなつてきたのである。
野においても、パラペツト笠木やバラストレード
(balustrade:手摺)について規格化・モデユー
ル化されたプレフアブ型式の製品が多数提案され
るようになつた。しかし、規格化・モデユール化
の進行は、やがて、その反動として建築現場での
融通性を阻害して徒らに品種を多様化させ、か
つ、デザインの単調化・画一化という弊害を齎ら
すようにもなつてきたのである。
本考案は、従来のプレフアブ形式のパラペツト
笠木が前述のごとき欠点があつたことに鑑みてな
されたもので、施工対象となる現場パラペツトに
対応し融通自在に適合させることができ、また適
宜部品を付加すればデザイン的にも変化を持たす
ことができる新式のシステム・パラペツト笠木を
提供することを目的とする。
笠木が前述のごとき欠点があつたことに鑑みてな
されたもので、施工対象となる現場パラペツトに
対応し融通自在に適合させることができ、また適
宜部品を付加すればデザイン的にも変化を持たす
ことができる新式のシステム・パラペツト笠木を
提供することを目的とする。
また、本考案の他の目的は、構成部品の点数が
少なく量産・管理に有利なシステム・パラペツト
笠木を提供することにある。
少なく量産・管理に有利なシステム・パラペツト
笠木を提供することにある。
本考案者が上記目的を達成するために採用した
手段を添附図面を参照して説明すれば、次のとお
りである。
手段を添附図面を参照して説明すれば、次のとお
りである。
即ち、本考案は、
A パラペツトPの上面に所定間隔をもつて固定
されるベースプレート1という枕木(クロスタ
イ)固定手段; B このベースプレートを介してパラペツトPの
外側辺に沿つてベースプレート1上に固定可能
であり、それ自体の内側には上向きの嵌合溝2
1を有するアウトサイド・クロスタイピース
(outside crosstie piece)2という第1の枕木
構成手段; C このクロスタイピース2の内側に並ぶ如く前
記ベースプレート1上に固定可能であり、か
つ、その両側辺にはリツプ溝31,31を有す
るリツプ溝付パツド3という枕幅調節手段; D このパツド3のリツプ溝31,31に嵌合し
てパラペツトPの内側に垂下される屈曲板状の
スカート4という笠木掛止手段; E 前記アウトサイド・クロスタイピース2に当
接する端縁に鉤片51を有して同クロスタイピ
ースの嵌合溝21に掛合可能であり、かつ、前
記パツド3の両リツプ溝31,31の内法間に
載置されることによつて前記アウトサイド・ク
ロスタイピース2の上面と連続する枕面を形成
するインサイド・クロスタイピース5という第
2の枕木構成手段; F このインサイド・クロスタイピース5とアウ
トサイド・クスタイピース2が形成する枕面に
載置されると共に、同アウトサイド・クロスタ
イピース2の外側部と前記スカート4の下縁と
に掛合してパラペツトP上面を被蓋する笠木プ
レート6という頂部化粧手段; といつた技術手段を基本としてパラペツトをシス
テム的に構築するものであり、上記A〜Fの技術
手段を巧みに連関結合せしめることにより、上記
の目的を達成できるシステム的なパラペツト笠木
を実現したのである。
されるベースプレート1という枕木(クロスタ
イ)固定手段; B このベースプレートを介してパラペツトPの
外側辺に沿つてベースプレート1上に固定可能
であり、それ自体の内側には上向きの嵌合溝2
1を有するアウトサイド・クロスタイピース
(outside crosstie piece)2という第1の枕木
構成手段; C このクロスタイピース2の内側に並ぶ如く前
記ベースプレート1上に固定可能であり、か
つ、その両側辺にはリツプ溝31,31を有す
るリツプ溝付パツド3という枕幅調節手段; D このパツド3のリツプ溝31,31に嵌合し
てパラペツトPの内側に垂下される屈曲板状の
スカート4という笠木掛止手段; E 前記アウトサイド・クロスタイピース2に当
接する端縁に鉤片51を有して同クロスタイピ
ースの嵌合溝21に掛合可能であり、かつ、前
記パツド3の両リツプ溝31,31の内法間に
載置されることによつて前記アウトサイド・ク
ロスタイピース2の上面と連続する枕面を形成
するインサイド・クロスタイピース5という第
2の枕木構成手段; F このインサイド・クロスタイピース5とアウ
トサイド・クスタイピース2が形成する枕面に
載置されると共に、同アウトサイド・クロスタ
イピース2の外側部と前記スカート4の下縁と
に掛合してパラペツトP上面を被蓋する笠木プ
レート6という頂部化粧手段; といつた技術手段を基本としてパラペツトをシス
テム的に構築するものであり、上記A〜Fの技術
手段を巧みに連関結合せしめることにより、上記
の目的を達成できるシステム的なパラペツト笠木
を実現したのである。
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基いて
更に詳細に説明する。なお、第1図は本考案の第
1実施例笠木を施工した状態を示す立断面図、第
2図は同実施例における枕木組立順序を示す分解
斜視説明図、第3図は同実施例に用いた笠木プレ
ートの斜視図、第4図は同実施例に用いた笠木ジ
ヨイナーの斜視図、第5図は同実施例に用いたア
ウトサイド・プレートの斜視図、第6図は同実施
例に用いたサイドステーの斜視図、第7図は同実
施例に用いたサイドステー支持部材の斜視図、第
8図は同実施例に用いたアウトサイド・プレート
連結用ジヨイナーの斜視図、第9図は本考案の第
2実施例笠木を施工した状態を示す立断面図であ
る。
更に詳細に説明する。なお、第1図は本考案の第
1実施例笠木を施工した状態を示す立断面図、第
2図は同実施例における枕木組立順序を示す分解
斜視説明図、第3図は同実施例に用いた笠木プレ
ートの斜視図、第4図は同実施例に用いた笠木ジ
ヨイナーの斜視図、第5図は同実施例に用いたア
ウトサイド・プレートの斜視図、第6図は同実施
例に用いたサイドステーの斜視図、第7図は同実
施例に用いたサイドステー支持部材の斜視図、第
8図は同実施例に用いたアウトサイド・プレート
連結用ジヨイナーの斜視図、第9図は本考案の第
2実施例笠木を施工した状態を示す立断面図であ
る。
図面上、符号1で指示されるものはパラペツト
Pの上面に固定されるベースプレートである。第
1実施例に使用するベースプレート1は、パラペ
ツト幅方向に長い長孔11,11が形成されてフ
イツシユボルトF,Fにより幅方向に位置調節可
能に固定可能であり、またその上面にはネジ棒1
2,12が植立されている。このベースプレート
1の上面には、次に説明するアウトサイド・クロ
スタイピースとリツプ溝付パツドが載置固定され
る。
Pの上面に固定されるベースプレートである。第
1実施例に使用するベースプレート1は、パラペ
ツト幅方向に長い長孔11,11が形成されてフ
イツシユボルトF,Fにより幅方向に位置調節可
能に固定可能であり、またその上面にはネジ棒1
2,12が植立されている。このベースプレート
1の上面には、次に説明するアウトサイド・クロ
スタイピースとリツプ溝付パツドが載置固定され
る。
符号2で指示するものは、略ブロツク台形の中
空アルミ成形体からなるアウトサイド・クロスタ
イピースである。このアウト・クロスタイピース
2は、内側(inside)に上向きの嵌合溝21を備
えると共に、この嵌合溝21の下側には挿入フラ
ンジ22を有している。また、このアウトサイ
ド・クロスタイピース2の下面には長孔23が開
設してあり、この長孔23に上記ベースプレート
1のネジ棒12を通してナツト24,25でレベ
ル調節しつつ上下より締付ければ必要とするレベ
ルに固定できる。
空アルミ成形体からなるアウトサイド・クロスタ
イピースである。このアウト・クロスタイピース
2は、内側(inside)に上向きの嵌合溝21を備
えると共に、この嵌合溝21の下側には挿入フラ
ンジ22を有している。また、このアウトサイ
ド・クロスタイピース2の下面には長孔23が開
設してあり、この長孔23に上記ベースプレート
1のネジ棒12を通してナツト24,25でレベ
ル調節しつつ上下より締付ければ必要とするレベ
ルに固定できる。
符号3で指示するものは、リツプ溝付パツドで
あり、両側(パラペツト長手側)にリツプ溝3
1,31を有する。このパツド3も、上記クロス
タイピース2と同様に長孔32が開設されてあ
り、この長孔32に上記ベースプレート1のネジ
棒12を通してナツト33,34でレベル調節し
つつ上下より締付ければ必要とするレベルに固定
できる。このパツド3のリツプ溝31,31に
は、上記クロスタイピース2の挿入フランジ22
が外側(outside)から挿入され、また内側
(inside)からは、次に説明するスカート挿入片
が挿入される。
あり、両側(パラペツト長手側)にリツプ溝3
1,31を有する。このパツド3も、上記クロス
タイピース2と同様に長孔32が開設されてあ
り、この長孔32に上記ベースプレート1のネジ
棒12を通してナツト33,34でレベル調節し
つつ上下より締付ければ必要とするレベルに固定
できる。このパツド3のリツプ溝31,31に
は、上記クロスタイピース2の挿入フランジ22
が外側(outside)から挿入され、また内側
(inside)からは、次に説明するスカート挿入片
が挿入される。
符号4で指示するものは、屈曲板状のスカート
であり、挿入片41と下方に垂下する掛止片42
とから成つている。このスカート4は、その挿入
片41を上記パツド3のリツプ溝31,31に挿
入させることにより、掛止片42がパラペツトP
のインサイド側へ下向きに突出されることにな
る。
であり、挿入片41と下方に垂下する掛止片42
とから成つている。このスカート4は、その挿入
片41を上記パツド3のリツプ溝31,31に挿
入させることにより、掛止片42がパラペツトP
のインサイド側へ下向きに突出されることにな
る。
符号5で指示するものはインサイド・クロスタ
イピースであつて、上記アウトサイド・クロスタ
イピース2の嵌合溝21に掛合可能な鉤片51を
連接部に備えると共に、その下面にはそれ自体の
上面レベルを前記アウトサイド・クロスタイピー
ス2に連続せしめるように支えるステープレート
52,53を有する。このステープレート52,
53の幅は上記パツド3のリツプ31,31の内
法に適合するサイズに構成されてあり、当該イン
サイド・クロスタイピース5の鉤片51をアウト
サイド・クロスタイピース嵌合溝21に掛合させ
つつステープレート52,53をリツプ31,3
1間に嵌めれば、パラペツトP上面に枕木2,
4,5が形成される。かくして、所定間隔をもつ
て形成された枕木構造物に、次の笠木プレートを
被蓋させれば本実施例パラペツト笠木の基本的構
造を構成することとなる。
イピースであつて、上記アウトサイド・クロスタ
イピース2の嵌合溝21に掛合可能な鉤片51を
連接部に備えると共に、その下面にはそれ自体の
上面レベルを前記アウトサイド・クロスタイピー
ス2に連続せしめるように支えるステープレート
52,53を有する。このステープレート52,
53の幅は上記パツド3のリツプ31,31の内
法に適合するサイズに構成されてあり、当該イン
サイド・クロスタイピース5の鉤片51をアウト
サイド・クロスタイピース嵌合溝21に掛合させ
つつステープレート52,53をリツプ31,3
1間に嵌めれば、パラペツトP上面に枕木2,
4,5が形成される。かくして、所定間隔をもつ
て形成された枕木構造物に、次の笠木プレートを
被蓋させれば本実施例パラペツト笠木の基本的構
造を構成することとなる。
第1図の第1実施例パラペツト笠木にあつて
は、上記笠木プレート6は上記枕木2,4,5上
で笠木ジヨイナー7,7′を介し接続したものと
して表わされてある。
は、上記笠木プレート6は上記枕木2,4,5上
で笠木ジヨイナー7,7′を介し接続したものと
して表わされてある。
しかして、笠木ジヨイナー7は、上記アウトサ
イド・クロスタイピース2と笠木プレート6との
間の空間部へ同笠木プレート6に面接触する如き
状態で挿入され、また、笠木ジヨイナー7′は、
スカート4とインサイドクロスタイピース5と笠
木プレート6が形成する空間部へ同笠木プレート
6に面接触する如き状態で挿入されることにな
る。笠木ジヨイナーとしては、通常は、溝形ない
しL型の金属成形体が用いられるが、その笠木プ
レート6に接触する外面には第4図に示す如き凹
凸71を形成しておくと、挿入作業および雨水の
浸入防止に有利である。
イド・クロスタイピース2と笠木プレート6との
間の空間部へ同笠木プレート6に面接触する如き
状態で挿入され、また、笠木ジヨイナー7′は、
スカート4とインサイドクロスタイピース5と笠
木プレート6が形成する空間部へ同笠木プレート
6に面接触する如き状態で挿入されることにな
る。笠木ジヨイナーとしては、通常は、溝形ない
しL型の金属成形体が用いられるが、その笠木プ
レート6に接触する外面には第4図に示す如き凹
凸71を形成しておくと、挿入作業および雨水の
浸入防止に有利である。
さらに、第1図の第1実施例パラペツト笠木に
あつては、パラペツトPの上縁外側に沿つてアウ
トサイドプレート8が付設してある。しかして、
アウトサイドプレート8は、次の如く付設され
る。
あつては、パラペツトPの上縁外側に沿つてアウ
トサイドプレート8が付設してある。しかして、
アウトサイドプレート8は、次の如く付設され
る。
即ち、第1図の実施例においては、アウトサイ
ド・クロスタイピース5の先端は、パラペツトP
の外側面より外方へ若干突出して固定してあるの
であり、このクロスタイピース5の外方へ突出す
る下面に、「形の屈曲板体からなるサイドステー
81(第6図参照)がビス82により止着され
る。このサイドステー81の下端は、支持部材8
3,84を介しパラペツトPの外側面に支示され
る。このサイドステー81の下端を支える支持部
材は、第7図に示すように、パラペツトP壁面に
ボルト85で固定されるアングル金具83と;前
端縁に上記サイドステー81の下端を受支える差
込溝84aを備え、かつ、前記アングル金具83
の下面にビス止めされたステー金具84とから構
成されている。こうして、配設されたサイドステ
ー81および支持部材83,84のステー金具8
4の下端に、上記アウトサイドプレート8の下端
縁8aを引つ掛け、同サイドプレート8の上端縁
を上記アウトサイド・クロスタイピース5の前端
面にビス止め51することにより、第1図の第1
実施例パラペツト笠木が仕上がる。なお、第1図
において、符号9で示すものはコーキングであ
り、また第1図および第8図に符号10で指示す
るものはアウトサイドプレート連結用のジヨイナ
ーである。
ド・クロスタイピース5の先端は、パラペツトP
の外側面より外方へ若干突出して固定してあるの
であり、このクロスタイピース5の外方へ突出す
る下面に、「形の屈曲板体からなるサイドステー
81(第6図参照)がビス82により止着され
る。このサイドステー81の下端は、支持部材8
3,84を介しパラペツトPの外側面に支示され
る。このサイドステー81の下端を支える支持部
材は、第7図に示すように、パラペツトP壁面に
ボルト85で固定されるアングル金具83と;前
端縁に上記サイドステー81の下端を受支える差
込溝84aを備え、かつ、前記アングル金具83
の下面にビス止めされたステー金具84とから構
成されている。こうして、配設されたサイドステ
ー81および支持部材83,84のステー金具8
4の下端に、上記アウトサイドプレート8の下端
縁8aを引つ掛け、同サイドプレート8の上端縁
を上記アウトサイド・クロスタイピース5の前端
面にビス止め51することにより、第1図の第1
実施例パラペツト笠木が仕上がる。なお、第1図
において、符号9で示すものはコーキングであ
り、また第1図および第8図に符号10で指示す
るものはアウトサイドプレート連結用のジヨイナ
ーである。
以上、第1実施例について詳述したが、本考案
は前述の第1実施例に限定されるものでは決して
なく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内にお
いて種々設計変更が可能である。例えば、第9図
は本考案の第2実施例パラペツト笠木を示したも
のであり、その支持構造に若干の変更があるけれ
ども、その基本的構造は第1実施例と共通してお
り、本考案の技術的範囲に属することはいうまで
もない。
は前述の第1実施例に限定されるものでは決して
なく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内にお
いて種々設計変更が可能である。例えば、第9図
は本考案の第2実施例パラペツト笠木を示したも
のであり、その支持構造に若干の変更があるけれ
ども、その基本的構造は第1実施例と共通してお
り、本考案の技術的範囲に属することはいうまで
もない。
以上実施例をもつて説明したとおり、本考案に
おいては、枕木(crosstie)をアウトサイド・ク
ロスタイピース、インサイド・クロスタイピー
ス、リツプ溝付パツド、およびスカートと四つの
部品に巧みに分割してパラペツト上に敷設できる
ようにモデユール化したので、パラペツトの幅が
相当に広くても融通自在に幅調節して敷設するこ
とが可能であつて、構成部品の点数を極端に少な
くすることができるうえに、こうして構成される
パラペツト笠木にアタツチメントとして準備する
所望のアウトサイドプレートを適宜付加すれば、
全体の外観も見違えるほど変化するので、多様化
する施主のデザイン的要望にも柔軟に対応するこ
とができ、これまで規格化やモデユール化の通弊
と信ぜられていた単調化・画一化の問題が完全な
までに解消されたといつても過言ではない。
おいては、枕木(crosstie)をアウトサイド・ク
ロスタイピース、インサイド・クロスタイピー
ス、リツプ溝付パツド、およびスカートと四つの
部品に巧みに分割してパラペツト上に敷設できる
ようにモデユール化したので、パラペツトの幅が
相当に広くても融通自在に幅調節して敷設するこ
とが可能であつて、構成部品の点数を極端に少な
くすることができるうえに、こうして構成される
パラペツト笠木にアタツチメントとして準備する
所望のアウトサイドプレートを適宜付加すれば、
全体の外観も見違えるほど変化するので、多様化
する施主のデザイン的要望にも柔軟に対応するこ
とができ、これまで規格化やモデユール化の通弊
と信ぜられていた単調化・画一化の問題が完全な
までに解消されたといつても過言ではない。
このように本考案は、プレフアブ式パラペツト
笠木における規格化・モデユール化の途を踏襲し
つつも其処から生ずる欠点を抑制して、現場融通
性・デザイン変化性を発揮して多様化する社会的
要求を満たし得るのであり、その実用性は誠に大
と云える。
笠木における規格化・モデユール化の途を踏襲し
つつも其処から生ずる欠点を抑制して、現場融通
性・デザイン変化性を発揮して多様化する社会的
要求を満たし得るのであり、その実用性は誠に大
と云える。
第1図は本考案の第1実施例笠木を施工した状
態を示す立断面図、第2図は同実施例における枕
木組立順序を示す分解斜視説明図、第3図は同実
施例に用い笠木プレートの斜視図、第4図は同実
施例に用いた笠木ジヨイナーの斜視図、第5図は
同実施例に用いたアウトサイド・プレートの斜視
図、第6図は同実施例に用いたサイドステーの斜
視図、第7図は同実施例に用いたサイドステー支
持部材の斜視図、第8図は同実施例に用いたアウ
トサイド・プレート連結用ジヨイナーの斜視図、
第9図は本考案の第2実施例笠木を施工した状態
を示す立断面図である。 1……ベースプレート、11……長孔、12…
…ネジ棒、2……アウトサイド・クロスタイピー
ス、21……嵌合溝、22……挿入フランジ、2
3……長孔、3……リツプ溝付パツド、31……
リツプ溝、4……スカート、41……挿入片、4
2……掛止片、5……インサイド・クロスタイピ
ース、51……鉤片、52,53……ステープレ
ート、6……笠木プレート、F……フイツシユボ
ルト、P……パラペツト。
態を示す立断面図、第2図は同実施例における枕
木組立順序を示す分解斜視説明図、第3図は同実
施例に用い笠木プレートの斜視図、第4図は同実
施例に用いた笠木ジヨイナーの斜視図、第5図は
同実施例に用いたアウトサイド・プレートの斜視
図、第6図は同実施例に用いたサイドステーの斜
視図、第7図は同実施例に用いたサイドステー支
持部材の斜視図、第8図は同実施例に用いたアウ
トサイド・プレート連結用ジヨイナーの斜視図、
第9図は本考案の第2実施例笠木を施工した状態
を示す立断面図である。 1……ベースプレート、11……長孔、12…
…ネジ棒、2……アウトサイド・クロスタイピー
ス、21……嵌合溝、22……挿入フランジ、2
3……長孔、3……リツプ溝付パツド、31……
リツプ溝、4……スカート、41……挿入片、4
2……掛止片、5……インサイド・クロスタイピ
ース、51……鉤片、52,53……ステープレ
ート、6……笠木プレート、F……フイツシユボ
ルト、P……パラペツト。
Claims (1)
- パラペツトPの上面に所定間隔をもつて固定さ
れるベースプレート1と;このベースプレートを
介してパラペツトPの外側辺に沿つてベースプレ
ート1上に固定可能であり、それ自体の内側には
上向きの嵌合溝21を有するアウトサイド・クロ
スタイピース2と;このクロスタイピース2の内
側に並ぶ如く前記ベースプレート1上に固定可能
であり、かつ、その両側辺にはリツプ溝31,3
1を有するリツプ溝付パツド3と;このパツド3
のリツプ溝31,31に嵌合してパラペツトPの
内側に垂下される屈曲板状のスカート4と;前記
アウトサイドクロスタイピース2に当接する端縁
に鉤片51を有して同クロスピースの嵌合溝21
に掛合可能であり、かつ、前記パツド3の両リツ
プ溝31,31の内法間に載置されることによつ
て前記アウトサイド・クロスタイピース2の上面
と連続する枕面を形成するインサイド・クロスタ
イピース5と;このインサイド・クロスタイピー
ス5とアウトサイド・クロスタイピース2が形成
する枕面に載置されると共に、同アウトサイド・
クロスタイピース2の外側部とスカート4の下縁
とに掛合してパラペツトP上面を被蓋する笠木プ
レート6とを含むことを特徴としたパラペツト笠
木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4843087U JPH0439937Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4843087U JPH0439937Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63152828U JPS63152828U (ja) | 1988-10-06 |
JPH0439937Y2 true JPH0439937Y2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=30869951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4843087U Expired JPH0439937Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439937Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7284922B2 (ja) * | 2020-01-23 | 2023-06-01 | 積水ハウス株式会社 | 笠木の取替施工方法 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP4843087U patent/JPH0439937Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63152828U (ja) | 1988-10-06 |
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