JPH04370909A - 可変高周波コイル - Google Patents
可変高周波コイルInfo
- Publication number
- JPH04370909A JPH04370909A JP14850691A JP14850691A JPH04370909A JP H04370909 A JPH04370909 A JP H04370909A JP 14850691 A JP14850691 A JP 14850691A JP 14850691 A JP14850691 A JP 14850691A JP H04370909 A JPH04370909 A JP H04370909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- fixed
- fixed core
- frequency coil
- rectangular plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に使用する可
変高周波コイルに関するものである。
変高周波コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変高周波コイルとして図4に示
す構成が知られている。図4に示すように、ベース51
にドラム形コア52が取り付けられている。ドラム形コ
ア52の軸に巻線53が巻かれ、この巻線53の始端、
中間端、終端などがベース51の下部に接続された端子
54に巻かれている。ドラム形コア52にはカップ形コ
ア55が回転可能に嵌合され、カップ形コア55、ベー
ス51等にシールドケース56が嵌合されている。シー
ルドケース56がベース51に固定されてドラム形コア
52との位置関係が固定されると共に、カップ形コア5
5の外周に形成された雄ねじ57とシールドケース56
に形成された雌ねじ58が螺合されている。
す構成が知られている。図4に示すように、ベース51
にドラム形コア52が取り付けられている。ドラム形コ
ア52の軸に巻線53が巻かれ、この巻線53の始端、
中間端、終端などがベース51の下部に接続された端子
54に巻かれている。ドラム形コア52にはカップ形コ
ア55が回転可能に嵌合され、カップ形コア55、ベー
ス51等にシールドケース56が嵌合されている。シー
ルドケース56がベース51に固定されてドラム形コア
52との位置関係が固定されると共に、カップ形コア5
5の外周に形成された雄ねじ57とシールドケース56
に形成された雌ねじ58が螺合されている。
【0003】以上のように構成された従来の可変高周波
コイルについて、以下、その動作を説明する。
コイルについて、以下、その動作を説明する。
【0004】巻線53が巻かれたドラム形コア52上に
、ある空間をおいてカップ形コア55が嵌合されている
ので、ある一定のインダクタンスを有している。ここで
、インダクタンスの値を変えるには、シールドケース5
6に螺合されているカップ形コア55を回転させ、カッ
プ形コア55を軸方向に移動させてドラム形コア52に
対する軸方向の物理的位置を変えることにより、ドラム
形コア52からの磁力線の量を可変する。
、ある空間をおいてカップ形コア55が嵌合されている
ので、ある一定のインダクタンスを有している。ここで
、インダクタンスの値を変えるには、シールドケース5
6に螺合されているカップ形コア55を回転させ、カッ
プ形コア55を軸方向に移動させてドラム形コア52に
対する軸方向の物理的位置を変えることにより、ドラム
形コア52からの磁力線の量を可変する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の可変高周波コイルでは、構成が複雑であり、高価に
なるという問題があった。
来の可変高周波コイルでは、構成が複雑であり、高価に
なるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、構成を簡素化してコストの低下を図るこ
とができるようにした可変高周波コイルを提供すること
を目的とするものである。
るものであり、構成を簡素化してコストの低下を図るこ
とができるようにした可変高周波コイルを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、軸の一端と他端に円形板と長方形板が固
定されたドラム形の固定コアと、この固定コアの軸に巻
かれた巻線と、上記固定コアの円形板に回転可能に嵌合
され、円筒状部の縁部に突出部と凹入部が形成され、回
転に伴い、上記突出部と凹入部により上記固定コアの長
方形板とのギャップが調節されるカップ形の回転コアと
を備えたものである。
成するために、軸の一端と他端に円形板と長方形板が固
定されたドラム形の固定コアと、この固定コアの軸に巻
かれた巻線と、上記固定コアの円形板に回転可能に嵌合
され、円筒状部の縁部に突出部と凹入部が形成され、回
転に伴い、上記突出部と凹入部により上記固定コアの長
方形板とのギャップが調節されるカップ形の回転コアと
を備えたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、回転コアを固定
コアに対して任意の方向に回転させ、回転コアの縁部の
突出部を固定コアの長方形板に対向させることにより、
磁気的な結合が密となり、インダクタンスが最大となり
、これとは逆に、回転コアの縁部の凹入部を固定コアの
長方形板に対向させることにより、磁気的な結合が疎と
なり、インダクタンスが最小となる。そして、回転コア
を回転させ、回転コアの縁部の突出部、凹入部と、固定
コアの長方形板との重なり度合を調節することにより、
インダクタンスを調節することができる。
コアに対して任意の方向に回転させ、回転コアの縁部の
突出部を固定コアの長方形板に対向させることにより、
磁気的な結合が密となり、インダクタンスが最大となり
、これとは逆に、回転コアの縁部の凹入部を固定コアの
長方形板に対向させることにより、磁気的な結合が疎と
なり、インダクタンスが最小となる。そして、回転コア
を回転させ、回転コアの縁部の突出部、凹入部と、固定
コアの長方形板との重なり度合を調節することにより、
インダクタンスを調節することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1(a)は本発明の一実施例における可
変高周波コイルを示す平面図、図1(b)はその一部破
断正面図、図2(a)は本発明に用いる固定コアを示す
斜視図、図2(b)は本発明に用いる回転コアを示す斜
視図である。
変高周波コイルを示す平面図、図1(b)はその一部破
断正面図、図2(a)は本発明に用いる固定コアを示す
斜視図、図2(b)は本発明に用いる回転コアを示す斜
視図である。
【0011】図1(a)、(b)および図2(a)、(
b)に示すように、ドラム形の固定コア1はフェライト
等からなり、軸2の一端と他端に円形板3と長方形板4
が固定されている。カップ形の回転コア5はフェライト
等からなり、円筒状部の開放側縁部に切欠きにより90
度の角度範囲ごとに突出部6と凹入部7が交互に、すな
わち、突出部6同士と凹入部7同士が対向するように形
成されている。固定コア1の円形板3の直径と長方形板
4の短片の長さは同寸法となるように設定され、円形板
3の直径と回転コア5の内径とが同値、あるいは回転コ
ア5の内径の方が若干大きくなるように設定されている
。固定コア1の長方形板4の両短辺側の背面に端子8が
接続され、固定コア1の軸2にCP線等からなる巻線9
が所望の巻数で巻かれて端子8に絡められている。固定
コア1の円形板3に回転コア5が回転可能に嵌合され、
回転コア5の回転に伴い、その突出部6と凹入部7が固
定コア1の長方形板4の短辺側上面に対向されてその間
のギャップが調節されるようになっている。
b)に示すように、ドラム形の固定コア1はフェライト
等からなり、軸2の一端と他端に円形板3と長方形板4
が固定されている。カップ形の回転コア5はフェライト
等からなり、円筒状部の開放側縁部に切欠きにより90
度の角度範囲ごとに突出部6と凹入部7が交互に、すな
わち、突出部6同士と凹入部7同士が対向するように形
成されている。固定コア1の円形板3の直径と長方形板
4の短片の長さは同寸法となるように設定され、円形板
3の直径と回転コア5の内径とが同値、あるいは回転コ
ア5の内径の方が若干大きくなるように設定されている
。固定コア1の長方形板4の両短辺側の背面に端子8が
接続され、固定コア1の軸2にCP線等からなる巻線9
が所望の巻数で巻かれて端子8に絡められている。固定
コア1の円形板3に回転コア5が回転可能に嵌合され、
回転コア5の回転に伴い、その突出部6と凹入部7が固
定コア1の長方形板4の短辺側上面に対向されてその間
のギャップが調節されるようになっている。
【0012】以上の構成において、以下、その動作につ
いて図3(a)、(b)に示す動作説明用の斜視図を参
照しながら説明する。
いて図3(a)、(b)に示す動作説明用の斜視図を参
照しながら説明する。
【0013】回転コア5と固定コア1の位置関係によっ
て、両コア5、1の磁気的結合度を変化させることがで
きる。すなわち、回転コア5の回転に伴い、図3(a)
に示すように、回転コア5の突出部6と、固定コア1の
長方形板4の短辺側上面が対向しているとき(重なり合
っているとき)、磁力線の漏れが最小となり、磁気的結
合が密となるので、コイルのインダクタンスは最大とな
る。これとは逆に、図3(b)に示すように、回転コア
5の凹入部7と、固定コア1の長方形板4の短辺側上面
が対向しているとき(重なり合っているとき)、磁力線
の漏れは最大となり、磁気的結合が疎となるので、コイ
ルのインダクタンスは最小となる。
て、両コア5、1の磁気的結合度を変化させることがで
きる。すなわち、回転コア5の回転に伴い、図3(a)
に示すように、回転コア5の突出部6と、固定コア1の
長方形板4の短辺側上面が対向しているとき(重なり合
っているとき)、磁力線の漏れが最小となり、磁気的結
合が密となるので、コイルのインダクタンスは最大とな
る。これとは逆に、図3(b)に示すように、回転コア
5の凹入部7と、固定コア1の長方形板4の短辺側上面
が対向しているとき(重なり合っているとき)、磁力線
の漏れは最大となり、磁気的結合が疎となるので、コイ
ルのインダクタンスは最小となる。
【0014】したがって、回転コア5を回転させること
により、回転コア5と固定コア1のギャップを調節し、
インダクタンス最大の状態と、インダクタンス最小の状
態との間でインダクタンスを変化させることができる。 すなわち、回転コア5と固定コア1の位置関係を選択す
ることによって、コイルのインダクタンスを調節するこ
とができる。
により、回転コア5と固定コア1のギャップを調節し、
インダクタンス最大の状態と、インダクタンス最小の状
態との間でインダクタンスを変化させることができる。 すなわち、回転コア5と固定コア1の位置関係を選択す
ることによって、コイルのインダクタンスを調節するこ
とができる。
【0015】このように、上記実施例によれば、回転コ
ア5を回転させ、回転コア5の突出部6、凹入部7と、
固定コア1の長方形板4との位置関係を選択することに
より、両者の重なり度合を変えることができるので、両
コア5、1間の磁気的結合度を変化させることができ、
コイルのインダクタンスを変化させて調節することがで
きる。そして、回転コア5を固定コア1に回転可能に嵌
合すればよく、上記従来例のように回転コアの位置を規
定するためのねじ部を必要としないので、構成を簡素化
することができる。また、構成部品点数を減らすことが
できる。
ア5を回転させ、回転コア5の突出部6、凹入部7と、
固定コア1の長方形板4との位置関係を選択することに
より、両者の重なり度合を変えることができるので、両
コア5、1間の磁気的結合度を変化させることができ、
コイルのインダクタンスを変化させて調節することがで
きる。そして、回転コア5を固定コア1に回転可能に嵌
合すればよく、上記従来例のように回転コアの位置を規
定するためのねじ部を必要としないので、構成を簡素化
することができる。また、構成部品点数を減らすことが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ップ形の回転コアを回転させ、回転コアの縁部の突出部
、凹入部と、ドラム形の固定コアの長方形板との位置関
係を変化させて重なり度合を調節することにより、両コ
ア間の磁気的結合度を調節してインダクタンスを調節す
ることができる。このように回転コアを固定コアに回転
可能に嵌合すればよいので、構成を簡素化してコストの
低下を図ることができる。
ップ形の回転コアを回転させ、回転コアの縁部の突出部
、凹入部と、ドラム形の固定コアの長方形板との位置関
係を変化させて重なり度合を調節することにより、両コ
ア間の磁気的結合度を調節してインダクタンスを調節す
ることができる。このように回転コアを固定コアに回転
可能に嵌合すればよいので、構成を簡素化してコストの
低下を図ることができる。
【図1】(a)本発明の一実施例における可変高周波コ
イルを示す平面図 (b)同可変高周波コイルを示す一部破断正面図
イルを示す平面図 (b)同可変高周波コイルを示す一部破断正面図
【図2
】(a)同可変高周波コイルに用いる固定コアを示す斜
視図 (b)同可変高周波コイルに用いる回転コアを示す斜視
図
】(a)同可変高周波コイルに用いる固定コアを示す斜
視図 (b)同可変高周波コイルに用いる回転コアを示す斜視
図
【図3】(a)同可変高周波コイルにおけるインダクタ
ンス最大時の状態を示す動作説明用斜視図(b)同可変
高周波コイルにおけるインダクタンス最小時の状態を示
す動作説明用斜視図
ンス最大時の状態を示す動作説明用斜視図(b)同可変
高周波コイルにおけるインダクタンス最小時の状態を示
す動作説明用斜視図
【図4】従来の可変高周波コイルを示す一部破断正面図
1 固定コア
2 軸
3 円形板
4 長方形板
5 回転コア
6 突出部
7 凹入部
8 端子
9 巻線
Claims (1)
- 【請求項1】 軸の一端と他端に円形板と長方形板が
固定されたドラム形の固定コアと、この固定コアの軸に
巻かれた巻線と、上記固定コアの円形板に回転可能に嵌
合され、円筒状部の縁部に突出部と凹入部が形成され、
回転に伴い、上記突出部と凹入部により上記固定コアの
長方形板とのギャップが調節されるカップ形の回転コア
とを備えた可変高周波コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14850691A JPH04370909A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 可変高周波コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14850691A JPH04370909A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 可変高周波コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370909A true JPH04370909A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15454288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14850691A Pending JPH04370909A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 可変高周波コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04370909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2663208C2 (ru) * | 2017-01-19 | 2018-08-02 | Акционерное общество "Омский научно-исследовательский институт приборостроения" (АО "ОНИИП") | Вариометр |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14850691A patent/JPH04370909A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2663208C2 (ru) * | 2017-01-19 | 2018-08-02 | Акционерное общество "Омский научно-исследовательский институт приборостроения" (АО "ОНИИП") | Вариометр |
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