JPH04371010A - π型ダイオード可変減衰器 - Google Patents

π型ダイオード可変減衰器

Info

Publication number
JPH04371010A
JPH04371010A JP17609691A JP17609691A JPH04371010A JP H04371010 A JPH04371010 A JP H04371010A JP 17609691 A JP17609691 A JP 17609691A JP 17609691 A JP17609691 A JP 17609691A JP H04371010 A JPH04371010 A JP H04371010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable attenuator
diode
resistance
series
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17609691A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Kobayashi
文彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP17609691A priority Critical patent/JPH04371010A/ja
Publication of JPH04371010A publication Critical patent/JPH04371010A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Attenuators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3つのPINダイオー
ドをπ型に接続してなるπ型ダイオード可変減衰器に関
する。近年の無線装置においては、自動レベル制御回路
(ALC回路)が一般に用いられている。
【0002】また、無線送信機及び受信機の中間周波数
帯回路は、一般に利得可変機能を有しており、かかる利
得の可変には、π型ダイオード可変減衰器を用いること
が多い。
【0003】図7は自動レベル制御回路のブロック図で
、この図7において、76は自動レベル制御回路であり
、この自動レベル制御回路76は、増幅器71からの出
力信号の振幅を一定レベルに保つ働きをもつもので、こ
のために可変減衰器72,検波器73,比較器74,ロ
ーパスフィルタ75をそなえて構成されている。
【0004】ここで、可変減衰器72は、増幅器71の
入力側に設けられ、フィードバック制御によって入力信
号を所要量減衰させるものである。検波器73は増幅器
71からの出力を検波するもので、比較器74は検波器
73によって得られる増幅器71の出力と予め設定され
た目標値との差情報を出力するもので、ローパスフィル
タ75は比較器74の出力側に設けられるものである。
【0005】このような構成により、検波器73,比較
器74およびローパスフィルタ75によって、増幅器7
1の出力と目標値との差情報をフィードバックすること
により、増幅器71の入力側に設けられた可変減衰器7
2による減衰量が制御され、増幅器71の出力レベルが
目標値に応じたレベルに調整される。
【0006】ところで、上記のような可変減衰器を多段
に使用する場合は、可変減衰器単品の最少減衰量が大き
いと、送受信機内の増幅器の段数を増やさなければなら
ず、これにより、消費電力増加やコストアップにつなが
る。そのため、無線装置において、高性能、低消費電力
、低コスト化を図るには、可変減衰器の最少減衰量を小
さくすることが要求されている。
【0007】
【従来の技術】図4は従来のπ型ダイオード可変減衰器
を示す電気回路図であるが、この図4において、D1〜
D3はPINダイオード、C1〜C6はバイパスコンデ
ンサ、R1およびR2は抵抗、L1はチョークコイルで
ある。
【0008】ここで、3つのPINダイオードD1〜D
3はπ型に接続されている。更に詳説すれば、入出力間
に直列に配設されるPINダイオードD1のアノード端
には、バイパスコンデンサC2を介して、PINダイオ
ードD2のアノード端が接続され、PINダイオードD
1のカソード端には、PINダイオードD3のカソード
端が接続されている。また、PINダイオードD2のカ
ソード端には、PINダイオードD3のアノード端が接
続され、その間でバイパスコンデンサC3を介して高周
波接地されている。
【0009】また、PINダイオードD1のアノード端
とバイパスコンデンサC2との間には、制御電圧端子a
との間でチョークコイルL1が介装されている。さらに
、この制御電圧端子aには、接地との間でバイパスコン
デンサC6が介装されている。
【0010】入力端cには、バイパスコンデンサC1を
介して、電源端子bとの間で抵抗R1が介装されている
。さらに、この電源端子bには、接地との間でバイパス
コンデンサC5が介装されている。
【0011】出力端dには、バイパスコンデンサC4を
介して、接地との間で抵抗R2が介装されている。なお
、PINコンデンサD1〜D3を流れる電流をそれぞれ
If(D1),If(D2),If(D3)とし、その
高周波抵抗をそれぞれRd(D1),Rd(D2),R
d(D3)とする。
【0012】このような構成により、制御電圧端子aか
ら制御電圧Vcontを加え、これを変化させることで
、PINダイオードD1を流れる電流If(D1)を変
え、PINダイオードD1の高周波抵抗Rd(D1)を
変化させる。また、電源端子bには、固定バイアス電圧
Vccを印加しておき、PINダイオードD2,D3の
高周波抵抗Rd(D2),Rd(D3)を与える。
【0013】制御電圧端子aからの制御電圧Vcont
を大きくすると、電流If(D1)は増加し、抵抗Rd
(D1)は減少する。このときPINダイオードD1の
カソード電圧(=PINダイオードD3のカソード電圧
)も大きくなるので、電源端子bとPINダイオードD
3のカソード端との間の電圧は減少する。したがって、
PINダイオードD2を流れる電流If(D2)(=I
f(D3))は減少し、抵抗Rd(D2)(=Rd(D
3))は増加する。これらにより、π型ダイオード可変
減衰器の減衰量は小さくなる。
【0014】逆に、制御電圧端子aからの制御電圧Vc
ontを小さくすると、PINダイオードD1を流れる
電流If(D1)は減少し、抵抗Rd(D1)は大きく
なる。そして、PINダイオードD2を流れる電流If
(D2)は増大し、抵抗Rd(D2),Rd(D3)は
小さくなる。したがって、π型ダイオード可変減衰器の
減衰量は定インピーダンスのまま大きくなる。なお、図
4において、ZLは負荷インピーダンスである。
【0015】ここで、図6にπ型ダイオード可変減衰器
の素子値対減衰量理論値特性を示すが、この図6から、
減衰量を小さくするためには、抵抗Raを小さくし、抵
抗Rbを大きくしなければならない。なお、図6におい
て、Rは合成抵抗、Z0は特性インピーダンスである。
【0016】今、図4を図6にあてはめてみると、抵抗
RaはPINダイオードD1の高周波抵抗Rd(D1)
であり、抵抗Rbは、抵抗R1と抵抗Rd(D2)の合
成値、及び抵抗R2と抵抗Rd(D3)の合成値となる
【0017】したがって、抵抗RaつまりPINダイオ
ードD1の高周波抵抗Rd(D1)を小さくするために
は、PINダイオードD1を流れる電流If(D1)を
増大させることが必要であり、これには抵抗R2を小さ
くしなければならない。一方、抵抗Rbすなわち抵抗R
2と抵抗Rd(D3)の合成抵抗は大きくする必要があ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のπ型ダイオード可変減衰器では、抵抗Raを
小さくするために、抵抗R2を小さくすると、抵抗R2
と抵抗Rd(D3)の合成抵抗Rbも小さくなってしま
い、これにより最少減衰量を小さくすることは困難であ
った。
【0019】なお、図5に従来のπ型ダイオード可変減
衰器の減衰量特性図を示すが、この図5によると、最少
減衰量は2dB程度であることがわかる。本発明は、こ
のような課題に鑑み創案されたもので、最少減衰量を極
力小さくできるようにした、π型ダイオード可変減衰器
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のπ型
ダイオード可変減衰器は、3つのPINダイオードをπ
型に接続してなるπ型ダイオード可変減衰器において、
入出力間に直列に配設されるPINダイオードのカソー
ド端に、接地との間で直列に接続されたチョークコイル
と電流制限抵抗が介装されたことを特徴としている。
【0021】さらに、本発明のπ型ダイオード可変減衰
器は、上記に加えて、入出力間に直列に配設されるPI
Nダイオードの両端に、それぞれ接地との間で直列に接
続されたバイパスコンデンサと抵抗が介装されたことを
特徴としている。
【0022】
【作用】上述の本発明のπ型ダイオード可変減衰器では
、入出力間に直列に配設されるPINダイオードのカソ
ード端に、接地と間で直列に接続されたチョークコイル
と電流制限抵抗が介装されることによって、π型ダイオ
ード可変減衰器の最少減衰量を小さくすることができる
【0023】さらに、上記に加えて、入出力間に直列に
配設されるPINダイオードの両端に、それぞれ接地と
の間で直列に接続されたバイパスコンデンサと抵抗が介
装されることによって、インピーダンス特性も良好なも
のとすることができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図1は本発明の第1実施例を示す電気回路図であるが、
この図1において、PINダイオードD1〜D3,バイ
パスコンデンサC1〜C6,抵抗R1,チョークコイル
L1については従来例と同じであるので、その接続関係
等についての説明は省略する。
【0025】ところで、図1において、L2はチョーク
コイル、R2は電流制限抵抗であるが、これらのチョー
クコイルL2と電流制限抵抗R2は、PINダイオード
D1のカソード端に接地との間で直列に接続されている
【0026】このような構成により、PINダイオード
D1を流れる電流If(D1)を増加させるために、抵
抗R2を小さくしても、図6の抵抗Rbに当る合成抵抗
は抵抗Rd(D3)と抵抗(R2+ωL2)との合成抵
抗     Rd(D3)×(R2+ωL2)/(Rd(D
3)+R2+ωL2)となり、その値は従来例(図4参
照)の場合の値よりも大きくすることができるのである
【0027】従って、図6に示したπ型ダイオード可変
減衰器の減衰量を小さくしたときの素子値に近づけるこ
とができ、これによりこのπ型ダイオード可変減衰器の
最少減衰量は小さくなる。
【0028】ここで、図3に本実施例の減衰量特性を示
すが、この図3において、最少減衰量は0.8dB程度
まで小さくなっていることがわかる。
【0029】(b)第2実施例の説明 図2は本発明の第2実施例を示す電気回路図であるが、
この図2において、C7,C8はバイパスコンデンサ、
R3,R4は抵抗であり、その他は前述の第1実施例(
図1参照)と同じであるので、その接続関係等について
の説明は省略する。
【0030】すなわち、この第2実施例は、前述の第1
実施例(図1参照)に加えて、PINダイオードD1の
アノード側において、接地との間で直列に接続されたバ
イパスコンデンサC7と抵抗R3が介装されるとともに
、PINダイオードD1のカソード側において、接地と
の間で直列に接続されたバイパスコンデンサC8と抵抗
R4が介装されているのである。
【0031】従って、この第2実施例においても、前述
の第1実施例と同様の効果ないし利点が得られるほか、
次のような効果ないし利点が得られる。すなわち、R1
≫(1/ωC7)+R3またはωL2+R2≫(1/ω
C8)+R4であるならば、抵抗R3及びR4を適当に
選ぶことで、図6に示した抵抗Ra及び抵抗Rbの理論
値に近づけることができ、これにより回路のインピーダ
ンス特性も良好なものにできるのである。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のπ型ダイ
オード可変減衰器によれば、入出力間に直列に配設され
るPINダイオードのカソード端に、接地との間で直列
に接続されたチョークコイルと電流制限抵抗とが介装さ
れているので、π型ダイオード可変減衰器の最少減衰量
を小さくできる利点がある。
【0033】また、本発明のπ型ダイオード可変減衰器
では、入出力間に直列に配設されるPINダイオードの
両端に、それぞれ接地との間で直列に接続されたバイパ
スコンデンサと抵抗とが介装されているので、インピー
ダンス特性も良好なものにできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す電気回路図である。
【図3】本発明にかかるπ型ダイオード可変減衰器の減
衰量特性図である。
【図4】従来のπ型ダイオード可変減衰器を示す電気回
路図である。
【図5】従来のπ型ダイオード可変減衰器の減衰量特性
図である。
【図6】π型ダイオード可変減衰器の減衰量理論値特性
図である。
【図7】自動レべル制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
71  増幅器 72  可変減衰器 73  検波器 74  比較器 75  ローパスフィルタ 76  自動レべル制御回路 D1〜D3  PINダイオード C1〜C8  バイパスコンデンサ R1〜R4  抵抗 L1,L2  チョークコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  3つのPINダイオード(D1〜D3
    )をπ型に接続してなるπ型ダイオード可変減衰器にお
    いて、入出力間に直列に配設されるPINダイオード(
    D1)のカソード端に、接地との間で直列に接続された
    チョークコイル(L2)と電流制限抵抗(R2)とが介
    装されたことを特徴とする、π型ダイオード可変減衰器
  2. 【請求項2】  入出力間に直列に配設されるPINダ
    イオード(D1)の両端に、それぞれ接地との間で直列
    に接続されたバイパスコンデンサ(C7;C8)と抵抗
    (R3;R4)とが介装されたことを特徴とする請求項
    1記載のπ型ダイオード可変減衰器。
JP17609691A 1991-06-19 1991-06-19 π型ダイオード可変減衰器 Withdrawn JPH04371010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17609691A JPH04371010A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 π型ダイオード可変減衰器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17609691A JPH04371010A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 π型ダイオード可変減衰器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04371010A true JPH04371010A (ja) 1992-12-24

Family

ID=16007628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17609691A Withdrawn JPH04371010A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 π型ダイオード可変減衰器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04371010A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0817375A3 (en) * 1996-07-01 1999-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Automatic gain control circuit using pin diode and bidirectional CATV receiver including such circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0817375A3 (en) * 1996-07-01 1999-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Automatic gain control circuit using pin diode and bidirectional CATV receiver including such circuit
US6028647A (en) * 1996-07-01 2000-02-22 Sharp Kabushiki Kaisha Automatic gain control circuit using PIN diode capable of improving noise figure while improving frequency band characteristic and bidirectional CATV receiver including such circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100480071B1 (ko) 가변 감쇠기
EP0151532B1 (en) Voltage controlled diode attenuator
JPH0590868A (ja) 制御可能な減衰器
US5862464A (en) Pin diode variable attenuator
US4942375A (en) Variable attenuation device intended to be inserted between a transmitter circuit and load circuit
JPS60260220A (ja) Rf可変減衰回路
US5307026A (en) Variable gain RF amplifier with linear gain control
US5262741A (en) Attenuator for high-frequency signal
US4378536A (en) High power, low frequency, electronically adjustable attenuator
US4369414A (en) High-frequency input circuit for two inputs
US4725767A (en) Phase shifter
US4583050A (en) Gain control circuit
JP2786323B2 (ja) 信号減衰回路
JPH04371010A (ja) π型ダイオード可変減衰器
JPS646564B2 (ja)
EP0993112B1 (en) A circuit arrangement improving the control characteristics of an attenuator
KR100224105B1 (ko) 가변 감쇠 회로
JP2003258673A (ja) 無線送受信機のアッテネータ回路
KR0133541Y1 (ko) 가변 감쇄기
KR0133088Y1 (ko) 튜너의 알에프 신호 감쇄기
JPH07336177A (ja) π型ダイオード可変減衰器
JPS6055713A (ja) フィルタ回路
JP2682005B2 (ja) 可変型減衰回路
US3970949A (en) High-frequency automatic gain control circuit
JPH05121907A (ja) 利得制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903