JPH0439313Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439313Y2
JPH0439313Y2 JP16266288U JP16266288U JPH0439313Y2 JP H0439313 Y2 JPH0439313 Y2 JP H0439313Y2 JP 16266288 U JP16266288 U JP 16266288U JP 16266288 U JP16266288 U JP 16266288U JP H0439313 Y2 JPH0439313 Y2 JP H0439313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
shower
faucet
reinforcing member
retaining mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16266288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0284869U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16266288U priority Critical patent/JPH0439313Y2/ja
Publication of JPH0284869U publication Critical patent/JPH0284869U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439313Y2 publication Critical patent/JPH0439313Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、美容院や一般家庭などで用いられる
シヤワー栓の保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば美容院において、第7図に示すように、
水受けボール31に湯水混合用の水栓32を設け
ると共に、該水栓32の吐水口32aに直管33
を立ち上げ連設し、かつ、当該直管33に金属製
の可撓管34を介してシヤワー栓35を連通連結
して、当該シヤワー栓35によつて手軽に洗髪等
を行えるようにしたシヤワーユニツトが多々見受
けられるようになつている。
かかるシヤワーユニツトにおいて、前記可撓管
34を直接的に前記吐水口32aに連結して該可
撓管34の長さを長くすると、前記シヤワー栓3
5のシヤワー口部を上下に大きく位置変更させ得
ることから、前記シヤワー栓35の使い勝手が良
いのであるが、前記シヤワー栓35の自重によつ
て当該シヤワー栓35が位置ずれし易く、かつ、
保形性に富む金属製とは言え、長期使用に伴つて
前記可撓管34が撓み易くなることで前記シヤワ
ー栓35が垂れ下がり気味になり易く、その上、
前記シヤワー吐水の方向性が定まり難くなり、而
して、洗髪等に際して前記シヤワー栓35を支え
持たざるを得なくなることから、前記水栓32の
吐水口32aに立ち上げ用の直管33を連結し
て、この直管33に比較的短い可撓管34を介し
て前記水栓32を連結しているのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、洗髪にとつて好適なように前記直管3
3を余り長く構成すると、前記シヤワー口部が高
くなつてしまつて洗顔等の面で問題があり、ま
た、前記可撓管34が短くてシヤワー栓35の移
動範囲が狭いことから、当該シヤワー栓35によ
つて水受けボール31を洗浄する等の使い勝手が
悪くなる点で改善の余地があつた。
本考案は、上記の実情に鑑みて案出されたもの
であつて、極めて簡単な改良によつて上記の不都
合を解消することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、水栓の
吐水口に可撓管を介して連通連結されるシヤワー
栓のホルダーを薄肉のパイプ上部に連設し、当該
パイプを水受けボール奥側部分に上下位置変更固
定自在に設けると共に、該パイプの上方への抜け
止め機構を当該パイプの下端側に設け、かつ上記
抜け止め機構を、前記パイプに外嵌合される抜け
止めリングと、該リングに螺着され且つパイプ外
面を押圧するネジ部材、及び、該ネジ部材による
前記パイプの被押圧部の内部に挿入されるパイプ
補強部材から構成した点に特徴を有する。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、可撓管を介して水栓
の吐水口に連通連設されているシヤワー栓が、ホ
ルダーに保持された姿勢のまま上下に位置変更固
定され、かつ、抜け止めリングの作用で前記パイ
プの上方への抜け止めが成される。
そして抜け止め機構において、前記抜け止めリ
ングに螺着されたネジ部材を前記パイプに押圧さ
せることで、当該抜け止めリングの取り付けが達
成され、かつ、前記ネジ部材の押圧によつてパイ
プが押し潰される事態が、該パイプに挿入された
パイプ補強部材によつて防止される。
更に、上記パイプが薄肉であるから切断が容易
であり、而して、該パイプを切断し且つパイプ下
端に抜け止め機構をセツトすることで、前記ホル
ダーひいてはシヤワー栓を最下位に位置させたと
きの、水受けボール奥側部分から下方へのパイプ
の突出量を短くする方向に容易に変更できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はシヤワーユニツトUの全体を分解して
示し、第2図は一部を破断した主要部を示すもの
であつて、図において、1は陶器製等の水受けボ
ールで、該水受けボール1の略水平の奥側部分1
aには2個の貫通孔a,bが形成されている。
2は湯水混合用の水栓、3は可撓管4を介して
前記水栓2の吐水口2aに連通連結されたシヤワ
ー栓、5はシヤワー栓保持装置である。
前記水栓2の本体2bには前記貫通孔a,bに
挿通される筒状部材6,7が螺設されていて、該
筒状部材6,7を前記貫通孔a,bに上方から挿
通すると共に、夫々座金cとバネ座金dを介して
ナツトeを螺合して、当該水栓2を前記水受けボ
ール1の奥側部分1aに固定してある。
前記シヤワー栓保持装置5は、一方の筒状部材
6に対して上下移動自在に挿通される薄肉のパイ
プ8と、該パイプ8の上下位置を変更自在に固定
するための固定機構9と、前記パイプ8の上方へ
の抜け止めを司る抜け止め機構10、及び、前記
パイプ8の上部に連設されたシヤワー栓ホルダー
11から成り、かつ、前記抜け止め機構10は、
前記パイプ8に外嵌合される抜け止めリング12
と該リング12に螺着されるネジ部材13、及
び、パイプ補強部材14によつて構成されてい
る。
前記抜け止めリング12の詳しくは、第3図及
び第4図にも示すように、前記パイプ8の外径よ
りもやゝ大なる内径の嵌合孔部15をリング本体
16に形成すると共に、前記パイプ補強部材14
の落下防止を司る落ち止め部fを前記嵌合孔部1
5の下端側に連設し、かつ、前記リング本体16
を半径方向で貫通する3個(個数は不問であつ
て、少なくとも1個あれば良い。)のネジ孔gを
当該リング本体16に螺設してある。
一方、前記パイプ補強部材14は、前記パイプ
8の内径よりもやゝ小なる外径の補強部分hと、
前記嵌合孔部15の内径よりもやゝ小なる外径の
被当接部分iとを有し、かつ、前記抜け止めリン
グ12の嵌合孔部15にすつぽりと納まる程度の
大きさのものである。
而して、前記抜け止めリング12のネジ孔gに
ネジ部材13を少しだけ螺合させると共に、前記
被当接部分iを落ち止め部fで受け止めるように
して前記パイプ補強部材14を抜け止めリング1
2に内嵌合させ、かつ、当該両者14,12間に
前記パイプ8の下端側を入り込ませた上で前記ネ
ジ部材13を廻し、該ネジ部材13の先端を前記
パイプ8の外面に押圧させることで、前記パイプ
下端に抜け止め機構10をセツトすることができ
る。
ここで、前記パイプ8が薄肉故に、当該パイプ
8を金鋸によつて簡単かつ容易に切断でき、而し
て、例えば第2図に仮想線で示すように、前記水
受けボール1の下部に恒久設備A等が存在してい
たり、あるいは、恒久設備Aを設置したりした場
合に、前記シヤワー栓3を最下位に下げると、前
記パイプ8下端の抜け止め機構10が設備Aに当
接する不都合を生じるが、前記パイプ8を切断し
且つ該パイプ8下端に抜け止め機構10をセツト
することで、前記水受けボール1の奥側部分1a
から下方へのパイプ8の突出量を短くする方向に
容易に変更することができる。
ところで、前記抜け止めリング12を省略して
も前記抜け止めリング12をパイプ8にセツトす
ることができるのであるが、上述したように、パ
イプ8の切断を容易ならしめるように当該パイプ
8を薄肉構造にしている関係上、前記ネジ部材1
3の先端を前記パイプ8に強く押圧させると、第
5図に示すように、前記パイプ8が押し潰される
危険性が大であり、このパイプ8の押し潰れを防
止するために前記抜け止めリング12を装備させ
ているのである。
尚、第6図に示すように、前記パイプ補強部材
14を抜け止めリング12の下部側に一体連設す
る構成とするも良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によるシヤワー栓の
保持装置によれば、長い可撓管を介してシヤワー
栓を水栓に接続しても、支持杆を上下に位置変更
することで、前記シヤワー栓を任意の高さ位置に
方向性を定めた状態で位置固定でき、而して、シ
ヤワー栓を手で支え持たなくても、当該シヤワー
栓を高位置に在らしめて例えば洗髪したり、シヤ
ワー栓を低位置に在らしめて例えば洗顔したりす
ることが容易となり、しかも、該シヤワー栓をホ
ルダーから外すことで水受けボールの洗浄等も容
易に行え、シヤワー栓の使い勝手を良化させるこ
とができる。
そして、前記パイプの内部にパイプ補強部材を
挿入し且つネジ部材で前記パイプを押圧させるだ
けの簡単な操作で前記パイプの抜け止めを達成で
きる上、該パイプの内部に前記パイプ補強部材を
挿入させたことで、当該パイプがネジ部材の押圧
によつて押し潰される虞れがなく、抜け止め機構
をセツトする際の作業性が良好となる。
更に、上記パイプが薄肉であるから切断が容易
であることと、上記抜け止め機構のセツトが容易
であることから、前記ホルダーひいてはシヤワー
栓を最下位に位置させたときの、水受けボール奥
側部分から下方へのパイプの突出量を短くする方
向に容易に変更でき、全体として、極めて簡単な
改良によつて、シヤワー栓の使い勝手を大幅に向
上できるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシヤワーユニツト全体の分解斜視図、
第2図は一部を破断した要部の側面図、第3図は
抜け止め機構の分解斜視図、第4図は抜け止め機
構の断面図、第5図はパイプ補強部材を省略した
ときの抜け止めリングの取り付け状態を示す説明
図、第6図は抜け止め機構の別実施例の断面図で
ある。そして第7図は従来のシヤワーユニツトの
斜視図である。 1……水受けボール、1a……奥側部分、2…
…水栓、2a……吐水口、3……シヤワー栓、4
……可撓管、8……パイプ、10……抜け止め機
構、11……ホルダー、12……抜け止めリン
グ、13……ネジ部材、14……パイプ補強部
材、f……落ち止め部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水栓の吐水口に可撓管を介して連通連結され
    るシヤワー栓のホルダーを薄肉のパイプ上部に
    連設し、当該パイプを水受けボール奥側部分に
    上下位置変更固定自在に設けると共に、該パイ
    プの上方への抜け止め機構を当該パイプの下端
    側に設け、かつ上記抜け止め機構を、前記パイ
    プに外嵌合される抜け止めリングと、該リング
    に螺着され且つパイプ外面を押圧するネジ部
    材、及び、該ネジ部材による前記パイプの被押
    圧部の内部に挿入されるパイプ補強部材から構
    成してあることを特徴とするシヤワー栓の保持
    装置。 (2) 前記パイプ補強部材の落ち止め部を前記抜け
    止めリングに連設してある請求項(1)に記載され
    たシヤワー栓の保持装置。 (3) 前記パイプ補強部材を前記抜け止めリングの
    下部側に一体連設してある請求項(1)に記載され
    たシヤワー栓の保持装置。
JP16266288U 1988-12-14 1988-12-14 Expired JPH0439313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16266288U JPH0439313Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16266288U JPH0439313Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284869U JPH0284869U (ja) 1990-07-02
JPH0439313Y2 true JPH0439313Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31446690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16266288U Expired JPH0439313Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439313Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0284869U (ja) 1990-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4406025A (en) Bidet apparatus for use in connection with a conventional flush toilet
US7761949B1 (en) Bathtub brush with defined pivot
ITMI920065A1 (it) Complesso di raccordo -valvola regolabile verticalmente per tubi
JPH0439313Y2 (ja)
JPH0439312Y2 (ja)
JP2000144832A (ja) ホース収納式水栓
JPH057338Y2 (ja)
KR200323913Y1 (ko) 샤워기 지지장치
KR200200874Y1 (ko) 냉온수기용 워터-가드 구조
CN211423457U (zh) 一种水嘴带切换,节约空间的淋浴水龙头
JPH0362158U (ja)
JP2503758Y2 (ja) 排水栓装置
JPS6227564Y2 (ja)
KR20190080401A (ko) 샤워수전
JPH0336579U (ja)
JPH0421890Y2 (ja)
JPH0732609Y2 (ja) 手洗器の吐水管接続構造
JPH0340936Y2 (ja)
JP3180211B2 (ja) シャワーヘッドの支持装置
CN112922096A (zh) 一种浴室智能化洁具
JPH047820Y2 (ja)
JPH0624451Y2 (ja) 吐水器具支持装置
JP2595051Y2 (ja) 水槽等の洗浄装置
JPH02120565U (ja)
JPH10152871A (ja) 洗面化粧台のシャワー装置