JPH0438812B2 - - Google Patents
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- JPH0438812B2 JPH0438812B2 JP4434988A JP4434988A JPH0438812B2 JP H0438812 B2 JPH0438812 B2 JP H0438812B2 JP 4434988 A JP4434988 A JP 4434988A JP 4434988 A JP4434988 A JP 4434988A JP H0438812 B2 JPH0438812 B2 JP H0438812B2
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- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、固定の含鉄原料(たとえばスクラツ
プ、型銑)の溶解精錬方法に関する。さらに詳細
には、本発明は複合吹錬用転炉を用いてダスト発
生量を低減させ、かつ〔S〕の上昇を防止した固
体含鉄原料の溶解精錬方法に関する。 (従来の技術) 近年、鉄酸化物、金属酸化物、スクラツプ等の
含鉄固形物質を還元あるいは溶解する新しい製鉄
法が提案されている。 たとえば、特開沼56−58916号公報に微粉炭を
転炉の底に設けた羽口の一部から吹き込み多の羽
口から酸素ガスを吹き込んでスクラツプを溶解す
ることが記載されている。また、ソ連ではTula
方式として同様にスクラツプと石炭を転炉上部か
ら添加し、溶解精錬を行なう方法が工業化されて
いる。 しかし、上記の報告においては、炭素の酸化反
応を利用してスクラツプを溶解することが記載さ
れているのみであり、炭素源を多量に添加して精
錬する場合点の問題点、たとえばダスト発生値の
増加、溶鉄中〔S〕の増加等を解決する技術的示
唆はなされていない。 また、特開昭62−47417号公報には上底吹転炉
でスクラツプを加炭して溶解する際、脱硫および
耐火物損傷防止を目的としてスラグ中のT.Feを
3%以下にする記載があるが、スクラツプ溶解度
の底吹撹拌を前提としておりスクラツプ溶解中の
耐火物損傷防止また底吹撹拌時の耐火物損傷防止
(明細書中では溶銑温度が1580℃と高温である。)
という観点からは望ましくない。 (発明が解決しようとする課題) 石炭などの炭素源を熱源とする精錬方法におい
ては、炭素の酸化反応熱を利用するために、脱炭
量、廃ガス量が炭素源の添加量に比例して増大
し、その結果として精錬時間が比例して延長す
る。特にスクラツプ等の冷鉄源を多量に溶解する
場合には、必要とする炭素源の量は多量となり、
また比較的低温精錬期間が長く続く為にスラグが
滓化しにくくダスト発生量が増大する。これは固
体の含鉄原料から溶鉄を得る溶解精錬法の経済評
価として大きな問題でありダスト量低減は解決す
べき技術課題の1つであつた。 さらに精錬時間の延長に起因する耐火物損傷防
止の観点から比較的低温域での固体の含鉄原料の
溶解精錬が望まれる。 また熱源となる石炭等の炭素源には〔S〕が
0.11〜0.80%含有されており多量に使用した場合
には〔S〕の上昇をきたし脱〔S〕精錬が必要と
なり精錬コストの増大を招く。そこで脱〔S〕処
理の省略あるいは負荷を軽減する含鉄原料の溶解
精錬金技術が望まれる。 本発明の目的は、比較的低温領域でダスト発生
量を低減させ、かつ極力〔S〕の上昇を防止する
固体の含鉄原料の溶解精錬方法を提供することに
ある。 (課題を解決するための手段) 本発明は、浴面下に羽口を有する精錬炉内に、
上吹き又は、上底吹きする酸素とともに非酸化性
ガスをキヤリアとして炭素質粉末を供給すること
により固体の含鉄原料を溶解して高炭素溶鉄を得
る方法において、溶鉄および固体含鉄原料への酸
素供給を(1)、(2)式の範囲を満たすように制御して
ダスト発生を抑制する溶解過程と、(3)、(4)式の範
囲を満たすように制御する脱硫精錬過程からなる
固体の含鉄原料の溶解精錬方法である。 10≦BOC値≦15 ……(1)式 3.0≦〔%℃〕≦4.0 ……(2)式 BOC値≦8 ……(3)式 3.5≦〔%℃〕 ……(4)式 ここで、BOC(Balance of Oxygen and
Carbon feeding rate)=K02/W/τ〔%℃〕 K02:上底吹合計の酸素供給速度(Nm3/min) W:溶鉄および固体の含鉄原料の総量(ton) 〔%℃〕:溶鉄中の平均炭素濃度(%) τ:均一混合時間(sec)で τ=(H/0.125)2/3・(ρe/1000)1/3・540(ε・V
,T)-0.5 ε・V、B=6.18QB・TL/VL{2.3logP2+ρeH/P2+(1
−To/TL} ε・V,T=0.632×10-6cosη/VL・QT 3・M/n2・d3・
x QBは、底吹ガス量(Nm3/分) TLは、鋼浴温度(K) VLは、浴の容積(Nm3) ρeは、鋼浴の密度(Kg/Nm3) P2は、大気圧(1033Kg/m3) Hは、浴深(m) Toは、ガス温度(K) ηは、上吹ランス孔開き角度(°) Mは、上吹きガスの分子量 QTは、上吹きガス量(Nm3/分) nは、上吹きランス孔数 dは、上吹きランス出口径(m) xは、ランス高さ(m)である。 本発明の主旨は、前述の通り、比較的低温領域
でダスト発生量を低減させ、かつ極力〔S〕の上
昇を防止する固体の含鉄原料の溶解精錬方法にあ
るが、以下に本発明について詳しく説明する。 本発明者等の詳細な基礎的研究と実際操業にお
ける経験によれば、比較的低温領域で固体の含鉄
原料を溶解精錬した場合には、高炉溶銑を脱炭精
錬した場合に比較し大幅にダスト発生量が増大す
る。これは低温域においてスラグが滓化せずスピ
ツテイングおよびバルブバースト起因のダストが
増大することが原因であることがわかつた。 また、溶鉄の炭素濃度が高い程ダスト中のT.C
が高くなり、またダスト中には石炭等の炭素源の
Ash成分であるSiO2やAl2O3が増加することから
石炭が吹き抜けているものと推定された。この傾
向は溶鉄中の炭素濃度が4%を超えると顕著にな
ることがわかつた。 また、固体の含鉄原料たとえばスクラツプの溶
解速度は溶鉄中の炭素濃度が高い程短時間で溶解
することが確認され、3%以下では急激に溶解速
度が低下することが判明した。 以上のことから固体の含鉄原料を溶解する際の
溶鉄中炭素濃度は3%以上でかつ4%以下にする
ことが必要である。 そこで本発明者等は、溶鉄中の炭素濃度を3〜
4%とし、固体の含鉄原料の溶解実験を実施し、
合わせてダスト調査も実施した。 その結果第2図に示すようにダスト発生量を低
減する為には、スラグ中のT.Fe濃度を高めるこ
とが有効であることがわかつた。 これはスラグ中T.Fe濃度の増加と共に、スラ
グの融点および粘性が低下し滓化しやすくなるこ
とから流動性が増し、溶鉄表面からのスピツテイ
ングおよびバルブバースト起因のダスト量を低減
できるものと考えられる。 ここでスラグ中のT.Fe濃度としては3〜10%
が適正であることが実験で確められたが7%を超
えるとフオーミングの危険性を生ずることから、
より望もしい範囲は3〜7%である。 又、第3図に示すごとく、スラグ中T.FeとS
分配比(S)/〔S〕((S)はスラグ中のS、
〔S〕は熔銑中のS)の関係では、スラグ中T.Fe
が低い程S分配比が上昇し、脱硫率は向上する。 以上の条件を満足する精錬方法を種々探索した
結果、第1図示すようにダスト低減を計る時は送
酸速度、撹拌強度、溶鉄中の炭素濃度の相関で示
されるBOCなる指標(K02/(W/τ×〔%C〕))
でその値が10〜15の範囲になるように送酸速度
K02を制御すればよいことが判明した。また、実
操業上はフオーミングの危険性を回避する為に
BOC値が10〜12の範囲になるようにすることが
望ましい。 一方、前述第3図のようにスラグと溶鉄間のS
分配比はT.Feの増加にともない減少することは、
治金原理として公知である。次式はスラグ・メタ
ル間の一般的な脱S反応式であるが、 Ga0+〔S〕=GaS+〔O〕 スラグ中にはCa0のような塩基性成分が含有さ
れ、かつ〔O〕を低減することが肝要であるため
に、スラグ中のT.Fe濃度が低いことが望ましい。 また耐火物の溶損防止の観点からもスラグ中の
T.Fe濃度が低いことが望ましいが、前述のよう
にダスト量を低減するために固体の含鉄原料の溶
解過程はスラグ中のT.Fe濃度は3〜10%にする
必要がある為、溶鉄中の〔S〕を低濃度にするこ
とはできない。 そこで固体の含鉄原料の溶解過程に続いてスラ
グ中のT.Fe濃度を低減する過程が必要となる。 本発明者らは、前述の溶解試験と同様の方法で
溶鉄中の炭素濃度を3〜4.5%とし種々の試験を
行なつた結果、溶鉄の炭素濃度が3.5%以上でか
つ、第1図に示すようにBOC値が8以下になる
ように送酸速度K02を制御すればスラグ中のT.Fe
濃度は3%以下にすることができ、結果としてス
ラグの脱S能が向上することが確認された。また
BOC値が7以下の場合にはスラグ中のT.Fe濃度
は2%以下になることができスラグの脱S能は大
幅に向上することが判明した。 ここでスラグ中のT.Fe濃度は溶鉄の炭素濃度
の上昇に伴ない低下する前述の石炭の吹き抜けの
問題から実操業上は溶鉄中の炭素濃度を4.2%以
下にすることが望ましい。 なお、溶解過程後に行なわれる脱硫精錬過程の
時間は2〜5時間で十分である。 したがつて、溶解過程から脱硫精錬過程への移
行は、出銑目標温度、成分に到達するまでの所要
時間の内、後半の2〜5分間を脱硫精錬過程とす
ればよい。 また出銑目標温度、成分に到達するまでの時間
が比較的長時間に及ぶ場合においては、経済性を
考慮して溶解過程から脱硫精錬過程への移行は段
階的に移行することが推奨される。たとえばダス
ト発生抑制溶解過程(BOC値=12)→BOC値1
0→脱硫精錬過程(BOC値=7)のようにすれ
ばよい。 (実施例) 実施例 1 底吹ノズル8本を有する転炉内に180tの〔C〕
=3.98%、〔S〕=0.073%、温度1395℃の溶鉄が
あり、当該転炉内に164tのスラブ屑、鋼塊、切断
屑、型銑等の固体の引鉄原料を80tと84tの2Bag
に分別し炉内に添加した。先ず80tの含鉄原料を
添加すると同時に底吹ノズルからC=80.9%、S
=0.310%で1.5mm以下の石炭粉を300Nm3/h・本
のN2ガスをキヤリアガスとして114Kg/min・本
で加炭しながら、同時に底吹ノズルからO2とN2
の比率が85:15の混合ガスを1255Nm3/h・本で
溶鉄中に吹き込み、かつ上吹きトランスから
34000Nm3/hの吹酸速度の精錬を開始した。こ
の条件で計算させる均一混合時間は約16秒であ
り、BOC値は12.5である。 約22分間の溶解精錬後温度=1395℃〔C〕=
3.50%、〔C〕=0.073%の260.5tの溶鉄を得た。こ
の時のスラグ中(%T.Fe)=4.60%、スラグ中
(T.S)=0.146%であつた。 引き続き2Bag目の含鉄原料を84t添加し、
1Bag目と同様の吹酸条件で精錬を開始した。こ
の条件で計算される均一混合時間は約19秒であ
り、BOC値は10.8である。 2Bag目溶解精錬開始後約20分での溶鉄および
スラグのサンプリング結果では、温度=1392℃、
〔C〕=3.7%、〔S〕=0.074%、スラグ中(%T.
Fe)=4.0%、スラグ中(T.S)=0.141%であつた。
サンプリング後約3分間上吹トランスからの送酸
速度を21000Nm3/h・に低減し、脱硫精錬を実
施した。その結果、温度=1420℃、〔C〕=3.85
%、〔S〕=0.061%の溶鉄を344t得た。この時の
スラグ中(%T.Fe)は1.4%で、スラグ中(T.S)
は0.366%であつた。後半3分間の条件で計算さ
れるBOC値は7.2であつた。 またこのヒートに関しての物質バランスから算
出される不明鉄ロスは含鉄原料1トン当たり25.4
Kgであつた。 比較例 1 実施例1と同じ転炉内に183tの温度=1400℃、
〔C〕=3.92%、〔S〕=0.068%の溶鉄があり、当
該転炉内に実施例1と同様の方法で固体の含鉄原
料を添加した。1Bag目添加実施例1と同様の石
炭粉を320Nm3/h・本のN2ガスをキヤリアガス
として90Kg/min・本で加炭しながら同時に底吹
ノズルから実施例1と同一条件で混合ガスを溶鉄
中に吹き込み、かつ上吹ランスから25000Nm3/
hの吹酸速度で精錬を開始した。この条件で計算
される均一混合時間は約16秒であり、BOC値は
9.1である。 約28分間の溶解精錬後温度=1398℃〔C〕=
3.70%、〔S〕=0.069%の溶鉄262tを得た。この時
のスラグ中(%T.Fe)=2.40%スラグ中(T.S)=
0.208%であつた。引き続き含鉄原料を84t添加
し、上吹ランスから30000Nm3/hの吹酸速度で
精錬を行なつた。この条件で計算される均一混合
時間は約19秒であり、BOC値は9.3である。 2Bag目精錬開始後約23分での溶鉄およびスラ
グのサンプリング結果では、温度=1395℃、〔C〕
=3.8%、〔S〕=0.082%、スラグ中(%T.Fe)=
3.2%、スラグ中(T.S)=0.203%であつた。得ら
れた溶鉄量は344tであつた。 サンプリング後、上吹トランスからの送酸速度
を28000Nm3/h・に低減し、BOC値8.5で3分間
の脱硫精錬を施した。その結果、温度=1410℃、
〔C〕=3.85%、〔S〕=0.080%迄しか低減できな
かつた。この時のスラグ中(%T.Fe)は3.0%、
スラグ中(T.S)は0.204%であつた。 又、このヒートに関しての物質バランスから算
出される不明鉄ロスは、含鉄原料1トン当たり
37.6Kgであつた。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、固体の
含鉄原料を溶解して高炭素溶鉄を得る時、精錬中
のダスト発生量を低減して溶鉄歩留を向上させ、
かつ、脱〔S〕を促進させることで、固体の含鉄
原料溶解後の脱〔S〕精錬の負荷を軽減でき、精
錬コストの低減効果がある。
プ、型銑)の溶解精錬方法に関する。さらに詳細
には、本発明は複合吹錬用転炉を用いてダスト発
生量を低減させ、かつ〔S〕の上昇を防止した固
体含鉄原料の溶解精錬方法に関する。 (従来の技術) 近年、鉄酸化物、金属酸化物、スクラツプ等の
含鉄固形物質を還元あるいは溶解する新しい製鉄
法が提案されている。 たとえば、特開沼56−58916号公報に微粉炭を
転炉の底に設けた羽口の一部から吹き込み多の羽
口から酸素ガスを吹き込んでスクラツプを溶解す
ることが記載されている。また、ソ連ではTula
方式として同様にスクラツプと石炭を転炉上部か
ら添加し、溶解精錬を行なう方法が工業化されて
いる。 しかし、上記の報告においては、炭素の酸化反
応を利用してスクラツプを溶解することが記載さ
れているのみであり、炭素源を多量に添加して精
錬する場合点の問題点、たとえばダスト発生値の
増加、溶鉄中〔S〕の増加等を解決する技術的示
唆はなされていない。 また、特開昭62−47417号公報には上底吹転炉
でスクラツプを加炭して溶解する際、脱硫および
耐火物損傷防止を目的としてスラグ中のT.Feを
3%以下にする記載があるが、スクラツプ溶解度
の底吹撹拌を前提としておりスクラツプ溶解中の
耐火物損傷防止また底吹撹拌時の耐火物損傷防止
(明細書中では溶銑温度が1580℃と高温である。)
という観点からは望ましくない。 (発明が解決しようとする課題) 石炭などの炭素源を熱源とする精錬方法におい
ては、炭素の酸化反応熱を利用するために、脱炭
量、廃ガス量が炭素源の添加量に比例して増大
し、その結果として精錬時間が比例して延長す
る。特にスクラツプ等の冷鉄源を多量に溶解する
場合には、必要とする炭素源の量は多量となり、
また比較的低温精錬期間が長く続く為にスラグが
滓化しにくくダスト発生量が増大する。これは固
体の含鉄原料から溶鉄を得る溶解精錬法の経済評
価として大きな問題でありダスト量低減は解決す
べき技術課題の1つであつた。 さらに精錬時間の延長に起因する耐火物損傷防
止の観点から比較的低温域での固体の含鉄原料の
溶解精錬が望まれる。 また熱源となる石炭等の炭素源には〔S〕が
0.11〜0.80%含有されており多量に使用した場合
には〔S〕の上昇をきたし脱〔S〕精錬が必要と
なり精錬コストの増大を招く。そこで脱〔S〕処
理の省略あるいは負荷を軽減する含鉄原料の溶解
精錬金技術が望まれる。 本発明の目的は、比較的低温領域でダスト発生
量を低減させ、かつ極力〔S〕の上昇を防止する
固体の含鉄原料の溶解精錬方法を提供することに
ある。 (課題を解決するための手段) 本発明は、浴面下に羽口を有する精錬炉内に、
上吹き又は、上底吹きする酸素とともに非酸化性
ガスをキヤリアとして炭素質粉末を供給すること
により固体の含鉄原料を溶解して高炭素溶鉄を得
る方法において、溶鉄および固体含鉄原料への酸
素供給を(1)、(2)式の範囲を満たすように制御して
ダスト発生を抑制する溶解過程と、(3)、(4)式の範
囲を満たすように制御する脱硫精錬過程からなる
固体の含鉄原料の溶解精錬方法である。 10≦BOC値≦15 ……(1)式 3.0≦〔%℃〕≦4.0 ……(2)式 BOC値≦8 ……(3)式 3.5≦〔%℃〕 ……(4)式 ここで、BOC(Balance of Oxygen and
Carbon feeding rate)=K02/W/τ〔%℃〕 K02:上底吹合計の酸素供給速度(Nm3/min) W:溶鉄および固体の含鉄原料の総量(ton) 〔%℃〕:溶鉄中の平均炭素濃度(%) τ:均一混合時間(sec)で τ=(H/0.125)2/3・(ρe/1000)1/3・540(ε・V
,T)-0.5 ε・V、B=6.18QB・TL/VL{2.3logP2+ρeH/P2+(1
−To/TL} ε・V,T=0.632×10-6cosη/VL・QT 3・M/n2・d3・
x QBは、底吹ガス量(Nm3/分) TLは、鋼浴温度(K) VLは、浴の容積(Nm3) ρeは、鋼浴の密度(Kg/Nm3) P2は、大気圧(1033Kg/m3) Hは、浴深(m) Toは、ガス温度(K) ηは、上吹ランス孔開き角度(°) Mは、上吹きガスの分子量 QTは、上吹きガス量(Nm3/分) nは、上吹きランス孔数 dは、上吹きランス出口径(m) xは、ランス高さ(m)である。 本発明の主旨は、前述の通り、比較的低温領域
でダスト発生量を低減させ、かつ極力〔S〕の上
昇を防止する固体の含鉄原料の溶解精錬方法にあ
るが、以下に本発明について詳しく説明する。 本発明者等の詳細な基礎的研究と実際操業にお
ける経験によれば、比較的低温領域で固体の含鉄
原料を溶解精錬した場合には、高炉溶銑を脱炭精
錬した場合に比較し大幅にダスト発生量が増大す
る。これは低温域においてスラグが滓化せずスピ
ツテイングおよびバルブバースト起因のダストが
増大することが原因であることがわかつた。 また、溶鉄の炭素濃度が高い程ダスト中のT.C
が高くなり、またダスト中には石炭等の炭素源の
Ash成分であるSiO2やAl2O3が増加することから
石炭が吹き抜けているものと推定された。この傾
向は溶鉄中の炭素濃度が4%を超えると顕著にな
ることがわかつた。 また、固体の含鉄原料たとえばスクラツプの溶
解速度は溶鉄中の炭素濃度が高い程短時間で溶解
することが確認され、3%以下では急激に溶解速
度が低下することが判明した。 以上のことから固体の含鉄原料を溶解する際の
溶鉄中炭素濃度は3%以上でかつ4%以下にする
ことが必要である。 そこで本発明者等は、溶鉄中の炭素濃度を3〜
4%とし、固体の含鉄原料の溶解実験を実施し、
合わせてダスト調査も実施した。 その結果第2図に示すようにダスト発生量を低
減する為には、スラグ中のT.Fe濃度を高めるこ
とが有効であることがわかつた。 これはスラグ中T.Fe濃度の増加と共に、スラ
グの融点および粘性が低下し滓化しやすくなるこ
とから流動性が増し、溶鉄表面からのスピツテイ
ングおよびバルブバースト起因のダスト量を低減
できるものと考えられる。 ここでスラグ中のT.Fe濃度としては3〜10%
が適正であることが実験で確められたが7%を超
えるとフオーミングの危険性を生ずることから、
より望もしい範囲は3〜7%である。 又、第3図に示すごとく、スラグ中T.FeとS
分配比(S)/〔S〕((S)はスラグ中のS、
〔S〕は熔銑中のS)の関係では、スラグ中T.Fe
が低い程S分配比が上昇し、脱硫率は向上する。 以上の条件を満足する精錬方法を種々探索した
結果、第1図示すようにダスト低減を計る時は送
酸速度、撹拌強度、溶鉄中の炭素濃度の相関で示
されるBOCなる指標(K02/(W/τ×〔%C〕))
でその値が10〜15の範囲になるように送酸速度
K02を制御すればよいことが判明した。また、実
操業上はフオーミングの危険性を回避する為に
BOC値が10〜12の範囲になるようにすることが
望ましい。 一方、前述第3図のようにスラグと溶鉄間のS
分配比はT.Feの増加にともない減少することは、
治金原理として公知である。次式はスラグ・メタ
ル間の一般的な脱S反応式であるが、 Ga0+〔S〕=GaS+〔O〕 スラグ中にはCa0のような塩基性成分が含有さ
れ、かつ〔O〕を低減することが肝要であるため
に、スラグ中のT.Fe濃度が低いことが望ましい。 また耐火物の溶損防止の観点からもスラグ中の
T.Fe濃度が低いことが望ましいが、前述のよう
にダスト量を低減するために固体の含鉄原料の溶
解過程はスラグ中のT.Fe濃度は3〜10%にする
必要がある為、溶鉄中の〔S〕を低濃度にするこ
とはできない。 そこで固体の含鉄原料の溶解過程に続いてスラ
グ中のT.Fe濃度を低減する過程が必要となる。 本発明者らは、前述の溶解試験と同様の方法で
溶鉄中の炭素濃度を3〜4.5%とし種々の試験を
行なつた結果、溶鉄の炭素濃度が3.5%以上でか
つ、第1図に示すようにBOC値が8以下になる
ように送酸速度K02を制御すればスラグ中のT.Fe
濃度は3%以下にすることができ、結果としてス
ラグの脱S能が向上することが確認された。また
BOC値が7以下の場合にはスラグ中のT.Fe濃度
は2%以下になることができスラグの脱S能は大
幅に向上することが判明した。 ここでスラグ中のT.Fe濃度は溶鉄の炭素濃度
の上昇に伴ない低下する前述の石炭の吹き抜けの
問題から実操業上は溶鉄中の炭素濃度を4.2%以
下にすることが望ましい。 なお、溶解過程後に行なわれる脱硫精錬過程の
時間は2〜5時間で十分である。 したがつて、溶解過程から脱硫精錬過程への移
行は、出銑目標温度、成分に到達するまでの所要
時間の内、後半の2〜5分間を脱硫精錬過程とす
ればよい。 また出銑目標温度、成分に到達するまでの時間
が比較的長時間に及ぶ場合においては、経済性を
考慮して溶解過程から脱硫精錬過程への移行は段
階的に移行することが推奨される。たとえばダス
ト発生抑制溶解過程(BOC値=12)→BOC値1
0→脱硫精錬過程(BOC値=7)のようにすれ
ばよい。 (実施例) 実施例 1 底吹ノズル8本を有する転炉内に180tの〔C〕
=3.98%、〔S〕=0.073%、温度1395℃の溶鉄が
あり、当該転炉内に164tのスラブ屑、鋼塊、切断
屑、型銑等の固体の引鉄原料を80tと84tの2Bag
に分別し炉内に添加した。先ず80tの含鉄原料を
添加すると同時に底吹ノズルからC=80.9%、S
=0.310%で1.5mm以下の石炭粉を300Nm3/h・本
のN2ガスをキヤリアガスとして114Kg/min・本
で加炭しながら、同時に底吹ノズルからO2とN2
の比率が85:15の混合ガスを1255Nm3/h・本で
溶鉄中に吹き込み、かつ上吹きトランスから
34000Nm3/hの吹酸速度の精錬を開始した。こ
の条件で計算させる均一混合時間は約16秒であ
り、BOC値は12.5である。 約22分間の溶解精錬後温度=1395℃〔C〕=
3.50%、〔C〕=0.073%の260.5tの溶鉄を得た。こ
の時のスラグ中(%T.Fe)=4.60%、スラグ中
(T.S)=0.146%であつた。 引き続き2Bag目の含鉄原料を84t添加し、
1Bag目と同様の吹酸条件で精錬を開始した。こ
の条件で計算される均一混合時間は約19秒であ
り、BOC値は10.8である。 2Bag目溶解精錬開始後約20分での溶鉄および
スラグのサンプリング結果では、温度=1392℃、
〔C〕=3.7%、〔S〕=0.074%、スラグ中(%T.
Fe)=4.0%、スラグ中(T.S)=0.141%であつた。
サンプリング後約3分間上吹トランスからの送酸
速度を21000Nm3/h・に低減し、脱硫精錬を実
施した。その結果、温度=1420℃、〔C〕=3.85
%、〔S〕=0.061%の溶鉄を344t得た。この時の
スラグ中(%T.Fe)は1.4%で、スラグ中(T.S)
は0.366%であつた。後半3分間の条件で計算さ
れるBOC値は7.2であつた。 またこのヒートに関しての物質バランスから算
出される不明鉄ロスは含鉄原料1トン当たり25.4
Kgであつた。 比較例 1 実施例1と同じ転炉内に183tの温度=1400℃、
〔C〕=3.92%、〔S〕=0.068%の溶鉄があり、当
該転炉内に実施例1と同様の方法で固体の含鉄原
料を添加した。1Bag目添加実施例1と同様の石
炭粉を320Nm3/h・本のN2ガスをキヤリアガス
として90Kg/min・本で加炭しながら同時に底吹
ノズルから実施例1と同一条件で混合ガスを溶鉄
中に吹き込み、かつ上吹ランスから25000Nm3/
hの吹酸速度で精錬を開始した。この条件で計算
される均一混合時間は約16秒であり、BOC値は
9.1である。 約28分間の溶解精錬後温度=1398℃〔C〕=
3.70%、〔S〕=0.069%の溶鉄262tを得た。この時
のスラグ中(%T.Fe)=2.40%スラグ中(T.S)=
0.208%であつた。引き続き含鉄原料を84t添加
し、上吹ランスから30000Nm3/hの吹酸速度で
精錬を行なつた。この条件で計算される均一混合
時間は約19秒であり、BOC値は9.3である。 2Bag目精錬開始後約23分での溶鉄およびスラ
グのサンプリング結果では、温度=1395℃、〔C〕
=3.8%、〔S〕=0.082%、スラグ中(%T.Fe)=
3.2%、スラグ中(T.S)=0.203%であつた。得ら
れた溶鉄量は344tであつた。 サンプリング後、上吹トランスからの送酸速度
を28000Nm3/h・に低減し、BOC値8.5で3分間
の脱硫精錬を施した。その結果、温度=1410℃、
〔C〕=3.85%、〔S〕=0.080%迄しか低減できな
かつた。この時のスラグ中(%T.Fe)は3.0%、
スラグ中(T.S)は0.204%であつた。 又、このヒートに関しての物質バランスから算
出される不明鉄ロスは、含鉄原料1トン当たり
37.6Kgであつた。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、固体の
含鉄原料を溶解して高炭素溶鉄を得る時、精錬中
のダスト発生量を低減して溶鉄歩留を向上させ、
かつ、脱〔S〕を促進させることで、固体の含鉄
原料溶解後の脱〔S〕精錬の負荷を軽減でき、精
錬コストの低減効果がある。
第1図は、K02/(W/τ〔%℃〕)(=BOC値)
とスラグ中(%T.Fe)の関係を示す図、第2図
はスラグ中(%T.Fe)とFeダスト発生量の関係
を示す図、第3図はスラグ中(%T.Fe)とS配
分比(=(S)/〔S〕)の関係を示す図である。
とスラグ中(%T.Fe)の関係を示す図、第2図
はスラグ中(%T.Fe)とFeダスト発生量の関係
を示す図、第3図はスラグ中(%T.Fe)とS配
分比(=(S)/〔S〕)の関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 浴面下に羽口を有する精錬炉内に、上吹き又
は、上底吹きする酸素とともに非酸化性ガスをキ
ヤリアとして炭素質粉末を供給することにより固
体の含鉄原料を溶解して高炭素溶鉄を得る方法に
おいて、 溶鉄および固体の含鉄原料への酸素供給を(1)、
(2)式の範囲を満たすように制御してダスト発生を
抑制する溶解過程と、(3)、(4)式の範囲を満たすよ
うに制御する脱硫精錬過程からなることを特徴と
する固体含鉄原料の溶解精錬方法。 10≦BOC値≦15 ……(1)式 3.0≦〔%℃〕≦4.0 ……(2)式 BOC値≦8 ……(3)式 3.5≦〔%℃〕 ……(4)式 ここで、BOC=K02/W/τ〔%℃〕であり、 K02:上底吹合計の酸素供給速度(Nm3/min) W:溶鉄および固体の含鉄原料の総量(ton) τ:均一混合時間(sec) 〔%℃〕:溶鉄中の平均炭素濃度(%)である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4434988A JPH01222009A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 固体含鉄原料の溶解精錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4434988A JPH01222009A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 固体含鉄原料の溶解精錬方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222009A JPH01222009A (ja) | 1989-09-05 |
JPH0438812B2 true JPH0438812B2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=12689035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4434988A Granted JPH01222009A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 固体含鉄原料の溶解精錬方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01222009A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017104351A1 (de) | 2017-03-02 | 2018-09-06 | Cl Schutzrechtsverwaltungs Gmbh | Vorrichtung zur additiven Herstellung dreidimensionaler Objekte |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4434988A patent/JPH01222009A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01222009A (ja) | 1989-09-05 |
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