JP2017093723A - 便座、簡易便器、および簡易便所 - Google Patents

便座、簡易便器、および簡易便所 Download PDF

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信子 小松
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Abstract

【課題】汎用品を使用することにより、製造が容易であり、広く普及させることができる。また、災害時に備えての保管が容易な簡易便座、簡易便器を提供する。
【解決手段】木製又は樹脂製のドーナツ状の板、または、一部が欠けたドーナツ状の板よりなる便座、便座とポリバケツよりなる簡易便器、簡易便座をシートで覆った簡易便所よりなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、災害時等に使用する簡易トイレに関する。
東日本大震災の時、避難所におけるトイレ不足が、大問題となっていたニュースを思い出しました。大震災についてのトイレの状況資料を探し判明しました。名古屋大学で調査した資料では、仮設トイレが避難所に行き渡る日数調べでは、3日以内34%、4〜7日17%、8日以上49%と回答されており、この結果から事前準備がいかに重要か分かります。又、トイレの利用は、1日5回くらいであり、災害でも避けられない生理現象でもあり、個人も自ら準備する必要があると思います。
9月10日に起きた、鬼怒川の豪雨による堤防の決壊により、避難した人は、水も電気もなくトイレの水が流せないため、センター内は悪臭が臭う中で何日も、過した状況でした。又、災害時のトイレの重要性は、1995年阪神・2011年3月の東北震災で水洗トイレの水が流れず、ボトルに水をためて使っていた、トイレを我慢するため水分摂取をおさえ避難者が「肺寒栓症」になった事例が報告されています。『経済産業省』も8月、防災の日に合わせ、必要不可欠と見込まれる支援物質として、携帯トイレ簡易トイレを指定し、家庭等における携帯トイレ・簡易トイレの備蓄をはじめるように、奨励しております。
震災・介護面から、私は、室外でも使う「簡易トイレ」を作ることが出来ないか、現況を把握することにし公共機関・トイレ業界等の催事を見学し、資料収集しました。防災における、トイレの重要性について、NPO法人日本トイレ研究所の話では、避難場所などにおける生活の肉体・精神的疲労で、その一つが、断水でトイレを心配し水分を控えたと指摘しています。又、2015年6月の『朝日新聞の災害大国あすへの備え・ひとごとでない孤立化』の特集ニュースでの防災の準備状況では、主食7.4%・水5%防災トイレ3.6%と準備が一番遅れていると掲載されていました。市民として、特に高齢者は、5年先を考え個人が、防災対策を一刻も早く揃える心構えが必要で、頭のさえてる体が動く『今』ではないかと思う。後で後悔しないよう、各自が見直しが求められる。なお、簡易トイレについては、多くの技術が公開されているが、それらは実用性等に問題があるものが多い。また、プラスティク、ダンボール、金属のボックス及びパイプ土台と便座がセットされており、便座単品の商品は販売されておりません。
特開2014−193260号公報
災害に備え防災トイレの準備が一番遅れているのは、販売店舗が不明、製品が高い。便座の丸の一部カットされているのは、バケツに座る方向を判るようにした訳です。トイレの業界及び、催事フェアにおいてもポイントである便座がベニヤ板製のものはない。本発明品はベニヤ板だけであり、保管についても、場所をとらず、また、目立たない。
上記の課題を解決する第1の発明は、ドーナツ状の板、または、一部が欠けたドーナツ状の板よりなる便座である。
また、第2の発明は、第1の発明の便座とポリバケツよりなる簡易便器である。
また、第3の発明は、第2の発明の簡易便座をシートで覆った簡易便所である。
災害時には、日常使っている「バケツ」を再利用し、ポリ袋をかぶせ、⊃型(丸型)便座を乗せる。
本発明は、高機能な簡易トイレであるが、一部に汎用品を使用することにより、製造が容易であり、広く普及させることができる。また、災害時に備えての保管が容易である。また、災害用だけでなく、夜中トイレ回数の多い人でも使用でき、木製又は樹脂製のため、お尻が冷えない。
本発明の便座を示した図である。 本発明の便座にカバーを付けた図である。 本発明の便器の図である。ポリ袋をかぶせる前の状態 本発明の他の便座を示した図(完全なドーナツ状)である。 図4の便座にカバーを付け、ポリバケツにセットした便器を示した図である。 シートで覆った簡易便所を示す図である。
以下の本発明を実施する方法の1例について述べる。(準備の流れ)
1.ベニヤ板⊃型(丸型)(外径35cm内径28cm厚さ1cm)便座及び便座カバーを手当てする。ドーナツ状の板、または、一部が欠けたドーナツ状の板よりなる便座である。一部が欠けたドーナツ状の板とは、視力検査に用いるC型の形状である
2.ホ゜リフ゜ロヒ゜レンハ゛ケツ(15リッター、直径31cm、高さ30cm)(フタ付)を手当てする。
3.ポリ袋(32cm×18cm×58cm)24枚。このポリ袋の保管用として、タ゛ンホ゛ール、厚手ホ゜リフ゛クロを 手当てする。
4.密封用袋にするため閉じる結束バンドを50本、あるいは、加熱で封印する密封器を使う。
5.使用後の廃棄物は、ビニール大袋に入れて出す。
6.プライバシーを考え、組立式室外用トイレカバーボックスを作る。
(避難施設のフ゜ライハ゛シー保護にも応用できる)
ここに使用する部材は、直径11mm、長さ150cmの棒を4本、直径11mm、長さ90cmの棒を8本、1800cm×1800cmの壁用ビニールシート(ブルーシート)(2畳分)を2枚である。
7.保存しておく物(ローリングストック)として、トイレ関係では、トイレ紙、テッシュ、ポリ袋等を、一定量ストックする習慣にして使ったら買い足し備蓄する。これを徹底すれば、保管物は少なくなる。
なお、 ベニヤ板の寸法範囲は、外径は20cm〜40cm、内径は外径より、5〜7cm小さくせる。厚さの範囲は1cm〜2cmとする。なお、素材はベニヤ板に限ることはなく、樹脂(プラスティク)でも良い。
ポリバケツは15リッターから20リッターのものが良い。
図1は、本発明の便座を示した図(1部が欠けたドーナツ状)である。7cm幅の板であり、座っても安定します。
図2は本発明の便座にカバーを付けた図である。カバーを付けることにより、便座が動きにくくなる。
図3は本発明の便器の図である。ポリ袋をかぶせる前の状態
図4は本発明の便座を示した図(完全なドーナツ状)である。
図5は図4に示した便座にカバーを付け、ポリバケツにセットした便器を示す。
図6は図2に示した便座にカバーをかけ、ポリバケツにセットして便器とし、その外をシートで覆った簡易便所である。庭やマンションで使用時、プライバシー確保のため組み立て式衝立を作り、便器を置く。

Claims (3)

  1. ドーナツ状の板、または、一部が欠けたドーナツ状の板よりなる便座。
  2. 請求項1に記載の便座とポリバケツよりなる簡易便器。
  3. 請求項2に記載の便器をシートで覆った簡易便所。
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