JPH0437922Y2 - - Google Patents

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JPH0437922Y2
JPH0437922Y2 JP1987077300U JP7730087U JPH0437922Y2 JP H0437922 Y2 JPH0437922 Y2 JP H0437922Y2 JP 1987077300 U JP1987077300 U JP 1987077300U JP 7730087 U JP7730087 U JP 7730087U JP H0437922 Y2 JPH0437922 Y2 JP H0437922Y2
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curb
blocks
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ブロツク舗装などに用いられてい
るインタロツキングブロツクが他の構築物と接し
て設けられるとき、その境界部に配設されるイン
タロツキングブロツクの境界部用ブロツクに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のインタロツキングブロツク舗装に於て
は、例えばインタロツキングブロツク舗装に縁石
を取付ける場合には、第18図に示すように、イ
ンタロツキングブロツク舗装1に縁石2を取付け
るが、この場合、縁石2のインタロツキングブロ
ツク舗装1との境界部の輪郭線3と合わせて、端
部用に特別に造られたインタロツキングブロツク
4を切断形成して用いたり、また第19図に示す
ようにインタロツキングブロツク舗装5の縁石6
との境界部に、縁石6の形状に合わせて切断した
ブロツク7を用いたりしている。この他第20図
に示すようにインタロツキングブロツク舗装8を
車道の舗装の路面表示に用いる場合には、第20
図に示すようにインタロツキングブロツク舗装8
と、路面表示用ブロツクの境界の線が、なるべく
直線となるようなインタロツキングブロツク9を
使用し、直線的に並んだインタロツキングブロツ
ク9の表面を着色して、そのままセンタラインや
横断歩道等の路面表示に用いる場合もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでこのような従来のインタロツキングブ
ロツク舗装1,5にあつては、例えばインタロツ
キングブロツク舗装1の場合、インタロツキング
ブロツク4の周縁部を縁石2に合わせて直線的に
加工しているので、縁石2とインタロツキングブ
ロツク4との噛み合いがなく、そのためインタロ
ツキングブロツク4が移動することがあり、ブロ
ツク舗装1が崩れやすい。インタロツキングブロ
ツク舗装5の場合も同様である。また施工すると
きは、インタロツキングブロツク4を縁石2に合
わせて加工する必要がある上、縁石2とインタロ
ツキングブロツク4との納まりを調整するため時
間がかかつて施工能率が低下し、さらにインタロ
ツキングブロツク4の敷設パターンによつては敷
設手順が複雑化するという問題点があつた。その
上、端部用のブロツク7を切断形成して縁石2の
形状に合わせたり、また切断したブロツク7を、
縁石6に合うように巾方向に切断形成する場合に
は、切断した面が汚くなり勝ちで、美観を損ねる
ことが多いことも問題点の一つであつた。
この他インタロツキングブロツク舗装部8の中
の特定のインタロツキングブロツク9を路面表示
として用いる場合は、特定のインタロツキングブ
ロツク9をそのまま路面表示に用いようとする
と、路面表示のラインの巾や直線性が問題とな
り、インタロツキングブロツク9の巾が狭く、ま
た周縁の線が直線に近いものでなければならない
という条件があるため、使用するのに制約がある
という問題点を有している。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、敷設手順が簡単で作業能率が
よく、縁石とインタロツキングブロツクとが移動
するこのがない上、美観を損なうこともなく、路
面表示に使用する場合に制約のない、インタロツ
キングブロツクを得ることをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そしてこの目的を達成するために本考案にあっ
ては、路面を舗装するインタロツキングブロツク
と他の構築物との境界部に敷設される境界部用ブ
ロツクを、一方の側縁部が3個以上のインタロツ
キングブロツク周縁部に密接する係合部を縁石部
と一体に形成することとした。
〔作用〕
本考案の作用を説明すると、路面を舗装するイ
ンタロツキングブロツクと他の構築物との境界部
に敷設される境界部用ブロツクを、一方の側縁部
が3個以上のインタロツキングブロツク周縁部に
密接する係合部を縁石部と一体に形成することと
したので、インタロツキングブロツクと境界部用
ブロツクとは、お互いに係合し合うことになる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
インタロツキングブロツク舗装をした歩道10a
と、他の構築物であるアスフアルト舗装をした車
道10bとの境界部に、縁石12を敷設しようと
するとき、インタロツキングブロツク11の側面
の形状と係合するように、縁石12に係合部であ
る膨出部13と凹部14とを設け、3個以上のイ
ンタロツキングブロツク11と係合させる。これ
によつて縁石12が境界部用ブロツクとなり、係
合部である膨出部13と凹部14とがインタロツ
キングブロツク11の側面と係合する。よつてイ
ンタロツキングブロツク11と境界部用ブロツク
である縁石12とがお互いに移動することがなく
なる。
また施工に際してもインタロツキングブロツク
11を境界部用ブロツクである縁石12の膨出部
13と凹部14に合わせて順に並べて行くのみで
よいので、縁石12とインタロツキングブロツク
11との納まりの調整などは不必要となり、ブロ
ツクの切断作業を行う必要がないから、仕上げが
きれいになつて美観を損なうことがなくなり、し
かも施工が簡易化される。
第4図乃至第7図はインタロツキングブロツク
舗装に本考案の境界部用ブロツクを適用して縁石
15とした場合で、インタロツキングブロツク1
6が他のパターンを持つものの実施例の平面図で
ある。インタロツキングブロツク16が種々な配
列になつている場合を示すが、インタロツキング
ブロツク16が複雑な敷設パターンであつても、
それに合わせて縁石15に膨出部29と凹部30
を設けることにより、インタロツキングブロツク
16が係合しうることを表している。また第5
図、第6図、第7図に示すように、あるインタロ
ツキングブロツク16aと他のインタロツキング
ブロツク16bとの境界線16c及び縁石15相
互の境界線15aを一致させて敷き始めの場所を
増やして容易に施工できるようにし、作業能率を
向上させるようにすることもできる。第8図はイ
ンタロツキングブロツク17の配列が異る場合の
実施例で、第9図、第10図はその断面図を示す
が、境界部用ブロツク18の膨出部18aと凹部
18bとは、前記実施例とは異り大きな凹凸を形
成している。
第11図に示す実施例は縁石20の両側面にイ
ンタロツキングブロツク舗装を行つた場合で、境
界部用ブロツクである縁石20の歩道側31の側
面には、歩道側31のインタロツキングブロツク
21の周縁部の形状に対応して、膨出部21aと
凹部21bが設けられる。縁石20の車道側の側
面には、車道側32のインタロツキングブロツク
22の周縁部の形状に対応して、膨出部22aと
凹部22bが設けられる。第12図、第13図は
その断面図で、歩道側31と車道側32の両方に
インタロツキングブロツク舗装がなされているこ
とを示している。
第14図、第15図は境界部用ブロツク25を
ブロツク舗装の路面表示ブロツクとして用いる場
合で、本実施例にあつては境界部用ブロツク25
の両側面に膨出部25aと凹部25bを設け、イ
ンタロツキングブロツク26には、境界部用ブロ
ツク25の膨出部25a、凹部25bが係合する
ようにし、インタロツキングブロツク27には、
境界部用ブロツク25の右方の膨出部25c,凹
部25dが係合するように構成されている。この
場合は境界部用ブロツク25が路面表示ブロツク
として、路面のセンターラインを形成するように
したもので、境界部用ブロツク25の表面のAの
部分はセンタラインと同じ巾で白或は黄色に塗つ
て仕上げられる。境界部用ブロツク25の表面の
Bの部分は両側のインタロツキングブロツク2
6、27と同じ色に仕上げられる。第16図、第
17図は第14図と同様な実施例であるが、境界
部用ブロツク28の両側の膨出部28aと凹部2
8bとが、第14図の実施例のものに比べて大き
くなつており、第14図のB部に相当する境界部
用ブロツク28の表面のCの部分が前記のB部に
比べて大きい場合である。
このような境界部用ブロツク25を路面表示用
ブロツクとして用いる場合は、両側のインタロツ
キングブロツク26、27の側面と係合して、ブ
ロツク同士が噛み合いインタロツキングブロツク
と境界部用ブロツクとが移動しにくくなるという
効果の他に次のような効果がある。即ち、路面表
示用ブロツクである境界部用ブロツク25の巾
を、隣接するインタロツキングブロツク舗装の路
面表示ラインの巾と一致させておき、また境界部
用ブロツク25を直線的なものを用いれば、直線
的な路面表示も可能となり、視覚的に認識し易い
路面表示を得ることができる。第16図、第17
図に示す境界部用ブロツク28の場合も、上記と
同様にして用いられる。
なお上記の各実施例では境界部用ブロツクの係
合部である膨出部および凹部を有する縁部が、全
体として直線的に形成されているものを例に説明
したが、境界部用ブロツクが全体として曲線によ
る輪郭形状を有する場合も、インタロツキングブ
ロツクと境界部用ブロツクとが膨出部と凹部によ
り係合するような形状であれば、同様な作用効果
を持つものとなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によればインタ
ロツキングブロツク舗装と境界部用ブロツクと
は、その境界部において膨出部と凹部とがインタ
ロツキングブロツクの側面と噛み合つて互いに移
動することがなくなり、ブロツク舗装が崩れにく
くなる。またブロツク舗装の敷設手順が簡易化さ
れ、施工が簡単になつて作業能率が向上する。し
かもブロツク舗装の仕上りをきれいにすることが
できて美観を損ねることがなくなり、また路面表
示に用いる場合も制約を受けることなく使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るインタロツキン
グブロツクと縁石の平面図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第1図の−断面図、第
4図乃至第7図は他のパターンのインタロツキン
グブロツク舗装と縁石の平面図、第8図は他のイ
ンタロツキングブロツク舗装と縁石の実施例の平
面図、第9図は第8図の−断面図、第10図
は第8図の−断面図、第11図は縁石の両側
にインタロツキングブロツク舗装を敷設した場合
の平面図、第12図は第11図の−断面
図、第13図は第11図の−断面図、第
14図は境界部用ブロツクをインタロツキングブ
ロツク舗装の路面表示用ブロツクとして用いる場
合の平面図、第15図は第14図の−断
面図、第16図は第14図と同様の境界部用ブロ
ツクで膨出部が大きい場合の平面図、第17図は
第16図の−断面図、第18図は従来の
インタロツキングブロツク舗装と縁石との関係を
示す平面図でインタロツキングブロツクを縁石に
合わせて特別に加工したもの、第19図は第18
図と同様であるが、インタロツキングブロツクを
切断して用いる場合の平面図、第20図はインタ
ロツキングブロツク舗装の特定の部分を路面表示
用として用いる場合の平面図である。 10a……歩道(インタロツキングブロツク舗
装)、10b……車道(他の構築物)、11……イ
ンタロツキングブロツク、12……縁石(境界部
用ブロツク)、13……係合部としての膨出部、
14……係合部としての凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 路面を舗装するインタロツキングブロツクと他
    の構築物との境界部に敷設される境界部用ブロツ
    クにおいて、一方の側縁部が3個以上のインタロ
    ツキングブロツク周縁部と密接する係合部を縁石
    部と一体に形成したインタロツキングブロツクの
    境界部用ブロツク。
JP1987077300U 1987-05-25 1987-05-25 Expired JPH0437922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987077300U JPH0437922Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987077300U JPH0437922Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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Publication Number Publication Date
JPS63185804U JPS63185804U (ja) 1988-11-29
JPH0437922Y2 true JPH0437922Y2 (ja) 1992-09-07

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JP1987077300U Expired JPH0437922Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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