JPH0438851Y2 - - Google Patents

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JPH0438851Y2
JPH0438851Y2 JP1985061477U JP6147785U JPH0438851Y2 JP H0438851 Y2 JPH0438851 Y2 JP H0438851Y2 JP 1985061477 U JP1985061477 U JP 1985061477U JP 6147785 U JP6147785 U JP 6147785U JP H0438851 Y2 JPH0438851 Y2 JP H0438851Y2
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JP
Japan
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vibration
electronic circuit
sealed casing
casing
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ゴルフ場のホールカツプの底部に
設置し、ゴルフボールがカツプインした際に、小
鳥の鳴き声等の電子音響を発生させるホールカツ
プ用電子音響装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、この種のホールカツプ用電子音響装置と
しては、例えば、本願の出願人が先に出願した特
開昭52−106942号に示すものがある。
このものは、ホールカツプの底部に挿入される
円筒形のケーシング内に、電子回路を収容すると
共に、ケーシングの上面にスポンジ等の弾性体を
介してスイツチ板を設け、このスイツチ板の裏面
に接点ピンを設けたものであり、カツプインした
ゴルフボールがスイツチ板の上面に落下すると、
その衝撃によつてスポンジが収縮してスイツチ板
が下方に下がり、スイツチ板の裏面の接点ピンが
ケーシングの上面に当接し、これによつて電子回
路にオン信号が供給され、電子回路からスピーカ
に出力信号が供給される。
しかしながら、上記従来の装置においては、ゴ
ルフボールの落下衝撃によつてスイツチ板を下方
に押し下げて電子回路を起動させるものであるか
ら、ゴルフボールの落下位置によつてスイツチ板
が下方に十分に押し下げられず、起動が不確実で
あるという問題があつた。また、スイツチ板とケ
ーシング上面との間に砂、枯草等が挟まり、スイ
ツチ板が作動しなくなるという問題もあつた。さ
らに、スイツチ板がケーシングの外部に設けられ
ているので、ケーシング内に雨水等が侵入しやす
いという防水上の問題もあつた。
そこで、この考案は、上記のような問題点を解
決したホールカツプ用電子音響装置に関するもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は、
ホールカツプ中に設置可能な大きさの密閉ケーシ
ングと、密閉ケーシングに内蔵された電子回路
と、密閉ケーシング内に取付けられ、ゴルフボー
ルの落下衝撃によつて生じる機械的振動を、電子
回路を起動する電気信号に変換するとともに、こ
れにより起動された電子回路の出力信号を音声信
号に変換する振動−電気トランスデユーサとによ
つてホールカツプ用電子音響装置を構成したもの
である。
〔作用〕
上記装置においては、ゴルフボールの落下衝撃
によつて生じる機械的振動を、密閉ケーシング内
に取付けた振動−電気トランスデユーサによつて
電気信号に変換し、この電気信号によつて電子回
路を起動し、この電子回路の出力信号を再び振動
−電気トランスデユーサによつて音声信号に変換
するようにしている。したがつて、密閉ケーシン
グ内に取付けた振動−電気トランスデユーサが電
子回路を起動するスイツチの役割と、電子回路の
出力信号を音声信号に変換するスピーカの役割と
を果すので、音響装置の作動が確実であり、また
防水性が良好である。
〔実施例〕
以上、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
この考案の音響装置1は、密閉ケーシング2内
に、電子回路ユニツト3と、振動−電気トランス
デユーサ4とを収容したものである。
上記密閉ケーシング2は、第6図に示すよう
に、ゴルフ場におけるホールカツプAの底部に設
置可能な円筒体を呈し、その中央には旗竿Bを押
し込む穴5が形成されている。この密閉ケーシン
グ2は、ケーシング本体6と、これに螺合される
蓋体7とから成り、両者は合成樹脂によつて形成
されている。
上記ケーシング本体6の内底部には、その周面
に電子回路3の基板8を載置する段部9が形成さ
れ、また中央に旗竿Bを支持する筒部10が形成
されている。また、ケーシング本体6の内底面に
は、複数の振動−電気トランスデユーサ4がクツ
シヨン11を介して取付けられている。この振動
−電気トランスデユーサ4の下方のケーシング本
体6底部には、複数の開口12が設けられ、この
開口12はケーシング本体6の底部外面に貼られ
た合成樹脂シート13によつて閉塞されている。
上記振動−電気トランスデユーサ4は、金属薄
板から成る振動板14に圧電素子15を固着一体
化したものである。
次に、電子回路の一例を第4図及び第5図に基
づいて説明する。
電子回路は、振動−電気トランスデユーサ4、
受信増幅器16、保持回路17、抑止回路18、
発振制御回路19、発振・変調回路20(発振回
路21及び変調回路22)とから成る。
ゴルフボールがホールカツプA内にカツプイン
した場合、ゴルフボールが密閉ケーシング2の上
面に落下し、その落下衝撃によつて生じる機械的
振動が振動−電気トランスデユーサ4に伝えられ
る。この機械的振動は振動−電気トランスデユー
サ4によつて電気信号に変換され、この電気信号
は受信増幅器16によつて増幅される。集積回路
ID1よりなる保持回路17は、増幅器16の出力
が入力されると、その持続時間の長短にかかわら
ず、所定時間、たとえば5秒間発振制御回路19
にオン信号を供給する。発振制御回路19は、こ
のオン信号が入力されている4秒間発振・変調回
路20のトランジスタTr1を含む発振回路21を
動作させ、その発振信号をトランジスタTr2を含
む変調回路22の出力で変調した信号により振動
−電気トランスデユーサ4を振動させ、たとえば
小鳥の鳴き声を発生させる。この4秒間が経過し
て振動−電気トランスデユーサ4の動作が停止す
ると、保持回路17はIC2よりなる抑止回路18
にオン信号を供給する。抑止回路18はオン信号
が入力されると所定時間、たとえば次の4秒間発
振制御回路19の動作を抑止する抑止信号を発振
制御回路19に供給する。この抑止信号が供給さ
れている間は、保持回路17からオン信号が供給
されても、発振制御回路19は発振・変調回路2
0を動作させない。すなわち、ゴルフボールがカ
ツプインした後、振動−電気トランスデユーサ4
から小鳥の鳴き声等が出る4秒間と、その後の4
秒間の計8秒間は、カツプインしたゴルフボール
がカツプ内で弾んだり、またカツプからゴルフボ
ールを取り出す際に誤つて落としたりしても、そ
の振動による起動は抑止される。
なお、第5図において、符号23は動作用直流
電源を示し、密閉ケーシング2内に内蔵されてお
り、この装置の電力消費は極めて小さいので、長
期間にわたり電池交換をする必要がない。
〔効果〕
この考案は、以上の如きものであるから、次の
ような効果を有する。
即ち、密閉ケーシング内に、電子回路と共に、
スイツチとスピーカの役割を果たす振動−電気ト
ランスデユーサが内蔵されているので、防水性に
優れ、また外部の砂、枯草等に影響されず確実に
作動する。
また、振動板に圧電素子を固着してなる振動−
電気トランスデユーサを使用した場合には、密閉
ケーシング内の機器の厚みを薄くすることができ
るので、装置全体の厚みを薄くすることができ
る。
さらに、振動−電気トランスデユーサを取付け
たケーシングの下面に開口を設けた場合には、振
動−電気トランスデユーサから発生した音声が開
口から外部に伝わり易く大きな音響が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図はケーシング本体を下方から見た一部
切欠き斜視図、第3図は同上の縦断面図、第4図
は電子回路の一例を示すブロツク図、第5図は同
上の回路図、第6図は使用状態を示す図である。 A……ホールカツプ、2……密閉ケーシング、
3……電子回路ユニツト、4……振動−電気トラ
ンスデユーサ、14……振動板、15……圧電素
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホールカツプに設置可能な大きさの密閉ケーシ
    ングと、密閉ケーシングに内蔵された電子回路
    と、密閉ケーシング内に取付けられ、ゴルフボー
    ルの落下衝撃によつて生じる機械的振動を、電子
    回路を起動する電気信号に変換するとともに、こ
    れにより起動された電子回路の出力信号を音声信
    号に変換する振動−電気トランスデユーサとから
    成り、上記振動−電気トランスデユーサを、密閉
    ケーシング内に固定された振動板に圧電素子を固
    着一体化した構成としたホールカツプ用電子音響
    装置。
JP1985061477U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH0438851Y2 (ja)

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JPS61177667U JPS61177667U (ja) 1986-11-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047568B2 (ja) * 1979-01-19 1985-10-22 オリンパス光学工業株式会社 マイクロマニピユレ−タ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155775U (ja) * 1974-10-26 1976-04-30
JPS6047568U (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 角田 順作 ゴルフカツプ

Patent Citations (1)

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JPS6047568B2 (ja) * 1979-01-19 1985-10-22 オリンパス光学工業株式会社 マイクロマニピユレ−タ

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JPS61177667U (ja) 1986-11-06

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