JPH0437291B2 - - Google Patents

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JPH0437291B2
JPH0437291B2 JP60230811A JP23081185A JPH0437291B2 JP H0437291 B2 JPH0437291 B2 JP H0437291B2 JP 60230811 A JP60230811 A JP 60230811A JP 23081185 A JP23081185 A JP 23081185A JP H0437291 B2 JPH0437291 B2 JP H0437291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pressure
valve
valve body
rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60230811A
Other languages
English (en)
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JPS6288824A (ja
Inventor
Naoya Tsuda
Toshihiko Takemura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP60230811A priority Critical patent/JPS6288824A/ja
Publication of JPS6288824A publication Critical patent/JPS6288824A/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌の走行用油圧クラツチ操作装置
に関するものであり、圧力調整弁を操作すること
によつて油圧クラツチを入り切りできるようにし
たものである。
(従来の技術) トラクタ等の車輌の走行系に介装した前後進切
換装置を油圧クラツチ式とし、その油圧クラツチ
を前後進切換弁の切換によつて入切り制御する一
方、油圧回路中に圧力調整弁を介装し、この調整
弁のピストンをバネに抗して摺動させることによ
り、油圧クラツチに供給される作動油の圧力を漸
次上昇させ、発進時のシヨツクを緩和するように
したものがある。
この種のもので、切換弁を操作することなく油
圧クラツチを入切りする場合、従来は切換弁及び
圧力調整弁とは別に、ペダル操作に連動する第3
の弁を設け、この第3の弁によつて行うようにし
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このように第3の弁を設けることは、
それだけ構造が複雑化し、製作コストがアツプす
る等、実施する上で種々の問題が発生する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的として提供されたものであつて、その
ための手段として、走行用油圧クラツチの制御系
に、該油圧クラツチを入り切り制御する切換弁3
0とは別に、該切換弁30を接続方向に切換えた
時にポンプポート47側から油圧クラツチに供給
される作動油の圧力を漸次上昇させる圧力調整弁
43を備え、この圧力調整弁43はポンプポート
47側とドレンポート57側間を開閉する弁体5
2と、切換弁30を接続方向に切換えた時にポン
プポート47側の作動油の圧力を感知しかつバネ
54,55を圧縮して弁体52を閉方向に付勢す
るピストン53とを弁本体45内に軸心方向に摺
動自在に内嵌して成る車輌の走行用油圧クラツチ
操作装置において、ピストン53に軸心方向のロ
ツド40を連結すると共に、このロツド40を弁
本体45の外部に軸心方向に摺動自在に突出さ
せ、ポンプポート47側の作動油の圧力に抗して
バネ54,55の圧力を解除する方向にピストン
53を摺動させるようにロツド40を操作する操
作部材31を設けたものである。
(作 用) 発進に際しては、圧力調整弁43のピストン5
3がバネ54,55に抗しながら第4図右方向に
摺動し、作動油の圧力が漸次上昇する。
走行中はピストン53が段部58に接当した状
態にある。そこで、操作ペダル31を踏込むと、
ロツド36、作動レバー37を介して、ロツド4
0がピストン53と共に第4図左方向に摺動する
ので、バネ圧が急激に低下し、作動油の圧力が下
がつて油圧クラツチが切れる。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すれ
ば、第1図及び第2図において、1はトラクタ車
体で、ミツシヨンケース2等により構成され、ミ
ツシヨンケース2後部両側からはブレーキケース
3を介して後車軸ケース4が突設されている。5
は左右一対のリフトアーム6を有する作業機昇降
用油圧装置である。
8は後輪を被覆する左右一対の後輪フエンダ
で、一対のフエンダ8間にはフロアシート9、座
席10及び燃料タンク11が配置され、各フエン
ダ8の下部とミツシヨンケース2間には左右一対
のステツプ12が配置されている。又、両フエン
ダ8の前部の高さ方向中途部は前横梁部材13に
より連結されると共に、両フエンダ8後部の上下
端部は後上・後下横梁部材14,15により夫々
連結されている。
燃料タンク11は、油圧装置5上方における座
席10後方側に位置し、横幅が両フエンダ8間の
間隔より若干小さめであつて、両フエンダ8の後
部間を閉塞状としている。燃料タンク11は前後
方向略中央の接合フランジ11aが後上・後下横
梁部材14,15にボルトにより固定されてい
る。燃料タンク11上面には燃料供給口16が後
方斜め上方側に突設されている。燃料タンク11
の後壁部17には、横方向に長く帯状に凹部18
が形成されると共に、その凹部18内に社名マー
ク等の表示部19が突出状に形成されている。従
つて、燃料タンク11の分割体を板金材からプレ
ス成形するに当たつても、これら凹部18及び表
示部19の凹凸によつて剛性を確保できる。
ミツシヨンケース2内には、第3図のようにエ
ンジン20からの動力を後輪に伝達する走行系2
1と、PTO軸22に伝達するPTO系23とが組
込まれている。走行系21は走行推進軸24、油
圧クラツチ式の前後進切換装置25、変速装置2
6、デフ装置27等から成り、またPTO系23
はPTO推進軸28、変速装置29等から成る。
30は前後進切換装置25を制御するための前
後進切換弁で、トラクタ車体1側に取付けられて
いる。31は操作ペダルで、ステツプ12にペダ
ル軸32を介して枢支され、かつリンク33に連
結されたバネ34及びストツパー35により位置
決めされている。リンク33はロツド36を介し
て後方の作動レバー37に連結され、また作動レ
バー37は支軸38でステツプ12に枢支される
と共に、上端のフオーク部39が切換弁30側の
ロツド40の係合ピン41に係合可能とされてい
る。
切換弁30は、第4図及び第5図に示すように
圧力調整弁43及びオリフイス弁44と共に弁本
体45内に組込まれている。切換弁30は弁本体
45に回動自在に挿入されたスプール46を有
し、このスプール46の回動によりポンプポート
47、ドレンポート48、前進クラツチポート4
9、後進クラツチポート50に夫々選択的に接続
する。スプール46の一端は弁本体45に装着さ
れたカバー50を貫通して外方に突出し、その突
出端部にレバー51が設けられている。レバー5
1は位置決め機構により中立、前進、後進の各位
置に位置決め可能である。
圧力調整弁43は切換弁30のスプール46に
対向して軸心方向摺動自在に配置された弁体52
と、この弁体52に対してスプール46と反対側
で軸心方向摺動自在に配置されたピストン53
と、この弁体52とピストン53との間に介在さ
れかつ内外同心状とされた大小2個のバネ54,
55と、弁体52とピストン53間の間隔を規制
するロツド40とを備えている。弁体52はドレ
ンポート57を開閉すべく設けられている。ピス
トン53の摺動範囲は段部58により規制され、
また大小2個のバネ54,55の内、外側のバネ
55が内側のバネ54に比べて長く構成されてい
る。ロツド40はピストン53に固定されると共
に、カバー59を摺動自在に貫通して前方に突出
しており、その前端に係合ピン41が設けられて
いる。従つて、操作ペダル31を踏込めば、作動
レバー37が回動してフオーク部39が係合ピン
41に係合し、ロツド40を介してピストン53
をバネ54,55の付勢方向に操作できるように
なつている。なおフオーク部39と係合ピン41
との間隔L1はピストン53のストロークL2と同
等又はそれよりも若干大となつている。
オリフイス弁44は切換弁30のポンプポート
47側とピストン53の背後とを連通すべく、弁
本体45及びこれに着脱自在に装着されたカバー
59に形成された油路61,62の途中に介在さ
れている。オリフイス弁44は第4図に示すよう
に回動軸63の内端に固設された円板状の弁体6
4に、孔径の異なるオリフイス孔65を周方向に
複数個形成して成り、この回動軸63はカバー5
9を回動自在に貫通して前方から操作できるよう
になつている。
次に作用を説明する。前後進切換時には、図外
の前後進切換レバーにより切換弁30を操作す
る。今、第5図の仮想線の如く切換弁30を前進
側に切換えたとすると、ポンプポート47の油が
前進クラツチポート49側へと供給されると共
に、圧力調整弁43の弁体52をバネ55に抗し
て第4図左方向へと押動し、ドレンポート57へ
と流れる。一方、流路61を経てオリフイス弁4
4で適宜流量を制限されながら作動油がピストン
53の背後へと供給されるので、ピストン53は
段部58に接当するまで第4図右方向へと摺動す
る。この間、ピストン53はバネ55を圧縮した
後、更に両者バネ54,55を圧縮して行くた
め、弁体52がドレンポート57を絞り、前進ク
ラツチポート49の回路圧は途中で勾配が大とな
る昇圧特性で持つて上昇する。そしてピストン5
3が段部58に接当すれば、弁体52はロツド4
0に接当した状態に保持されている。このような
動作で前進クラツチが接続して発進するので、発
進時のシヨツクを緩和でき、速やかに発進でき
る。
前進クラツチが接続した状態ではピストン53
が段部58に接当しており、この時、ロツド40
の係合ピン41は作動レバー37のフオーク部3
9の極く近傍に位置している。そこで、操作ペダ
ル31を踏込むと、リンク33、ロツド36を介
して作動レバー37が支軸38廻りに回動し、フ
オーク部39が係合ピン41に係合し、ピストン
53を第4図左方向へと引戻す。従つて、バネ5
4,55が共に圧縮状態を解除され、弁体52に
作用するバネ圧が急激に低下するので、弁体52
がドレン孔57を開き、ポンプポート47からの
作動油がドレンポート57に逃げて圧力が急激に
下がり、前進側の油圧クラツチが切れる。従つ
て、操作ペダル31を踏込むことによつて、切換
弁30が前進側の状態であつても、油圧クラツチ
を切ることができる。
操作ペダル31の踏力を急激に解除すれば、フ
オーク部39が係合ピン41から離れるので、前
述と同様に圧力調整弁43が働き、円滑に発進で
きる。また踏力を徐々に解除すれば、それに合わ
せてピストン53が動作し、本来の昇圧特性より
もゆつくり昇圧することもできる。
なお、操作ペダル31に代え、操作部材として
レバーを設け、手動操作するようにしても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、ピストン53に軸心方向のロ
ツド40を連結すると共に、このロツド40を弁
本体45の外部に軸心方向に摺動自在に突出さ
せ、ポンプポート47側の作動油の圧力に抗して
バネ54,55の圧力を解除する方向にピストン
53を摺動させるようにロツド40を操作する操
作部材31を設けているので、操作部材31を操
作した時に、圧力調整弁43のピストン53がバ
ネ圧の解除方向に摺動し、切換弁30を油圧クラ
ツチの接続状態に保持したままであつても油圧ク
ラツチを切ることができる。従つて、従来のよう
に別途の弁を設けるものに比較して構造的に簡単
であり、安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はトラ
クタ後部の断面側面図、第2図は同断面背面図、
第3図は伝動系の構成図、第4図は前進切換弁の
断面図、第5図は第4図の−矢視図である。 25…前後進切換装置、30…前後進切換弁、
31…操作ペダル、37…作動レバー、40…ロ
ツド、43…圧力調整弁、53…ピストン、5
4,55…バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 走行用油圧クラツチの制御系に、該油圧クラ
    ツを入り切り制御する切換弁30とは別に、該切
    換弁30を接続方向に切換えた時にポンプポート
    47側から油圧クラツチに供給される作動油の圧
    力を漸次上昇させる圧力調整弁43を備え、この
    圧力調整弁43はポンプポート47側とドレンポ
    ート57側間を開閉する弁体52と、切換弁30
    を接続方向に切換えた時にポンプート47側の作
    動油の圧力を感知しかつバネ54,55を圧縮し
    て弁体52を閉方向に付勢するピストン53とを
    弁本体45内に軸心方向に摺動自在に内嵌して成
    る車輌の走行用油圧クラツチ操作装置において、
    ピストン53に軸心方向のロツド40を連結する
    と共に、このロツド40を弁本体45の外部に軸
    心方向に摺動自在に突出させ、ポンプポート47
    側の作動油の圧力に抗してバネ54,55の圧力
    を解除する方向にピストン53を摺動させるよう
    にロツド40を操作する操作部材31を設けたこ
    とを特徴とする車輌の走行用油圧クラツチ操作装
    置。
JP60230811A 1985-10-15 1985-10-15 車輌の走行用油圧クラツチ操作装置 Granted JPS6288824A (ja)

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JP60230811A JPS6288824A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 車輌の走行用油圧クラツチ操作装置

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JP60230811A JPS6288824A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 車輌の走行用油圧クラツチ操作装置

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JPS6288824A JPS6288824A (ja) 1987-04-23
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JP60230811A Granted JPS6288824A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 車輌の走行用油圧クラツチ操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0723628Y2 (ja) * 1988-11-18 1995-05-31 株式会社クボタ 油圧クラッチの制御装置

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JPS6288824A (ja) 1987-04-23

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