JPH04367668A - 炭素灯治療器 - Google Patents
炭素灯治療器Info
- Publication number
- JPH04367668A JPH04367668A JP14496791A JP14496791A JPH04367668A JP H04367668 A JPH04367668 A JP H04367668A JP 14496791 A JP14496791 A JP 14496791A JP 14496791 A JP14496791 A JP 14496791A JP H04367668 A JPH04367668 A JP H04367668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holders
- carbon electrode
- tips
- carbon
- electrode rods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 63
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 63
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 claims description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の炭素電極棒の先
端間で発生するアーク光を患部に照射して治療を行う炭
素灯治療器に関するものである。
端間で発生するアーク光を患部に照射して治療を行う炭
素灯治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電極棒を用いてアークを発生する医療用
の炭素灯治療器には、一般に図8に示すような構造のも
のがある。この従来例では、炭素電極棒100を保持具
101で保持し、更に保持具101を反射板102内で
支持柄103に支持させたもので、2本の炭素電極棒1
00に通電すると対向する一対の炭素電極棒100の先
端間でアークが発生し、このアークを反射板102によ
り方向性を持たせ、疾患部を照射する。
の炭素灯治療器には、一般に図8に示すような構造のも
のがある。この従来例では、炭素電極棒100を保持具
101で保持し、更に保持具101を反射板102内で
支持柄103に支持させたもので、2本の炭素電極棒1
00に通電すると対向する一対の炭素電極棒100の先
端間でアークが発生し、このアークを反射板102によ
り方向性を持たせ、疾患部を照射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では一対の炭素電極棒1間の距離を設定する場合、保持
具101の締め付け螺子を緩めて炭素電極棒100間の
距離を手動操作によって行わなけれならず、大変面倒で
あり、また一対の炭素電極棒100間の距離の調整量が
均等にならないという問題があった。
では一対の炭素電極棒1間の距離を設定する場合、保持
具101の締め付け螺子を緩めて炭素電極棒100間の
距離を手動操作によって行わなけれならず、大変面倒で
あり、また一対の炭素電極棒100間の距離の調整量が
均等にならないという問題があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的するところは一対の炭素電極棒間の距離
の調整を手動によらず、しかも一対の炭素電極棒を均一
に移動させて両者間の中心位置がずれることなく、調整
することができる炭素灯治療器に関するものである。
ので、その目的するところは一対の炭素電極棒間の距離
の調整を手動によらず、しかも一対の炭素電極棒を均一
に移動させて両者間の中心位置がずれることなく、調整
することができる炭素灯治療器に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、一対の炭素電極棒の先端
間で発生するアーク光を患部に照射して治療を行う炭素
灯治療器において、先部に炭素電極棒を夫々保持する一
対の保持体をベース上に対称配置するとともにベース面
に沿って回転自在となるようにベースに軸支し、これら
保持体の先部に保持した炭素電極棒の先端を接離自在と
するように両保持体を連動回転させる駆動手段を備えた
ものである。
めに、請求項1記載の発明は、一対の炭素電極棒の先端
間で発生するアーク光を患部に照射して治療を行う炭素
灯治療器において、先部に炭素電極棒を夫々保持する一
対の保持体をベース上に対称配置するとともにベース面
に沿って回転自在となるようにベースに軸支し、これら
保持体の先部に保持した炭素電極棒の先端を接離自在と
するように両保持体を連動回転させる駆動手段を備えた
ものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
に直交する方向で、両保持体間を亘るように保持体上方
に配置され、各保持体に対応する両側の外周部には互い
に逆方向の雄螺子部を形成した軸体と、上記各保持体の
上面に突設せられ、軸体の対応する雄螺子部の谷部に係
合し軸体の回転に伴って谷部内を移動する突起と、上記
軸体を回転駆動するもモータとから構成したものである
。
明において、駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
に直交する方向で、両保持体間を亘るように保持体上方
に配置され、各保持体に対応する両側の外周部には互い
に逆方向の雄螺子部を形成した軸体と、上記各保持体の
上面に突設せられ、軸体の対応する雄螺子部の谷部に係
合し軸体の回転に伴って谷部内を移動する突起と、上記
軸体を回転駆動するもモータとから構成したものである
。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
上に沿って螺進自在に備えられた螺子体と、各保持体の
軸支位置より後部に、保持体の回転面と同じ回転面を持
つように一端を回転自在に枢支し、他端を上記螺子体の
先部に回転自在に枢支した一対のリンクと、上記螺子体
を回転駆動して螺子体を前進、後退させるモータとから
構成したものである。
明において、駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
上に沿って螺進自在に備えられた螺子体と、各保持体の
軸支位置より後部に、保持体の回転面と同じ回転面を持
つように一端を回転自在に枢支し、他端を上記螺子体の
先部に回転自在に枢支した一対のリンクと、上記螺子体
を回転駆動して螺子体を前進、後退させるモータとから
構成したものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動手段による両保持体の連動回転を時間
制御して、両保持体の先部に保持された炭素電極棒の先
端間距離が一定となる保持体の回転角を設定する制御手
段を備えたものである。
明において、駆動手段による両保持体の連動回転を時間
制御して、両保持体の先部に保持された炭素電極棒の先
端間距離が一定となる保持体の回転角を設定する制御手
段を備えたものである。
【0009】
【作用】しかして、請求項1記載の発明によれば、先部
に炭素電極棒を夫々保持する一対の保持体をベース上に
対称配置するとともにベース面に沿って回転自在となる
ようにベースに軸支し、これら保持体の先部に保持した
炭素電極棒の先端を接離自在とするように両保持体を連
動回転させる駆動手段を備えているので、左右の保持体
を均等に回転させることができ、そのため駆動手段によ
って保持体を回転させても保持体に保持される炭素電極
棒の先端の対称配置の中心線に対する距離が両炭素電極
棒において等しくすることができ、結果トーチ本体の反
射面の中心と上記対称配置の中心線とを一致させること
により、アーク光発生位置が反射板の反射面の中心位置
からずれることがなく、安定したアーク光の照射が行え
る。
に炭素電極棒を夫々保持する一対の保持体をベース上に
対称配置するとともにベース面に沿って回転自在となる
ようにベースに軸支し、これら保持体の先部に保持した
炭素電極棒の先端を接離自在とするように両保持体を連
動回転させる駆動手段を備えているので、左右の保持体
を均等に回転させることができ、そのため駆動手段によ
って保持体を回転させても保持体に保持される炭素電極
棒の先端の対称配置の中心線に対する距離が両炭素電極
棒において等しくすることができ、結果トーチ本体の反
射面の中心と上記対称配置の中心線とを一致させること
により、アーク光発生位置が反射板の反射面の中心位置
からずれることがなく、安定したアーク光の照射が行え
る。
【0010】請求項2記載、請求項3記載の発明によれ
ば、モータの回転を、簡単な構造で、左右の保持体の相
反する回転運動に変換することができ、駆動機構の小型
化が可能となる。請求項4記載の発明によれば、駆動手
段による両保持体の連動回転を時間制御して、両保持体
の先部に保持された炭素電極棒の先端間距離が一定とな
る保持体の回転角を設定する制御手段を備えているため
、炭素電極棒の先端間距離を一定となるように保持体の
回転角を制御する手段には、複雑なフィードバック制御
がいらない、タイマ或いはカウンタなどが使用できる。
ば、モータの回転を、簡単な構造で、左右の保持体の相
反する回転運動に変換することができ、駆動機構の小型
化が可能となる。請求項4記載の発明によれば、駆動手
段による両保持体の連動回転を時間制御して、両保持体
の先部に保持された炭素電極棒の先端間距離が一定とな
る保持体の回転角を設定する制御手段を備えているため
、炭素電極棒の先端間距離を一定となるように保持体の
回転角を制御する手段には、複雑なフィードバック制御
がいらない、タイマ或いはカウンタなどが使用できる。
【0011】
【実施例】以下実施例により説明する。
(実施例1)図1は本発明の炭素灯治療器の全体を示す
斜視図であり、この炭素灯治療器は、反射板を兼ねたト
ーチ本体1と、このトーチ本体1を支持する支柱2等か
ら構成されている。
斜視図であり、この炭素灯治療器は、反射板を兼ねたト
ーチ本体1と、このトーチ本体1を支持する支柱2等か
ら構成されている。
【0012】トーチ本体1は後部外面に図2に示す炭素
電極棒3、3の駆動機構をカバー4で被うように配設し
ており、トーチ本体1の後部開口1Aより炭素電極棒3
、3をトーチ本体1内に露出させている。この炭素電極
棒3、3の対称配置の中心線は、丁度トーチ本体1の反
射面の中心線と一致させている。炭素電極棒3の駆動機
構は、図2、図3に示すようにカバー4に対して取り付
けられた絶縁材からなるベース5に左右対称に並行配置
し、軸6、6により回転自在に軸支された一対の金属製
保持体7、7と、この金属製保持体7、7の対称配置の
中心線に対して軸線が直交し、ベース5上に設けた軸受
け8で回転自在に支持された軸体9と、この軸体9の一
端に設けている従動歯車10に噛み合った駆動歯車11
を通じて軸体9を回転駆動するモータ12等から構成さ
れる。
電極棒3、3の駆動機構をカバー4で被うように配設し
ており、トーチ本体1の後部開口1Aより炭素電極棒3
、3をトーチ本体1内に露出させている。この炭素電極
棒3、3の対称配置の中心線は、丁度トーチ本体1の反
射面の中心線と一致させている。炭素電極棒3の駆動機
構は、図2、図3に示すようにカバー4に対して取り付
けられた絶縁材からなるベース5に左右対称に並行配置
し、軸6、6により回転自在に軸支された一対の金属製
保持体7、7と、この金属製保持体7、7の対称配置の
中心線に対して軸線が直交し、ベース5上に設けた軸受
け8で回転自在に支持された軸体9と、この軸体9の一
端に設けている従動歯車10に噛み合った駆動歯車11
を通じて軸体9を回転駆動するモータ12等から構成さ
れる。
【0013】保持体7は先部に保持体7の軸線に対して
やや内側に傾けて金属製電極保持筒13を取り付けてお
り、この電極保持筒13の透孔に炭素電極棒3を貫挿さ
せ、電極保持筒13の胴部に貫通螺着した締め付け螺子
14を締め付けることにより炭素電極棒3を固定保持す
るようになっている。保護カバー15は電極保持筒13
を貫通した炭素電極棒3の後部を被って保護するもので
、保持体7に取り付けられている。
やや内側に傾けて金属製電極保持筒13を取り付けてお
り、この電極保持筒13の透孔に炭素電極棒3を貫挿さ
せ、電極保持筒13の胴部に貫通螺着した締め付け螺子
14を締め付けることにより炭素電極棒3を固定保持す
るようになっている。保護カバー15は電極保持筒13
を貫通した炭素電極棒3の後部を被って保護するもので
、保持体7に取り付けられている。
【0014】軸体9は、保持体7の軸支部位よりやや先
方位置の上方を横切るように配置され、各保持体7に対
応する位置には互いに逆方向の雄螺子17を外周部に切
った筒状の螺子体16、16を軸体9に対して電気的に
絶縁するようにして被挿固定しており、これら螺子体1
6、16の雄螺子の谷部17aには図4に示すように保
持体7表面に突設した突起18を係合させている。
方位置の上方を横切るように配置され、各保持体7に対
応する位置には互いに逆方向の雄螺子17を外周部に切
った筒状の螺子体16、16を軸体9に対して電気的に
絶縁するようにして被挿固定しており、これら螺子体1
6、16の雄螺子の谷部17aには図4に示すように保
持体7表面に突設した突起18を係合させている。
【0015】従って軸体9が回転すると、雄螺子17の
谷部17aの螺進によって突起18は谷部17aから力
を受けて保持体7に軸6を中心とした回転力を与えなが
ら谷部17a内を移動する。両側の保持体7、7は夫々
の軸6、6を中心として相反する方向に回転し、軸体9
の回転方向に応じて先端間を拡開したり、或いは先端間
を近接させる。このため各電極保持筒13に保持されて
いる炭素電極棒3は先端を保持体7、7の動きに応じて
接離する。
谷部17aの螺進によって突起18は谷部17aから力
を受けて保持体7に軸6を中心とした回転力を与えなが
ら谷部17a内を移動する。両側の保持体7、7は夫々
の軸6、6を中心として相反する方向に回転し、軸体9
の回転方向に応じて先端間を拡開したり、或いは先端間
を近接させる。このため各電極保持筒13に保持されて
いる炭素電極棒3は先端を保持体7、7の動きに応じて
接離する。
【0016】各保持体7、7の後部には電源ケーブル2
0、20を接続する端子螺子19を設けてあり、電源ケ
ーブル20、20、保持体7、7、電極保持筒13、1
3を介して夫々の炭素電極棒3、3に電圧が印加される
ことができるようになっている。モータ12及び電源ケ
ーブル20、20への通電制御は図5に示す制御回路部
21により行われ、今スタートスイッチSWを投入する
と、両炭素電極棒3、3に上述の通電経路で電圧が印加
されるとともに、制御回路部21はスタートスイッチS
Wの投入に連動してモータ12を、上記両炭素電極棒3
、3先端を接触させる方向に記軸体9を回転させる方向
に、回転させる。
0、20を接続する端子螺子19を設けてあり、電源ケ
ーブル20、20、保持体7、7、電極保持筒13、1
3を介して夫々の炭素電極棒3、3に電圧が印加される
ことができるようになっている。モータ12及び電源ケ
ーブル20、20への通電制御は図5に示す制御回路部
21により行われ、今スタートスイッチSWを投入する
と、両炭素電極棒3、3に上述の通電経路で電圧が印加
されるとともに、制御回路部21はスタートスイッチS
Wの投入に連動してモータ12を、上記両炭素電極棒3
、3先端を接触させる方向に記軸体9を回転させる方向
に、回転させる。
【0017】このモータ12の回転は駆動歯車11、従
動歯車10を通じて軸体9に伝えられ、軸体9は回転す
る。軸体9が回転すると、左右の保持体7、7は先端を
近接する方向に軸6、6を中心として回転し、やがて両
保持体7、7にて保持されている両炭素電極棒3、3の
先端が接触することになる。この接触により両炭素電極
棒3、3間に電流が流れてアーク光が発生する。
動歯車10を通じて軸体9に伝えられ、軸体9は回転す
る。軸体9が回転すると、左右の保持体7、7は先端を
近接する方向に軸6、6を中心として回転し、やがて両
保持体7、7にて保持されている両炭素電極棒3、3の
先端が接触することになる。この接触により両炭素電極
棒3、3間に電流が流れてアーク光が発生する。
【0018】このとき流れる電流を電流検出部22で検
出すると、制御回路部21はタイマ(或いはカウンタ)
23で時間カウントを開始すると同時にこれら両炭素電
極棒3、3を引き離す方向に、モータ12の回転方向を
切り換える。このモータ12の逆回転によって、軸体9
の回転方向が逆となり、左右の保持体7、7は先端を拡
開する方向に回転する。制御回路部21ではタイマ23
(或いはカウンタ)が一定時間を計時した時点でモータ
12の回転を停止する。この反転から停止に至る時間は
、予め炭素電極棒3、3間の先端間の距離が最適なアー
ク光量が得られる距離となる保持体7、7の回転角度を
求めて、その回転角度に至るまでのモータ12の回転時
間に基づいて定めたものである。
出すると、制御回路部21はタイマ(或いはカウンタ)
23で時間カウントを開始すると同時にこれら両炭素電
極棒3、3を引き離す方向に、モータ12の回転方向を
切り換える。このモータ12の逆回転によって、軸体9
の回転方向が逆となり、左右の保持体7、7は先端を拡
開する方向に回転する。制御回路部21ではタイマ23
(或いはカウンタ)が一定時間を計時した時点でモータ
12の回転を停止する。この反転から停止に至る時間は
、予め炭素電極棒3、3間の先端間の距離が最適なアー
ク光量が得られる距離となる保持体7、7の回転角度を
求めて、その回転角度に至るまでのモータ12の回転時
間に基づいて定めたものである。
【0019】従って、スタートスイッチSWの操作だけ
で炭素電極棒3、3の先端間距離を最適に設定するまで
の一連動作が自動的に行われることになる。尚図1中2
8は絶縁ブッシュ、図5中24は電流制限用のリアクト
ルである。 (実施例2)上記実施例は、絶縁材料からなるベース5
に、左右対称に保持体7、7を回転自在に軸支した点で
は上記実施例1と同じであるが、駆動機構としては、螺
子体26の螺進の直線運動をリンク25を通じて保持体
7の回転運動に変換する機構を用いた点で異なる。
で炭素電極棒3、3の先端間距離を最適に設定するまで
の一連動作が自動的に行われることになる。尚図1中2
8は絶縁ブッシュ、図5中24は電流制限用のリアクト
ルである。 (実施例2)上記実施例は、絶縁材料からなるベース5
に、左右対称に保持体7、7を回転自在に軸支した点で
は上記実施例1と同じであるが、駆動機構としては、螺
子体26の螺進の直線運動をリンク25を通じて保持体
7の回転運動に変換する機構を用いた点で異なる。
【0020】即ち図6に示すように保持体7、7の対称
配置の中心線上に雌螺子(図示せず)を形成した螺子孔
(図示せず)の軸線が一致するようにベース5上に金属
製支持体27を配置し、この支持体24の螺子孔に螺進
自在に、螺子体22を螺着している。螺子体26はモー
タ12の駆動歯車11に噛み合う従動歯車10を一端に
取り付け、支持体24を貫通した他端には絶縁材料から
なる移動台28を固定している。この移動台28は左右
両側に夫々外方に向かって延びるリンク25、25の一
端を回転自在に枢支している。これらリンク25、25
の他端は保持体7、7の後部にを回転自在に枢支される
。保持体7、7は先端に炭素電極棒3、3を保持固定す
る電極保持筒13を取り付けている。
配置の中心線上に雌螺子(図示せず)を形成した螺子孔
(図示せず)の軸線が一致するようにベース5上に金属
製支持体27を配置し、この支持体24の螺子孔に螺進
自在に、螺子体22を螺着している。螺子体26はモー
タ12の駆動歯車11に噛み合う従動歯車10を一端に
取り付け、支持体24を貫通した他端には絶縁材料から
なる移動台28を固定している。この移動台28は左右
両側に夫々外方に向かって延びるリンク25、25の一
端を回転自在に枢支している。これらリンク25、25
の他端は保持体7、7の後部にを回転自在に枢支される
。保持体7、7は先端に炭素電極棒3、3を保持固定す
る電極保持筒13を取り付けている。
【0021】而してモータ12を回転させ、螺子体26
を螺進させて前進或いは後退させると、この移動に連動
してリンク25、26が作動し保持体7、7が軸6、6
を中心として回転する。この回転により保持体7、7の
電極保持筒13に保持固定された炭素電極棒3、3の先
端が図7に示すように接近或いは離間することになる。
を螺進させて前進或いは後退させると、この移動に連動
してリンク25、26が作動し保持体7、7が軸6、6
を中心として回転する。この回転により保持体7、7の
電極保持筒13に保持固定された炭素電極棒3、3の先
端が図7に示すように接近或いは離間することになる。
【0022】尚モータ12の制御は図5に示した上記実
施例1の制御回路部21を使用して行い、アーク光の発
生から炭素電極棒3、3の先端間の距離設定は実施例1
と同様な手順となる。
施例1の制御回路部21を使用して行い、アーク光の発
生から炭素電極棒3、3の先端間の距離設定は実施例1
と同様な手順となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、先部に炭素電極棒を夫
々保持する一対の保持体をベース上に対称配置するとと
もにベース面に沿って回転自在となるようにベースに軸
支し、これら保持体の先部に保持した炭素電極棒の先端
を接離自在とするように両保持体を連動回転させる駆動
手段を備えているので、左右の保持体を均等に回転させ
ることができ、そのため駆動手段によって保持体を回転
させても保持体に保持される炭素電極棒の先端の対称配
置の中心線に対する距離が両炭素電極棒において等しく
することができ、結果トーチ本体の反射面の中心と上記
対称配置の中心線とを一致させることにより、アーク光
発生位置が反射板の反射面の中心位置からずれることが
なく、安定したアーク光の照射が行えるという効果があ
る。
々保持する一対の保持体をベース上に対称配置するとと
もにベース面に沿って回転自在となるようにベースに軸
支し、これら保持体の先部に保持した炭素電極棒の先端
を接離自在とするように両保持体を連動回転させる駆動
手段を備えているので、左右の保持体を均等に回転させ
ることができ、そのため駆動手段によって保持体を回転
させても保持体に保持される炭素電極棒の先端の対称配
置の中心線に対する距離が両炭素電極棒において等しく
することができ、結果トーチ本体の反射面の中心と上記
対称配置の中心線とを一致させることにより、アーク光
発生位置が反射板の反射面の中心位置からずれることが
なく、安定したアーク光の照射が行えるという効果があ
る。
【0024】特に請求項2記載、請求項3記載の発明は
、モータの回転を、簡単な構造で、左右の保持体の相反
する回転運動に変換することができ、駆動機構の小型化
が可能となるという効果がある。また請求項4記載の発
明は、駆動手段による両保持体の連動回転を時間制御し
て、両保持体の先部に保持された炭素電極棒の先端間距
離が一定となる保持体の回転角を設定する制御手段を備
えているため、炭素電極棒の先端間距離を一定となるよ
うに保持体の回転角を制御する手段には、複雑なフィー
ドバック制御がいらない、タイマ或いはカウンタなどが
使用できるという効果がある。
、モータの回転を、簡単な構造で、左右の保持体の相反
する回転運動に変換することができ、駆動機構の小型化
が可能となるという効果がある。また請求項4記載の発
明は、駆動手段による両保持体の連動回転を時間制御し
て、両保持体の先部に保持された炭素電極棒の先端間距
離が一定となる保持体の回転角を設定する制御手段を備
えているため、炭素電極棒の先端間距離を一定となるよ
うに保持体の回転角を制御する手段には、複雑なフィー
ドバック制御がいらない、タイマ或いはカウンタなどが
使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の一部省略せる要部拡大断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例1の一部省略せる要部拡大斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例1の要部動作説明図である。
【図5】本発明の実施例1の回路構成図である。
【図6】本発明の実施例2の概略構成図である。
【図7】本発明の実施例2の概略構成図である。
【図8】従来例の概略構成図である。
1 トーチ本体
3 炭素電極棒
4 カバー
5 ベース
6 軸
7 金属製保持体
8 軸受け
9 軸体
10 従動歯車
11 駆動歯車
12 モータ
13 電極保持筒
16 螺子体
17 雄螺子
17a 谷部
Claims (4)
- 【請求項1】一対の炭素電極棒の先端間で発生するアー
ク光を患部に照射して治療を行う炭素灯治療器において
、先部に炭素電極棒を夫々保持する一対の保持体をベー
ス上に対称配置するとともにベース面に沿って回転自在
となるようにベースに軸支し、これら保持体の先部に保
持した炭素電極棒の先端を接離自在とするように両保持
体を連動回転させる駆動手段を備えたことを特徴とする
炭素灯治療器。 - 【請求項2】駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
に直交する方向で、両保持体間を亘るように保持体上方
に配置され、各保持体に対応する両側の外周部には互い
に逆方向の雄螺子部を形成した軸体と、上記各保持体の
上面に突設せられ、軸体の対応する雄螺子部の谷部に係
合し軸体の回転に伴って谷部内を移動する突起と、上記
軸体を回転駆動するモータとから構成したことを特徴と
する請求項1記載の炭素灯治療器。 - 【請求項3】駆動手段を、両保持体の対称配置の中心線
上に沿って螺進自在に備えられた螺子体と、各保持体の
軸支位置より後部に、保持体の回転面と同じ回転面を持
つように一端を回転自在に枢支し、他端を上記螺子体の
先部に回転自在に枢支した一対のリンクと、上記螺子体
を回転駆動して螺子体を前進、後退させるモータとから
構成したことを特徴とする請求項1記載の炭素灯治療器
。 - 【請求項4】駆動手段による両保持体の連動回転を時間
制御して、両保持体の先部に保持された炭素電極棒の先
端間距離が一定となる保持体の回転角を設定する制御手
段を備えたことを特徴とする請求項1記載の炭素灯治療
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144967A JPH0724691B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 炭素灯治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144967A JPH0724691B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 炭素灯治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04367668A true JPH04367668A (ja) | 1992-12-18 |
JPH0724691B2 JPH0724691B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=15374360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144967A Expired - Fee Related JPH0724691B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 炭素灯治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724691B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08243179A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Kuroda Seisakusho:Kk | 光線治療器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145187A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-13 | Ishio Mimori | Trichophytic skin disease treating instrument |
JPS6456066A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-02 | Ibiden Co Ltd | Carbon arc medical treatment device equipped with holding angle control apparatus of carbon electrode rod |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3144967A patent/JPH0724691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145187A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-13 | Ishio Mimori | Trichophytic skin disease treating instrument |
JPS6456066A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-02 | Ibiden Co Ltd | Carbon arc medical treatment device equipped with holding angle control apparatus of carbon electrode rod |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08243179A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Kuroda Seisakusho:Kk | 光線治療器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724691B2 (ja) | 1995-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6050546B2 (ja) | 自動溶接装置 | |
US4161640A (en) | Orbital welding torch | |
JPH04367668A (ja) | 炭素灯治療器 | |
JPS642531B2 (ja) | ||
JP2649874B2 (ja) | 炭素灯治療器 | |
JP3110522U (ja) | アーク治療器 | |
JP2625089B2 (ja) | アーク放電灯治療装置 | |
JP2770265B2 (ja) | 光線治療器 | |
JPS6250B2 (ja) | ||
JPS62133415A (ja) | 内視鏡の視野変換装置 | |
JP2576595B2 (ja) | 治療用電極の中心軸偏心装置 | |
JP2909325B2 (ja) | 消耗電極式溶接トーチ | |
DE69420617D1 (de) | Fensterbedienungsvorrichtung mit Gewichtsausgleich | |
US3560696A (en) | Device for orbital welding of butt joints of pipes | |
US2317197A (en) | Eye exerciser | |
SU1202766A1 (ru) | Переносное устройство дл нарезани резьбы на трубах | |
CN208097376U (zh) | 一种玩偶头发绞马尾送丝装置 | |
JPH0646078Y2 (ja) | 炭素灯治療器における電極棒支持構造 | |
JPS63135158A (ja) | 回転レゼクトスコ−プ | |
JP2002035145A (ja) | 炭素灯治療器 | |
JP2000201950A (ja) | レ―ザ―ハンドピ―ス | |
JP2647554B2 (ja) | 自動tig溶接機 | |
JP2751412B2 (ja) | 管内面溶接装置 | |
KR100216905B1 (ko) | 프로젝터의 투사렌즈 구동장치 | |
SU959970A1 (ru) | Устройство дл сварки криволинейных швов |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950905 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |