JPH0437A - 露光装置 - Google Patents
露光装置Info
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- JPH0437A JPH0437A JP2094938A JP9493890A JPH0437A JP H0437 A JPH0437 A JP H0437A JP 2094938 A JP2094938 A JP 2094938A JP 9493890 A JP9493890 A JP 9493890A JP H0437 A JPH0437 A JP H0437A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
- G03F7/709—Vibration, e.g. vibration detection, compensation, suppression or isolation
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自在方向(X、Y、Z方向)に弾性を有する空
気ばねに関し、特にアライメントされたマスクを介して
ウェハ上に微細パターン転写を行うX線露光装置に通用
される空気ばねに関するものである。
気ばねに関し、特にアライメントされたマスクを介して
ウェハ上に微細パターン転写を行うX線露光装置に通用
される空気ばねに関するものである。
[従来の技術]
従来の空気ばねにより支持されたX線露光装置の構成を
第5図に示す。
第5図に示す。
第5図において、56はX線マスク、57はフィラメン
ト、58はフィラメント57から放出された熱電子59
をターゲット6oに当てるための引出し電極、61はX
線1.62はX線管球用真空チャンバー、63は真空大
気間の隔壁であるベリリウム窓、64は真空チャンバー
62を支持するフレーム、65はX線マスク56を支持
するマスク支持フレーム、66はウェハ、67はウェハ
66を移動させるステージ、68は装置の基台となる定
盤、69は定盤68上の装置を除振するための空気はね
である。以上のような構成において、X線マスク56上
に形成された微細パターンを、ウェハ66上に塗布され
た感光体にX線61により焼付ける。また、上記構成は
X線露光装置に限らず、光源に光を用いる露光装置にお
いては、X線管球チャンバー62を光学照明系に置き換
えることもできる。
ト、58はフィラメント57から放出された熱電子59
をターゲット6oに当てるための引出し電極、61はX
線1.62はX線管球用真空チャンバー、63は真空大
気間の隔壁であるベリリウム窓、64は真空チャンバー
62を支持するフレーム、65はX線マスク56を支持
するマスク支持フレーム、66はウェハ、67はウェハ
66を移動させるステージ、68は装置の基台となる定
盤、69は定盤68上の装置を除振するための空気はね
である。以上のような構成において、X線マスク56上
に形成された微細パターンを、ウェハ66上に塗布され
た感光体にX線61により焼付ける。また、上記構成は
X線露光装置に限らず、光源に光を用いる露光装置にお
いては、X線管球チャンバー62を光学照明系に置き換
えることもできる。
第6図はマスクとウェハの転写ずれの説明図である。第
6図に示すように、Z軸、Y軸を定義し、紙面に垂直な
軸をX軸とする。また、Y軸方向を鉛直方向、Z−X平
面を水平方向とする。同図において、70は照明光の発
散が生ずる点、Aは発光点70からX線マスク56まで
の距離、Bは露光画角、CはX線マスク56とウェハ6
6間のプロキシミティーギャップ、εo×はマスク56
とウェハ66の相対的な移動がない状態でビーム中心か
らΔWXだけマスク56、ウェハ66が傾いた時のパタ
ーンずれ量、ε1−ε2はマスク56とウェハ66の相
対的移動がない状態で、ビーム中心からΔyたけマスク
56、ウェハ66が移動した時のパターンずれ量を示す
。
6図に示すように、Z軸、Y軸を定義し、紙面に垂直な
軸をX軸とする。また、Y軸方向を鉛直方向、Z−X平
面を水平方向とする。同図において、70は照明光の発
散が生ずる点、Aは発光点70からX線マスク56まで
の距離、Bは露光画角、CはX線マスク56とウェハ6
6間のプロキシミティーギャップ、εo×はマスク56
とウェハ66の相対的な移動がない状態でビーム中心か
らΔWXだけマスク56、ウェハ66が傾いた時のパタ
ーンずれ量、ε1−ε2はマスク56とウェハ66の相
対的移動がない状態で、ビーム中心からΔyたけマスク
56、ウェハ66が移動した時のパターンずれ量を示す
。
[発明が解決しようとする課題]
しかしなから、上記従来例では、照明系とステージ系か
同一定盤68上に配置され、定盤に空気はね69などの
除振機構を設け、装置の固有振動数を数Hz程度にして
、外部の高周波振動に対し不感にするのが目的であった
。この方式は装置性基準に対する姿勢制御という観点か
らすると姿勢制御という概念はなく、支持空気はねの所
で1mm程度の復元精度で、装置の傾斜をラフにレヘリ
ングするだけであった。ところが、SORを光源とした
放射光露光の場合にはSOR光源は、ステージ系を含む
露光部(以後、露光装置本体という)より、数m離して
設置しなければならないため、同一の除振系を介して、
設置地面に対して設置することは困難であり、かつ露光
装置本体は非露光時において、露光ステージの移動時に
発生する。
同一定盤68上に配置され、定盤に空気はね69などの
除振機構を設け、装置の固有振動数を数Hz程度にして
、外部の高周波振動に対し不感にするのが目的であった
。この方式は装置性基準に対する姿勢制御という観点か
らすると姿勢制御という概念はなく、支持空気はねの所
で1mm程度の復元精度で、装置の傾斜をラフにレヘリ
ングするだけであった。ところが、SORを光源とした
放射光露光の場合にはSOR光源は、ステージ系を含む
露光部(以後、露光装置本体という)より、数m離して
設置しなければならないため、同一の除振系を介して、
設置地面に対して設置することは困難であり、かつ露光
装置本体は非露光時において、露光ステージの移動時に
発生する。
露光ステージの加減速による振動および重心の移動など
による振動が発生するため第6図に示すようなパターン
ずれか起こる。第6図において以下のように寸法を仮定
すると、 A :4500 (+n+n) B ・ 30 (mm) C:0.05 (mm) Δy 1(mm) ΔWx + I X 10−3(rad)Δyによ
る転写パターンすれ6y=61−62は、 Δ y = C× □ = 0 、 05X =1. 1 x 1 0−5 (mm)=0.0
11 (μm) ΔWXによる転写パターンずれεwxはεwx”’ c
× Δwx =0.05XIX10−3 =5xlO−5(mm) =0.05 (μm) となる。
による振動が発生するため第6図に示すようなパターン
ずれか起こる。第6図において以下のように寸法を仮定
すると、 A :4500 (+n+n) B ・ 30 (mm) C:0.05 (mm) Δy 1(mm) ΔWx + I X 10−3(rad)Δyによ
る転写パターンすれ6y=61−62は、 Δ y = C× □ = 0 、 05X =1. 1 x 1 0−5 (mm)=0.0
11 (μm) ΔWXによる転写パターンずれεwxはεwx”’ c
× Δwx =0.05XIX10−3 =5xlO−5(mm) =0.05 (μm) となる。
放射光露光では0.25μm程度の線巾のノ\ターン転
写を目差しているか、そのためには、総合重ね合せ精度
は線巾の数分の1の要求がある。重ね合せ精度を悪くす
る要因として、装置自身のデイスト−ジョン、マスク製
作上のプロセス歪、露光以外のウェハの半導体プロセス
歪、アライメント精度、照明系によるデイスト−ジョン
などが上げられるか、上記転写パターンずれは照明系に
よるデイスト−ジョンの1項目にすぎない。この点から
すると、上記転写パターンずれεア、6w8はかなり大
きな値であり、1桁オーダーを下げないと線巾の数分の
1の総合重ね合せ精度の達成は困難である。
写を目差しているか、そのためには、総合重ね合せ精度
は線巾の数分の1の要求がある。重ね合せ精度を悪くす
る要因として、装置自身のデイスト−ジョン、マスク製
作上のプロセス歪、露光以外のウェハの半導体プロセス
歪、アライメント精度、照明系によるデイスト−ジョン
などが上げられるか、上記転写パターンずれは照明系に
よるデイスト−ジョンの1項目にすぎない。この点から
すると、上記転写パターンずれεア、6w8はかなり大
きな値であり、1桁オーダーを下げないと線巾の数分の
1の総合重ね合せ精度の達成は困難である。
さらに、スルーブツトの向上を図るためには、非露光時
において、露光ステージの移動時に発生する露光ステー
ジの加減速による振動および重心の移動などによる振動
をすみやかに収束させる必要がある。
において、露光ステージの移動時に発生する露光ステー
ジの加減速による振動および重心の移動などによる振動
をすみやかに収束させる必要がある。
以上説明したように、上記従来の技術をSORを光源と
した放射露光のような、照明系と露光装置本体か別体の
X線露光装置に適用した場合、空気ばねの振動および位
置ずれは露光装置本体の焼付は線幅精度に大きな影響を
与える。中でも、露光装置本体の水平方向に関する振動
および位置ずれは、特にX、およびWY方向の焼付は線
幅精度に大きな影響を与える。
した放射露光のような、照明系と露光装置本体か別体の
X線露光装置に適用した場合、空気ばねの振動および位
置ずれは露光装置本体の焼付は線幅精度に大きな影響を
与える。中でも、露光装置本体の水平方向に関する振動
および位置ずれは、特にX、およびWY方向の焼付は線
幅精度に大きな影響を与える。
したがって、露光時において露光装置本体は所定の位置
に位置決めされている必要がある。
に位置決めされている必要がある。
従来の空気ばねの外観は、第7図に示すように、基礎板
i上に空気ばね本体2が搭載され、この本体2の上部に
荷重を支持するための軸3が取付けられた構成である。
i上に空気ばね本体2が搭載され、この本体2の上部に
荷重を支持するための軸3が取付けられた構成である。
この構成においては、空気ばね本体2は任意の方向(x
、y、z方向)に自由に弾性移動できる。この場合、水
平面内で軸3が移動したときの元の位置への復帰再現性
は、空気ばねを構成するゴム膜の剛性に依存する。しか
しながら、ゴム膜はヒステリシスを持つため復帰再現性
が悪くまた時間を要するものであった。
、y、z方向)に自由に弾性移動できる。この場合、水
平面内で軸3が移動したときの元の位置への復帰再現性
は、空気ばねを構成するゴム膜の剛性に依存する。しか
しながら、ゴム膜はヒステリシスを持つため復帰再現性
が悪くまた時間を要するものであった。
一方、水平方向の位置ずれを防止するために、第8図に
示すように、空気ばねの水平方向の動きを固定し鉛直方
向のみ可動とする構成が考えられる。この構成は、基礎
板1に対し枠材5を固定し、この枠材5に支持材6を設
け、この支持材6により荷重支持用の軸3を上下方向に
移動可能に保持する軸受4を介してこの軸3の水平方向
の動きを固定するものである。
示すように、空気ばねの水平方向の動きを固定し鉛直方
向のみ可動とする構成が考えられる。この構成は、基礎
板1に対し枠材5を固定し、この枠材5に支持材6を設
け、この支持材6により荷重支持用の軸3を上下方向に
移動可能に保持する軸受4を介してこの軸3の水平方向
の動きを固定するものである。
しかしながら、このように水平方向の動きを完全に固定
すると、固定用の枠材5および支持材6を介して露光装
置本体側に外部からの振動が伝わり、除振構造とならず
露光転写精度を低下させ微細なパターン露光ができない
。
すると、固定用の枠材5および支持材6を介して露光装
置本体側に外部からの振動が伝わり、除振構造とならず
露光転写精度を低下させ微細なパターン露光ができない
。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、水平方
向の位置決め復帰再現性を向上させた、特にX線露光装
置に好適な空気ばねの提供を目的とする。
向の位置決め復帰再現性を向上させた、特にX線露光装
置に好適な空気ばねの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するため、本発明に係る空気ばねは、荷
重支持部(軸)を有するばね本体と、該ばね本体を支持
する基礎手段とからなり、前記荷重支持部の荷重支持方
向中心軸を該中心軸と直角な平面内の所定の中心位置に
戻すための復元手段を設けている。前記復元手段は、好
ましくは前記中心軸と直角な平面内で前記荷重支持部周
囲に放射状に設けた複数のばね手段からなる。また、前
記ばね手段は、前記基礎手段に固定した枠材と前記荷重
支持部間に防振ゴムを介して設けることが望ましい。
重支持部(軸)を有するばね本体と、該ばね本体を支持
する基礎手段とからなり、前記荷重支持部の荷重支持方
向中心軸を該中心軸と直角な平面内の所定の中心位置に
戻すための復元手段を設けている。前記復元手段は、好
ましくは前記中心軸と直角な平面内で前記荷重支持部周
囲に放射状に設けた複数のばね手段からなる。また、前
記ばね手段は、前記基礎手段に固定した枠材と前記荷重
支持部間に防振ゴムを介して設けることが望ましい。
[作用コ
荷重支持軸の周囲に例えば放射状に設けたばねにより、
軸は水平面内で自由に移動可能てかつ中心からずれた場
合常に求心力が付与される。
軸は水平面内で自由に移動可能てかつ中心からずれた場
合常に求心力が付与される。
[実施例コ
第1図は、本発明に係る空気ばねの一実施例の斜視図で
ある。基礎板1上に空気ばね本体2が搭載される。基礎
板1には枠材5が固定される。ばね本体2の上部に設け
た荷重支持用の軸3には、軸受4が摺動可能に装着され
る。この軸受4の周囲に放射状に3本のコイルばね7の
一端が取付けられる。各コイルばね7の他端は防振ゴム
8を介して枠材5に取付けられる。この防振ゴム8は、
系の固有振動数を少なくとも30Hz以下、望ましくは
2Hz程度の低振動数とし、外部から基礎板1および枠
材5を介して荷重側(露光装置本体側)に固有振動数よ
り高い周波数の振動が伝わることを防止するためのもの
である。
ある。基礎板1上に空気ばね本体2が搭載される。基礎
板1には枠材5が固定される。ばね本体2の上部に設け
た荷重支持用の軸3には、軸受4が摺動可能に装着され
る。この軸受4の周囲に放射状に3本のコイルばね7の
一端が取付けられる。各コイルばね7の他端は防振ゴム
8を介して枠材5に取付けられる。この防振ゴム8は、
系の固有振動数を少なくとも30Hz以下、望ましくは
2Hz程度の低振動数とし、外部から基礎板1および枠
材5を介して荷重側(露光装置本体側)に固有振動数よ
り高い周波数の振動が伝わることを防止するためのもの
である。
このような構成においては、荷重を支持する軸3は上下
方向(鉛直方向)およびこれと直角な水平方向に自由に
移動可能であるとともに、水平面内で軸3が位置ずれし
た場合、3本の放射状のコイルばね7の作用により軸3
は常に強制的に元の中心位置に戻される。
方向(鉛直方向)およびこれと直角な水平方向に自由に
移動可能であるとともに、水平面内で軸3が位置ずれし
た場合、3本の放射状のコイルばね7の作用により軸3
は常に強制的に元の中心位置に戻される。
第2図は、本発明に係る空気ばねの別の実施例の斜視図
である。この実施例では、前記実施例のコイルばね7に
代えて、4本の板ばね37を軸受4の周囲に放射状に設
けている。その他の構成、作用効果については、前記実
施例と同様である。
である。この実施例では、前記実施例のコイルばね7に
代えて、4本の板ばね37を軸受4の周囲に放射状に設
けている。その他の構成、作用効果については、前記実
施例と同様である。
本発明に係る空気ばねは、半導体クエへなどに微細パタ
ーンを転写形成するX線露光装置の支持手段として用い
るのに好適である。特に、X線発生源と、露光装置本体
とが分離した軌道放射光(SOR−X線)露光装置にお
いては、露光装置本体の位置ずれや振動が転写精度に大
籾く影響するため、本発明の空気ばねを用いることが効
果的である。
ーンを転写形成するX線露光装置の支持手段として用い
るのに好適である。特に、X線発生源と、露光装置本体
とが分離した軌道放射光(SOR−X線)露光装置にお
いては、露光装置本体の位置ずれや振動が転写精度に大
籾く影響するため、本発明の空気ばねを用いることが効
果的である。
第3図および344図に本発明の空気ばねを用いた5O
R−X線露光装置を示す。第3図は斜視図、第4図は断
面図である。9はSOR発生源であり、架台17に支持
された4つのヘンディングマグネット10を介して水平
方向に均一なシートビーム状の5OR−X線12を放射
する。11はミラーチャンバーであり、架台18上に支
持され、例えは凸状反射面を有するX線ミラー(図示し
ない)を収容し、X線12を反射して鉛直方向に発散さ
せ露光領域全体を一括露光する。13は露光装置本体を
構成する真空チャンバーであり、ベリリウム窓19を介
してX線12が導入される。15は真空チャンバー13
を搭載する基台であり、前述の本発明に係る空気ばね1
4上に支持される。16は空気ばね14を搭載する定盤
である。
R−X線露光装置を示す。第3図は斜視図、第4図は断
面図である。9はSOR発生源であり、架台17に支持
された4つのヘンディングマグネット10を介して水平
方向に均一なシートビーム状の5OR−X線12を放射
する。11はミラーチャンバーであり、架台18上に支
持され、例えは凸状反射面を有するX線ミラー(図示し
ない)を収容し、X線12を反射して鉛直方向に発散さ
せ露光領域全体を一括露光する。13は露光装置本体を
構成する真空チャンバーであり、ベリリウム窓19を介
してX線12が導入される。15は真空チャンバー13
を搭載する基台であり、前述の本発明に係る空気ばね1
4上に支持される。16は空気ばね14を搭載する定盤
である。
このような構成において、真空チャンバー13は、前述
の空気ばね14の作用により、SOR発生源9からのX
線に対し、位置ずれを起こした場合直ちに元の位置に復
帰し、また外部からの振動伝達が防止される。
の空気ばね14の作用により、SOR発生源9からのX
線に対し、位置ずれを起こした場合直ちに元の位置に復
帰し、また外部からの振動伝達が防止される。
なお、露光装置は凸状ミラーを用いた一括露光方式のS
OR装置に限らず、マスクとウェハとを鉛直方向に移動
して水平シートビーム状X線により面走査するスキャン
露光方式やX線を揺導ミラーで反射してマスクとウェハ
上を鉛直方向に走査するスキャンミラー露先方式のSO
R装置に通用でき、またSOR以外の露光装置に対して
も通用可能である。
OR装置に限らず、マスクとウェハとを鉛直方向に移動
して水平シートビーム状X線により面走査するスキャン
露光方式やX線を揺導ミラーで反射してマスクとウェハ
上を鉛直方向に走査するスキャンミラー露先方式のSO
R装置に通用でき、またSOR以外の露光装置に対して
も通用可能である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明においては、はね手段によ
り荷重支持部を強制的に中心位置に付勢しているため、
5OR−X線に対する露光装置本体のX 、Y 、 W
x 、 W y方向の姿勢変動を小さくてきるので、
転写精度が向上する。更に、防振ゴムなどを介してばね
手段を装着することにより、系の固有振動数を低下させ
この固有振動数以上の周波数の外部振動を遮断すること
ができ、マスク、ウニへの相対振動か小さくなるので転
写精度か向上する効果がある。
り荷重支持部を強制的に中心位置に付勢しているため、
5OR−X線に対する露光装置本体のX 、Y 、 W
x 、 W y方向の姿勢変動を小さくてきるので、
転写精度が向上する。更に、防振ゴムなどを介してばね
手段を装着することにより、系の固有振動数を低下させ
この固有振動数以上の周波数の外部振動を遮断すること
ができ、マスク、ウニへの相対振動か小さくなるので転
写精度か向上する効果がある。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、
第2図は本発明の別の実施例の斜視図、第3図は本発明
が通用されるSOR露光装置の斜視図、 第4図は第3図の露光装置の断面図、 第5図は従来の露光装置の構成図、 第6図は従来の露光装置のX線の位置ずれの説明図、 第7図は従来の空気ばねの外観図、 第8図は従来の別の空気ばねの外観図である。 二基離板、 :ばね本体、 :軸、 二枠材、 :コイルばね、 :防振ゴム、 7:平行ばね。
が通用されるSOR露光装置の斜視図、 第4図は第3図の露光装置の断面図、 第5図は従来の露光装置の構成図、 第6図は従来の露光装置のX線の位置ずれの説明図、 第7図は従来の空気ばねの外観図、 第8図は従来の別の空気ばねの外観図である。 二基離板、 :ばね本体、 :軸、 二枠材、 :コイルばね、 :防振ゴム、 7:平行ばね。
Claims (4)
- (1)荷重支持部を有するばね本体と、該ばね本体を支
持する基礎手段とからなり、前記荷重支持部の荷重支持
方向中心軸を該中心軸と直角な平面内の所定の中心位置
に戻すための復元手段を設けたことを特徴とする空気ば
ね。 - (2)前記復元手段は、前記中心軸と直角な平面内で前
記荷重支持部周囲に放射状に設けた複数のばね手段から
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気
ばね。 - (3)前記ばね手段は、前記基礎手段に固定した枠材と
前記荷重支持部間に防振ゴムを介して設けられたことを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の空気ばね。 - (4)X線露光装置の支持手段として用いたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の空気ばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094938A JP3031947B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094938A JP3031947B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 露光装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4962648A (en) * | 1988-02-15 | 1990-10-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Refrigeration apparatus |
JPH07281805A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-27 | Nec Corp | 文字入力制御回路 |
JP2012149676A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Canon Inc | ベローズ機構 |
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-
1990
- 1990-04-12 JP JP2094938A patent/JP3031947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4962648A (en) * | 1988-02-15 | 1990-10-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Refrigeration apparatus |
JPH07281805A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-27 | Nec Corp | 文字入力制御回路 |
JP2012149676A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Canon Inc | ベローズ機構 |
CN104749904A (zh) * | 2013-12-31 | 2015-07-01 | 上海微电子装备有限公司 | 物镜支撑装置及光刻机 |
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