JPH0437939Y2 - - Google Patents

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JPH0437939Y2
JPH0437939Y2 JP1986052948U JP5294886U JPH0437939Y2 JP H0437939 Y2 JPH0437939 Y2 JP H0437939Y2 JP 1986052948 U JP1986052948 U JP 1986052948U JP 5294886 U JP5294886 U JP 5294886U JP H0437939 Y2 JPH0437939 Y2 JP H0437939Y2
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fitting hole
support
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guardrail
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JP1986052948U
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JPS62163518U (ja
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  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路に設置されたガードレール支柱の
根元を保護するために設けられるガードレール支
柱の根巻きシートに関するものである。
(従来の技術) 従来、ガードレールの支柱は、下端部が地面に
掘削された穴に挿入されてアスフアルトやコンク
リート等により固定され、支柱の根元には何も施
されずそのままの状態で放置されている。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に上記掘削された部分は長期間のうちに
沈下し、支柱の根元の周辺に凹み部分ができやす
い。そのために従来支柱においては支柱根元周辺
の凹み部分に砂がたまつて雑草が生え美観を損な
つたり、凹み部分に水たまりができたり、あるい
は道路に散布した凍結防止剤(塩化カルシウム
等)が凹み部分にたまつたりして支柱が腐蝕しそ
の耐久性が低下するといつた問題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点を解決したガード
レール支柱の根巻きシートを提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案ガードレー
ル支柱の根巻きシートは、ゴム弾性を有するシー
ト本体のほぼ中央部にガードレール支柱の外径よ
り小径の嵌合孔が穿設され、嵌合孔の孔縁部が薄
肉状となされ、シート本体の外縁部から嵌合孔の
孔縁部にわたつて切欠部が設けられており、シー
ト本体の嵌合孔が切欠部を介してガードレール支
柱の根元に嵌合されると共に切欠部が接合され、
ガードレール支柱の根元の周辺を覆つて保護する
ようになされたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1はシート本体であつて、一般
にスチレン−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジ
エンゴム等の合成ゴム等から作製されている。シ
ート本体1は円形、だ円形、方形等適宜形状とな
され、その大きさはガードレール支柱2の根元周
辺部を覆うに足る大きさとなされている。シート
本体1のほぼ中央部にはガードレール支柱2の外
径より1〜5mm程度小径の嵌合孔11が穿設され
ている。この嵌合孔11は上記支柱2の外形と同
様な形状となされ、孔縁部12は第3図の如く他
の部分より薄肉状となされ、支柱2の外面に密着
しやすいようになされている。又、シート本体1
の外縁部から嵌合孔11の孔縁部12にわたつて
切欠部13が設けられている。この切欠部13は
一般に第1図の如くジグザグ状となされ、切欠部
13が互に接合しうるようになされている。又、
切欠部13は必ずしもジグザグ状となされていな
くともよく、後述する第4図や第5図の如くなさ
れていてもよい。なお、シート本体1は耐候性の
面から一般に黒色となされ、ゴム硬度50〜70の軟
かさを有し、厚み5〜15mm程度のものが好適に使
用される。
ガードレール支柱2は下端部が地面に掘削され
た穴に挿入され、例えば第2図の如くブローンア
スフアルト3と砂4により固定されている。
しかして、シート本体1によりガードレール支
柱2の根元を保護するには、シート本体1の切欠
部13を強制的に広げ、切欠部13内に支柱2が
位置するように支柱2の側方にシート本体1を位
置させ、シート本体1の嵌合孔11を支柱2に嵌
め込み、支柱2の根元にシート本体1を位置させ
て切欠部13をゴム系接着剤等により接合する。
すなわち、シート本体1により支柱2の根元周辺
を覆うと共に、嵌合孔11の孔縁部12を第1図
及び第2図の如く支柱2の外面に密着させて水密
性構造として支柱2の根元を保護するものであ
る。なお、必要に応じてタールピツチ等によりシ
ート本体1と路面を接着してもよい。
又、上記切欠部13を接合する場合、一般に第
1図の如くジグザグ状の切欠部13を嵌合後、接
着剤で接着一体化するが、第4図の如く切欠部1
3に凹溝14と突条15を設けて両者を嵌合する
ようにしてもよいし、あるいは第5図の如く切欠
部13の近傍に溝16,16を設け、逆溝形状の
金具17を溝16,16にかけ渡して接合するよ
うにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案シートはゴム弾性を
有するシート本体のほぼ中央部にガードレール支
柱の外径より小径の嵌合孔が穿設され、嵌合孔の
孔縁部が薄肉状となされ、嵌合孔が支柱の根元に
嵌合されて根元周辺を覆うようになされているの
で、ガードレール支柱の根元への水の浸入を防止
して従来の如き根元周辺の沈下を極力防止でき
る。しかも、従来の如く支柱の根元周辺の凹み部
分に砂がたまつて雑草が生えたり、水たまりがで
きたりあるいは凍結防止剤がたまるようなことが
なく、ガードレール支柱の美観及び耐久性を向上
させることができる。
又、シート本体の外縁部から嵌合孔の孔縁部に
わたつて切欠部が設けられているので、ガードレ
ール支柱の側方からシート本体を容易に設置する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シートの設置状態を示す平面
図、第2図は本考案シートの設置状態を示す断面
図、第3図は本考案シートの嵌合孔の孔縁部を示
す断面図、第4図、第5図はそれぞれ本考案シー
トにおける切欠部の他の例を示す一部切欠斜視図
である。 1……シート本体、11……嵌合孔、12……
孔縁部、13……切欠部、2……ガードレール支
柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム弾性を有するシート本体1のほぼ中央部に
    ガードレール支柱2の外径より小径の嵌合孔11
    が穿設され、嵌合孔11の孔縁部12が薄肉状と
    なされ、シート本体1の外縁部から嵌合孔11の
    孔縁部12にわたつて切欠部13が設けられてお
    り、シート本体1の嵌合孔11が切欠部13を介
    してガードレール支柱2の根元に嵌合されると共
    に切欠部13が接合され、上記支柱2の根元周辺
    を覆うようになされたガードレール支柱の根巻き
    シート。
JP1986052948U 1986-04-08 1986-04-08 Expired JPH0437939Y2 (ja)

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JP1986052948U JPH0437939Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JP1986052948U JPH0437939Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JPS62163518U JPS62163518U (ja) 1987-10-17
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JP2009195224A (ja) * 2008-01-24 2009-09-03 Ube Ind Ltd 防草構造体およびその施工方法

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JPS62163518U (ja) 1987-10-17

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