JPH04368568A - 多用途生産システムの構築方法と建物 - Google Patents

多用途生産システムの構築方法と建物

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JPH04368568A
JPH04368568A JP17035291A JP17035291A JPH04368568A JP H04368568 A JPH04368568 A JP H04368568A JP 17035291 A JP17035291 A JP 17035291A JP 17035291 A JP17035291 A JP 17035291A JP H04368568 A JPH04368568 A JP H04368568A
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JP
Japan
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building
production system
unit
crane
production
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JP17035291A
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Takehisa Fukuda
福田 武久
Kazumi Nakayama
和美 中山
Osamu Chiba
脩 千葉
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Toda Corp
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Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物における生産シス
テムを多用途に適合させることのできるフレキシブルな
生産システム構築方法と、これを実施するに適した建物
およびユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物は工場としてもしくは事務所
として特定の目的で建てられ、限られた生産システムを
構築していた。例えば、各フロアー毎に異種の生産シス
テムを備えたり、同一フロアー内で区画毎に異種の生産
ラインを構築していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
建物の生産システムでは最近の多様な消費者等のニーズ
に応じきれず、各フロアーにおいて各種の生産に対応さ
せようとしても、既存の生産システムの製造・組立ライ
ンにおける電気配線やエアー配管や搬送設備などの移動
可能な設備を若干変更して生産できるものに自ずから限
られていた。また、その生産システムの変更には大がか
りな改築工事を必要するもので、生産システムの変更や
生産量の拡大縮小が容易にそして短期間に出来ないと言
った欠点が存在した。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、建物を多用途多生産システムに適合したものにす
るための生産システムの構築方法と、そのための建物お
よびユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、多用途生産システ
ム用の建物を形成するとともに、各種生産システム用設
備を備えたユニットを各々形成し、前記建物内に仮設さ
れたクレーンで前記ユニットを水平方向もしくは上下方
向に任意に組立し、前記建物に設けられた共同溝を介し
てケーブルや管を配設して所望の各種生産システムを形
成し、その後に前記仮設したクレーンを適宜に解体撤去
することを特徴としてなる多用途生産システムの構築方
法に存する。
【0006】そして、そのような多用途生産システム用
の建物の要旨は、無柱の大空間を形成し、その床を設備
ケーブルや配管の配設のために必要なスペースを確保す
べくかさ上げするとともに、ケーブルや管等の設備を配
設する共同溝を設け、前記床に適宜間隔にてクレーン用
の設置箇所を設け、組立られたユニットの柱位置にユニ
ット固定用のアンカーボルトを着脱自在にして床に設け
たことに存する。
【0007】更に、生産システムの一部もしくは全部を
箱型枠体内に備えてユニット化した多用途生産システム
用のユニットに存する。
【0008】
【作用】本発明に係る多用途生産システムの構築方法に
よれば、所望の生産システムのユニットを適宜に建物に
仮設されたクレーンで複数列または複数層にして形成で
き、更に異種の生産システムを任意数形成できる。セッ
トされた各種の生産システムには、共同溝を介して必要
な電気・エアー・水等の供給が得られ、床下には必要な
設備配管を増設できるので、消費者ニーズに応じた生産
の拡大や減産等に対処できる。
【0009】そして、本発明に係る多用途生産システム
用の建物とユニットによれば、建物内で任意の各種生産
システムを自由に構築することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る多用途生産システムを構築し
ている様子を示す正面図であり、図2は同じくその側面
図である。そして符号1は本発明に係る建物、2は生産
システムの一部もしくは全部を箱型枠体内に備えてユニ
ット化した多用途生産システム用のユニット、3は共同
溝、4はアンカーボルト、5はクレーン、6は建物内の
空間、7はスペース、を各々示している。
【0011】本発明に係る建物1は、100m×200
mで高さ30m程度の無柱の大空間6を形成し、その床
8を設備ケーブルや配管の配設や機械の基礎のために必
要なスペース7を確保すべくかさ上げする。このかさ上
げ量は約1m〜1.5mである。そして、生産システム
に必要な電気等のケーブルや吸排水・ガス・エアー用の
管等の設備を配設する共同溝3を床8下に格子状に設け
る。
【0012】更に、前記床8に適宜間隔にてクレーン5
用の設置箇所9を例えば格子状に複数箇所に設け、組立
られたユニット2の柱位置(約10m間隔)にユニット
固定用のアンカーボルト4を着脱自在にして床8に設け
て、前記建物1を構築するものである。
【0013】前記ユニット2は、生産システムの一部も
しくは全部、例えば菌類培養システム、各種物の生産,
加工,組立等のシステム又は生産管理等の事務所を箱型
状の枠体内に備えてユニット化したものである。この場
合、生産システムの全工程をユニット内に備えてもよい
し、区分された工程をユニット内に備えるようにしても
よい。
【0014】本発明に係る多用途生産システムの構築方
法は、前記建物1を形成するとともに、各種生産システ
ム用設備を備えたユニット2を各々形成し、前記建物1
内のクレーン用設置箇所9に仮設されたクレーン5で前
記ユニット2を水平方向もしくは上下方向に任意に組立
する。
【0015】前記クレーン5でユニット2を組立できる
範囲は限りがあり、図3に示すように、前記設置箇所9
が適宜間隔で複数箇所に仮設してあるので、建物1の奥
側から順に生産システム用にユニット2を多層で複数列
に組立し、ユニット2の構築進行具合いによってクレー
ン5も建物1の奥側から手前側へと順次移動させる。勿
論、クレーン5は解体組立するようにして移動してもよ
いが、予め複数のクレーン5を設置箇所9に装備して、
移動させようとするクレーン5を他のクレーンでつり上
げて所望のクレーン用設置箇所9に移動させるようにす
るのが好ましい。
【0016】そして、前記建物1に設けられた共同溝3
を介してケーブルや管を配設して所望の各種生産システ
ムを形成する。その後に前記仮設したクレーン5を適宜
に解体撤去するものである。
【0017】このようにして、建物1内において異種も
しくは同種で複数の生産システム10,11,12が図
4に示すように構築される。これによって、多種の生産
が可能となり、しかも生産規模の拡大や減産が容易に行
えることになる。また、床8の下にスペース7が有るの
で、将来の設備装置の増設や信号ケーブルなどの増設で
インテリジェント化にも対応できるものとなり、多用途
生産の可能性が大きくなる。
【0018】また、他の実施例として図示しないが、組
立られた多層のユニット2の最下段のユニット2にキャ
スタを取付けて、前記多層のユニット2をまとめて建物
1内で移動させることもできるようにするのが好ましい
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る多用
途生産システムの構築方法は、多用途生産システム用の
建物と、各種生産システム用設備を備えたユニットを各
々形成し、前記建物内に仮設されたクレーンで前記ユニ
ットを水平方向もしくは上下方向に任意に組立し、前記
建物に設けられた共同溝を介してケーブルや管を配設し
て所望の各種生産システムを形成し、その後に前記仮設
したクレーンを適宜に解体撤去することとしたので、生
産システムの変更に伴う費用を削減することができ、容
易に変更が可能で作業能率が向上する。また、建物内で
変更できるので天候に左右される虞がないので予定通り
に生産計画を立てることができる。
【0020】また、多用途生産システム用の建物を、無
柱の大空間を形成し、その床を必要なスペースを確保す
べくかさ上げするとともに、共同溝を設け、前記床に適
宜間隔にてクレーン用の設置箇所を設け、組立られたユ
ニットの柱位置にユニット固定用のアンカーボルトを着
脱自在にして床に設けて形成し、更にユニットを生産シ
ステムの一部もしくは全部を箱型枠体内に備えてユニッ
ト化したので、建物内で容易に各種生産システムを構築
出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多用途生産システムを構築してい
る様子を示す正面図である。
【図2】同じく図1の側面図である。
【図3】クレーンにより生産システムを構築している様
子の概略を示す平面図である。
【図4】建物内に各生産システムを配置した様子を示す
平面図である。
【符号の説明】
1  本発明に係る建物、2  生産システム用のユニ
ット、 3  共同溝、4  アンカーボルト、5  クレーン
、6  建物内の空間、 7  スペース。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多用途生産システム用の建物を形成す
    るとともに、各種生産システム用設備を備えたユニット
    を各々形成し、前記建物内に仮設されたクレーンで前記
    ユニットを水平方向もしくは上下方向に任意に組立し、
    前記建物に設けられた共同溝を介してケーブルや管を配
    設して所望の各種生産システムを形成し、その後に前記
    仮設したクレーンを適宜に解体撤去することを特徴とし
    てなる多用途生産システムの構築方法。
  2. 【請求項2】  無柱の大空間を形成し、その床を設備
    ケーブルや配管の配設のために必要なスペースを確保す
    べくかさ上げするとともに、ケーブルや管等の設備を配
    設する共同溝を設け、前記床に適宜間隔にてクレーン用
    の設置箇所を設け、組立られたユニットの柱位置にユニ
    ット固定用のアンカーボルトを着脱自在にして床に設け
    たことを特徴としてなる多用途生産システム用の建物。
  3. 【請求項3】  生産システムの一部もしくは全部を箱
    型枠体内に備えてユニット化したことを特徴としてなる
    多用途生産システム用のユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007046453A (ja) * 2006-10-23 2007-02-22 Japan Tsusho:Kk 樹脂製組立式家屋
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