JPH04367756A - 塗装用スプレーガン - Google Patents

塗装用スプレーガン

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JPH04367756A
JPH04367756A JP17064991A JP17064991A JPH04367756A JP H04367756 A JPH04367756 A JP H04367756A JP 17064991 A JP17064991 A JP 17064991A JP 17064991 A JP17064991 A JP 17064991A JP H04367756 A JPH04367756 A JP H04367756A
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Osamu Yoshida
治 吉田
Hidetsugu Matsuda
松田 英嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被塗物に塗料を噴霧し
て塗装するのに用いて好適な塗装用スプレーガンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、静電塗装用スプレーガンは、ス
プレーガン本体と、該スプレーガン本体の先端側に設け
られたノズル本体と、該ノズル本体の先端側に設けられ
、塗料を噴霧する塗料ノズルと、該塗料ノズルの先端に
設けられ、霧化エアとパターンエアを噴出するエアノズ
ルと、前記ノズル本体の基端側に設けられ、圧縮空気の
給排によりニードル弁体を前記塗料ノズルに対して開閉
する塗料弁と、先端側が前記塗料ノズルから外部に突出
して前記ニードル弁体内に設けられ、噴霧された塗料に
高電圧を印加する針状電極とから大略構成されている。 また、前記スプレーガン本体には、外部の塗料供給源と
塗料供給配管を介して接続された塗料通路が設けられ、
前記ノズル本体には、外周側を環状に切り欠いて形成さ
れた断面略U字形状の環状塗料通路が設けられ、該環状
塗料通路の開口部側は前記スプレーガン本体の塗料通路
と連通し、環状塗料通路の底部側は塗料ノズル内と連通
している。また、前記ノズル本体の外周側には、該環状
塗料通路の両側に位置してOリングが装着され、該各O
リングは、環状塗料通路内の塗料がノズル本体とスプレ
ーガン本体との隙間から漏洩するのを防止している。
【0003】そして、圧縮空気の給排によって前記塗料
弁のニードル弁体が開閉弁すると、塗料供給源から塗料
供給配管、塗料通路、環状塗料通路を介して塗料ノズル
内に供給された塗料は、該塗料ノズルの塗料噴霧口から
外部の被塗物に向けて噴霧される。ここで、この塗料は
、エアノズルから噴出された霧化エアによって霧化され
た後、エアノズルから噴出されたパターンエアによって
楕円形ないし小判形にパターン形成される。
【0004】また、針状電極には高電圧発生装置から所
定の高電圧(例えば−60kV)が供給され、該針状電
極の先端側にコロナ放電領域が形成される。そして、こ
のコロナ放電領域により塗料は帯電し、アースに接続さ
れた被塗物に向けて飛行し、該被塗物に塗着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による塗装用スプレーガンでは、ノズル本体の環
状塗料通路の両側にOリングを装着しているから、該環
状塗料通路内の塗料がノズル本体とスプレーガン本体と
の隙間から漏洩するのを防止できる。しかし、ノズル本
体とスプレーガン本体との間には、環状塗料通路の両側
に位置して、ノズル本体の外周側を取囲む2個の環状の
隙間が生じるから、これら各環状隙間に塗料が浸入して
塗料溜りが生じるという問題がある。
【0006】このため、上述した従来技術では、塗料ノ
ズル、各塗料通路内の塗料を洗浄すべく、シンナー等の
洗浄溶剤を塗料供給配管から塗料通路、環状塗料通路を
介して塗料ノズル内に供給しても、前記環状隙間に生じ
た塗料溜りを洗浄、除去するのが難しいから、洗浄溶剤
を多量に必要として洗浄コストが増大するばかりか、洗
浄廃液が多量に発生し、塗装環境が大幅に悪化するとい
う問題がある。また、洗浄作業、色替作業に時間がかか
り、これら各作業の作業効率が大幅に低下するという問
題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ノズル本体とスプレーガン本体との間の
塗料溜りを可及的に低減することができ、洗浄、色替作
業の作業効率を向上できるようにした塗装用スプレーガ
ンを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、先端側にフランジ部が
形成されたスプレーガン本体と、該スプレーガン本体の
先端側に設けられ、基端側に該スプレーガン本体のフラ
ンジ部と当接するフランジ部が形成されたノズル本体と
、該ノズル本体の先端側に設けられ、塗料を噴霧する塗
料ノズルと、該塗料ノズルの先端側に設けられ、霧化エ
アとパターンエアを噴出するエアノズルと、前記ノズル
本体の基端側に設けられ、圧縮空気の給排によりニード
ル弁体を前記塗料ノズルに対して開閉する塗料弁と、前
記スプレーガン本体の先端側に設けられ、流出口が該ス
プレーガン本体のフランジ部に開口し、流入口が塗料供
給配管を介して外部の塗料供給源と接続された一側塗料
通路と、前記ノズル本体に設けられ、流入口が該ノズル
本体のフランジ部に開口し、流出口が前記塗料ノズル内
と連通する他側塗料通路と、前記スプレーガン本体とノ
ズル本体との間に設けられ、前記一側塗料通路と該他側
塗料通路とを位置決めして連通させる位置決め部材とか
らなる。
【0009】
【作用】一側塗料通路と他側塗料通路とは位置決め部材
によって位置決めされ、スプレーガン本体のフランジ部
とノズル本体のフランジ部との間で、一側塗料通路の流
出口と他側塗料通路の流入口は連通する。そして、外部
の塗料供給源から吐出された塗料は、塗料供給配管から
一側塗料通路内に流入し、該一側塗料通路から他側塗料
通路を介して塗料ノズル内に供給される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づき、静電式の塗装用スプレーガンに用いた場合を例に
挙げて説明する。
【0011】図において、1は絶縁樹脂材料から筒状に
形成されたスプレーガンカバー、2は該スプレーガンカ
バー1内に軸方向に伸長して設けられ、絶縁樹脂材料か
ら段付筒状に形成されたスプレーガン本体を示し、該ス
プレーガン本体2は、スプレーガンカバー1内に伸長し
て設けられた筒部2Aと、該筒部2Aの先端側に一体形
成され、スプレーガンカバー1から突出して設けられた
大径筒部2Bとから大略構成され、該大径筒部2Bの先
端側には、後述するノズル本体4のフランジ部4Cと衝
合する環状のフランジ部2Cと、該フランジ部2Cの内
周側に軸方向に形成された取付穴2Dとが設けられてい
る。また、該筒部2Aの基端側はエンドカバー3によっ
て施蓋され、筒部2Aの外周側には、後述のスパイラル
配管10を位置決めする複数のスリット2E,2E,…
が径方向外向きに突出して一体形成されている。
【0012】4はスプレーガン本体2の大径筒部2B先
端側に設けられ、絶縁樹脂材料から段付筒状に形成され
たノズル本体を示し、該ノズル本体4は、図2、図3に
も示す如く、後述の固定リング14によってスプレーガ
ン本体2の大径筒部2B先端側に固着された大径部4A
と、該大径部4Aの基端側から軸方向に突出して一体形
成され、スプレーガン本体2の取付穴2D内に嵌合され
た小径部4Bとから大略構成され、該大径部4Aの基端
側には、スプレーガン本体2のフランジ部2Cと衝合す
る環状のフランジ部4Cが一体形成されている。また、
該フランジ部4Cの外周側には、図3に示す如く霧化エ
ア流入口4D,4D、パターンエア流入口4E,4E等
が形成されている。
【0013】5はノズル本体4の先端側に設けられた塗
料ノズルを示し、該塗料ノズル5は、中央部に軸方向に
形成され、後述する塗料弁7のニードル弁体7Cが移動
可能に設けられたガイド筒部5Aと、該ガイド筒部5A
の外周側に形成された霧化エア流通路5Bとから大略構
成され、該ガイド筒部5Aの先端側には塗料噴霧口5C
が一体形成されている。そして、該塗料ノズル5は、ニ
ードル弁体7Cが開弁することにより、ガイド筒部5A
内に供給された塗料を外部の被塗物に向けて噴霧するも
のである。
【0014】6は塗料ノズル5を覆うようにしてノズル
本体4の大径部4Aに螺着されたエアノズルを示し、該
エアノズル6の先端側には、一対のホーン部6Aが一体
形成されている。また、該エアノズル6の先端側には、
複数の霧化エア噴出口6B,6B,…(2個のみ図示)
が塗料ノズル5の塗料噴霧口5Cの外周側に位置して穿
設され、各ホーン部6Aにはパターンエア噴出口6Cが
それぞれ形成されている。そして、該エアノズル6は、
各霧化エア噴出口6Bから霧化エアを噴出することによ
り、塗料ノズル5の塗料噴霧口5Cから噴霧された塗料
の霧化を促進すると共に、この霧化した塗料に各パター
ンエア噴出口6Cからパターンエアを吹付けて噴霧パタ
ーンを楕円形ないし小判形に成形するものである。
【0015】7はノズル本体4の小径部4B内に設けら
れた塗料弁を示し、該塗料弁7は、ノズル本体4の小径
部4B内に形成された弁室7Aと、該弁室7A内に摺動
可能に設けられ、弁室7A内をA,Bの2つのエア室に
画成する導電性材料からなるピストン7Bと、セラミッ
クス等の絶縁材料から形成され、基端が該ピストン7B
の中央部に固着され、先端が塗料ノズル5の塗料噴霧口
5Cに延在したニードル弁体7Cと、弁室7Aの基端側
を施蓋して設けられ、導電性材料から形成された閉塞部
7Dとから大略構成され、該弁室7Aの先端側は筒状の
ガイド7E、シールパッキン7Fによって施蓋されてい
る。また、該閉塞部7Dとピストン7Bとの間には、給
電用ばね8が配設されている。
【0016】9はニードル弁体7C内に軸方向に設けら
れた針状電極を示し、該針状電極9の先端側はニードル
弁体7Cの先端から外部に突出している。そして、該針
状電極9は、後述の高電圧発生部15から所定の高電圧
が供給されることにより、コロナ放電領域を形成し、噴
霧された塗料を帯電させるものである。
【0017】10はスプレーガン本体2の外周側に設け
られた塗料供給配管としてのスパイラル配管を示し、該
スパイラル配管10の流入口10Aはエンドカバー3を
介して外部の塗料供給源としての色替弁装置(図示せず
)と接続され、流出口10Bは後述する一側塗料通路1
1の流入口11Aと接続されている。
【0018】11はスプレーガン本体2の大径筒部2B
内に形成された一側塗料通路で、該一側塗料通路11の
流入口11Aはスパイラル配管10の流出口10Bと接
続され、流出口11Bはスプレーガン本体2のフランジ
部2Cに開口している。
【0019】12はノズル本体4の大径部4A内に形成
された他側塗料通路を示し、該他側塗料通路12の流入
口12Aはノズル本体4のフランジ部4Cに開口し、流
出口12Bは塗料ノズル5のガイド筒部5A内に連通し
ている。
【0020】13はスプレーガン本体2のフランジ部2
Cとノズル本体4のフランジ部4Cとの間に設けられた
位置決め部材を示し、該位置決め部材13は、ノズル本
体4のフランジ部4C外周側に形成された嵌合穴13A
と、該嵌合穴13Aと対向してスプレーガン本体2のフ
ランジ部2Cに固着された位置決めピン13Bとから構
成されている。そして、該位置決め部材13は、位置決
めピン13Bを嵌合穴13A内に嵌合させることにより
、一側塗料通路11の流出口11Bと他側塗料通路12
の流入口12Aとを位置決めして連通させるものである
【0021】14はスプレーガン本体2の大径筒部2B
先端側に螺着された固定リングを示し、該固定リング1
4は、ノズル本体4のフランジ部4C外周側を覆うよう
にして設けられ、該ノズル本体4をスプレーガン本体2
に固定するものである。
【0022】15はスプレーガン本体2の筒部2A内に
嵌装された高電圧発生部を示し、該高電圧発生部15は
多倍圧回路等からなる高電圧発生回路と安全保障のため
の高圧用抵抗(いずれも図示せず)から構成されている
。また、該高電圧発生部15の入力側はリード線16を
介して外部電源(図示せず)と接続され、出力側はブラ
シ17と接続されている。そして、該高電圧発生部15
は、外部電源から供給された電圧を所定の高電圧(例え
ば−60kV程度)に変換し、この高電圧を後述の給電
プラグ18等を介して針状電極9に供給するものである
【0023】18はノズル本体4の小径部4Bと高電圧
発生部15の出力側との間に位置してスプレーガン本体
2の大径筒部2B内に固着され、導電性材料から有底筒
状に形成された給電プラグを示し、該給電プラグ18の
一端面側はブラシ17を介して高電圧発生部15と接続
され、他端面側は給電用ばね19を介して塗料弁7の閉
塞部7Dと接続されている。
【0024】20は一側塗料通路11の流出口11B外
周側に位置してスプレーガン本体2のフランジ部2Cに
設けられたOリングを示し、該Oリング20は一側塗料
通路11の流出口11Bと他側塗料通路12の流入口1
2Aとの接続部から、塗料が外部に漏洩するのを防止す
るものである。
【0025】21,22はノズル本体4の小径部4B外
周側に設けられた一側給排口,他側給排口をそれぞれ示
し、該一側給排口21は塗料弁7のピストン7Bと閉塞
部7Dとの間のエア室Aと連通し、他側給排口22はピ
ストン7Bとガイド7Eとの間のエア室Bと連通してい
る。そして、一側給排口21からエア室A内に圧縮空気
を供給し、他側給排口22からエア室B内の空気を排出
させることにより、塗料弁7のニードル弁体7Cは閉弁
し、他側給排口22からエア室B内に圧縮空気を供給し
、一側給排口21からエア室A内の空気を排出させるこ
とにより、ニードル弁体7Cは開弁するようになってい
る。
【0026】23は高電圧発生部15の外周側に位置し
てスプレーガン本体2内に形成されたパターンエア通路
または霧化エア通路を示し(以下、パターンエア通路2
3という)、該パターンエア通路23の流入口は外部の
コンプレッサ(図示せず)と接続され、流出口はノズル
本体4の各パターンエア流入口4Eを介してエアノズル
6の各パターンエア噴出口6Cと連通している。そして
、該パターンエア通路23は、コンプレッサからの圧縮
空気を空気制御弁(図示せず)を介してエアノズル6の
各パターンエア噴出口6Cに供給するものである。なお
、霧化エア通路についても同様である。
【0027】24はスプレーガンカバー1の基端側に設
けられた取付ホルダを示し、該取付ホルダ24はボルト
(図示せず)を介してエンドカバー3に固着されている
。そして、該取付ホルダ24によって塗装用スプレーガ
ンは塗装ブース内のレシプロケータ(いずれも図示せず
)に取付けられている。
【0028】本実施例によるは上述の如き構成を有する
もので、スパイラル配管10、高電圧発生部15等をス
プレーガン本体2に組付けた後、該スプレーガン本体2
に、塗料ノズル5、塗料弁7等を組付けたノズル本体4
を位置決め部材13によって位置決めしつつ取付け、こ
れにより一側塗料通路11の流出口11Bと他側塗料通
路12の流入口12Aとを連通させる。次に、固定リン
グ14をノズル本体4に外嵌し、スプレーガン本体2の
大径筒部2B先端側に螺着して、該ノズル本体4をスプ
レーガン本体2に固定した後、エアノズル6をノズル本
体4の大径部4Aに螺着して取付けて、塗装用スプレー
ガンを組立てる。
【0029】そして、色替弁装置から塗料を吐出すると
、この塗料はスパイラル配管10を介して一側塗料通路
11内に流入し、該一側塗料通路11から他側塗料通路
12を介して塗料ノズル5のガイド筒部5A内に供給さ
れる。次に、他側給排口22を介して圧縮空気をエア室
B内に供給すると共に、一側給排口21からエア室A内
の空気を外部に排出すると、塗料弁7のピストン7Bは
ニードル弁体7Cと共に閉塞部7D側に移動し、これに
より該ニードル弁体7Cは開弁して、塗料ノズル5のガ
イド筒部5A内の塗料は、塗料噴霧口5Cから噴霧され
る。そして、この塗料は、エアノズル6の各霧化エア噴
出口6Bから噴出された霧化エアによって霧化が促進さ
れつつ、各パターンエア噴出口6Cから噴出されたパタ
ーンエアによってその噴霧パターンが楕円形ないし小判
形に形成される。
【0030】また、針状電極9は、高電圧発生部15か
らブラシ17、給電プラグ18、給電用ばね8,19等
を介して印加された高電圧により、その先端側にコロナ
放電領域を形成し、該コロナ放電領域によって噴霧され
た塗料を帯電させる。これにより、帯電した塗料はアー
ス電位に接続された被塗物に向かって飛行し、該被塗物
の表面に塗着する。
【0031】かくして、本実施例によれば、スプレーガ
ン本体2の大径筒部2B先端側と、ノズル本体4の大径
部4A基端側とに、それぞれフランジ部2C,4Cを形
成し、該各フランジ部2C,4Cに一側塗料通路11の
流出口11B,他側塗料通路12の流入口12Aをそれ
ぞれ開口させ、位置決め部材13の位置決めピン13B
を嵌合穴13A内に嵌合することにより、該一側塗料通
路11の流出口11Bと他側塗料通路12の流入口12
Aとを位置決めして連通させる構成としたから、一側塗
料通路11内の塗料を他側塗料通路12内に確実に流入
させることができ、各フランジ部2C,4C間の隙間に
生じる塗料溜りの発生を大幅に低減し、またはこれをな
くすことができる。この結果、各塗料通路11,12等
を洗浄溶剤によって容易に洗浄することができるから、
洗浄作業の作業効率を大幅に向上することができ、色替
時の段取り時間を短縮して塗装作業の効率を高めること
ができる。また、洗浄溶剤の使用量を確実に少なくでき
るから、洗浄コストを向上できる上に、塗装ブース内に
排出される洗浄廃液を大幅に低減することができ、塗装
環境が悪化するのを効果的に防止できる。
【0032】なお、前記実施例では、位置決め部材13
は、ノズル本体4のフランジ部4Cに嵌合穴13Aを設
け、スプレーガン本体2のフランジ部2Cに位置決めピ
ン13Bを固着するものとして述べたが、これに替えて
、ノズル本体4のフランジ部4Cに位置決めピンを設け
、スプレーガン本体2のフランジ部2Cに嵌合穴を設け
る構成としてもよい。
【0033】また、前記実施例では、塗料供給配管とし
てスパイラル配管10を用いるものとして述べたが、例
えば塗料の粘度、電気抵抗等の種類によっては、ストレ
ート配管を用いてもよい。
【0034】また、前記実施例では、スプレーガン本体
2の筒部2A内に高電圧発生部15を設けるものとして
述べたが、これに替えて、スプレーガン本体2の筒部2
A内には高圧用抵抗のみを配設し、高電圧発生部を外部
に設けてもよい。
【0035】さらに、前記実施例では、針状電極9によ
って塗料を帯電させる静電式の塗装用スプレーガンを例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、塗料を帯
電させずに噴霧する非静電式の塗装用スプレーガンにも
適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、一
側塗料通路と他側塗料通路とを、位置決め部材によって
位置決めし、スプレーガン本体のフランジ部とノズル本
体のフランジ部との間で、該一側塗料通路の流出口と他
側塗料通路の流入口と連通させることができ、塗料供給
源からの塗料を、塗料供給配管から一側塗料通路、他側
塗料通路を介して塗料ノズル内に確実に供給することが
できる。この結果、各フランジ部間の隙間に生じる塗料
溜りを低減することができ、各塗料通路等を洗浄溶剤に
よって容易に洗浄できるから、洗浄作業の作業効率を向
上し、色替時の段取り時間を短縮することができる。ま
た、洗浄溶剤の使用量を少なくできるから、塗装ブース
内に排出される洗浄廃液を低減して塗装環境が悪化する
のを効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による塗装用スプレーガンの縦
断面図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図3】ノズル本体等を拡大して示す外観斜視図である
【符号の説明】
2    スプレーガン本体 2C  フランジ部 4    ノズル本体 4C  フランジ部 5    塗料ノズル 6    エアノズル 7    塗料弁 7C  ニードル弁体 10  スパイラル配管(塗料供給配管)11  一側
塗料通路 11A  流入口 11B  流出口 12    他側塗料通路 12A  流入口 12B  流出口 13    位置決め部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端側にフランジ部が形成されたスプレーガン本体と、
    該スプレーガン本体の先端側に設けられ、基端側に該ス
    プレーガン本体のフランジ部と当接するフランジ部が形
    成されたノズル本体と、該ノズル本体の先端側に設けら
    れ、塗料を噴霧する塗料ノズルと、該塗料ノズルの先端
    側に設けられ、霧化エアとパターンエアを噴出するエア
    ノズルと、前記ノズル本体の基端側に設けられ、圧縮空
    気の給排によりニードル弁体を前記塗料ノズルに対して
    開閉する塗料弁と、前記スプレーガン本体の先端側に設
    けられ、流出口が該スプレーガン本体のフランジ部に開
    口し、流入口が塗料供給配管を介して外部の塗料供給源
    と接続された一側塗料通路と、前記ノズル本体に設けら
    れ、流入口が該ノズル本体のフランジ部に開口し、流出
    口が前記塗料ノズル内と連通する他側塗料通路と、前記
    スプレーガン本体とノズル本体との間に設けられ、前記
    一側塗料通路と該他側塗料通路とを位置決めして連通さ
    せる位置決め部材とから構成してなる塗装用スプレーガ
    ン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122094A1 (de) * 2006-04-21 2007-11-01 Krautzberger Gmbh Spritzvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007122094A1 (de) * 2006-04-21 2007-11-01 Krautzberger Gmbh Spritzvorrichtung

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