JPH0437193Y2 - - Google Patents

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JPH0437193Y2
JPH0437193Y2 JP1986203815U JP20381586U JPH0437193Y2 JP H0437193 Y2 JPH0437193 Y2 JP H0437193Y2 JP 1986203815 U JP1986203815 U JP 1986203815U JP 20381586 U JP20381586 U JP 20381586U JP H0437193 Y2 JPH0437193 Y2 JP H0437193Y2
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JP
Japan
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flat panel
steel
fixed edge
edge
fixed
Prior art date
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JP1986203815U
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JPS63102878U (ja
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  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は折れ戸として使用する鋼製戸に関する
もので、製作寸法に自由度をもたせて、オーダー
生産を可能とする新規な構造に関するものであ
る。
【従来の技術】
折れ戸に用いられる従来の鋼製戸の一例を第5
図(横断面図)に示した。芯材のコア体10は表
裏2枚の鋼板11,12で被覆されており、框1
3部分を一体に設けた複雑な断面形状をしたもの
である。 その製作工程は、予め、表裏2枚のパネルを規
格寸法に切断し、次に、表パネルを框部分と一体
とした複雑な所定断面に加工し、裏パネルは重合
縁部を加工し、重合縁部にて表裏パネルを嵌合及
び接続するもので、その際に、 a 表裏面材を組み合わせた後、治具等に入れウ
レタン注入発泡で一体化、あるいは、 b 断面形状に合わせたハニカムコア体をはさん
で接着で一体化する、 といつた製作工程を経るものであつた。
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の構造は、その規格化されたサ
イズ以外のものをオーダー製作する場合、製造工
程や装置をそのオーダー寸法ごとに変更する必要
がある。 すなわち、複雑な断面形状の単品を寸法違いに
製作するのは大変で、表裏パネルの製造装置等を
変更しなければならないし、発泡あるいは接着等
で表裏パネルを一体化するためには治具等もサイ
ズに合わせて変更しなければならなかつたので多
くの製作期間とコストを要するため、実際は製作
不可能に近かつた。
【課題を解決するための手段】
そこで本考案においては、前面左右に凸状框部
を有する鋼製戸において、表裏2枚の鋼板1,2
の内部にコア体3を有する剛性平パネル4に対し
て、一端が該平パネルの側面と背面を覆う折返し
固着縁部7であり、かつ他端が該平パネル表面に
当接する折返し固着縁部8である別体の凸状框材
5を、前記固着縁部7の背面当接部と前記固着縁
部8の表面当接部とでリベツト6止めした構造を
開発して、前記問題点を解決したのである。
【作用】
本考案の鋼製戸は、平パネル4と框材5とが別
体で形成され、平パネルの製作は容易であり、寸
法変更は框材をスライドさせることによつて可能
なため、これと框材とをリベツト止めすることに
よつて、自由なサイズに迅速に製作できる作用が
ある。また、框材と異なるパネルとの組合わせが
自由にできる。
【実施例】
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。 第1図は第4図に示した鋼製折れ戸のA−A断
面中間省略拡大図であり、第2図は接合前の要部
断面図、第3図は第4図中B−B断面中間省略拡
大図である。第4図は鋼製折れ戸の正面図であ
る。 第1図と前述した従来品の第5図とを対比して
明らかなように、本考案の鋼製戸は表裏2枚の鋼
板1,2の内部にコア体3を有する剛性平パネル
4と框材5とが別体に形成されている。剛性平パ
ネル4は表裏2枚の鋼板1,2の内部芯材がウレ
タン発泡コア体3のフラツトなものである。框材
5は平パネル4の縁部外側を覆うべく直角に折返
された固着縁部7と、平パネル4の表側に当接す
る折返し固着縁部8とを有し、かつ、パネル縁部
9で傾斜を形作る構造であるので指詰を防止す
る。そして、これら固着縁部7,8をリベツト6
によつて止めている。第1図にみられる框材5は
両側部のものであるが、第3図には下部框材5を
示した。この例でも、当然にスライド調整可能で
あつて、リベツト6によつて固定されている。 このような平パネル4へ框材5をリベツトによ
つて取付ける構造は、パネルの左右両側へ縦框を
挿入し、わずかな寸法違いの場合、第2図にみら
れる平パネル縁部と框とのすき間15の調節によ
り、必要な幅寸法に設定した後、穴明けをし、リ
ベツトで締結する。また、大幅な寸法違いの場合
は、平パネルを切断する。オーダー生産時の最大
の問題点である剛性平パネルは数種類の幅寸法の
ものを準備しておけば、框材と平パネルとの組立
時に寸法を設定(調節)し、又は、平パネルを切
断し、框材と組み合わせてリベツト止めするだけ
でフリーな寸法のものが作れるのである。
【考案の効果】
本考案の鋼製戸は以上のような構造により、鋼
製折れ戸のフリーサイズへの対応を可能とし、オ
ーダー生産が可能となつた。そして、フリーな寸
法のものが短時間に多量にかつ安価に製作できる
こととなつた。このような鋼製戸は、組付けや修
理が簡単である。加えて、強度、耐久性に優れ、
安全性も高い。また、パネルと框を色違いにした
り、パネルにガラリ形状パネルを用いたりするな
ど、デザインの多様性にも容易に対処することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第4図に示した鋼製折れ戸のA−A断
面中間省略拡大図であり、第2図は接合前の要部
断面図、第3図は第4図B−B断面中間省略拡大
図である。第4図は鋼製折れ戸の正面図である。
第5図は従来例を示す横断面図である。 1,2……鋼板、3……コア体、4……剛性平
パネル、5……框材、6……リベツト、7,8…
…固着縁部、9……パネル縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面左右に凸状框部を有する鋼製戸において、
    表裏2枚の鋼板1,2の内部にコア体3を有する
    剛性平パネル4に対して、一端が該平パネルの側
    面と背面を覆う折返し固着縁部7であり、かつ他
    端が該平パネル表面に当接する折返し固着縁部8
    である別体の凸状框材5を、前記固着縁部7の背
    面当接部と前記固着縁部8の表面当接部とでリベ
    ツト6止めしてなることを特徴とする鋼製戸。
JP1986203815U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH0437193Y2 (ja)

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JPS63102878U JPS63102878U (ja) 1988-07-04
JPH0437193Y2 true JPH0437193Y2 (ja) 1992-09-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611522B2 (ja) * 1978-07-07 1986-01-17 Juuki Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611522U (ja) * 1984-06-12 1986-01-08 秀朗 宮内 パネル板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS611522B2 (ja) * 1978-07-07 1986-01-17 Juuki Kk

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JPS63102878U (ja) 1988-07-04

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