JPH04370917A - コイルの製造方法 - Google Patents

コイルの製造方法

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JPH04370917A
JPH04370917A JP14876391A JP14876391A JPH04370917A JP H04370917 A JPH04370917 A JP H04370917A JP 14876391 A JP14876391 A JP 14876391A JP 14876391 A JP14876391 A JP 14876391A JP H04370917 A JPH04370917 A JP H04370917A
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coil
winding core
inductance
diameter
winding
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Tomio Wada
和田 富夫
Masahiko Nakamura
雅彦 中村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオやテレビのチュ
ーナ等に使用されている高周波用コイルの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコイルの製造方法は、第
1の例としては図6に示す空芯コイル方法がある。正確
に所定のインダクタンスを有する空芯コイルの製作が困
難であるので、図6(a)に示すように先ず所定のイン
ダクタンスより大きめのインダクタンスにコイル101
を製作しておき、配線基板102に装着半田付けする。 その後に、図6(b)に示すように、ピッチ調整箇所1
03を設けてコイル101のインダクタンスを減少させ
、角度θの調整により所定のインダクタンスに合致させ
る。
【0003】また、第2の例として図7に示す有芯コイ
ル方法がある。第1の例と同様に所定のインダクタンス
より大きめのインダクタンスにコイル101を製作して
おき、プラスチック成形等によって製作された支持体1
04の内部に配置して配線基板102に装着半田付けす
る。その後に、支持体104にネジ込まれフェライト等
により成るコアー105を上下に移動させて所定のイン
ダクタンスに合致させるこのように上記従来のコイルの
製造方法による高周波用コイルにおいても、所定のイン
ダクタンスを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の第1の方法では、ピッチ調整箇所103の形成及び角
度θの調整作業は自動化が困難で人手作業となり、調整
コストが高くなるという問題があった。また、調整後に
振動等により角度θが変化するという問題もあり、さら
に、調整作業によりコイル101の半田付け部に不要な
力が作用して半田付けの信頼性を損なうという問題があ
った。
【0005】また、上記従来の第2の方法では、調整は
容易であるが構成部品が多くコスト的に高価になるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもので
、構造が簡単で配線基板に半田付け後にインダクタンス
の調整が不要で、インダクタンスが正確でかつ安定し半
田付け部の信頼性の高い優れたコイルの製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回転可能に支持された巻芯と、この巻芯と
共に回転し絶縁導体の巻始め部を固定する固定手段とを
備えて、巻芯の直径をある範囲内で加減して、所定のイ
ンダクタンスを有するコイルを製造できるようにしたも
のである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、巻芯の直径をあ
る範囲内で加減し、絶縁導体を巻芯に所定の巻数だけ巻
付けて複数個のコイルを製造し、これらのコイルのイン
ダクタンスを測定し、巻芯の直径とコイルのインダクタ
ンスとの関係を求め、この関係より巻芯の直径を加減す
ることにより所定のインダクタンスを有するコイルを製
造することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、1はポリウレタン被膜の銅線
等の絶縁導線であり、絶縁導線1の線径としては0.3
〜1.0φ程度のものが多く用いられる。2は巻芯であ
り、その外径の寸法精度はピンゲージと同程度に高精度
であり、直径としては1〜10φ程度である。3はチャ
ックであり、巻芯2の着脱が容易になされる。4は絶縁
導線1の巻始め部を固定する固定ジグであり、チャック
3と共に回転する。
【0010】以上のような構成により、絶縁導線1の巻
始め部を固定ジグ4により巻芯2の外径に固定して、絶
縁導線1に所定のテンションを与えながらチャック3及
び固定ジグ4を2〜20回程度回転させる。このとき、
絶縁導線1の線径と巻数とをある一定の値にして密着巻
した場合に、巻芯2の直径Dとコイルのインダクタンス
との関係は図2に示すようになる。従って、所定のイン
ダクタンスに近い値のコイルが得られるように、絶縁導
線1の線径、巻数、巻芯2の直径Dを予め選定しておき
、その後、所定のインダクタンスのコイルを得るときに
は、図2に示すグラフより、巻芯2の直径Dを上記選定
値の前後に加減して決定し、所定のインダクタンスを有
するコイルを製作することができる。
【0011】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は第2の実施例の構成を示すものである。符
号の説明は第1の実施例と同一であり省略する。第1の
実施例と異なる点は、巻芯2がテーパ状に加工されてい
ることと、固定ジグ4が左右に移動できることである。 巻芯2の平均直径(D1+D2)/2は1〜10φ程度
である。
【0012】以上のような構成により、絶縁導線1の巻
始め部を固定ジグ4により巻芯2の外径に固定して、絶
縁導線1に所定のテンションを与えながらチャック3及
び固定ジグ4を2〜20回程度回転させる。このとき、
絶縁導線1の線径と巻数とをある一定の値にして密着巻
した場合に、巻芯2の巻始め位置とコイルのインダクタ
ンスとの関係は図4に示すようになる。すなはち、巻芯
2の巻始め位置が変化するとコイルの平均内径が変化し
インダクタンスも変化するので、巻芯2を交換すること
なく巻芯2の巻始め位置を変更するのみで、インダクタ
ンスを加減することができる。従って、所定のインダク
タンスに近い値のコイルが得られるように、絶縁導線1
の線径、巻数、巻芯2の巻始め位置を、予め選定してお
き、その後、所定のインダクタンスのコイルを得るとき
には、図4に示すグラフより、巻芯2の巻始め位置を上
記選定値の左右に移動して決定し、所定のインダクタン
スを有するコイルを製作することができる。この場合は
、完成した空芯コイルは巻芯2と同様にテーパ状となる
が、例えば絶縁導線1の線径0.5φ、巻芯2の平均直
径2.5φ、巻数8とした空芯コイルの場合インダクタ
ンスを±10%加減するとすれば、図3におけるD1と
D2の差は、0.2mm程度であり、コイルの外観上特
に違和感を与えることはない。
【0013】図5は完成した空芯コイル5を配線基板6
に実装した状態を示している。図5(a)は挿入実装状
態であり、図5(b)は面実装状態である。このように
、コイル5は実装後にピッチ調整をすることもなく、簡
単な構成で所定のインダクタンスを得ることが可能であ
る。
【0014】なお、実際にコイル5を量産する場合に、
絶縁導線1の線径が製造ロットによって僅かに変化しコ
イル5のインダクタンスが変化することがある。本発明
によれば、絶縁導線1の製造ロットに合わせて巻芯2の
直径を加減することにより、所定のインダクタンスのコ
イル5を量産することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、絶縁導線を巻芯
に密着巻き付けする時点で、所定のインダクタンスを有
する高周波コイルを製造することができるので、コイル
を配線基板に装着半田付け後のインダクタンスの調整が
不要となるという効果を有する。また、インダクタンス
調整用の支持体やコアーが不要となることからコスト的
に安価となり、さらに、配線基板に実装後のインダクタ
ンスが安定し、半田付け部の信頼性も向上するという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるコイルの製造方
法の構成図
【図2】同実施例におけるインダクタンスの変化特性図
【図3】本発明の第2の実施例におけるコイルの製造方
法の構成図
【図4】同実施例におけるインダクタンスの変化特性図
【図5】(a)本発明の実施例における挿入実装状態を
示す断面図 (b)本発明の実施例における面実装状態を示す断面図
【図6】(a)従来例による空芯コイルの挿入実装状態
を示す断面図 (b)従来例による空芯コイルのインダクタンス調整状
態を示す断面図
【図7】従来例による有芯コイルの挿入実装状態を示す
断面図
【符号の説明】
1  絶縁導線 2  巻芯 3  チャック 4  固定ジグ 5  空芯コイル 6  配線基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転可能に支持された円筒状の巻芯と
    、この巻芯と共に回転し絶縁導体の巻始め部を固定する
    固定手段とを備えて、巻芯の直径をある範囲内で加減し
    、絶縁導体を巻芯に所定の巻数だけ巻付けて複数個のコ
    イルを製造し、これらのコイルのインダクタンスを測定
    し、巻芯の直径とコイルのインダクタンスとの関係を求
    め、この関係より巻芯の直径を加減して所定のインダク
    タンスを有するコイルを製造することを特徴とするコイ
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】  巻芯の形状をテーパ状とし、絶縁導体
    の巻始め部を固定する巻芯の位置を変更して、巻芯の見
    かけ上の直径を加減して所定のインダクタンスを有する
    コイルを製造することを特徴とする請求項1記載のコイ
    ルの製造方法。
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