JPH0438975A - ミニゴルフ場 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、市街地近郊やリゾートホテル等の附帯設備と
して建設する２コース又は３コースで構成したミニゴル
フ場に関し、特にゴルフカートによりプレーヤーを誘導
できるようにしたものである。

［従来の技術］ 最近の土地事情や法的な規制から、市街地近郊等に９ホ
ールのゴルフ場を新規に建設することは不可能となって
きた。それに代わるものとして、土地面積が小さくて済
むショートコースのみで構成したもの、パターコースの
みで構成したもの、また数ホールのみのミニゴルフ場が
建設されている。

［発明が解決しようとする課題］ ショートコースのみのミニゴルフ場は、９箇所のショー
トコースで構成するため、かなりの敷地面積が必要であ
り、またプレーヤーにとっては、ショートコースのみで
あるので本格的な９ホールのゴルフコースの体験ができ
ず、満足感を得ることができない。パターコースのみの
ミニゴルフ場は、敷地面積は少な（てすむが、ゴルフ練
習場でのプレーの感じがし、満足感を得ることができな
い。このことは、数ホールのみのミニゴルフ場でも同様
である。

このため本出願人から先に出願（特願平２−１８９３８
号）したように、２つまたは３つのコースからなるミニ
ゴルフ場において、各コースにロングコース用、ミドル
コース用あるいはショートコース用の打席を２以上配置
し、前記２つまたは３つのコースを右回り又は左回りに
巡回しながらプレーするようにして、ある程度満足感を
得られるようにしたものが提案されている。その場合、
各コースの内周に沿ってカートルートをループ状に配設
し、その上を移動するゴルフカートにプレーヤーのゴル
フクラブなどを載せて搬送させている。

しかし、各コースに２以上の打席を設けた場合は、狭い
敷地で効率よくプレーをする構造のコースであるので、
プレーヤーの判断だけでは、プレーヤーの安全を確保す
ることが困難である。またゴルフカートが各コースの内
周を移動するようにしなので、プレーヤーとゴルフカー
トの位置関係が離れており、プレーヤーは一打ごとにカ
ートとの間を往復するのに時間が掛かり進行が阻害され
、疲労もしやすい。さらに、コース内のプレーの進行状
況と安全監視をするため、各コースに見張り人を配置し
なければならず、多数の従業員が必要であった。

そこで、本発明は、ミニゴルフ場でもプレーヤーにある
程度の満足感を得られるようにするとともに、ゴルフカ
ートの移動位置を集中管理することによりプレーヤーの
移動状況の情報を得て、プレーヤーを安全かつスムーズ
に誘導できるようにし、しかもプレーヤーが疲労しに（
くすることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成したミニゴルフ場であり、ゴル
フ場にプレーヤーの回る順序にしたがってゴルフカート
が移動できるようにカートルートを連続したループ状に
設置する。カートルートには適宜間隔で、ゴルフカート
の通過を検出するカートセンサーを配置し、カートセン
サーからの検出信号を情報処理装置で加工処理すること
により、プレーヤーの誘導や安全に利用できるようにし
た。

［作用］ 上記のゴルフ場では、カートセンサーによるゴルフカー
トの位置情報からプレーヤーの移動状況を知ることがで
き、それに基づきプレーヤーを誘導できるのでコースを
回るのに時間の無駄がなく、かつ迷うこともない。

プレーヤーの移動状況から危険な状態には、警報を発す
ることができ、狭いゴルフ場でも安全にプレーすること
ができる。カートルートはプレーヤーの回る順序に設置
されており、ゴルフカートはプレーする位置の近くに移
動させられるので、ゴルフカートに載せたゴルフクラブ
の使用が容易で疲労することはない。

［実施例］ 本発明のミニゴルフ場は２コースまたは３コースで構成
されるが、説明する実施例は３コースのものであって、
それを第１〜４図により説明する。

第１図のミニゴルフ場Ａは、右回りのレイアウト図であ
り、それは第１のコースａ、ａ°と第２のコースｂを三
角形状に配置してあり、周囲をフェンスｄで囲んである
。２つのコースａ、ａ°にはロングコース（ＬＣ）＝１
、ミドルコース（ＭＯ）＝１、ショートコース（ＳＣ）
＝１の打席とグリーン＝１を配設して打数の計を１２と
し、他のコースｂにはＭＣ＝３の打席とグリーン＝１を
配設して打数の計を１２とし、３つのコースのみで９ホ
ール３６打席のプレーができるようになっている。

各コースの周辺には、ゴルフ練習場Ｂ、クラブハウスＣ
１駐車場りが配置されている。また夜間にコースを回る
場合に都合がよいようにゴルフ場の適所にナイター用照
明設備ｅが設けられる。各：］−スａ、ａｂにはロング
コース打席１　、８、１０．１８．２０．２７、ショー
トコース打席２．７．１２．１６．２１．２６、ミドル
コース打席３．４．５．６．９　、１１．１３．１４．
１５．１７．１９．２２．２３．２４、２５が設けられ
、各コースの周辺にグリーン３１、フェアウェイ３３、
バンカー３４、ラフ３５、池３６、樹林３７が配置され
ている。

そしてプレーする場合は、ａ、ａ’　、ｂコースに各３
組１２人ずつの合計９組３６人を１サークルとして各コ
ースを以下のようにスタートさせて回るようにする。

ａコースの組は、ａコースのＩＬ、４Ｍ、７Ｓ＝１２打
数、ａ°フコース２８．５Ｍ、８Ｌ＝１２打数、ｂコー
スの３Ｍ、６Ｍ、９Ｍ＝１２打数の９ホール、３６打数
を右回りに巡回しながらプレーしてホールアウトする。

ａ　コースの組は、ａ゛　コースのＩＯＬ、１３Ｍ、１
６ｓ＝１２打数、ｂコースのＩＩＭ、１４Ｍ、１７Ｍ＝
１２打数、ａコースの１２Ｓ、１５Ｍ、１８Ｌ＝１２打
数の９ホール３６打数を右回りに巡回しながらプレーし
てホールアウトする。

ｂコースの組は、ｂコースの１９Ｍ、２２Ｍ、２５Ｍ＝
１２打数、ａコースの２０Ｌ、２３Ｍ、２６Ｓ＝１２打
数、ａ゛コース２１Ｓ、２４Ｍ２７Ｌ＝１２打数の９ホ
ール３６打数を右回りに巡回しながらプレーしてホール
アウトする。

上記ミニゴルフ場には、プレーヤーの回る順序に従って
ゴルフカート４０が移動できるように、カートルート４
１を連続したループ状（第２図参照）に設置させてあり
、クラブハウス近くのゴルフカート４０の駐車場からは
カートルート４１にカートが出入りできるようになって
いる。カートルート４Ｉは、モルレール式または電磁誘
導式に構成され、それに沿ってゴルフカート４０を移動
できるようになっており、ゴルフカート４０の発進、停
止、後退はリモコンにより遠隔操作される。カートルー
ト４１は、プレーヤーがプレーで立ち寄りやすい位置ご
とにゴルフカート４０の通過を検出するカートセンサー
４２が配置され、各カートセンサー４２は例えば光ファ
イバー４３を介して、例えばクラブハウス内に設けた集
中管理センターの情報処理装置４４に検出信号を送信す
るようになっている。第２図では、数字■〜■（プレー
で回る順序になっている）を付した位置にカートセンサ
ー４２が設けられ、それらは位置の情報をゴルフカート
の通過情報と共に情報処理装置４４に送信させている。

情報処理装置４４はコンピューターを有していて、それ
により入力した情報信号を加工処理して各コース毎のプ
レーヤーの移動状況に変換し、その情報をさらにイメー
ジスキャナＩｓにより画面に加工したり、インターフェ
ースＩ／Ｆにより情報を表示信号や放送信号に変換でき
るようになっている。情報処理装置４４のコンピュータ
ーは、プレーヤーの移動状況からプレーヤーが危険な場
合や進行遅延の場合には警報信号を発するようになって
いる。またゴルフコースの各ティグランドに表示手段と
放送手段とを有するアラームボード４５が配置され、ア
ラームボード４５と情報処理装置４４とが光ファイバで
接続される。そして情報処理装置４４で変換した移動状
況の情報信号は、アラームボード４５に送信されて表示
画面または音声で出力される。また情報処理装置４４か
ら警報信号が発せられたときは、アラームボード４５か
ら警報を発する。なお、情報処理装置４４はデイスプレ
ィをも有していて、処理情報を表示させることもできる
。

情報処理装置４４のコンピューターは、プレーヤーの移
動状況から、プレーヤーのスタート時間を算出できるよ
うになっており、その情報は音声信号かイメージスキャ
ナで変換されて画面信号に変換される。レストラン、ロ
ビー等の適当な場所には表示手段と放送手段を持ったサ
ービスポード４６が設置され、サービスポード４６と情
報処理装置４４とは光ファイバで接続される。そして情
報処理装置４４から発せられたスタート時間の情報はサ
ービスポード４６に表示画面として表示するが、あるい
は音声により報知してサービス情報を提供する。

さらにフロントに端末機４７が設置され、それからも情
報処理装置４４の各種の情報を得ることができるように
なっている。

［発明の効果コ 本発明のミニゴルフ場では、プレーで回る順序に従って
カートルートがループ状に連続して配設され、カートル
ートに配置した各カートセンサーからのカートの位置情
報を情報処理装置で加工処理することによりプレーヤー
の移動状況を知ることができ、得られた情報によりプレ
ーヤーを誘導できるので時間に無駄な（回ることができ
るとともに、回るコースに迷うことはない。また危険な
状態には警報を発せられるので、狭いゴルフ場でも９ホ
ール３６打席のプレーを安全にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のミニゴルフ場のレイアウト図、第２図
は同ミニゴルフ場に設けられるカートルートを示す説明
図、第３図はカートルートの位置情報を加工処理する説
明図、第４図はカートルート上のゴルフカートの側面図
である。 ４０；ゴルフカート４１；カートルート４２；カートセ
ンサー　４４；情報処理装置Ａ；ミニゴルフ場　　Ｃ；
クラブハウス出願人　）　ジ　タ　工　業　株式会社代
理人　弁　理　士　　牧　　克　　次第３ 第４

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２または３コースで構成したゴルフ場のコースに
   、プレーヤーの回る順序に従ってゴルフカートが移動で
   きるようにカートルートを連続したループ状に設置し、
   カートルートには適宜間隔でゴルフカートの通過を検出
   するカートセンサーを配置し、各カートセンサーからの
   情報信号を受信して加工処理する情報処理装置を設ける
   とともに、情報処理装置の加工情報をプレーヤーの誘導
   や安全ために出力する出力装置をゴルフ場の適所に配置
   したことを特徴とするミニゴルフ場。
2. （２）ゴルフ場の各コースに、複数の打席と１または２
   のグリーンを配置した請求項１に記載のミニゴルフ場。