JPH04367748A - 破砕機の運転制御装置 - Google Patents

破砕機の運転制御装置

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JPH04367748A
JPH04367748A JP3140273A JP14027391A JPH04367748A JP H04367748 A JPH04367748 A JP H04367748A JP 3140273 A JP3140273 A JP 3140273A JP 14027391 A JP14027391 A JP 14027391A JP H04367748 A JPH04367748 A JP H04367748A
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waste
crusher
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drive motor
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Yoshitaka Ikeda
池田 嘉隆
Noriyuki Akasaka
則之 赤坂
Tomitaka Yonezawa
富任 米澤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に回転式破砕機等に
適用される破砕機の運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粗大ごみ処理装置の1つとして一般に使
用されている回転式の破砕機の基本構造を図6に示す。 同図で、 1はごみ20を供給する供給コンベア、 2
はごみ20を押し潰しながら破砕部9 に供給するコン
プレッションフィーダであり、このコンプレッションフ
ィーダ2 は昇降シリンダ5 により上下に移動可能と
なっている。なお、ここでは図示してしないが、コンプ
レッションフィーダ2 はコンプレッションフィーダ駆
動モータにより回転駆動される。また、 4は押込み装
置であり、コンプレッションフィーダ2 にごみ20が
うまく噛み込まれないときにごみ20を押込むためのも
のである。 6は一般にカッターバーと呼ばれるバー状
のカッター、 7は点Oを中心として回転するハンマー
であり、このハンマー7 は破砕機駆動モータ(図示せ
ず)により回転駆動される。
【0003】ごみ収集車などで収集されてきたごみ20
は、まず供給コンベア1 の上に降ろされ、次に供給コ
ンベア1 により滑り台状のごみ投入部(破砕部入口)
3 に運ばれる。ごみ投入部3 のごみ20は、コンプ
レッションフィーダ2 により押し潰されながら破砕部
(破砕機本体)9 に供給され、ハンマー7 とカッタ
ーバー6 とで破砕される。ごみ投入部3 におけるご
み20の滞留状況はITVカメラ11でモニタされてお
り、運転員はモニタテレビの画面を常時見て、供給コン
ベア1 のオン/オフ、コンプレッションフィーダ2 
のオン/オフ、押込み装置4 のオン/オフ、昇降シリ
ンダ5 のアップ/ダウン等をコントロールしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように運転員が
モニタテレビの画面を常時見ながら各部位のコントロー
ルを行なうようになっているため、運転員の負担が大き
く、この負担を軽減するために破砕機の運転を自動化す
る要求が強い。しかしながら、ごみの滞留状況の把握を
自動的に行なうことはこの破砕機のように埃、湿気、衝
撃などの悪環境下で稼働する装置では困難であり、この
点がネックとなって運転の自動化が阻害されていた。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、運転を完全に自動
化することが可能な破砕機の運転制御装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
【0
007】(1)  廃棄物を供給する供給部及びこの供
給部から供給された廃棄物を破砕する破砕部から構成さ
れる破砕機の運転制御装置であって、上記破砕部の廃棄
物入口を撮影する撮影手段と、この撮影手段による映像
信号を画像処理して2値化画像中の上記廃棄物の面積及
び外接長方形の少なくとも一方からなる特徴量を得る画
像処理手段と、上記破砕機を駆動する駆動モータの駆動
電流値を検出する電流検出手段と、上記画像処理手段で
検出した上記廃棄物の特徴量により廃棄物の面積あるい
は外接長方形の破砕機投入方向の辺長がゼロでない場合
に、上記電流検出手段で検出した駆動モータの駆動電流
値が一定時間以上の間、閾値is0以下であれば上記供
給部のコンプレッションフィーダが空滑りしていると判
断し、供給部で廃棄物の押込み供給を行なう押込み装置
、上記コンプレッションフィーダの周速度と上下方向位
置を制御して該廃棄物の噛込み操作を指示する制御信号
を演算出力する制御演算手段とを具備するようにしたも
のである。
【0008】(2)  上記(1)項にあって、上記制
御演算手段は、上記画像処理手段で得た廃棄物の面積あ
るいは外接長方形の破砕機投入方向の辺長がゼロでない
場合に上記電流検出手段で検出した駆動モータの駆動電
流値が所定時間以上の間、第1の閾値is0以下であれ
ば上記供給部のコンプレッションフィーダが空滑りして
いると判断して供給部で廃棄物の押込み供給を行なう押
込み装置、上記コンプレッションフィーダの周速度と上
下方向位置を制御して該廃棄物の噛込み操作を指示する
制御信号を演算出力する一方、上記電流検出手段で検出
した駆動モータの駆動電流値が所定時間以上の間、第2
の閾値is1(is0<is1)以上であれば上記画像
処理手段で得た特徴量に関係なく上記供給部における廃
棄物の供給量を抑制して上記破砕機の駆動モータの過負
荷を防止し、上記画像処理手段で得た特徴量が再び一定
閾値以下となった際にこの抑制状態を解除する制御信号
を演算出力するようにしたものである。
【0009】(3)  上記(2)項にあって、上記制
御演算手段は上記画像処理手段で得た廃棄物の面積ある
いは外接長方形の破砕機投入方向の辺長が第1の閾値L
1 以下であれば上記供給部による廃棄物供給を指示す
る制御信号を、第2の閾値L2 (L1 <L2 )以
上であれば上記供給部による廃棄物供給の停止を指示す
る制御信号を演算出力するようにしたものである。
【0010】
【作用】上記のような構成とすることにより、ごみの滞
留状況の検知が可能となり、過不足のない適正量のごみ
の供給、空滑りの発生の検知及び復帰、破砕機駆動モー
タのトリップの兆候検知と防止等が可能となり、破砕機
の運転を自動化して運転員の負担を大幅に軽減できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0012】図1はその制御構成を示すものであり、破
砕機自体の構成は上記第4図で示したものと基本的に同
様であるため、同一部分には同一符号を付してその説明
は省略する。
【0013】図1で、10は種々の閾値を初期設定する
ための操作盤、31は制御演算部、32は画像処理部、
33はコンプレッションフィーダモータ(C.F.モー
タ)制御部、34はコンプレッションフィーダ(C.F
駆動モータ)、35は昇降シリンダ制御部、37はコン
ベアモータ制御部、38はコンベア駆動モータ、39は
押込み制御部である。また、43は破砕機の主構成要素
であるハンマー7 の回転駆動を行なう破砕機モータ、
42はこの破砕機モータ43の駆動電流is を検出す
る電流検出器である。
【0014】ITVカメラ11でごみ投入部(破砕部入
口)3 を撮像して得た画像信号は、画像処理部32に
送られる。画像処理部32は、ITVカメラ11からの
画像信号に対して2値化等の処理を行ない、その画像中
におけるごみ20の面積やごみ20の外接長方形等の特
徴量を計算し、その計算結果を制御演算部31に送出す
る。さらに制御演算部31には、電流検出器42より破
砕機駆動モータ電流is が入力されている。制御演算
部31は、これらの入力により詳細を後述する制御演算
を行ない、演算の結果得られた制御信号をC.F.モー
タ制御部33、昇降シリンダ制御部35、コンベアモー
タ制御部37及び押込み制御部39に出力する。
【0015】これらの制御信号によりC.F.モータ制
御部33、昇降シリンダ制御部35、コンベアモータ制
御部37及び押込み制御部39は、それぞれ対応するC
.F.駆動モータ34、昇降シリンダ5 、コンベア駆
動モータ38及び押込み装置4 を駆動制御するように
なる。上記のような構成にあって、まず画像処理部32
によるごみ20の量の検出手段について説明する。
【0016】図2(a)はごみ投入部(破砕部入口)3
 にごみ20が存在しない状態でITVカメラ11で得
られる画像を模式的に示すものである。図中、3’,3
’はごみ投入部3 の側壁であり、ごみ20に該当する
画像は当然のことながら存在しない。
【0017】続く図2(b)は、ごみ投入部3 にごみ
20,20′が存在する状態でITVカメラ11で得ら
れる画像を模式的に示すものである。上記図2(a)に
示した画像とこの図2(b)に示す画像とを画像処理部
32が取込み、デジタル化してそれぞれ「a画像」「b
画像」とする。そして、「b画像−a画像」の演算を行
ない、適宜閾値によって2値化すると図2(c)に示す
ような2値化画像21,21′を得ることができる。こ
の2値化画像21,21′に対してそれぞれの面積S1
 ,S2 や、図2(d)に示すような外接長方形の辺
の長さ(l1 ,b1 )(l2 ,b2 )を公知の
画像処理手法により求める。
【0018】この場合、外接長方形の破砕機投入方向の
辺の長さ「l」の和、または最大値「lM (図2(d
)での「l1 」)や、面積の総和ST (=S1 +
S2 )、面積の最大値が、ごみ20,20′の量を表
わす尺度となる。次いでごみ投入部3 でのごみ20の
滞留量の制御手段について述べる。
【0019】前述したようにごみの2値化画像21,2
1′の総面積ST や、外接長方形の破砕機投入方向の
辺の長さlの最大値lM は、ごみの量を表わす1つの
尺度となっている。そこで、例えばlM がある一定の
基準値L2 より大きい場合、すなわち、「lM >L
2 」となる場合においては供給コンベア1 を停止さ
せてごみ20の供給を一時停止させ、その結果、lM 
がある一定の基準値L1(L1 <L2 )より小さく
なった場合、すなわち「lM >L1 」となった時点
で供給コンベア1 の動作を再開してごみ20を再び供
給させる。次にコンプレッションフィーダ2 での空滑
り防止の制御手段について述べる。
【0020】コンプレッションフィーダ2 は、ごみ2
0を押し潰しながら破砕部に供給するものであるが、ご
み20とコンプレッションフィーダ2 との間で空滑り
が生じると、ごみ20を押し潰すことも破砕部に供給す
ることもできなくなる。自動化に当たっては、空滑りの
検知と、空滑り状態から正常な噛込み状態へ戻す操作と
が必要となる。そこで、まず空滑りの検知手段としては
、以下の手法を採ることとする。すなわち、コンプレッ
ションフィーダ2 が正常にごみ20を噛み込み、押し
潰して破砕部9 に供給している状態では、破砕部9 
はそのごみ20を破砕するから、破砕機モータ43の電
流is は、無負荷電流is0より大となる。したがっ
て、ごみ20が投入部3 にあるにもかかわらず、ある
一定時間以上「is ≦is0」であれば、空滑りのた
めにごみ20が破砕部9 に供給されていないことにな
る。そこで、空滑りの検知は次のように行なう。 (1)  ごみ20が投入部3 に存在し、2値化画像
21,21′の面積や、前述のlM がごみの有無の判
定基準以上(lM ≧lε)であり、かつ、(2)  
ある時間以上の間、破砕機モータ43の電流is が無
負荷電流is0以下である
【0021】場合に、コンプレッションフィーダ2 で
空滑りが発生していると判定するものである。空滑りが
発生した場合には、正常な噛込み状態へ復帰させるため
に次に示すような操作を適宜行なう。すなわち、(1)
  押込み装置4 によりごみ20を押出させ、(2)
  コンプレッションフィーダ2 の押付け力を変化さ
せ、
【0022】(3)  コンプレッションフィーダ
2 を昇降シリンダ5 を用いて一旦少し上げ、その後
に再び降ろすことで、コンプレッションフィーダ2 と
ごみ20の接触点位置をずらし、コンプレッションフィ
ーダ2 とごみ20との間の摩擦を大とさせる。
【0023】という一連の「噛込み操作」と呼称する操
作を行なうものである。上記(2)のコンプレッション
フィーダ2 の押付け力を変化させる操作はコンプレッ
ションフィーダ2 とごみ20との間の摩擦を変化させ
るものである。また、ごみ投入部3 の当入部床は滑り
台状となっているため、上記(3)の操作のコンプレッ
ションフィーダ2 を少し上げることによりごみ20が
多少下方向に移動するため、再びコンプレッションフィ
ーダ2を降ろせば新しい接触点位置で把持することがで
きるものである。次に、破砕機モータ43のトリップ防
止の制御手段について述べる。
【0024】冷蔵庫や肉厚綱板などの破砕負荷の大きな
ごみを破砕しなければならない場合には、ごみを少しず
つ破砕しないと破砕負荷が急激に大きくなり、破砕機モ
ータ43がトリップを生じてしまう。この場合、破砕機
へのコンプレッションフィーダ2 によるごみ20の送
り速度を、数回の破砕による過負荷では破砕機モータ4
3がトリップしない程度にセットしておく。そして、破
砕機モータ43の電流値is を検出しておき、その電
流値is がある閾値is1以上になるとコンプレッシ
ョンフィーダ2 によるごみ20の送り速度を落とした
り、または微小送りと短時間停止とを繰返す「微小間欠
送り」に変更する。と共に、この変更した時点から供給
コンベア1 の駆動を一時停止して新たなごみ20の供
給を停止させておく。そして、ごみ投入部3 における
ごみ20が完全になくなったら再び供給コンベア1 と
コンプレッションフィーダ2 とを通常の速度で動作さ
せ、ごみ20の供給を再開する。こうすることで、破砕
負荷の小さなごみ20を破砕する場合にも破砕負荷の大
きなごみ20を破砕する場合と同様の低速送りをしてし
まうことが防止でき、ごみ20の破砕負荷に応じて効率
的に破砕を実行することができる。上記のような各種制
御手段を実際に実行する際の動作について図3乃至図5
を用いて以下に説明する。図3乃至図5は主として制御
演算部31により、予め特定される微小時間間隔ΔT毎
に起動され、繰返し実行される一連の処理である。
【0025】処理当初には、まずごみ投入部(破砕部入
口)3 にごみ20が一定量以上あるか否かを画像処理
部32からの2値化画像により判断する(ステップS1
 )。これは、ここでは示さない初期設定プログラムに
より設定される閾値lεと、画像処理部32からの2値
化画像により得られる外接長方形の破砕機投入方向の辺
の長さの最大値lM との比較演算により判断するもの
で、ごみが一定量ない場合は、制御演算部31内に備え
られる微小間欠送りを行なうか否かを記憶するフラグレ
ジスタと未噛込み時間をカウントするカウンタとを共に
クリアする(ステップS2 )。また、ごみが一定量以
上ある場合は、上記フラグレジスタとカウンタのクリア
処理は省略する。
【0026】次いで、微小間欠送りを行なうか否かを記
憶するフラグレジスタにフラグ“1”がセットされてい
るか否か、あるいは制御演算部31内に設けられる空滑
り状態であるか否かを記憶するフラグレジスタにフラグ
“1”がセットされているか否かを判断する(ステップ
S3 ,S4 )。いずれかのフラグレジスタにフラグ
“1”がセットしてある場合には、供給コンベア1によ
るごみ20の供給を一時的に停止させるべく、停止指令
が制御演算部31からコンベアモータ制御部37に送出
され、コンベア駆動モータ38が停止される(ステップ
S8 )。
【0027】また、上記いずれのフラグレジスタにもフ
ラグ“1”がセットされていない場合には、上記外接長
方形の破砕機投入方向の最大値lM が初期設定プログ
ラムにより予め設定されている閾値L1 より小さいか
否か判断する(ステップS5 )。
【0028】「lM <L1 」であれば、供給コンベ
ア1 によるごみ20の供給停止を解除させるべく、稼
働指令が制御演算部31からコンベアモータ制御部37
に送出され、コンベア駆動モータ38が稼働される(ス
テップS7 )。
【0029】「lM <L1 」でない場合、すなわち
「lM ≧L1 」となる場合は、次いで同じく上記外
接長方形の破砕機投入方向の最大値lM が初期設定プ
ログラムにより予め設定されている閾値L2
【0030】(L1  <L2 )より大きいか否か判
断する(ステップS6 )。「lM >L2 」であれ
ば、上記微小間欠送りを行なうか否かを記憶するフラグ
レジスタあるいは空滑り状態であるか否かを記憶するフ
ラグレジスタにフラグ“1”がセットしてあった場合と
同じく、供給コンベア1 によるごみ20の供給を一時
的に停止させるべく、停止指令が制御演算部31からコ
ンベアモータ制御部37に送出され、コンベア駆動モー
タ38が停止される(ステップS8 )。「lM >L
2 」でない場合、すなわち
【0031】「lM ≦L2 」となる場合は、上記供
給コンベア1に関する停止、稼働のいずれの処理も行わ
ず、その時点での供給コンベア1によるごみ20の供給
状態を維持する。
【0032】その後、再度微小間欠送りを行なうか否か
を記憶するフラグレジスタにフラグ“1”がセットされ
ているか否かを判断する(ステップS9 )。フラグレ
ジスタにフラグ“1”がセットしてある場合には、今度
はコンプレッションフィーダ2により微小間欠送りを行
なうべく、制御演算部31から制御指令がC.F.モー
タ制御部33に送出され、C.F.駆動モータ34が微
小間欠送りのモードで回転駆動される(ステップS10
)。次いで上記処理当初と同様に再びごみ投入部3 に
ごみ20が一定量以上あるか否かを画像処理部32から
の2値化画像により判断する(ステップS11)。
【0033】ごみが一定量以上ある場合は、次に電流検
出器42で検出される破砕機駆動モータ43の駆動電流
値is が初期設定プログラムにより予め設定されてい
る閾値is0以下であるか否か判断する(ステップS1
2)。
【0034】破砕機駆動モータ43の駆動電流値is 
が閾値is0より大である場合、及び上記ステップS1
1でごみ20がないと判断した場合は、空滑りの可能性
がないことになるため、制御演算部31内に設けられる
図示しない未噛込み時間カウンタをクリアし(ステップ
S14)、その後に空滑り状態であるか否かを記憶する
フラグレジスタにフラグ“1”がセットされているか否
かを判断する(ステップS15)。フラグ“1”がセッ
トされている場合は、続いて供給コンベア1 によるご
み20の供給停止を解除させるべく、稼働指令が制御演
算部31からコンベアモータ制御部37に送出され、コ
ンベア駆動モータ38が稼働されると共に、この空滑り
状態であるか否かを記憶するフラグレジスタがあらため
てクリアされる(ステップS16)。この稼働指令とフ
ラグレジスタのクリアの処理は、空滑り状態であるか否
かを記憶するフラグレジスタにフラグ“1”がセットさ
れていないと判断した場合には省略する。
【0035】また、上記ステップS12で駆動電流値i
s が初期設定プログラムにより予め設定されている閾
値is0以下であると判断した場合は、次に未噛込み時
間カウンタのカウント値「ITC」をこの処理の起動周
期時間間隔ΔT分だけカウントアップする(ステップS
13)。
【0036】その後、未噛込み時間カウンタのカウント
値「ITC」が、初期設定プログラムにより予め設定さ
れている閾値tLDより大きいか否かにより空滑り状態
を判断する(ステップS17)。
【0037】「ITC>tLD」であれば空滑りが発生
していることとなるので、次に空滑り状態であるか否か
を記憶するフラグレジスタにフラグ“1”がセットされ
ているか否かを判断する(ステップS18)。フラグ“
1”がセットされていなければ、あらためてそのフラグ
“1”をセットし(ステップS19)、続けて前述の噛
込み操作を行なうためのプログラムの起動指令を出し、
そのプログラムにより必要機器を起動させる(ステップ
S20)。空滑り状態であるか否かを記憶するフラグレ
ジスタにフラグ“1”がセットされている場合は、すで
に噛込み操作に入っている状態であることとなるため、
ステップS19,S20の処理は省略し、噛込み操作を
続行する。
【0038】上記のように必要に応じて噛込み操作の実
行を指示した後に制御演算部31は、電流検出器42か
らの検出信号により破砕機モータ43の駆動電流値is
 が初期設定プログラムにより予め設定されている閾値
is1より大きいか否か判断する(ステップS21)。 駆動電流値is が閾値is1より大きいと判断した場
合は、破砕機モータ43のトリップ防止のために制御演
算部31内に備えられる微小間欠送りを行なうか否かを
記憶するフラグレジスタにフラグ“1”をセットし(ス
テップS22)、微小間欠送りの準備をして、以上でこ
の処理を終了する。また、駆動電流値is が閾値is
1以下であると判断した場合は、破砕機モータ43のト
リップの可能性はないため、ステップS22のトリップ
防止処理は省略してこの処理を終了する。なお、上記図
3乃至図5では、ごみ20の量として画像中の外接長方
形の辺長を用いているが、前述した如くその面積値を用
いるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、ごみ
の滞留状況の検知が可能となり、過不足のない適正量の
ごみの供給、空滑りの発生の検知及び復帰、破砕機駆動
モータのトリップの兆候検知と防止等が可能となり、破
砕機の運転を自動化して運転員の負担を大幅に軽減でき
る破砕機の運転制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による制御構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の画像処理部得られるごみの特徴量を示す
図。
【図3】図1の制御演算部による動作処理内容を示すフ
ローチャート。
【図4】図1の制御演算部による動作処理内容を示すフ
ローチャート。
【図5】図1の制御演算部による動作処理内容を示すフ
ローチャート。
【図6】従来の破砕機構造を示す図。
【符号の説明】
1…供給コンベア、 2…コンプレッションフィーダ、
 3…ごみ投入部、 4…押込み装置、 5…昇降シリ
ンダ、 6…カッターバー、 7…ハンマー、 9…破
砕部、10…操作盤、11…ITVカメラ、31…制御
演算部、32…画像処理部、33…コンプレッションフ
ィーダ(C.F.)モータ制御部、34…コンプレッシ
ョンフィーダ駆動モータ、35…昇降シリンダ制御部、
37…コンベアモータ制御部、38…コンベア駆動モー
タ、39…押込み制御部、42…電流検出器、43…破
砕機モータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  廃棄物を供給する供給部及びこの供給
    部から供給された廃棄物を破砕する破砕部から構成され
    る破砕機の運転制御装置であって、上記破砕部の廃棄物
    入口を撮影する撮影手段と、この撮影手段による映像信
    号を画像処理して2値化画像中の上記廃棄物の面積及び
    外接長方形の少なくとも一方からなる特徴量を得る画像
    処理手段と、上記破砕機を駆動する駆動モータの駆動電
    流値を検出する電流検出手段と、上記画像処理手段で検
    出した上記廃棄物の特徴量により廃棄物の面積あるいは
    外接長方形の破砕機投入方向の辺長がゼロでない場合に
    、上記電流検出手段で検出した駆動モータの駆動電流値
    が一定時間以上の間、閾値is0以下であれば上記供給
    部のコンプレッションフィーダが空滑りしていると判断
    し、供給部で廃棄物の押込み供給を行なう押込み装置、
    上記コンプレッションフィーダの周速度と上下方向位置
    を制御して該廃棄物の噛込み操作を指示する制御信号を
    演算出力する制御演算手段とを具備したことを特徴とす
    る破砕機の運転制御装置。
  2. 【請求項2】  上記制御演算手段は、上記画像処理手
    段で得た廃棄物の面積あるいは外接長方形の破砕機投入
    方向の辺長がゼロでない場合に上記電流検出手段で検出
    した駆動モータの駆動電流値が所定時間以上の間、第1
    の閾値is0以下であれば上記供給部のコンプレッショ
    ンフィーダが空滑りしていると判断して供給部で廃棄物
    の押込み供給を行なう押込み装置、上記コンプレッショ
    ンフィーダの周速度と上下方向位置を制御して該廃棄物
    の噛込み操作を指示する制御信号を演算出力する一方、
    上記電流検出手段で検出した駆動モータの駆動電流値が
    所定時間以上の間、第2の閾値is1(is0<is1
    )以上であれば上記画像処理手段で得た特徴量に関係な
    く上記供給部における廃棄物の供給量を抑制して上記破
    砕機の駆動モータの過負荷を防止し、上記画像処理手段
    で得た特徴量が再び一定閾値以下となった際にこの抑制
    状態を解除する制御信号を演算出力することを特徴とし
    た請求項1記載の破砕機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】  上記制御演算手段は上記画像処理手段
    で得た廃棄物の面積あるいは外接長方形の破砕機投入方
    向の辺長が第1の閾値L1 以下であれば上記供給部に
    よる廃棄物供給を指示する制御信号を、第2の閾値L2
     (L1<L2 )以上であれば上記供給部による廃棄
    物供給の停止を指示する制御信号を演算出力することを
    特徴とした請求項2記載の破砕機の運転制御装置。
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