JPH0437035Y2 - - Google Patents

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JPH0437035Y2
JPH0437035Y2 JP6086787U JP6086787U JPH0437035Y2 JP H0437035 Y2 JPH0437035 Y2 JP H0437035Y2 JP 6086787 U JP6086787 U JP 6086787U JP 6086787 U JP6086787 U JP 6086787U JP H0437035 Y2 JPH0437035 Y2 JP H0437035Y2
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JP
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stay
brake lever
bracket body
connecting pin
hole
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、ブレーキレバーのブラケツト本体
をハンドル軸に着脱自在に固定するブレーキレバ
ーに関する。
【従来の技術】
従来公知の自転車用レバーブラケツト10は、
第8図で示す如く、断面チヤンネル状のブラケツ
ト本体10Aと、締付バンド10Bとからなり、
両者は対向する一方の端部がフツク手段Fで掛止
められ、他方の端部が両者を貫通する締付ネジV
とナツトNの螺合により自転車のハンドルに固着
されている。 そして、そのレバーブラケツト10へのブレー
キレバーの枢着は、ブラケツト基部10Aの中途
部を貫通するリベツト12により行われている。 このリベツト12は、ブレーキレバーの枢着と
共に基部10Aのチヤンネル溝の開き止めの機能
を有するものであり、通常のレバーの場合は一本
のリベツト12で兼用している。 換言すれば、上記レバーブラケツトの基部10
Aの溝間隔はブレーキレバーの枢着状態と密接に
関係するので、一定に維持される必要がある。 しかしながら、上記リベツトによりレバー枢着
時の基部10Aの溝間隔を設定する場合、リベツ
トのカシメによる塑性変形では均一に成形しえな
いことからレバー枢着度合にばらつきが生じ均一
化が困難な作業となつている。 また、調整可能なようにリベツトに代えてネジ
を用いる構成を知られているが、最適間隔を維持
するようにネジ止めすることは手間のかかる作業
であり、コストアツプにつながる。 そこで、本出願人は、ブラケツト本体を側方か
ら押圧して挟む軸付側片部に水平に延びる連結軸
を設け、対向側でブラケツト本体を押圧する連結
用側片部に、上記連結軸の先端側に設けられた係
止部と着脱自在な係合孔を設けると共に、ハンド
ル軸に沿う締付バンド部を掛止めておき、該締付
バンド部と軸付側片部とを締付ネジで螺合する構
成を提案した。 これにより、カシメやネジ止めを用いず、連結
軸の係止部と係合孔との係合力を用いたので、簡
単な取付作業により正確な溝間隔を成形すること
ができるようになつた。 更に、本考案者は鋭意研究の結果、連結軸を分
離しても同様の効果を奏することができ、また簡
単な構造で、一旦取付た後にも何等部品を変形す
ることなく、ブレーキレバーの交換が容易に行え
るようにしたブレーキレバーのステー構造の考案
を完成した。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、上記の如く、簡単な操作でブラケ
ツトの溝間隔を均一に設定してハンドル軸にブレ
ーキレバーを取り付けることができると共に、一
旦取り付けた後にも部品を変形させることなく分
解し、手軽にブレーキレバーを交換することがで
きるブレーキレバーを提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するために、 ブレーキレバーを枢支するブラケツト本体をハ
ンドル軸に着脱自在に固定するブレーキレバーに
おいて、 (a) ブラケツト本体の左右両側壁に連通可能に開
口して、ブラケツト本体内に嵌合したブレーキ
レバーを枢軸となる連結ピンで枢支可能とする
一対のピン挿通孔を設ける、 (b) 上記ブラケツト本体の一側壁で上記ピン挿通
孔と連通可能な孔を設けた側片部を有し、該側
片部と連設しブラケツト本体と離反する方向へ
突出するよう湾曲してハンドル軸に沿うバンド
部を設けたステーバンド部を形成する、 (c) 上記ブラケツト本体の他端壁で上記ピン挿通
孔と連通可能な孔を有する側片部を形成したス
テー受具を設ける、 (d) 該ステー受具の側片部の延出端と上記ステー
バンド部のバンド部の延出端とを重ねて、締付
ネジを枢軸(連結ピン)と直交する方向へ締付
けて連結する、 (e) 前記連結ピンは、ステーバンド部とステー受
具を、ブラケツト本体にブレーキレバーを枢支
する際に同軸でブラケツト本体に連結する。 という技術的手段を講じている。
【作用】
ステーバンド部をブレーキレバーのブラケツト
本体の側面に沿わせ、連結ピン挿通孔から連結ピ
ンを挿入し、ブレーキレバーを貫通させる。 ブラケツト本体の対向側にはステー受具を配設
しておき、その側片部の孔に連結ピンを挿通して
連結し、着脱自在に掛止める。 またステーバンド部のバンド部の延出端とステ
ー受具とを締付ネジで締付固定し、自転車のハン
ドル軸に固着する。 また、取外し時には、締付ネジを外してステー
受具を外し、また連結ピンを抜き取つて取り外す
ことができるので、ステーバンド部を何等変形す
ることなくブラケツト本体乃至ブレーキレバーを
取り外し、及び交換することができる。
【実施例】
以下に、この考案に係るブレーキレバーの好適
実施例を図面に基づいて説明する。 第1図乃至第3図に示すブレーキレバーのステ
ー構造は、断面チヤンネル状のブラケツト本体2
と、その一方の側面に配置されるステー受具3
と、他方の側面に配置されるステーバンド部4
と、ブラケツト本体2にブレーキレバー1を枢着
させるべく貫通すると共に、前記ステー受具3及
びステーバンド部4を着脱自在に連結する連結ピ
ン5とからなつている。 即ち、先ず、ブラケツト本体2は、ブレーキレ
バー1の基部を嵌込み枢着するための溝を有し、
該溝を構成する側壁面には挿通孔21,21を穿
設している。 また、正壁面の端部にはブレーキワイヤ挿通孔
23が開放されている。 また、ステーバンド部4は、本実施例では、第
4図に示す如く、ブラケツト本体2の側面に沿う
よう起立した側片部4Aと、これに連設しハンド
ル軸に沿つて弧状に湾曲するバンド部4Bを一体
に有している。 この考案において、側片部4Aとバンド部4B
とは別体の分離構成であつてもよく、例えば側片
部4Aの一端に掛止部を設けておき、バンド部4
Bの一端に形成されたフツクをその掛止部に掛止
めて連結する構成であつてもよい。 この前記側片部4Aの中途部には、連結ピン5
が挿通自在な連結ピン挿通孔41が穿設されてい
る。 またバンド部4Bの先端で水平方向に延出する
連結片部4Cには、締付ネジ8を挿通するための
孔42が穿設されている。 次に、連結ピン5は、ステー受具3とステーバ
ンド部4でブラケツト本体2を挟持してハンドル
軸Hにブラケツト本体2を固着する連結軸として
の機能と、ブラケツト本体2にブレーキレバー1
を枢着する枢軸としての機能を有するものであ
る。 この連結ピン5の先端側にはステー受具3と係
脱自在に係合するための係合手段7が設けられて
いる。 この係合手段7は、連結ピン5の先端側中途部
に形成された係合溝からなつており、該係合溝は
連結ピン5の本体の軸断面より小さい断面形状で
あれば如何なる形状であつてもよいが、本実施例
では断面が同心小径円状となる溝に形成されてい
る(第5図参照)。 この断面形状として、半円、長楕円形、矩形等
を一例として挙げることができる。 次に、ステー受具3は、第6図に示す如く、ブ
ラケツト本体2と衝合する側片受部3Aと、これ
に一体に連設されるネジ受部3Bとからなつてい
る。 この側片受部3Aには中途部に係合孔6が穿設
されている。 該係合孔6は、前記連結ピン5の係合手段7と
係脱可能な構成となつており、本実施例では、連
結ピン5の軸本体の外周に対応する大径孔部6a
と、連結ピン5の係合溝7部分の外周に対応する
小径孔部6bとを上下に連通した長穴からなつて
おり、連結ピン5の係合溝7を大径孔部6aに嵌
め込み、小径孔部6bに上下にスライドして係合
自在な構成からなつている。 またネジ受部3Bには、上方に開口し締付ネジ
8挿入用のナツト機能を有するネジ孔30が穿設
されている。 上記構成からなつているので、自転車のハンド
ルHにブレーキレバー1を取付ける際には、ブラ
ケツト本体2の溝にブレーキレバー1の基端側
(ブレーキワイヤ連結側)を嵌込み、該ブレーキ
レバー1の貫通孔11をブラケツト本体2のピン
挿通孔21,21と整合する。 この状態で、側方からステー受具3をブラケツ
ト本体2の側面に衝合し、連結ピン5をピン挿通
孔21,21に貫挿すれば、連結ピン5はピン挿
通孔21及びブレーキレバー1の貫通孔11を通
り外方へ突出する。 この突出した連結ピン5に対向側からステー受
具3の係合孔6を嵌込む。 この際、連結ピン5の先端の径は、上記係合孔
6の大径孔部6aにのみ挿通させることができ
る。 更に、ステー受具3とステーバンド部4とをブ
ラケツト本体2側に押付けることにより前記連結
ピン5の係合溝7が、係合孔6の大径孔部6aに
挿入され、その位置でステー受具3を図中下方向
に押し下げれば係止溝7が小径孔部6bにスライ
ドして嵌込まれる。 ここで、このステーバンド部4の下方に連設さ
れたバンド部4Bで、ハンドルHの反応側を囲繞
し、その先端の連結片部4Cに設けられて孔42
と、対向するステー受具3のネジ受部3Bに形成
されたネジ孔30とを整合し、締付ネジ8を上記
孔42側から挿通し螺着緊締する。 これにより、前記連結ピン5の係止溝7は小径
孔部6bの先端に押圧されるので、連結ピン5は
幅方向と共に上下方向にも拘束され固定される。 これにより第2図及び第3図で示す如く、ブレ
ーキレバー1がブラケツト本体2及びステー受具
3、ステーバンド部4によつてハンドルHに装着
されるが、取外し又は分解の際には上記手順を逆
にすれば容易に遂行しうる。 即ち、この場合に締付ネジ8を外すことによつ
て、ステー受具3はフリーとなり、上方へ押し上
げて係合孔6と連結ピン5の係合手段7との掛止
を解く。 これにより、連結ピン5を抜き取ることができ
るので、バンド部4Bを一体に有するステーバン
ド部4もハンドル軸Hからそのまま取り外してブ
ラケツト本体2乃至ブレーキレバー1を簡単に取
り替えることができる。 上記実施例では、ステー受具3にナツトを兼ね
るネジ受部3Bを設けネジ孔30を形成した一例
を示したが、この考案においてはネジ受部3Bは
上記構成に限定されるものではなく、側片部4A
から連設するネジ受部3Bを第8図示の如く水平
に延出する片に形成し、そこに公知のネジ孔を設
け、バンド部4B側から挿入された締付ネジ8を
通して、ナツトで螺着する構成を用いてもよい。 次に、第7図に示すレバーブラケツト1は、ブ
ラケツト本体2の溝長を長く形成する大型のブレ
ーキレバーの一例を示すもので、この場合連結ピ
ン5が上下方向に複数(一例として2本)連結さ
れる。 本実施例の場合、連結ピン5が複数であること
による構成、即ちブラケツト本体の挿通孔が上下
に2つ設けられていること、ステー受具3の係合
孔6が同様に2つ設けられていることを除き、そ
の他のステー構造は前記実施例と同一なので同一
構成には同一符号を付してその説明を省略する。 尚、この考案で用いられるブラケツト本体は及
びブレーキレバーは、連結ピン挿通孔を有するも
のであればその余の形状構成はどのようなもので
あつてもよく、またブレーキワイヤーの掛け止め
構成も何等限定されず、広範囲に亘つて適用しう
るものである。
【考案の効果】
以上述べた如く、この考案においては、レバー
ブラケツトの溝間隔を均一に設定するのに、カシ
メやネジ止めを用いず、連結ピンの係止手段とス
テー受具の係合孔との係合力を用いたので、簡単
な取付作業により正確な溝間隔を成形することが
でき、且つ調整も不要である。 更に、連結ピンはいつでも着脱できるので、一
旦ブレーキレバーをハンドル軸に取り付けた後で
あつても、連結ピンを抜取つてステー受具及びス
テーバンド部をそのまま取り外すことができ、バ
ンド部を変形させることなくブラケツト本体乃至
ブレーキレバーを取外すことができる。 これにより、枢着するブレーキレバーを随時交
換することができ、使用者のニーズに合わせた多
様化に即応できる。 また、連結軸が複数設けられている場合でも同
一の操作で取付けられ利便性に優れる。 更に、簡単な構成からなるので量産に適しコス
トダウンを図ることができ極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のブレーキレバーのステー構
造を示す斜視図、第2図は同側面図、第3図は同
正面図、第4図はa,bはステーバンド部を示す
正面図及び側面図、第5図は連結ピンを示す正面
図、第6図a,bはステー受具を示す正面図及び
側面図、第7図は連結ピンを2本設けた異なる実
施例を示す側面図、第8図は従来例を示す分解正
面図である。 1……ブレーキレバー、2……ブラケツト本
体、3……ステー受具、3A……側片受部、3B
……ネジ受部、4……ステーバンド部、4A……
側片部、4B……連結ピン、6……係合孔、7…
…係合手段、8……締付ネジ、21……ピン挿通
孔、30……ネジ孔、41……連結ピン挿通孔、
42……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブレーキレバーを枢支するブラケツト本体を
    ハンドル軸に着脱自在に固定するブレーキレバ
    ーにおいて、 ブラケツト本体の左右両側壁に連通可能に開
    口して、ブラケツト本体内に嵌合したブレーキ
    レバーを枢軸となる連結ピンで枢支可能とする
    一対のピン挿通孔を設け、 上記ブラケツト本体の一側壁で上記ピン挿通
    孔と連通可能な孔を設けた側片部を有し、該側
    片部を連設しブラケツト本体と離反する方向へ
    突出するよう湾曲してハンドル軸に沿うバンド
    部を設けたステーバンド部を形成し、 上記ブラケツト本体の他側壁で上記ピン挿通
    孔と連通可能な孔を有する側片部を形成したス
    テー受具を設け、 該ステー受具の側片部の延出端と上記ステー
    バンド部のバンド部の延出端とを重ねて、締付
    ネジを枢軸(連結ピン)と直交する方向へ締付
    けて連結し、 前記連結ピンは、ステーバンド部とステー受
    具を、ブラケツト本体にブレーキレバーを枢支
    する際に同軸でブラケツト本体に連結してなる
    ことを特徴とするブレーキレバー。 (2) 連結ピンの一端に大径の頭部が形成され、他
    端の中途個所に環状の係合溝が設けてあり、ス
    テーバンド部またはステー受具の孔が連結ピン
    の外周に対応する大径孔部と連結ピンの係合溝
    部分の外周に対応する小径孔部とからなつて係
    合可能となつていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のブレーキレバー。
JP6086787U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0437035Y2 (ja)

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JP6086787U JPH0437035Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS63168182U JPS63168182U (ja) 1988-11-01
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