JPH0439282B2 - - Google Patents

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JPH0439282B2
JPH0439282B2 JP19015885A JP19015885A JPH0439282B2 JP H0439282 B2 JPH0439282 B2 JP H0439282B2 JP 19015885 A JP19015885 A JP 19015885A JP 19015885 A JP19015885 A JP 19015885A JP H0439282 B2 JPH0439282 B2 JP H0439282B2
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JP
Japan
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flange
guide casing
pin
rotary tiller
rotary
Prior art date
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JP19015885A
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English (en)
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JPS6248302A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、本機側に固定された上部ケースに対
して、下部にロータリ耕耘装置を備えた縦向きの
伝動ケースを、該伝動ケースに内装した縦向き伝
動軸軸心を中心にして回動調節できるよう構成し
たロータリ耕耘機に関する。
〔従来の技術〕
上記機能を備えたものとして、特開昭59−
156202号公報で開示されているものがある。これ
は、ロータリ耕耘装置を180°平面旋回すること
で、縦向き伝動軸が一定方向に回転駆動されてい
るのに対して、その下部に連動連結したロータリ
耕耘装置を正転及び逆転駆動できるものである。
ところで、上記耕耘機では回動させた伝動ケー
スを所定の角度で固定する必要があり、そのため
の上記従来例では、伝動ケースの外面に上下揺動
自在に取付けたロツクレバーを本機側の固定部に
設けた複数箇所の係止片に係合して、伝動ケース
の回動ロツク構造としていた。
しかし、この構成では、伝動ケースの回動に伴
つてロツクレバーの位置が変わるために取扱いが
不便であつた。
そこで、このような不具合を解消する手段とし
て、本出願人は、本機側に固定された上部ケース
にガイドケーシングを設け、下部ロータリ耕耘装
置への縦向き伝動軸を挿通支承した伝動ケースの
上部に設けたフランジを、前記ガイドケーシング
に前記伝動軸の軸心周りに回動自在に内嵌し、前
記フランジに複数のピン孔を形成し、これらピン
孔に挿入係合するロツクピンを前記ガイドケーシ
ングに設け、前記ロータリ耕耘装置を前記上部ケ
ースに対して所定回動位置に固定すべく構成した
ものを提案した(実願昭60−8526号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記提案技術は、ロツクピンの操作位置が変わ
らないために取扱いが便利である利点があるが、
次のような不具合が発生することが判つた。
つまり、上記構成では、ロータリ耕耘装置の本
機側に対する位置固定が、ロツクピンと、これが
係入するピン孔とによつて行われるが、長期間回
動調節が行われないと、ロツクピンとピン孔に錆
が発生してロツク解除操作が重くなつたり、次の
ピン係合が不十分になることがあつた。もちろ
ん、潤滑油の塗布によつてある程度の期間の発錆
は抑制できるが、比較的頻繁な油補充が必要であ
り、メンテナンス性の点に改良の余地があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ロータリ耕耘装置の伝動ケースに設
けたフランジが上部ケースのガイドケーシングに
嵌入されている構造を有効利用して、上記不具合
点を解消しようとしたものであり、その特徴とす
るところは、前記ガイドケーシングと前記フラン
ジとの間にグリス溜め空間を形成し、前記空間を
前記ピン孔に連通してある点にある。
〔作用〕
従つて、グリス溜め空間のグリスが、これに連
通するピン孔へ自動的に供給でき、本来のフラン
ジとガイドケーシングとの相対回動の潤滑作用の
みならず、ロツクピンの挿脱に対しても潤滑作用
をもたらす。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガイドケーシングとフランジ
とによつて成形した両者のためのグリスをピン孔
及びロツクピンの発錆防止のためにも利用するこ
とができて、簡単な構成であり乍ら、長期間に亘
つてピンロツク機能を良好に発揮させることがで
きるようになつた。
〔実施例〕
第4図に示すように、歩行型のロータリ耕耘機
は、エンジン2の動力をミツシヨンケースM1
び車輪ケースM2を介して走行用車輪1伝達し、
前記ミツシヨンケースM1の上部に操縦ハンドル
3が取付けられ、ミツシヨンケースM1の後部に
上部ケース9を介してロータリ耕耘装置4が連結
され、以つて歩行耕耘できるように構成されてい
る。
第3図に示すとおり、前記ロータリ耕耘装置4
は丸パイプ製の縦向き伝動ケース8に爪軸用伝動
軸7を回転自在に内装し、この軸7の下端にベベ
ルギヤー機構6を介してロータリ耕耘爪軸5を連
設している。前記伝動ケース8の上部周囲には、
円板状のフランジ8aが溶接固着され、一方、前
記上部ケース9の下端部には、前記フランジ8a
を、前記伝動軸7の軸心P周りに回動可能に内嵌
するガイドケーシング9aが取付けられている。
第1図に示す如く、前記フランジ8aの上面と前
記ガイドケーシング9aとの間に、両者の相対回
動の潤滑を行うグリスを溜める空間Sが形成され
るように前記ガイドケーシング9aが構成され、
且つ前記フランジ8aの上面に凹部8bが形成さ
れている。10は抜け止めリングであつて、前記
フランジ8aを前記ガイドケーシング9a内に回
動自在に位置設定するためのものである。これに
よつて、ロータリ耕耘装置4を伝動ケース8と共
に前記縦向き軸心P周りに回動することができる
ように構成されている。
前記フランジ8aの周部には、90°の角度間隔
をもつて、4つのピン孔11……が形成されてい
る。そして、これらのピン孔11……の奥は、前
記空間Sに連通され、グリスの自動供給を受ける
ようにされている。これによつて、前記ロツクピ
ン12の挿脱を軽く行うことができる。前記ピン
孔11……は、前記フランジ8aの周部から前記
伝動軸7の軸芯に向かつて穿設されている。
12は、ロツクピンであつて、前記ピン孔11
……の一つに選択的に挿入されるように構成さ
れ、このピン12には、操作レバー13がピン連
結されている。前記操作レバー13は、上部ケー
ス9から機体後方に延設された尾輪等の連結用の
フレーム14内を通つて後方に延設されるととも
に、その後端が、前記ガイドフレーム14に形成
された長孔のガイド溝15を通つて上方に折り曲
げられている。16は、スプリングであつて、前
記操作レバー13と前記ガイドフレーム14との
間に介在され、前記ロツクピン12を、前記ピン
孔11a〜11dに係合する方向に常時付勢して
いる。
Aは、操作レバー位置固定機構であつて、前記
ガイドフレーム14に設けた蝶ナツト19にロツ
クプレート20の一端を弛緩自在に固定し、この
ロツクプレート20の他端にピンロツク状態にあ
る前記操作レバー13に係合できる凹部21を設
けている。これによつて、前述のスプリング16
による操作レバー13の固定を、より一層確実な
ものとしている。尚、このロツクプレート20
は、ロツクピン12を引き抜いた位置に操作レバ
ー13を係合保持できる凹部を前記凹部21の後
方に別途設けておくと、ロータリ耕耘装置4を
180°回動するときに、ロツクピン12が回動途中
のピン孔11に自動係合されないようにして使用
することができて便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るロータリ耕耘機の実施例を
示し、第1図は要部の拡大縦断側面、第2図は要
部の拡大横断面図、第3図は耕耘装置全体の概略
縦断側面図、第4図はロータリ耕耘機全体の側面
図である。 4……ロータリ耕耘装置、7……伝動軸、8…
…伝動ケース、8a……フランジ、9……上部ケ
ース、9a……ガイドケーシング、11……ピン
孔、12……ロツクピン、S……グリス溜め空
間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本機側に固定された上部ケース9にガイドケ
    ーシング9aを設け、下部ロータリ耕耘装置4へ
    の縦向き伝動軸7を挿通支承した伝動ケース8の
    上部に設けたフランジ8aを、前記ガイドケーシ
    ング9aに前記伝動軸7の軸心P周りに回動自在
    に内嵌し、前記フランジ8aに複数のピン孔11
    ……を形成し、これらピン孔11……に挿入係合
    するロツクピン12を前記ガイドケーシング9a
    に設け、前記ロータリ耕耘装置4を前記上部ケー
    ス9に対して所定回動位置に固定すべく構成した
    ロータリ耕耘機において、前記ガイドケーシング
    9aと前記フランジ8aとの間にグリス溜め空間
    Sを形成し、前記空間Sを前記ピン孔11……に
    連通してあるロータリ耕耘機。 2 前記フランジ8aの上面に、前記空間Sの一
    部を構成すべく凹部8bが形成されている特許請
    求の範囲第1項に記載のロータリ耕耘機。 3 前記フランジ8aの凹部8bが前記ピン孔1
    1a〜11bに連通している特許請求の範囲第2
    項に記載のロータリ耕耘機。
JP19015885A 1985-08-28 1985-08-28 ロ−タリ耕耘機 Granted JPS6248302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19015885A JPS6248302A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 ロ−タリ耕耘機

Applications Claiming Priority (1)

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JP19015885A JPS6248302A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 ロ−タリ耕耘機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6248302A JPS6248302A (ja) 1987-03-03
JPH0439282B2 true JPH0439282B2 (ja) 1992-06-29

Family

ID=16253387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19015885A Granted JPS6248302A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 ロ−タリ耕耘機

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JPS6248302A (ja) 1987-03-03

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