JPH0439583A - 携帯用冷却器 - Google Patents

携帯用冷却器

Info

Publication number
JPH0439583A
JPH0439583A JP14504690A JP14504690A JPH0439583A JP H0439583 A JPH0439583 A JP H0439583A JP 14504690 A JP14504690 A JP 14504690A JP 14504690 A JP14504690 A JP 14504690A JP H0439583 A JPH0439583 A JP H0439583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
porous body
cylinder
cooled
cooling chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14504690A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Kitayama
北山 大亮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senju Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Senju Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP14504690A priority Critical patent/JPH0439583A/ja
Priority to CA002043303A priority patent/CA2043303C/en
Priority to KR1019910008918A priority patent/KR920001158A/ko
Priority to DE69123389T priority patent/DE69123389T2/de
Priority to ES91108934T priority patent/ES2098281T3/es
Priority to EP91108934A priority patent/EP0459508B1/en
Publication of JPH0439583A publication Critical patent/JPH0439583A/ja
Priority to US07/914,656 priority patent/US5189890A/en
Priority to US07/986,519 priority patent/US5287707A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は携帯用冷却器に関し、比較的小型の容器に入れ
られた液状の医薬品や化粧品或いは飲料等を冷却するの
に利用される。
(従来の技術) 従来、この種の携帯用冷却器としては、例えば特開昭5
1−85546号公報や実開昭60−125479号公
報にみられるように、開閉可能な容器と、圧縮冷媒を収
容したボンベと、これら容器とボンベとに連通し前記圧
縮冷媒を容器内に噴射するノズルと、このノズルの開閉
を行うバルブとを有するものが公知である。
上記冷却器は、例えばハンカチ、薬品、飲料等の被冷却
物品を容器内に収容し、バルブを開くことによってボン
ベ内の圧縮冷媒をノズルから容器内に噴射させ、この圧
縮冷媒が噴射と同時に気化する際に周囲から気化熱を奪
うことを利用して被冷却物品を冷却するようにしたもの
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の携帯用冷却器にあっては、容
器内の被冷却物品に、ボンベから噴射されると同時に気
化した冷媒を直接吹き付けることによって該物品を冷却
するものであるため、冷却に多量の冷媒が必要で、頻繁
にボンベを新しいものと交換しなければならない。この
ため、取り扱いが面倒であるとともに不経済であるとい
った問題があった。このような問題は、ボンベを容量の
大きいものにすれば一応解決できるが、そうすると今度
は冷却器自体が大型化してしまい、携帯に不便なものと
なるといった問題が生じる。
また、冷媒が被冷却物品の特定の面、つまりノズルに対
向する面にしか吹き付けられないため、冷却効率が低い
といった問題があった。このことは冷媒の多量消費を招
く一因ともなり、前記した問題をより大きなものとして
いた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、少量
の冷媒でしかも効率よく被冷却物品の全体を均一に冷却
することのできる携帯用冷却器を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る携帯用冷却器は
、冷媒が充填されたボンベと、このボンベが装填される
ボンベ装填部、被冷却物品が装填され該物品の冷却が行
われる開閉可能な冷却室、及びこの冷却室に前記ボンベ
装填部内のボンベから冷媒を噴射させる冷媒噴射手段が
設けられたケースと、このケースの冷却室において、該
冷却室に装填された被冷却物品を包み込むとともに、前
記ボンベから噴射された冷媒を液状のまま一旦吸収して
該冷媒の気化を被冷却物品の周囲で均一に行わしめる多
孔体とを備えたものとした。
(作用) 多孔体を予めケースの冷却室に取り付けておき、被冷却
物品を冷却室に装填し冷却室を閉じた際、該物品が多孔
体によって包み込まれるようにしておくか、又は多孔体
を予め被冷却物品の周囲に取り付けておく一方、ケース
のボンベ装填部に、冷媒が充填されたボンベを装填して
おく。次に、被冷却物品を、多孔体が取り付けられた冷
却室内に装填、又は、多孔体が取り付けられた被冷却物
品を冷却室内に装填し、冷却室を閉じたのち、冷媒噴射
手段を操作して冷媒を冷却室に噴射させる。
噴射された冷媒は、多孔体の存在によって瞬時には気化
せず、−旦液体のまま多孔体に吸収される。
多孔体に吸収された冷媒は、噴射時の圧力と多孔体内に
おける毛細管現象とによって多孔体全体に拡散するとと
もに、多孔体及び多孔体内に存在する空気から気化熱を
奪う。これによって多孔体全体が冷却され、この多孔体
に包み込まれている被冷却物品はその全周面から瞬時に
冷却されることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、被冷却物品を、小容量
の目薬が充填された点眼容器とした場合を例に採り、図
面を参照して説明する。
ここで、本実施例における点眼容器70について説明し
ておくと、この点眼容器70は、第20図に示すように
、短冊状の合成樹脂片の一部を膨出させることによって
形成された容器部71内に、1回の使用分に相当する量
の目薬を封入したものである。使用に際しては、容器部
71の首部72の両側に切れ目73が形成されているの
で、首部72例の切片74を摘んでこれを該切れ目73
からちぎり取り、首部72を開口する。こののち、容器
部71を指先で押圧して該首部72から目薬を滴下し、
点眼後は排棄する。
第1図乃至第5図は本発明に係る携帯用冷却器の一実施
例を示し、第1図はケースの蓋を開いた状態の斜視図、
第2図は部分断面平面図、第3図はケースの蓋を閉じた
状態の第2図における■−■線に沿う断面図、第4図は
ケースの蓋を閉じた状態の右側面図、第5図は同正面図
である。
この携帯用冷却器は、ボンベ10と、ケース11と、多
孔体12とを備えたものである。
ボンベ10内には、圧縮されて液化された冷媒が充填さ
れている。この冷媒としては、例えばフッ化炭化水素類
(デュポン社:商品名フレオン)、二酸化炭素、塩化メ
チル、ブタン等、この種の冷却に従来用いられている無
毒なものが好適に使用される。このボンベ10の先端に
はノズル13が取り付けられており、このノズル13を
ボンベ10内に強制的に押し込むことによってボンベ1
0内から前記冷媒が該ノズル13を経て外部に噴出する
ようになっている。
前記ケース11は、合成樹脂製又は例えばアルミニウム
等の金属製であって、ケース本体14と蓋15とから構
成されている。
ケース本体14には、その−側部に前記ボンベ10が装
填されるボンベ装填部16が設けられるとともに、この
ボンベ装填部16に沿って冷却室17と被冷却物品収納
部工8とが隔壁19を介して並設されており、上記ボン
ベ装填部16に冷媒噴射手段20が設けられている。ま
た、このケース本体14のボンベ装填部16と反対側の
縁には、その両端部に蓋係止部21,21がそれぞれ設
けられている。
上記ボンベ装填部16は、その被冷却物品収納部18側
の端部がボンベ装填口22として開口されている。この
ボンベ装填口22の内周面には雌ネジ23が刻設されて
おり、ボンベ装填口22はこの雌ネジ23に螺着される
キャップ24によって開閉される。キャップ24は短筒
状であって、その外周面には上記雌ネジ23と螺合する
雄ネジ25が刻設されるとともに、内周面には周方向に
沿って環状の係止突条26が形成されている。このキャ
ップ24にはその内部に、前記冷媒噴射手段20の一部
を構成する噴射ボタン27が、該キャップ24の軸芯方
向に摺動可能に遊嵌されている。この噴射ボタン27は
その両端部に係止鍔部28.28が形成されており、こ
れら係止鍔部28゜28が前記係止突条26と係合する
ことによって該噴射ボタン27はキャップ24から抜は
外れないようになっている。
また、ボンベ装填部16の奥部にはアダプタ29が固設
されるとともに、前記冷媒噴射手段20の一部をそれぞ
れ構成するコイルスプリング30及びソケット31が該
装填部16の軸芯方向に沿って摺動可能に設けられてい
る。
上記アダプタ29は、ボンベ装填部16内に装填された
ボンベ10のノズル13から噴射される冷媒を前記冷却
室17に導くためのものである。
このアダプタ29の前面(ボンベ装填口22に対向する
面)には、ボンベ10のノズル13の先端部が差し込ま
れるノズル差込部32が突設されるとともに、内部には
該ノズル差込部32と冷却室17とに連通ずる冷媒流路
33が形成されている。
前記コイルスプリング30及びソケット31は、ボンベ
装填部16内に装填されたボンベ10を常にボンベ装填
口22の噴射ボタン27に向けて付勢するためのもので
ある。コイルスプリング30はアダプタ29とソケット
31との間に介装されている。ソケット31はボンベ1
0の先端部を受ける大径部34と、コイルスプリング3
0内に嵌入される小径部35とからなっている。
前記冷却室17は、その中に装填された1個の点眼容器
70(被冷却物品)を冷却するための室であり、その長
さは点眼容器70の長さと略同寸法とされている。この
冷却室17内には、点眼容器70を保持固定するための
保持枠36を構成する片方の半割部材37が取り付けら
れている。この半割部材37には、前記ボンベ装填部1
6と隣接する側の上面に、該ボンベ装填部16内のアダ
プタ29の冷媒流路33と連通ずる冷媒流路38を構成
する一方の溝部39が形成されている。また、半割部材
37の中程、すなわち点眼容器70の容器部71に対応
する位置には多孔体取付部40が設けられており、この
多孔体取付部40の中央部に上記溝部39の終端が導か
れている。
前記被冷却物品収納部18は、複数個の予備の点眼容器
70を収納しておくためのものである。
本例の場合、この被冷却物品収納部1日は、取り外し可
能な仕切り板41によって上下二段に仕切られており、
上段及び下段に各2個ずつ計4個の点眼容器70が収納
できるようになっている。仕切り板41はその上下両面
にそれぞれ一対の突条42.42が両端部の幅方向中央
部から相互に対峙するように延設されており、仕切り板
41の上下に収められた点眼容器70がこの突条42,
42によって保持されるように図られている。
前記蓋15は、上記した冷却室17及び被冷却物品収納
部18を開閉するためのものである。この蓋15は、ボ
ンベ装填部16と、冷却室17及び被冷却物品収納部1
8との間に設けられたヒンジ部43を介してケース本体
14に揺動可能に取り付けられている。この蓋15の自
由端例の両端部には、前記したケース本体14の蓋係止
部21゜21と係合するロック44.44が該蓋15の
長手方向に沿って摺動可能に且つ蓋15から離脱不能に
取り付けられている。また、この蓋15の内面には、前
記ケース本体14の冷却室17、被冷却物品収納部18
間の隔壁19に対応する位置に隔壁45が設けられると
ともに、冷却室17と対応する部分に、前記保持枠36
を構成するもう片方の半割部材46が取り付けられてい
る。二〇半割部材46には、前記したケース本体14側
の半割部材37と同様、前記ヒンジ部43と隣接する側
の上面、つまり冷却室17と対向する面に、前記冷媒流
路38を構成するもう一方の溝部47が形成されている
。また、この半割部材46の中程、すなわち点眼容器7
0の容器部71に対応する位置には多孔体取付部48が
設けられており、この多孔体取付部48の中央部に上記
溝部47の終端が導かれている。
前記多孔体12は、ケース11の冷却室17において、
該冷却室17に装填された点眼容器70を包み込むとと
もに、ボンベ10から噴射された冷媒を液状のまま一旦
吸収して該冷媒の気化を点眼容器70の周囲で均一に行
わしめるものである。
このような多孔体12としては、例えばスポンジ、不織
布、紙、微細な孔が無数に形成された合成ゴムやウレタ
ン樹脂等が挙げられるが、冷却時に0°C近くまで温度
が下がることから、低温でも変質の問題がなく、しかも
冷媒(液体)の浸透性に優れ且つ空気の保持量が多い点
からもスポンジが最も好適である。また、この多孔体1
2における孔は、その両端が開口しているものであって
も、−端が閉じられているものであってもよい。このよ
うになる多孔体12は、半割部材49.50としてその
一方がケース本体14の冷却室17側における多孔体取
付部40に、他方が蓋15例の多孔体取付部48にそれ
ぞれ接着剤や粘着テープ等を介して取り付けられている
次に、以上述べた携帯用冷却器の使用方法について説明
する。
まず、ケース本体14のボンベ装填口22のキャップ2
4を取り外し、ボンベ装填口22を開く。
次に、冷媒が充填されたボンへ10を、そのノズル13
を先頭にして上記ボンベ装填口22からボンベ装填部1
6内に挿入し、キャップ24を再びボンへ装填口22に
甥着する。これで、ボンベ10のノズル13の先端部が
アダプタ29のノズル差込部32内に差し込まれると同
時に、ボンへ10の先端部がソケット31の大径部34
内に嵌まり込み、ボンベ10はコイルスプリング30の
弾発力を受ける。これにより、ボンベ1oの底面がキャ
ップ24内の噴射ボタン27に押し付けられることとな
り、噴射ボタン27はその表面がケース本体14の端面
及びキャップ24の表面と面一となる。
続いて、ケース11のロック44.44をそれぞれ外側
方に摺動させてケース本体14の蓋係止部21,21か
ら外し、蓋15を開く。
次に、被冷却物品収納部18から点眼容器7゜を1個取
り出し、これを保持枠36の半割部材37内に嵌め入れ
るようにして冷却室17内に装填する。
点眼容器70の装填を終えたならば、蓋15を閉じ、ロ
ック44.44を前とは逆方向に摺動させ、再びケース
本体14の蓋係止部21,21と係合させる。これで、
冷却室17内の点眼容器70は、保持枠36によって保
持されるとともに、その容器部71全体が多孔体12に
よって包み込まれる。また、それと同時に、保持枠36
の半割部材37.46が合体することによって、各半割
部材37.46の上面(対向面)に形成された溝部39
.47が合わさり、冷媒流路38が構成される。
続いて、噴射ボタン27をコイルスプリング30の弾発
力に抗して押すと、ノズル13がアダプタ29のノズル
差込部32から反力を受けてボンベ10内に押し込まれ
、これによってボンベ10から冷媒が、ノズル13、ア
ダプタ29内の冷媒流路33、保持枠36内の冷媒流路
38を順次経て、冷却室17内の多孔体12に噴射され
る。噴射された冷媒は、多孔体12の存在によって瞬時
には気化せず、−旦液体のまま多孔体12に吸収される
。多孔体12に吸収された冷媒は、噴射時の圧力と多孔
体12内における毛細管現象とによって多孔体12全体
に拡散するとともに、多孔体12及び多孔体12内に存
在する空気から気化熱を奪う。これによって多孔体12
全体が冷却され、この多孔体12に包み込まれている点
眼容器70の容器部71はその全周面から冷却されるこ
ととなる。
冷却された頃を見計らって、前記と同様、ケース11の
ロック44.44を外し、蓋15を開いて、冷却された
点眼容器70を冷却室17から取り出し、点眼に供する
なお、上記実施例では、噴射ボタン27を押してボンベ
10をノズル13側に押しやることでノズル13をボン
ベ10内に押し込み、冷媒を噴射させるように構成して
いるが、本発明はこれに限らず、例えば、第6図及び第
7図に示すように、ノズル13をレバー60で押す構成
としてもよい。
すなわち、ボンベlOの頭部側におけるケース本体14
の側面にレバー60を揺動可能に設ける。
このレバー60は、その内面側に介装されたコイルスプ
リング61によって常にボンベ10から離間する方向に
付勢されているとともに、その自由端側が、アダプタ2
9から延出された棒杆62と連結されている。アダプタ
29はボンベ装填部16内において摺動可能に設けられ
ており、レバー60の自由端を上記コイルスプリング6
1の弾性力に抗して押し下げることにより、ノズル13
がアダプタ29に押されてボンベ10内に押し込まれ、
ボンベ10内の冷媒がノズル13からアダプタ29内の
冷媒流路33を経て冷却室17内に噴出される。なお、
図中の符号63は、上記レバー60の自由端を覆うカバ
ーを示し、このカバー63は、携帯時に不測にレバー6
0が押されて冷媒が噴射されるのを防止するためのもの
で、冷却を行うとき以外は閉じられている。このカバー
63は、ケース本体14に枢着されており、開くには図
示のように跳ねる上げるようにする。なお、このカバー
60は閉じた際にケース本体14と一体化するような形
状とされるのが好ましい。
第8図乃至第12図は、本発明に係る携帯用冷却器の他
の実施例を示し、第8図は斜視図、第9図は横断面図、
第1O図は第9図におけるX−X線に沿う断面図、第1
1図は右側面図、第12図は正面図である。なお、上記
実施例と同一構成要素には同一符号を付している。
上記実施例と重複する点についてはその説明を省き、以
下、異なる点についてのみ説明する。
本例では、冷却室17及び被冷却物品収納部18の開口
部が、それぞれケース11の各端面に設けられており、
冷却室17の開口部80は蓋151で開閉されるように
なされている。
冷却室17は円筒状であり、その中に設けられる保持枠
36及び多孔体12もそれぞれ円筒状の一体物とされて
いる。また保持枠36の上記開口部80と対向する面は
凹陥部82に形成されており、点眼容器70の一端部7
4が摘み易いように図られている。
保持枠36内の冷媒流路38は、冷媒が多孔体12に、
より一層効率よく吸収されるよう二股状に分岐されてお
り、これら各分岐流路381.382の終端は、点眼容
器70の容器部71に対向する位置にそれぞれ配されて
いる。
被冷却物品収納部18にはマガジン83が装備されてお
り、複数個の点眼容器70・・・はこのマガジン83に
セットされた状態で該収納部18内に収納される。図示
例では、4個の点眼容器70・・・が2列2段に収納さ
れる場合を示している。また、このマガジン83の底面
84は、前記開口部81を開閉する蓋を兼ねている。
他の構成は前記実施例と同様である。
第13図乃至第17図は、本発明に係る携帯用冷却器の
さらに他の実施例を示し、第13図は斜視図、第14図
は横断面図、第15図は第14図におけるxv−xv線
に沿う断面図、第16図は右側面図、第17図は正面図
である。なお、上記した各実施例と同一構成要素には同
一符号を付している。
本例は、基本的には上記第8図乃至第12図に示した実
施例と同じ構成であるが、同実施例とは多孔体12が冷
却室17内に取り付けられていない点で異なる。
すなわち、本例では、多孔体12は点眼容器70の容器
部71に外嵌可能な円筒状に形成されており、点眼容器
70の一つ一つに予め装着されている。そして、冷却後
は点眼容器70から取り外され排棄される。
また、多孔体12が点眼容器70に装着されていること
により、多孔体12を含む点眼容器70の容積が大きな
ものとなるが、被冷却物品収納部18に装備されるマガ
ジン87は、これに対応すべく、その内部の仕切りが点
眼容器70・・・を効率よ(収納できるように形成され
ており、該収容部18の省スペース化が図られている。
他の構成は上記各実施例と同様である。
第18図及び第19図は、本発明に係る携帯用冷却器の
さらに他の実施例を示し、第18図は全体斜視図、第1
9図は部分斜視図である。なお、上記した各実施例と同
一構成要素には同一符号を付している。
本例は、ボンベ10を直接手に持って冷媒の噴射を行う
ようにした点で上記各実施例と異なるものである。
すなわち、ケース11は、最初の実施例と同様ケース本
体14と開閉可能な蓋15とから構成されており、ケー
ス本体14の上面にはボンベ収容部90、被冷却物品収
納部18及び冷却室17が並設されている。ボンベ収納
部90及び被冷却物品収納部18はそれぞれ収納する物
品の外形状と合致する形状の凹陥部とされている。冷却
室17は、ケース本体14の上面に枢着された内蓋91
によって開閉され、この内蓋91を閉じたときには冷却
室17は完全に密封されるようになされている。内蓋9
1は、ケース本体14の上面適所に設けた回動式のロッ
ク92をひねることによってケース本体14に係止又は
その係止が解除されるようになされている。冷却室17
の底面と内!91の内面には、最初の実施例の場合と同
様、多孔体取付部40.48が形成されるとともに、こ
れら各多孔体取付部40.48内に半割部材49.50
とされた多孔体12がそれぞれ取り付けられている。ま
た、上記内蓋91の適所には、ノズル差込部32が設け
られている。
このようになる携帯用冷却器を使用するには、まず、ケ
ース11の1115を開いてロック92をひねり冷却室
17の内蓋91の係止を解除する。
続いて、内蓋91を開き、被冷却物品収納部18から取
り出した点眼容器70を冷却室17内に装填する。それ
を終えたならば、再び内蓋91を閉じるとともにロック
92をひねり、内蓋91をケース本体14に係止させる
。次に、ボンベ収納部90からボンベ10を取り出し、
そのノズル13を内蓋91のノズル差込部32に差し込
み、ボンベ100本体を内蓋91側に押し付ける。これ
によってノズル13がボンベ10内に押し込まれ、ボン
ベ10から冷媒が冷却室17内の多孔体12に噴射され
て、点眼容器70の冷却が行われる。
冷却が完了すれば、ロック92をひねって内蓋91の係
止状態を解除し、内蓋91を開いて冷却された点眼容器
70を取り出す。
他の構成は上記各実施例と同様である。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものでは
ない。上記した各実施例では、被冷却物品を点眼容器と
しているが、これに限るものではなく、被冷却物品は、
他の種類の医薬品又は化粧品或いは飲料等が収容された
容器であってもよいことは勿論である。また、本発明に
係る携帯用容器の形状及び大きさは、被冷却物品の種類
に応じて適宜決定される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る携帯用容器は、特に
、冷却室において、該冷却室に装填された被冷却物品を
包み込むとともに、ボンベから噴射された冷媒を液状の
まま一旦吸収して該冷媒の気化を被冷却物品の周囲で均
一に行わしめる多孔体を備えているから、従来のものに
比べて冷却に要する冷媒が非常に少なくてすむ。したが
って、従来とは異なり、頻繁にボンベを新しいものと交
換する必要がなく、このため、取り扱いに便利であると
ともに経済性に優れている。また、それとともに、ボン
ベを容量の小さなものとすることができるので、冷却器
自体の小型化を図ることができ、携帯に便利なものとす
ることができる。
また、多孔体によって冷媒の気化が被冷却物品の周囲で
均一に行われるから、被冷却物品をその全周面から一様
に冷却することができ、しかも多孔体によって保冷効果
があるから冷却効率が非常に高いものである。したがっ
て、少量の冷媒で効率よく被冷却物品を冷却することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る携帯用冷却器の一実施
例を示し、第1図はケースの蓋を開いた状態の斜視図、
第2図は部分断面平面図、第3図はケースの蓋を閉じた
状態の第2図におけるm−■線に沿う断面図、第4図は
ケースの蓋を閉じた状態の右側面図、第5図は同正面図
、第6図は第1図乃至第5図に示す実施例における冷媒
噴射手段の他の例を示す斜視図、第7図は同一部破断斜
視図、第8図乃至第12図は、本発明に係る携帯用冷却
器の他の実施例を示し、第8図は斜視図、第9図は横断
面図、第10図は第9図におけるXX線に沿う断面図、
第11図は右側面図、第12図は正面図、第13図乃至
第17図は、本発明に係る携帯用冷却器のさらに他の実
施例を示し、第13図は斜視図、第14図は横断面図、
第15図は第14図におけるxv−xv線に沿う断面図
、第16図は右側面図、第17図は正面図、第18図及
び第19図は本発明に係る携帯用冷却器のさらに他の実
施例を示し、第18図は全体斜視図、第19図は部分斜
視図、第20図は被冷却物品の一例として点眼容器を示
す正面図である。 10・・・ボンベ 11・・・ケース 14・・・ケース本体 15・・・蓋 12・・・多孔体 16・・・ボンベ装填部 17・・・冷却室 20・・・冷媒噴射手段 27・・・噴射ボタン 30・・・コイルスプリング 31・・・ソケット 70・・・被冷却物品 第6図 一一一警−− 入\、−一;−一一 第18図 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)冷媒が充填されたボンベと、 このボンベが装填されるボンベ装填部、被冷却物品が装
    填され該物品の冷却が行われる開閉可能な冷却室、及び
    この冷却室に前記ボンベ装填部内のボンベから冷媒を噴
    射させる冷媒噴射手段が設けられたケースと、 このケースの冷却室において、該冷却室に装填された被
    冷却物品を包み込むとともに、前記ボンベから噴射され
    た冷媒を液状のまま一旦吸収して該冷媒の気化を被冷却
    物品の周囲で均一に行わしめる多孔体と を備えてなる携帯用冷却器。
JP14504690A 1990-06-01 1990-06-01 携帯用冷却器 Pending JPH0439583A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14504690A JPH0439583A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 携帯用冷却器
CA002043303A CA2043303C (en) 1990-06-01 1991-05-27 Portable chiller
KR1019910008918A KR920001158A (ko) 1990-06-01 1991-05-30 휴대용 냉각기
DE69123389T DE69123389T2 (de) 1990-06-01 1991-05-31 Tragbarer Kühler
ES91108934T ES2098281T3 (es) 1990-06-01 1991-05-31 Nevera portatil.
EP91108934A EP0459508B1 (en) 1990-06-01 1991-05-31 Portable chiller
US07/914,656 US5189890A (en) 1990-06-01 1992-07-17 Portable chiller
US07/986,519 US5287707A (en) 1990-06-01 1992-12-07 Portable chiller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14504690A JPH0439583A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 携帯用冷却器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0439583A true JPH0439583A (ja) 1992-02-10

Family

ID=15376137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14504690A Pending JPH0439583A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 携帯用冷却器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439583A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185546A (ja) * 1975-01-24 1976-07-27 Fumio Enya Hankachitonoreikyakusochiosonaetakeitaiyoki
JPS62248978A (ja) * 1986-04-21 1987-10-29 高月 龍三 冷却器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185546A (ja) * 1975-01-24 1976-07-27 Fumio Enya Hankachitonoreikyakusochiosonaetakeitaiyoki
JPS62248978A (ja) * 1986-04-21 1987-10-29 高月 龍三 冷却器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2043303C (en) Portable chiller
JP4431804B2 (ja) 流体状冷媒用のディスペンス装置及びディスペンシングユニット
US7678066B2 (en) Cooling massage device and product dispenser including such a device
BRPI0612905A2 (pt) dispositivo de pulverização para dispensar um fluido refrigerante
JPH09168557A (ja) 施しユニット
PT2231047E (pt) Recipiente para armazenar um dispositivo de criocirurgia
JP2007093198A (ja) 冷却デバイスならびにこの冷却デバイスを備えたアセンブリ
KR101808284B1 (ko) 탈착식 어플리케이터부가 구비된 튜브용기
KR20040098417A (ko) 냉각기가 붙은 화장품 용기
JPH0439583A (ja) 携帯用冷却器
JPH10193636A (ja) 補充用インクカートリッジ
KR101782411B1 (ko) 마스크팩 용기
JPH0448176A (ja) 携帯用冷却器
US5131239A (en) Automatic self-cooling device for beverage containers
KR100494421B1 (ko) 냉각기가 설치된 화장품 용기
US4993236A (en) Sensitive pressure actuated automatic self-cooling device for beverage containers
JP7026377B2 (ja) 化粧液用携帯容器
US4791789A (en) Automatic self-cooling device for beverage containers
JP2964390B2 (ja) 液体容器
JP3045277B2 (ja) 瞬間冷却可能な携帯物セット
KR0133211B1 (ko) 냉각장치
KR200209905Y1 (ko) 헤어 세팅을 위한 무스 및 스프레이 공급장치
JPH028775U (ja)
KR101870631B1 (ko) 고온 기후에서 유용한 화장수 분사용기
JPH089398B2 (ja) 加圧式吐出容器