JPH0439296B2 - - Google Patents

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JPH0439296B2
JPH0439296B2 JP61210474A JP21047486A JPH0439296B2 JP H0439296 B2 JPH0439296 B2 JP H0439296B2 JP 61210474 A JP61210474 A JP 61210474A JP 21047486 A JP21047486 A JP 21047486A JP H0439296 B2 JPH0439296 B2 JP H0439296B2
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reef
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polygonal
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JP61210474A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サザエ及びアワビを育成するサザエ
及びアワビ礁に関するものである。
〔従来技術〕
幼稚子時代を過ぎたサザエ及びアワビは、成長
期にはいると餌となる藻類の多く存在する太陽光
が海底まで到達する浅い海域の岩礁地帯に棲み着
くようになる。サザエ及びアワビは共に夜行性で
あり夜は餌を求めて活動し、日中、サザエは太陽
光線が差し込む岩礁の窪みに好んで棲み着き、ア
ワビは直接太陽光線が当らない場所に好んで棲み
着く。
このようなサザエ或いはアワビが棲み着く場所
を人工的に造るため、本考案者等は先に人工鮑礁
を開発して出願している(実願昭56−055497号)。
該人工鮑礁は四角円台上コンクリートの外周に頂
部面と平行に下向きの壁面を有する凹状溝を複数
形成した構造のものである。
また、本出願人は先にサザエ礁も開発し出願し
ている。該サザエ礁は多角錐台体からなるコンク
リートブロツクの外表面に多面で構成される複数
の凹状窪みを形成した構造のものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記構造の人工鮑礁を海底に沈設した場合、そ
の外周に形成された凹状溝の下向きの壁面が直接
太陽光線の当らない部分となるので、アワビが棲
み着くのに格好の場所となり、多数のアワビが棲
み着くことが確認されている。また、上記構造の
サザエ礁も外表面に形成された複数の凹状窪みに
多数のサザエが棲み着くことが確認されている。
ところでサザエとアワビは共に上述のように、
藻類の多く存在する浅い海域に多く生息すること
が確認されているが、日中に岩礁に棲み着く場合
その水深が若干異なり、サザエは比較的浅い場所
に好んで棲むのに対しアワビは比較的深い場所に
好んで棲む。
そこで上記構造のアワビ礁を沈設した場合、ア
ワビは礁の下部の凹状溝に多く棲み着くが上部の
凹状溝にはあまり棲み着かないという問題点があ
つた。また、上記構造のサザエ礁を沈設した場
合、礁の上部の外表面に形成された凹状窪みに多
数のサザエが棲み着くが下部の凹状窪みはあまり
棲み着かないという問題点があつた。
しかも、上記問題点は礁の高さ寸法の大きいも
のほど著しく、サザエ又はアワビの棲み着き効率
が悪いという欠点があつた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上
記問題点を除去し、上部にはサザエが棲み着き下
部にアワビが棲み着き、礁全体として棲み着き効
率の良いサザエ及びアワビ育成礁を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、サザエ及
びアワビ育成礁の礁本体を、上部が多角錐台形状
で下部が同一多角の多角柱形状のコンクリートブ
ロツクで形成し、該礁本体の上部多角錐台部分の
外表面には少なくとも一面が平坦な壁面で構成さ
れる凹状窪みを多数形成し、下部多角柱部分の外
側面には少なくとも一面が下向きの平坦面で形成
された複数の凹状溝を礁頂面と略平行に形成し
た。
また、礁本体の内部には頂部と底部に連通する
礁本体の重量を調整するための空洞部を形成し
た。
〔作用〕
サザエ及びアワビ育成礁を上記の如く構造とす
ることにより、該サザエ及びアワビ育成礁を海底
に沈設した場合、礁本体の上部に形成された多数
の凹状窪みには太陽光線が直接差し込み、サザエ
が好んで棲み着く場所となり、また礁本体下部に
形成された多数の凹状溝の下向きの壁面は太陽光
線が直接差し込まない、アワビが好んで棲み着く
場所となる。これにより礁の上部及び下部に渡つ
てサザエ及びアワビが棲み着きやすい構造の礁と
なる。
また、礁本体内部には空洞を形成するから、外
型枠は一つで重量の異なるアワビ礁を製造できる
ことになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図、第2図は本発明に係るサザエ及びアワ
ビ育成礁を示す図で、第1図aは平面図、第1図
bは側面図、第2図は第1図aのA−A線上断面
図である。礁本体1はコンクリート製で、上部が
6角錐台形状、下部が6角柱形状である。上部6
角錐台部分の外表面には複数面で形成される凹状
窪み2が多数形成され、下部6角柱部分の外表面
には複数の面で形成される凹状溝3が形成されて
いる。凹状窪み2は5つの面で形成され、少なく
とも一面は上向きの壁面になつている。凹状溝3
は2面で形成された楔状で、その1面は下向きの
壁面を形成している。コンクリート製の礁本体1
の内部には底面と連通する空洞4が形成され、頂
部には該空洞4に連通する孔5が形成される。
上記構造のサザエ及びアワビ育成礁を太陽光が
海底にまで到達する浅い海域に沈設した場合、空
洞4内の空気は孔5を通つて抜けるので、空洞4
内は海水で満たされ、海底に安定して設置され
る。また、礁本体1の上部に形成された凹状窪2
の上向き壁面は太陽光が直接差し込む面となり、
凹状溝3の下向き壁面3aは太陽光の直接差し込
まない面となる。しかも浅い海域に礁本体1を沈
設けした場合、上部ほど太陽光の照射量が多く、
下部ほど太陽光の照射量が少ないことになる。従
つて、第3図に示すように、礁本体1の上部6角
錐台部分の凹状窪2にはサザエ8が好んで棲み着
く場所となると共に、下部6角柱部分の凹状溝3
の下向き面3aはアワビが好んで棲み着く場所と
なる。
ところでサザエ及びアワビが好んで生息する場
所は、上述の様に太陽光が海底にまで差し込む浅
い海域で餌となる藻類が豊富に存在する岩礁地帯
であるが、該海域も地形により、例えば波が荒
く、潮の流れの速い場所から波が比較的穏やかで
潮の流れも緩やかな場所等種々ある。上記構造の
サザエ及びアワビ育成礁を沈設する場合、このよ
うな種々の条件を考慮し、波が荒く、潮の流れの
速い場所には重量の重いものを、波が比較的穏や
かで潮の流れも緩やかな場所には重量の軽いもの
をというように、その海域に合つた重量の礁を沈
設する必要がある。
礁重量を変える方法としては、従来は、寸法の
異なる種々の外型枠を用意し、該種々の外型枠の
中から所望の重量に合う寸法の型枠を選択し、該
選択した型枠を用いて所望の重量の礁を製造して
いる。そのため上述の様に多数の外型枠を準備し
なければならないという問題があつた。
本発明のサザエ及びアワビ育成礁は上記のよう
な構造をしているため、外型枠が同じ寸法であつ
ても空洞4の大きさを替えることにより、種々の
重量のアワビ礁を造ることが可能となる。即ち空
洞4を大きくすれば重量が軽くなり、空洞4を小
さくすれば重量が重くなる。この場合空洞4を形
成するために型枠を用いる場合もあるが、空洞4
を形成するための型枠は外型枠程複雑でないから
その価格も安価で、種々の寸法の型枠を用意して
も多くの外型枠を用意するのと比較し、はるかに
価格が安価になる。
なお、上記実施例では礁本体1を六角台錐とし
たが、礁本体1はこれに限定されるものではな
く、例えば四角、五角等或いはそれ以上の多角錐
台でも良いのは当然である。
また、上記実施例では凹状窪み2を5つの面で
形成したが少なくとも1面が平坦な壁面であれば
他は多面でも曲面でもよい。凹状溝3の形状も上
記実施例では2面からなる楔状としたが、少なく
とも一面が下向きの壁面を形成する溝であれば、
どのような形状の溝でも良い。また凹状溝2の本
数にも限定がない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、下記のよ
うな優れた効果が得られる。
(1) 礁本体の上部の多角錐台形状部に形成された
多数の凹状窪みには太陽光線が直接差し込みサ
ザエが好んで棲み着く場所となり、礁本体の下
部の多角柱部に形成された凹状溝の下向きの壁
面は太陽光線の直接差し込まないアワビが好ん
で棲み着く場所となる。これにより礁の上部及
び下部の全体に渡つてサザエ及びアワビの棲み
着き効率が向上する。
(2) また、礁本体内部には空洞を形成するから、
該空洞の大きさを調整することにより一つの外
型枠で重量の異なるサザエ及びアワビ礁が製造
できる。特に外型枠の外面形状及び構造は複雑
になるから高価なものとなり、一つの外型枠で
重量の異なるサザエ及びアワビ礁が製造できる
経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係るサザエ及びアワ
ビ育成礁を示す図で、第1図aは平面図、第1図
bは側面図、第2図は第1図aのA−A線上断面
図、第3図は上記サザエ及びアワビ育成礁にサザ
エ及びアワビが棲み着いた状態を示す一部縦断面
である。 図中、1……礁本体、2……凹状窪、3……凹
状溝、4……空洞、5……孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部が多角錐台形状で下部が同一多角の多角
    柱形状のコンクリートブロツクからなる礁本体の
    上部多角錐台部分の外表面には少なくとも一面が
    平坦な壁面で構成された凹状窪みを多数形成し、
    下部多角柱部分の外側面には少なくとも一面が下
    向きの平坦面で構成された複数の凹状溝を礁頂面
    と略平行に形成したことを特徴とするサザエ及び
    アワビ育成礁。 2 上部が多角錐台形状で下部が同一多角の多角
    柱形状のコンクリートブロツクからなる礁本体の
    上部多角錐台部分の外表面には少なくとも一面が
    平坦な壁面で構成された凹状窪みを多数形成し、
    下部多角柱部分の外側面には少なくとも一面が下
    向きの平坦面で構成された複数の凹状溝を礁頂面
    と略平行に形成すると共に、礁本体の内部には頂
    部と底部に連通する礁本体の重量を調整するため
    の空洞部を形成したことを特徴とするサザエ及び
    アワビ育成礁。
JP61210474A 1986-09-05 1986-09-05 サザエ及びアワビ育成礁 Granted JPS6368032A (ja)

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US9063022B2 (en) 2011-03-04 2015-06-23 Meidensha Corporation Warm-up operation display device of chassis dynamometer system
US9760247B2 (en) 2011-03-04 2017-09-12 Meidensha Corporation Operation display device of chassis dynamometer system

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