JPH0439758Y2 - - Google Patents

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JPH0439758Y2
JPH0439758Y2 JP1985016199U JP1619985U JPH0439758Y2 JP H0439758 Y2 JPH0439758 Y2 JP H0439758Y2 JP 1985016199 U JP1985016199 U JP 1985016199U JP 1619985 U JP1619985 U JP 1619985U JP H0439758 Y2 JPH0439758 Y2 JP H0439758Y2
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JP
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bucket
toilet
lid
toilet seat
edge
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JP1985016199U
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JPS61132948U (ja
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、普段はバケツとして使用し、かつ地
震などの非常時には便器として携行使用させるい
わゆる便器兼用バケツに関する。
[従来技術] 従来、便器兼用バケツと明確に定義されるもの
は存在しないが、敢て挙げるならば実公昭47−
41177号公報に示されるように、吊下把手を備え
たバケツの一側縁に便座と蓋とを蝶番を介し開閉
自在に取付けた便器や、実公昭24−5445号公報に
示されたように便座と蓋とを蝶番一体化したいわ
ゆる便座組を吊下用把手を備えたバケツの開口に
着脱自在に装着するようにした便器は知られてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術で述べた前者の便器は、バケツを
使用しているとは云つても、バケツに便座と蓋と
が一体に取付けられているため、上記バケツを、
例えば洗い物容器として使用する場合、蓋と便座
とが邪魔になること、これに加え、そもそも便座
付きの容器で洗い物をすること自体気分的に不潔
感を伴う。
又後者の便器は、便座組をバケツから取外せ
ば、バケツを洗い物容器として使用できるもの
の、バケツ内に物を入れ蓋をして保存したいよう
な場合、蓋には便座が一緒に付いているため、便
器の中で物を保存していると云う、これまた気分
的に不潔感を伴う。
このようなことから、上記従来の便器はバケツ
を備えるもバケツ本来の積極的使用には上記のよ
うな問題があることから、普段日常的な洗い物容
器としての有効利用はなされていないのが現状
で、専ら地震など非常時における便器の使用目的
のみに供せられていたもので、これは極めて不合
理かつ無駄な利用法と言わねばならない。
そこで、この考案は便器を構成するバケツを洗
い容器として使用する際、従来のように便座や蓋
に邪魔されることなく使用でき、かつ不潔感なく
使用させ、更に上記バケツに物を入れ、蓋をして
内容物を保存するようなとき、従来のような便器
の中で物を保存すると云う不潔感でなく、バケツ
の中で保存すると云う普通の間隔で使用できるよ
うにし、もつて非常時だけの便器としての使用で
なく、日常バケツとして無駄なく有効利用させる
ようにした便器兼用バケツの提供を目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記目達を達成するための本考案は、吊下用把
手を備えたバケツ体と、上記バケツ体の上端開口
縁に適嵌する下向嵌合縁を備えた上記バケツ体と
分離した蓋体と、下面周縁に上記バケツ体の上端
開口縁に適嵌する嵌合縁を、かつ上面周縁に上記
蓋体の嵌合縁と適嵌する嵌合縁を夫々備え、かつ
面に大きな開口を備えた上記バケツ体及び蓋体と
分離した尻当て用の便座体とでなることを特徴と
する便器兼用バケツを要旨とするものである。
[実施例] 吊下用把手1を備えたバケツ体Aと、該バケツ
体Aの上端開口縁2の外径と略一致する内径の下
向き嵌合縁3を備えた上記バケツ体Aと分離した
蓋体Bと、下面周縁に上記バケツ体Aの上端開口
縁2の外径と略一致する内径の下向き嵌合縁4
を、かつ上面周縁に上記蓋体Bの嵌合縁3の内径
及びバケツ体の上端開口縁2の外径と略一致する
上向段差状の嵌合縁5を夫々備え、かつ面に大き
な開口6を備えた上記バケツ体A及び蓋体Bと分
離した尻当て用の便座体Cとで構成したものであ
る。
尚、本例では上記便座体Cの下向き嵌合縁4と
バケツ体Aの上端開口縁2との間にバケツ体に挿
入される柔軟合成樹脂製の汚物回収袋Dの開口周
縁を折返し状に挟着させ得るようになつている。
[作用] 第1図では、バケツ体Aの上端開口縁2に便座
体Cの下面周縁に設けた下向き嵌合縁4を嵌合載
置し、かつ便座体Cの上向き段差状の嵌合縁5に
蓋体Bの下向き嵌合縁3を嵌合被覆せしめたいわ
ゆる便器として使用した後、蓋体Bを被嵌した態
様である。
次にバケツ体Aを洗い物容器として使用する場
合は、蓋体Bと便座体Cとをそつくりバケツ体A
から取外し、それによりバケツ体Aを普通の洗い
物容器として使用し得るものである。
[考案の効果] 上述のように本考案によれば、地震などの非常
時には携帯用便器として使用し得ることは、従来
品と同様であるが、特に本考案では、バケツ体と
蓋体と便座体との各構成部材を完全に分離して組
合せてあるので、バケツ体を洗い物容器として使
用するには蓋体と便座体とを離脱させればよいの
で、従来のように蓋体と便座体とに邪魔されるこ
となく洗い物をすることができ、而も普通のバケ
ツとして不潔感なく使用することができる。
そして、このバケツ体は過程の必需品であり、
バケツ体の蓋体を便座体の蓋体に共用させたの
で、場所をとらない便座体を保管しておくだけ
で、非常時、特に断水によつて水洗便所が使用で
きなくなる時の備えができる。
また、便座体の使用時にあつては、便座体の嵌
合縁がバケツ体の上端開口縁の外径に適嵌し、密
着する構造になつているので便座体に体重が加わ
ることによつてバケツ体開口部が変形破損するこ
とのないよう補強の役を果すこともできる。
要するに本考案によれば、バケツ体と蓋体と便
座体との各部材を完全に分離させたことにより、
バケツ本来の機能を不潔感なく果せることがで
き、もつて非常時だけの便器としての使用でな
く、日常バケツとして無駄なく有効利用すること
を可能としたもので従来のこの種のバケツを用い
た便器にては望み得ない秀れた実用上の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は便器の一部切欠正面図、第2図は同上
便座体の正面図、第3図は便座体の変形例の正面
図である。 1……吊下用把手、A……バケツ体、2……上
端開口縁、B……蓋体、3……蓋体の下向き嵌合
縁、C……便座体、4,5……便座体の嵌合縁、
6……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 吊下用把手を備えたバケツ体と、 (ロ) 下面周縁に上記バケツ体の上端開口縁を適嵌
    する下向嵌合縁を備えた上記バケツ体と分離し
    た蓋体と (ハ) 下面周縁に上記バケツ体の上端開口縁の外径
    に適嵌する嵌合縁を、かつ上面周縁に上記蓋体
    の嵌合縁と適嵌する嵌合縁を夫々備え、かつ面
    に大きな開口を備えた上記バケツ体及び蓋体と
    分離した尻当て用の便座体とでなることを特徴
    とする便器兼用バケツ。
JP1985016199U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH0439758Y2 (ja)

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JPS61132948U JPS61132948U (ja) 1986-08-19
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