JPS6131150A - 発声補完器 - Google Patents

発声補完器

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Publication number
JPS6131150A
JPS6131150A JP15365784A JP15365784A JPS6131150A JP S6131150 A JPS6131150 A JP S6131150A JP 15365784 A JP15365784 A JP 15365784A JP 15365784 A JP15365784 A JP 15365784A JP S6131150 A JPS6131150 A JP S6131150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric vibrator
vibration
upper case
circuit
lower case
Prior art date
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Pending
Application number
JP15365784A
Other languages
English (en)
Inventor
仲山 文夫
湯川 克巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS6131150A publication Critical patent/JPS6131150A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は発声補完器に関し、特に声帯切除者のための
発声補完器に関する。
(従来技術) たとえば、喉頭がんなどで声帯を切除する場合があるが
、通常、声帯がなければ発声ができない。
そこで、従来、肺からの呼吸気を樹脂パイプで口腔内に
導き、口の形を変えることにより共鳴させて発声するよ
うな、発声補完器が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の発声補完器では、口腔内への呼吸気の送りが必ず
しも容易ではなく、しかもパイプをくわえたままでその
口の形を変えることは非常に難しい。そのために、従来
の発声補完器を使う場合には、多くの労力を有するばか
りでなく、長期間の訓練が必要であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単に使用でき
る、声帯切除者のための発声補完器を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は、圧電振動子を発声に必要なフォルマントの
周波数成分を含む周波数信号で駆動し、圧電振動子の振
動を外部に伝達するようにした、発声補完器である。
(作用) 圧電振動子が発声に必要な少なくとも第1および第2フ
オルマントの周波数成分を含む振動を生じ、その振動が
外部たとえば人間の喉の声帯近傍に与えられ、その振動
がさらに口腔内に伝達される。そして、その状態で口の
形すなわち共鳴状態を変えることによって、伝達された
振動を助けとして、発声が行なわれ得る。
(発明の効果) この発明によれば、従来のもののようにパイプを使用せ
ず、喉の部分に外部から圧電振動子の振動を伝達するだ
けでよいので、呼吸気を口腔内に送るなどの労力や訓練
を必要としない。さらに、発声に際してパイプをその口
にくわえていないので、健常者と同じ口の動きがそのま
ま発声のため利用できるので、特別の訓練を必要としな
い。外部へ伝達する振動を発生するのに圧電振動子を使
用しているため、消費電力が小さく、たとえば電池など
で駆動することができ、小型軽量にかつ経済的に発声補
完器を提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す構造図解図である。
発声補完器lOは、たとえば合成樹脂材料などからなる
上ケース12aおよび下ケース】2bを含む。上ケース
12aは、下ケース12bにたとえばねじによって一体
化される。上ケース12aの端面には、たとえば円形の
開口14が形成される。上ケース12aの内部には、た
とえばゴムなどの弾性材料からなる支持部材16によっ
て、圧電振動子18が取付けられる。この支持部材16
は、圧電振動子18のための適宜の振動スペースを確保
するスペーサとしてのみならず、圧電振動子18の振動
がその取付は部分から外部へ漏れてしまうのを防止する
ダンパ材としても機能する。
圧電振動子18は、たとえば金属板などからなる振動板
19とこの振動板に振動を付与する圧電体20とを含む
。この圧電体20としては、円板あるいは角板などのユ
ニモルフ、バイモルフあるいはマルチモルフなどの、屈
曲振動を生じるものが利用される。一方、上ケース12
aの開口14には、その表面がその開口14から突出す
るように、支持部材16によって、振動伝達部24が取
付けられる。そして、圧電振動子18の屈曲振動が、た
とえばゴム、合成樹脂、金属などの弾性体からなる振動
伝達部材22によって、その振動伝達部24に伝えられ
る。この振動伝達部24に伝えられた振動は、その表面
に接触する外部たとえば人間の喉の声帯部分近傍に伝え
られる。
下ケース12b内には回路基板26が設けられ、この回
路基板26はリード線25によって圧電振動子18に接
続される。回路基板26は発振回路28および増幅回路
30を含む。発振回路28および増幅回路30は、回路
基板26において一体的にモジュール化されている。発
振回路28には周波数調整つまみ32が連結され、この
周波数調整つまみ32は発振回路2Bに関連して設けら
れた可変抵抗器(図示せず)の摺動子(図示せず)に連
結される。また、増幅回路30には、振幅調整つまみ3
4が連結され、この振幅調整つまみ34は増幅回路30
に関連して設けられた可変抵抗器(図示せず)の摺動子
(図示せず)に連結される。
下ケース12b内において回路基板26の下方には電池
36が収納される。この電池36と回路基板26との間
には、スイッチつまみ40に連結されたスイッチ38が
介挿される。したがって、つまみ40によって、電池3
6から回路基$i!26への電源の供給をオンまたはオ
フすることができる。勿論、スイッチ38と振幅調整手
段とを一体化したちのたとえばスイッチ付可変抵抗器が
利用されてもよい。
第2図はこの実施例の回路構成を示す概略ブロック図で
ある。発振回路28および増幅回路30には、スイッチ
38を介して電池36からの電源が供給される。発振回
路28には、その摺動子が周波数調整つまみ32 (第
1図)に連結された可変抵抗器32aが接続され、増幅
回路32はその摺動子が振幅調整つまみ34に連結され
た可変抵抗器34aが接続される。発振回路28は、少
なくとも、発声に必要な母音の基準周波数の周波数成分
を含む信号を出力することができる。そのために、発振
回路28は、あらゆる高調波成分を含む矩形波の発振回
路であってもよい。発振回路28は、また、次表のよう
な母音の第1および第2フオルマントの周波数成分を含
む波形の信号を出力する回路として構成することもでき
る。
表 第1   第2   第3 A:  650  950  1300E:  650
  1950 1:  350  3500 Q:  650   8’50 U:  350   40O N:  350     (cps) 発振回路28からの発振出力は増幅回路30によってそ
の振幅が増幅調整された後、圧電振動子18に印加され
る。圧電振動子18は、したがって、発振回路28から
の信号波形に応じた屈曲振動を生じる。
第1図に示すような発声補完器10を使用するには、ま
ず、つまみ40を回してスイッチ38をオンとし、発振
回路28および増幅回路30に電源を与える。そうする
と、増幅回路30からの駆動信号によって圧電振動子1
8が前述したような周波数を含む振動を生じる。そして
、この圧電振動子18の振動が振動伝達部材22を介し
て振動伝達部24に伝達される。
振動伝達部24は、図示しないが、たとえばこれを用い
る人間の喉の声帯部分ないしはその近傍に押し当てられ
る。圧電振動子18からの振動はこの振動伝達部24を
通して人間の喉の声帯部分に伝えられ、この声帯部分に
伝えられた振動はさらに、通常の声帯における振動と同
様にして、口腔内に伝達される。この伝えられる振動は
、前述のように少なくとも母音の基準周波数を含むもの
である。したがって、その状態で健常者と同じように口
の形を調節するだけで、任意の音を出すことができる。
第1図実施例では、圧電振動子やその駆動回路あるいは
電源としての電池がケース内に一体化されているため、
携帯に便利である。
第3図はこの発明の他の実施例を示す構造図解図である
。この実施例は、上ケース12aと下ケース12bとを
切り離した点で、第1図実施例と異なる。下ケース12
b内には、先の実施例と同じように、回路基板26およ
び電池36が収納される。
上ケース12aには、先の実施例と同しように、圧電振
動子18が保持され、その振動が振動伝達部24に伝達
されるように構成されている。上ケース12a内には、
さらに、発振回路28および増幅回路30 (第2図)
に関連して設けられる可変抵抗器32aおよび34aが
収納され、したがって、周波数調整つまみ32および振
幅調整つまみ34は、上ケース12aに設けられる。そ
れとともに、電池36と回路基板26との間に介挿され
るべきスイッチ38もまた、上ケース12a内に収納さ
れ、スイッチつまみ40が上ケース12aに設けられる
しかしながら、これらつまみ32.34および40およ
び/または可変抵抗器32a、34aおよびスイッチ3
8は、下ケース12b内に収納されるようにしてもよい
ことは勿論である。
この実施例によれば、上ケース12aと下ケース12b
とが分離されているので、たとえば下ケース12bをポ
ケットなどに入れておき、発声に必要な上ケース12a
のみを喉の部分に当てるようにすればよいので、取り扱
いが一層容易になる。
第4図はこの発明のその他の実施例を示す構造図解図で
ある。この実施例も、第3図実施例と同様に上ケース1
2aと下ケース12bとが分離されている。そして、上
ケース12aには、つまみ32.34および40が設け
られるとともに、その開口部分から突出するように振動
伝達部24が設けられる。
この実施例では、上ケース12aに関連して、マイクロ
ホン42が設けられる。マイクロホン42は、たとえば
口の前にセントされ、発声音をピックアップして拡声す
るために利用される。マイクロホン42は、比較的軽量
でかつ保型性のあるたとえばアルミニウムなどの金属あ
るいは合成樹脂などからなりかつその一端が上ケース1
2aに固着された、支持棒43の他端に取り付けられる
そして、上ケース12aすなわち振動伝達部24を人間
の喉の声帯部分近傍に押し当てると、マイクロホン42
がそのまま人間の口の前方に位置するようにされている
下ケース12bには、マイク増幅回路44が収納され、
このマイク増幅回路44によって圧電スピーカ46が駆
動される。下ケース12bの圧電スピーカ46の前面に
は、適宜の放音孔48が形成されている。
この実施例によれば、振動伝達部24によって人間の口
腔内に振動が伝達されると同時に、それによって発声さ
れた声がマイクロホン42によってビックアンプされ、
その音声は圧電スピーカ46によって拡声され得る。
なお、第4図実施例において、圧電スピーカ46に代え
て他の形式のスピーカたとえば電磁形スピーカなどが用
いられてもよい。
また、第4図実施例においても、上ケース12aおよび
下ケース12bにどのようなものを取付けしあるいは収
納するかは、必要に応じて任意に選択できる。たとえば
、下ケース12bにラジオ受信機を内蔵させ、発声補完
器として使用しないときに、スピーカ46からラジオ放
送を取り出すようにしてもよい。
サラに、第4図実施例において、スピーカ46は下ケー
ス12bに組み込まれた。しかしながら、このスピーカ
46だけが単独で分離され、適当な箇所たとえば胸ポケ
ットなどに入れられるようにしてもよい。
前述のいずれの実施例においても、振動伝達部24には
振動伝達部材22によって圧電振動子18から振動が伝
達されるようにした。しかしながら、この振動伝達部材
22と振動伝達部24とは一体化されたものであってよ
い。
さらに、前述のいずれの実施例においても、電池を用い
て各回路を駆動するようにした。しかしながら、これは
商用電源から通常の直流アダプタを通して与えられるよ
うにしてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構造図解図である。 第2図は第1図実施例の回路構成を示す概略ブロック図
である。 第3図はこの発明の他の実施例を示す構造図解図である
。 第4図はこの発明のその他の実施例を示す構造図解図で
ある。 図において、IOは発声補完器、18は圧電振動子、2
4は振動伝達部、28は発振回路、30は増幅回路を示
す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ほか1名) 第1図 第2図 第3図 第4図 2b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  圧電振動子、 前記圧電振動子を、少なくとも所定のフォルマントの周
    波数成分を含む周波数信号で駆動するための駆動手段、
    および 前記圧電振動子の振動を、そこに接触した外部に伝達す
    るための振動伝達手段を備える、発声補完器。
JP15365784A 1984-07-23 1984-07-23 発声補完器 Pending JPS6131150A (ja)

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JP15365784A JPS6131150A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 発声補完器

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JP15365784A JPS6131150A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 発声補完器

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JPS6131150A true JPS6131150A (ja) 1986-02-13

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ID=15567325

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JP15365784A Pending JPS6131150A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 発声補完器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999012501A1 (fr) * 1997-09-08 1999-03-18 Densei Inc. Larynx artificiel electrique
JP2009532150A (ja) * 2006-04-04 2009-09-10 サーボナ ゲーエムベーハー 電気機械発声補助器具
JP2013142905A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Inha-Industry Partnership Inst 音声補完用装置及びそれを用いた音声制御方法

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