JPH0437386Y2 - - Google Patents

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JPH0437386Y2
JPH0437386Y2 JP5307386U JP5307386U JPH0437386Y2 JP H0437386 Y2 JPH0437386 Y2 JP H0437386Y2 JP 5307386 U JP5307386 U JP 5307386U JP 5307386 U JP5307386 U JP 5307386U JP H0437386 Y2 JPH0437386 Y2 JP H0437386Y2
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JP
Japan
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planting
feeding
amount
detection sensor
seedling
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は苗のせ台の苗取出口と田面との間を循
環作動する植付爪を備えた苗植付装置と、前記植
付爪の植付作動に対応して肥料を供給する繰出し
装置とを備えた田植機に関する。
〔従来の技術〕
この種の田植機において、設定量の肥料を圃面
に均一に供給するに、従来は、肥料貯留ホツパー
の減り量をオペレータが目視して、この減り量か
ら推し量つて繰出し量を調節していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この場合には繰出し量の捉え方が不正
確であるために、繰出し量調節を行つたとして
も、その効果は十分でない。したがつて、繰出し
量を測定すべく静電容量式の流量計やレーザー式
の流量計が導入されることも考えられるが、これ
らのものは概して高価なものである為にコスト増
を招き易く、かつ、静電容量式を例にとれば、湿
分の影響を受け易く、水田作業を主とする機械に
とつて相応しいものではなかつた。
本考案の目的は合理的な測定機器の採用によつ
て、繰出し量を正確に把握して、施肥量を適切に
できるものを提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は前記繰出し装置の肥料
貯留ホツパーに対して重量検出センサを設けると
ともに、繰出し装置の繰出し量を可変する調節機
構とこの調節機構を自動的に駆動するアクチユエ
ータ、及び、重量検出センサの検出結果を基に繰
出し量を算出し前記アクチユエータを制御する制
御手段を設け、かつ、植付爪1サイクル作動にお
ける機体振動の最も少ない位相で重量検出センサ
からの検出値を前記制御手段に取り込むように構
成してある点にあり、その作用効果は次の通りで
ある。
〔作用〕
つまり、粉体貯留量を捉え易い重量検出センサ
を肥料貯留ホツパーに設置することによつて、こ
の検出センサからの重量検出値を基に前記ホツパ
ーでの減量を前記重量検出値の差分として算出
し、この減量分を繰出し量とすることができる。
〔考案の効果〕
したがつて、繰出し量を間接的に測る方式であ
つても、確実に捉えることのできるホツパー重量
を制御媒体とするので、非常に有効な装置であ
る。
ただし、繰出し装置を苗植付機構と併設しなけ
ればならないので、植付爪の循環作動による機体
振動の影響を受けることになるが、第2図に示す
ように、植付爪の循環作動1サイクル毎に機体振
動が減衰する時点(P)があることに着目して、
この減衰点(P)で重量センサからの検出値を取
り込むことによつて、検出値精度をより高めるこ
とができる。
〔実施例〕
水田作業機の一例としての乗用田植機について
説明する。機体前部にエンジン25及びミツシヨ
ンケース26、中央部に運転部27を備えた本機
28に対して、植付ケース1からの動力伝達によ
つて駆動される植付爪2A付植付機構2、植付機
構2によつて切出されるマツト苗を載置した苗の
せ台4、及び、接地フロート5を備えた苗植付装
置29を昇降リンク機構8を介して連動連結する
とともに、肥料貯留ホツパー7、繰出し装置9、
流下パイプ12、及び、前記設置フロート5に取
付けた作溝器13とを備えた施肥装置18を植付
ケース1側から延出したブラケツト6に取付固定
し、更に、前記繰出し装置9の繰出しロール軸1
5に固着された受動アーム10と植付機構2の揺
動アーム3とを連結ロツド11で連結し、繰出し
ロール14を一定ストロークで揺動させて肥料を
繰出すようにしてある。
次に、警報装置20について詳述する。
音声によつてオペレータに作業手順を指示する
警報装置20を備えているが、植付走行時以外の
走行時には警報が作動するのを阻止することを目
的としたもので、第6図に示すように、制御装置
21、音声発生回路22及びスピーカー23に継
ぐる電源回路内に、主変速レバー30が植付位
置、及び、副変速レバー31が高低何れかの位置
にあることを検出するリミツトスイツチ32A,
32B,32Cを組込み、植付走行以外の路上走
行時及び後進時には警報装置20を停止させるよ
うにしてある。
繰出し装置9について詳述する。第3図及び第
4図に示すように、各植付条数に対応して設けら
れた複数個の繰出しケース16を貫通する六角形
状の繰出しロール軸15を設け、この繰出しロー
ル軸15に対して第1のロール部材14aを一体
回転可能にかつ繰出しロール軸軸心方向に摺動可
能に嵌着するとともに、第1ロール部材14aの
段付部に外嵌され、かつ、繰出しロール軸軸心方
向に摺動可能な第2ロール部材14bを設けてあ
る。前記第2ロール部材14bの長いボス部は第
3ロール部材14cに螺嵌され、この第3ロール
部材14cの頭部大径部は第1ロール部材14a
の第2ロール部材14bに向けて開口する内ボス
内に相対回動可能に、かつ、軸心方向に一体作動
可能に内嵌してあり、前記第1、第2、第3ロー
ル部材14a,14b,14cで繰出しロール1
4を構成する。そして、前記第1ロール部材14
aの段付部と第2ロール部材14bの前記段付部
に外嵌された部分とで貯留ホツパー7からの落下
肥料を受ける凹部を設け、この凹部を2つの大径
凹部14d,14dと2つの小径凹部14e,1
4eとに形成している。従つて、図示する場合で
は2つの大径凹部14d,14dで肥料を繰出す
ようにし、繰出し量を減らす場合には前記3つの
ロール部材14a,14b,14cを取付変更し
て、小径凹部14e,14eを貯留ホツパー7か
らの落とし口部分に対応させるようにする。
前記第3ロール部材14cの繰出しケース16
外方突出部にノブ状の回転調節部材19を固着
し、この回転調節部材19を回転させると第2ロ
ール部材14bを螺進させることができ、前記凹
部14d及び14eをロール軸軸心方向に拡張・
縮小変更可能で、繰出し量調節機構33を構成し
ている。前記回転調節部材19には円周溝19b
が設けられ、固定側から延出された係合片24を
係合して、回転調節部材19の軸心方向への移動
を規制し、この係合片24を係合解除すると前記
3つのロール部材14a,14b,14cを一体
的にロール軸軸心方向に移動させることができ、
前記凹部14d及び14eを肥料貯留ホツパー7
落とし口下方から退避させる。従つて、肥料を流
下パイプ12に向けて一挙に流出させることがで
きる。前記繰出しロール軸15の下方に、この繰
出しロール軸軸心と平行に駆動軸17を設けると
ともに、この駆動軸17の前記回転調節部材19
対応位置に駆動ギヤ17aを設け、この駆動ギヤ
17aと咬合するギヤ部19aを前記回転調節部
材19に刻設し、前記駆動軸17の軸端に設けら
れたアクチユエータとしてのモータ34駆動によ
つて、前記回転調節部材19を回転調節すべく構
成してある。
前記肥料貯留ホツパー7と繰出しケース16と
の連結フランジ部7A,16Aに、ロードセル式
の重量検出センサ35を挟在させ、ホツパー7重
量を測定し、間接的に繰出し量を測定すべく構成
してある。つまり、第2図及び第5図に示すよう
に、植付機構2の植付爪2Aの圃面Gと苗取出し
口4Aとの間を循環作動する1サイクルにおい
て、苗取出し時や植付け時に大きな機体振動が発
生し、前記重量検出センサ35の測定に外乱を与
えることになるので、最も機体振動の小さな時点
(P)で測定値を制御手段36内に取り込むよう
にしてある。そして、前記時点(P)は、第2図
に示す如く、最大振幅時からΔt時間後に得られ
るのが統計的に解るので、一定周期毎に測定値を
取り込んで、前回取り込んだ測定値との偏差を繰
出し量とすることができる。尚、前記最大振幅位
置の設定は苗植付機構2のクランク軸37にポテ
ンシヨメータ38を取付け、このポテンシヨメー
タ38での検出位相と前記最大振幅位置とをオフ
ラインテストで対照させてあらかじめ知ることに
よつて、実稼動時にポテンシヨメータ38がその
位相になつたときを最大振幅位置とする。
〔別実施例〕
○イ 重量検出センサ35からの測定値を基に繰出
し量を算出する方式としては上記の方法に限ら
れるものではない。
○ロ 前記繰出し量調節機構としてはシリンダを第
2ロール部材14bに直接作用させてもよく、
また、アクチユエータとしてシリンダ等を使用
してもよい。
○ハ 上記実施例のものは他の歩行型田植機等に適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の実施例を示し、第
1図は繰出し量調節機構を示す正面図、第2図は
重量検出値を取り込むタイミングを示すグラフ、
第3図は繰出し機構の縦断側面図、第4図は繰出
し機構の縦断正面図、第5図は苗植付装置を示す
側面図、第6図は警報装置の制御回路を示す構成
図、第7図は全体側面図である。 G……田面、2A……植付爪、4……苗のせ
台、4A……苗取出し口、7……肥料貯留ホツパ
ー、9……繰出し装置、29……苗植付装置、3
3……調節機構、34……アクチユエータ、35
……重量検出センサ、36……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗のせ台4の苗取出口4Aと田面Gとの間を循
    環作動する植付爪2Aを備えた苗植付装置29
    と、前記植付爪2Aの植付作動に対応して肥料を
    供給する繰出し装置9とを備えた田植機であつ
    て、前記繰出し装置9の肥料貯留ホツパー7に対
    して重量検出センサ35を設けるとともに、繰出
    し装置9の繰出し量を可変する調節機構33とこ
    の調節機構33を自動的に駆動するアクチユエー
    タ34、及び、重量検出センサ35の検出結果を
    基に繰出し量を算出し前記アクチユエータ34を
    制御する制御手段36を設け、かつ、植付爪2
    A1サイクル作動における機体振動の最も少ない
    位相で重量検出センサ35からの検出値を前記制
    御手段36に取り込むように構成してある田植
    機。
JP5307386U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH0437386Y2 (ja)

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JP5307386U JPH0437386Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JP5307386U JPH0437386Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62164724U JPS62164724U (ja) 1987-10-20
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