JPH04369441A - 分光光度計 - Google Patents

分光光度計

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Publication number
JPH04369441A
JPH04369441A JP17075091A JP17075091A JPH04369441A JP H04369441 A JPH04369441 A JP H04369441A JP 17075091 A JP17075091 A JP 17075091A JP 17075091 A JP17075091 A JP 17075091A JP H04369441 A JPH04369441 A JP H04369441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
filter
light source
photodetector
spectrophotometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17075091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kubo
久保 良宏
Shuichi Hirata
平田 秀一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP17075091A priority Critical patent/JPH04369441A/ja
Publication of JPH04369441A publication Critical patent/JPH04369441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば近赤外領域にお
ける分析に用いられる分光光度計に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の分光光度計の構成を概略的
に示し、この図において、31は赤外光を発する光源、
32はスリット、33は試料を収容し、前記光源31か
らの赤外光を透過させるように構成されたセル、34は
セル33透過後の赤外光を分散させるプリズムなどの分
散素子、35はスリット、36は光検出器である。
【0003】このように構成された分光光度計において
は、測定時には図示の状態で光源31からの光をセル3
3に照射し、そのときの透過した赤外光を光検出器36
によって検出し、セル33に収容された試料の例えば吸
光度を測定し、波長選択時には前記セル33に代えて、
その位置にフィルタ(図外)を配置して、目的とする特
定波長の光が所定の位置に到達しているかを確認するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
分光光度計においては、分散素子34や光検出器36な
どの光学素子やこれらを保持するホルダーのそれぞれに
同じ種類のものを用いても、前記光学素子やホルダーな
どの部品や組立にバラツキがあるので、特定波長の光を
常に同じ位置から取り出すことができるとは限らない。
【0005】そこで、前記光学素子を保持するホルダー
に微調整機構を設け、例えば図3における両矢印A方向
またはB方向に微動させてズレを補正することが考えら
れるが、そのようなホルダーは高価であり、また、微調
整を行うにはかなりの熟練した技術によっても多くの時
間が必要であり、特に、取り出す波長の光が多くなるに
伴い、価格や、時間の面で大きな問題となる。
【0006】これに対して、図4に示すように構成した
分光光度計がある。すなわち、図4において、41は赤
外光を発する光源、42は光源41からの赤外光をほぼ
直角方向に反射するミラー、43は試料を収容し、前記
赤外光を透過させるように構成されたセル、44はセル
43を透過した赤外光をほぼ直角方向に反射するミラー
、45はそれぞれ固有の透過波長帯域を有する複数のフ
ィルタ46を同心状に備えた回転ディスク、47はフィ
ルタ46を通過した赤外光をほぼ直角方向に反射するミ
ラー、48は光検出器である。
【0007】しかしながら、前記図4に示した構成によ
れば、回転ディスク45を適宜回転して所望のフィルタ
46を選択することにより、所望の波長領域の赤外光を
光検出器48に到達させることができるが、回転ディス
ク45を回転させるための駆動機構が必要であると共に
、回転ディスク45と同期した光信号が必要であり、さ
らに、フィルタ46を用途に応じてその都度取り替える
必要があるといった欠点がある。
【0008】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、光学素子の位置決め
の微調整を簡素化あるいは省略することができ、また、
高価な光学部品などを用いない安価な分光光度計を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る分光光度計は、光源と、セルと、分散素
子と、光検出器をそれぞれ備えた複数のチャンネルから
なるアレイセンサとをこの順に幾何光学的に配置し、波
長選択時には前記光源と分散素子との間にフィルタを配
置し、そのときの光がどのチャンネルの光検出器に入射
されているかを判別することにより、波長に対応するチ
ャンネルを選定し、測定時には前記フィルタを除去して
いる。
【0010】
【作用】上記構成の分光光度計においては、波長選択を
行うときには、特定波長のみを透過させるフィルタを光
源と分散素子との間に配置し、その状態で光源から光を
照射すると、フィルタを経た光は特定波長の光となり、
これがアレイセンサのいずれかのチャンネルに入射する
。このとき、どのチャンネルの光検出器から出力がある
かを確認することにより、どのチャンネルの光検出器に
前記特定波長の光が入射しているかを知ることができる
。従って、従来のように、熟練した技術および時間を要
することがなく、光学素子の位置決めの微調整を簡素化
または省略することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1(A),(
B)を参照しながら説明する。
【0012】図1(A),(B)は、本発明に係る分光
光度計の一例を示し、これらの図において、1は例えば
赤外光を発する光源、2はスリット、3は特定波長の光
のみを透過させる例えば干渉フィルタなどのフィルタ、
4は例えばプリズムなどの分散素子、5はアレイセンサ
、6は光検出回路、7は試料を収容するセルである。
【0013】前記アレイセンサ5は、複数のチャンネル
で構成されており、各チャンネルには例えばInSbよ
りなる半導体検出器やPbSeまたはPbSよりなる光
伝導型検出器など近赤外領域の光(近赤外光)を検出す
る光検出器8が設けられている。そして、各光検出器8
は、互いに異なる特定波長または特定波長領域の近赤外
光を検出するように構成されている。
【0014】前記光検出回路6は、例えば同期アンプよ
りなり、その端子対9は前記各光検出器8に設けられた
端子対10を機械的に走査できるように構成されている
【0015】而して、上記構成の分光光度計において、
波長選択時には、図1(A)に示すように、スリット2
と分散素子4との間に特定波長のみを透過させるフィル
タ3を配置する。この状態で光源1から赤外光を照射す
ると、フィルタ3を経た赤外光は特定波長の赤外光とな
り、これがアレイセンサ5のいずれかのチャンネルに入
射する。
【0016】このとき、光検出回路6の端子対9を順次
機械的に走査することにより、どのチャンネルの光検出
器8から出力があるかを確認することができ、どのチャ
ンネルの光検出器8に前記特定波長の赤外光が入射して
いるかを知ることができる。そして、目的とする波長が
2以上あるときは、フィルタ3を取り替えて、上述と同
様の手順を繰り返せばよいことは云うまでもない。
【0017】そして、測定時には、図1(B)に示すよ
うに、フィルタ3を除去すれば所望の測定を行うことが
できる。
【0018】本発明は、上述の実施例に限られるもので
はなく、例えば目的とする波長の範囲が広かったり、ま
た、分散素子4の分散が大きい場合には、図2に示すよ
うに、複数のアレイセンサ5を並列的に設けるようにし
てもよい。そして、分散素子4としては回折格子など他
の素子を用いてもよい。また、セル7は流通型のもので
あってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学素子や組立のバラツキを補正するための光学素子の
位置決めの微調整を簡素化あるいは省略することができ
、しかも、高価な光学部品などを用いないので、安価で
精度の高い分光光度計を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A),(B)は本発明に係る分光光度計
の一例を示し、図1(A)は波長選択時における構成を
示す図、図1(B)は測定時における構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…光源、3…フィルタ、4…分散素子、5…アレイセ
ンサ、7…セル、8…光検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光源と、セルと、分散素子と、光検出
    器をそれぞれ備えた複数のチャンネルからなるアレイセ
    ンサとをこの順に幾何光学的に配置し、波長選択時には
    前記光源と分散素子との間にフィルタを配置し、そのと
    きの光がどのチャンネルの光検出器に入射されているか
    を判別することにより、波長に対応するチャンネルを選
    定し、測定時には前記フィルタを除去することを特徴と
    する分光光度計。
JP17075091A 1991-06-15 1991-06-15 分光光度計 Pending JPH04369441A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17075091A JPH04369441A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 分光光度計

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JP17075091A JPH04369441A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 分光光度計

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JPH04369441A true JPH04369441A (ja) 1992-12-22

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ID=15910696

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JP17075091A Pending JPH04369441A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 分光光度計

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