JPH0439279Y2 - - Google Patents

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JPH0439279Y2
JPH0439279Y2 JP6457387U JP6457387U JPH0439279Y2 JP H0439279 Y2 JPH0439279 Y2 JP H0439279Y2 JP 6457387 U JP6457387 U JP 6457387U JP 6457387 U JP6457387 U JP 6457387U JP H0439279 Y2 JPH0439279 Y2 JP H0439279Y2
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valve
pilot
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electromagnetic
lift cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フオークリフトの荷役用コントロー
ルバルブの制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、フオークリフトのリフトシリンダやテイ
ルトシリンダ等の油圧アクチユエータの駆動回路
に設けられるコントロールバルブの切換操作をパ
イロツト油圧によつて行なうパイロツト操作式と
しては、たとえば実開昭60−107405号公報に開示
されたものがある。これは、パイロツト操作式コ
ントロールバルブのパイロツトラインに設けられ
たパイロツト油圧制御用の上昇用及び下降用の電
磁開閉弁を、荷役操作手段の操作に対応するコン
トローラからの制御信号に基づいて開閉作動させ
るようにしたものである。
すなわち、第5図に示すように運転席の近くに
設けられた荷役操作部の荷役レバー30の操作方
向(傾動方向)とその傾き角の信号を、たとえば
ポテンシヨメータを介してコントローラ31に入
力し、コントローラ31はその入力信号に応じた
PWM制御(パルス幅変調制御)による駆動電流
をコントロールバルブ32におけるパイロツト圧
調整用の上昇用及び下降用の電磁開閉弁に出力し
てこれを開放作動させるようになつており、その
ときの開度は駆動電流の大きさに対応したものと
なる。そして、コントロールバルブは上昇用又は
下降用の電磁開閉弁を通して供給されるパイロツ
ト圧によつて上昇側又は下降側に切換えられるた
め、このコントロールバルブを介してリフトシリ
ンダに対する作動油の供給又は排出が行なわれ、
リフトシリンダ33が上昇又は下降されるように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述した従来の制御方式は、電磁開
閉弁に対して通電される駆動電流のデユーテイ比
を操作レバーの傾き角に対して1対1に設定して
いる、すなわち荷役作業を最も効率良くかつ安全
に行ない得るような速度でリフトシリンダを作動
させるべく第6図に示すような1種類の作動速度
設定パターンに基づいた制御信号を出力するよう
に設定しているため、フオーク高さの微調整をす
る場合のレバー操作が困難であるという点に問題
がある。つまり、操作レバーの最小傾動状態でも
上記作動速度設定パターンに基づいた速度でリフ
トシリンダが作動するために、フオークをパレツ
ト等に対して位置合せることが困難であつた。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、リフトシ
リンダを通常の荷役操作に必要な作動速度のほか
フオーク高さの微調整に有効な微速で作動するこ
とを可能としたフオークリフトの荷役用コントロ
ールバルブの制御装置を提供することを、その目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本考案は、リフトシ
リンダを制御するパイロツト操作式のコントロー
ルバルブにパイロツト圧油を導入するパイロツト
導入管路と、これに対応して設けられたパイロツ
ト圧油導出用のパイロツトドレン管路とのいずれ
か一方には電磁開閉弁を、他方には流量規制用の
絞り弁をそれぞれ設け、荷役操作手段の操作に対
応するコントローラからの制御信号に基づいて前
記電磁開閉弁を開閉作動させるようにしたフオー
クリフトの荷役用コントロールバルブ制御装置に
おいて、前記リフトシリンダの作動速度切換用の
切換スイツチを設け、この切換スイツチの操作に
よりコントローラから前記電磁開閉弁に出力され
る制御信号を標準速用と微速用とに切換えるよう
にしたことである。
(作用) 従つて、通常の荷役作業時にあつては操作レバ
ーの操作方向及び傾き角に対応した標準速用の制
御信号に基づいて電磁開閉弁の開度が制御され、
リフトシリンダは操作レバーの傾き角に対応した
速度で上昇又は下降される。また、切換スイツチ
を操作して微速用に切換えた状態では操作レバー
の操作方向及び傾き角に対応した微速用の制御信
号に基づいて電磁開閉弁の開度が制御され、リフ
トシリンダは操作レバーの傾き角に対応した微速
で上昇又は下降される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。まず、第3図に基づいてフオークリ
フトのリフトシリンダを制御するパイロツト操作
式コントロールバルブの操作回路について説明す
る。図中1はリフトシリンダ、2はコントロール
バルブ、3は油圧ポンプであり、この油圧ポンプ
3から吐出された圧油は吐出管路4に設けられた
分流弁5によつてコントロールバルブ2側の主管
路6と、パワーステアリング用のPS管路7とに
分流される。コントロールバルブ2の一側にはパ
イロツト操作用の油室8が形成され、この油室8
にはパイロツトピストン9が摺動自在に嵌入され
るとともに、このパイロツトピストン9はコント
ロールバルブ2のスプール10と連結されてい
る。なお、スプール10は常にはスプリング11
によつて中立位置に保持されている。
しかして、本実施例においては前記PS用の油
圧(常時4Kg/cm2)をスプール操作用のパイロツ
ト圧として使用している。すなわち、パイロツト
圧はPS用管路7に接続されたパイロツト導入管
路12を経て前記パイロツトピストン9の両側に
作用するように油室8に導入されており、このパ
イロツト導入管路12の途中には下流部分を保護
し、かつパイロツト圧を安定させるための減圧弁
13が設けられ、またその分岐点より下流側には
上昇用と下降用の電磁開閉弁14が設けられてい
る。また、油室8内のパイロツト圧油はパイロツ
トピストン9を挟んで油室8の両側に接続された
パイロツトドレン管路15によつてタンクあるい
は戻り管路に導出されるようになつており、この
パイロツトドレン管路15にはそれぞれ導出流量
を規制する絞り弁(オリフイス)16が設けられ
ている。
すなわち、コントロールバルブ2は上昇用又は
下降用の電磁開閉弁14の開放作動によりパイロ
ツト圧油をパイロツト導入管路12を経て油室8
内に導入する一方、該油室8内のパイロツト圧油
をパイロツトドレン管路15の絞り弁16により
制限された流量で流出することによつてパイロツ
トピストン9に作用するパイロツト圧の大きさを
制御し、このパイロツト圧とスプリング11の力
とがバランスした位置にスプール10が変位され
るようになつている。従つて、電磁開閉弁14に
対して通電される電流値を変えてその開度を制御
することにより、それに対応するスプール10の
位置が得られるものであり、リフトシリンダ1に
はスプール1の位置に対応する量の圧油が供給又
は排出される。すなわち、リフトシリンダ1はス
プール10の位置に対応した速度で上昇又は下降
される。
しかして、前記電磁開閉弁14の開度の制御
は、荷役操作部の操作レバー17の傾動操作及び
リフトシリンダ1の速度を標準速と微速とのいず
れかに切換えるための切換スイツチ18のON・
OFF操作に基づいてコントローラ19を介して
行なわれるものであり、以下その詳細を第1図に
基づいて説明する。コントローラ19は操作傾斜
角度に対応した電圧信号を出力する荷役操作レバ
ー17(具体的にはレバーと連動するポテンシヨ
メータ等)と接続され、操作レバー17から出力
された電圧信号はA/Dコンバータ20に入力さ
れる。A/Dコンバータ20は上記電圧信号をデ
ジタル信号に変換するために設けられ、A/Dコ
ンバータ20から出力されたデジタル信号はマイ
クロコンピユータを構成するCPU(中央処理装
置)21に入力される。また、CPU21は前記
切換スイツチ18と接続され、ON・OFF信号が
入力される。CPU21は前記入力信号を読取り、
演算処理し、前記リフトシリンダ1を標準速もし
くは微速で作動させるためのデユーテイ比を算出
し、同デユーテイ比に従がつたデジタル信号を出
力する。CPU21の出力側にはD/Aコンバー
タ22が接続され、CPU21から出力される前
記デユーテイ比対応のデジタル信号をアナログ信
号に変換し、これを定電流アンプ23に出力す
る。定電流アンプ23は上記デユーテイ比対応の
アナログ信号に基づいてPWM制御された駆動電
流を電磁開閉弁14に通電する。なお、前記切換
スイツチ18は具体的にはその操作性を考慮して
操作レバー17の一部、たとえばグリツプの付近
に設置することが望ましいが、必要ならば操作レ
バー17から独立して配置しても差支えない。
本実施例は上述のように構成したものであり、
以下その作用を第4図に示す制御フローチヤート
に従つて説明する。
ステツプ1において、電源を投入し、コントロ
ーラの状態をイニシヤライズさせる。ステツプ2
において、CPU21はA/Dコンバータ20か
ら出力された信号を読取り、さらにステツプ3に
おいて切換スイツチ18が投入されているか否か
を判断する。ステツプ3での判断結果がNOの場
合は、切換スイツチ18がOFFであると判断し、
ステツプ4に進み、標準速用のパターン、つまり
デユーテイ比の大きい方のパターンに基づいて前
記A/Dコンバータ20から出力されたデジタル
値に定速用として設定された係数を乗算し、電磁
開閉弁14に通電すべき駆動電流を演算する。つ
づいてこの演算結果に基づいてCPU21から出
力されるデジタル信号はD/Aコンバータ22に
よりアナログ信号に変換され、定電流アンプ23
に入力され、同定電流アンプ23を介して増幅さ
れた駆動電流が電磁開閉弁14に通電される。す
なわち、ステツプ6において、前記CPU21の
演算結果に基づいて操作レバー17の傾き角に対
応するPWM制御によるデユーテイ比のパルス状
電流が電磁開閉弁14に通電され、該電磁開閉弁
14は上記パルス状電流を平均した平均電流値対
応の開度に制御される。従つて、この場合は操作
レバー17の傾き角に対する電流値が大きいの
で、コントロールバルブ2のスプール10の変位
も大きく、リフトシリンダ1に対する圧油の供給
量又は排出量が大きい。つまり、リフトシリンダ
1は通常の速度で上昇又は下降される。
一方、ステツプ3の判断において切換スイツチ
18がONの場合は、ステツプ5に進み、微速用
のパターン、つまりデユーテイ比の小さい方のパ
ターンに基づいて前記A/Dコンバータ20から
出力されたデジタル値に微速用として設定された
係数を乗算し、電磁開閉弁14に通電すべき駆動
電流を演算する。つづいて、ステツプ6におい
て、CPU21の演算結果に基づいて操作レバー
17の傾き角に対応するPWM制御によるデユー
テイ比のパルス状電流が電磁開閉弁14に通電さ
れ、該電磁開閉弁14は平均電流値に対応した開
度に制御される。そして、この場合の電流値は操
作レバー17の傾き角に比較して小さいため、コ
ントロールバルブ2のスプール10の変位が小さ
く、リフトシリンダ1に対する圧油の供給量又は
排出量が小さい。つまり、リフトシリンダ1は微
速度で上昇又は下降されることになる。なお、第
2図は操作レバー17の操作角度に対応する電磁
開閉弁14の駆動電圧を示しており、実線が切換
スイツチ18をOFFにした場合、破線が切換ス
イツチ18をONにした場合である。
以上の如く、切換スイツチ18をON・OFF操
作することによつてリフトシリンダ1を標準速度
又は微速度で上昇又は下降させて、作業状況に対
応した速度でフオーク1aを昇降することができ
る。
なお、本実施例はリフトシリンダ1を対象とし
て説明したが、もし必要であればテイルトシリン
ダに適用することも可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、切換ス
イツチを操作することによつて、リフトシリンダ
を標準速度と微速度で上昇又は下降することがで
きるので、通常の荷物の積み上げあるいは積み下
しを行なうような場合には標準速度でフオークを
効率良く昇降させ、またフオークをパレツトに対
応する位置に定めるような場合にはフオークを微
速で昇降させることによりフオークを高さを希望
位置に容易に調整することが可能となる。すなわ
ち、本考案は操作レバーの操作性を向上し、作業
能率の向上に大きく役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は制御ブロツク図、第2図は作動線図、第3図
はリフトシリンダ駆動用の油圧回路図、第4図は
制御フローチヤート図である。第5図は従来の制
御ブロツク図、第6図はその作動線図である。 1……リフトシリンダ、2……コントロールバ
ルブ、9……パイロツトピストン、12……パイ
ロツト導入管路、14……電磁開閉弁、15……
パイロツトドレン管路、16……絞り弁、17…
…操作レバー、18……切換スイツチ、19……
コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフトシリンダを制御するパイロツト操作式の
    コントロールバルブにパイロツト圧油を導入する
    パイロツト導入管路と、これに対応して設けられ
    たパイロツト圧油導出用のパイロツトドレン管路
    とのいずれか一方には電磁開閉弁を、他方には流
    量規制用の絞り弁をそれぞれ設け、荷役操作手段
    の操作に対応するコントローラからの制御信号に
    基づいて前記電磁開閉弁を開閉作動させるように
    したフオークリフトの荷役用コントロールバルブ
    制御装置において、前記リフトシリンダの作動速
    度切換用の切換スイツチを設け、この切換スイツ
    チの操作によりコントローラから前記電磁開閉弁
    に出力される制御信号を標準速用と微速用とに切
    換えるようにしたフオークリフトの荷役用コント
    ロールバルブ制御装置。
JP6457387U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0439279Y2 (ja)

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