JP2002035145A - 炭素灯治療器 - Google Patents

炭素灯治療器

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JP2002035145A
JP2002035145A JP2000223002A JP2000223002A JP2002035145A JP 2002035145 A JP2002035145 A JP 2002035145A JP 2000223002 A JP2000223002 A JP 2000223002A JP 2000223002 A JP2000223002 A JP 2000223002A JP 2002035145 A JP2002035145 A JP 2002035145A
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JP
Japan
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electrode rod
feed rollers
pinch roller
carbon
feed
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JP2000223002A
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Akihiko Mizusawa
明彦 水澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素灯治療器の送りローラの空回りを防止
し、炭素電極棒を確実に先に送る。 【解決手段】 箱形のケース1の中に、反射板2で囲わ
れた燃焼室3を設け、燃焼室の後側に駆動部5を置く。
左右の駆動部からそれぞれ2本の回転軸6と1本の揺動
アーム7が反射板2を貫いて燃焼室3の内部に延びてお
り、2本の回転軸6の先にはそれぞれ送りローラ9が固
定されており、揺動アーム7の先にはピンチローラ10
が回動自在に支持してある。送りローラ9は、電極棒と
の間で滑らないよう周面全体に細かい歯9aを刻むと共
に、電極棒11が外れないよう、中央にコの字断面の溝
9bを形成する。ピンチローラは半円形の溝10aを周
設し、溝の中に電極棒11を捕らえて外れないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2本の炭素電極
棒の先端同士の間でアーク放電を起こさせ、発生する光
を人体に当てて血行促進させるなど各種の治療を行う炭
素灯治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】このような炭素灯治療器では、放電によ
って炭素電極棒の先が徐々にちびてくるので、電極棒を
先の方に送って、2本の電極の間隔(ギャップ)をいつ
も適切に保つ必要がある。そこで、炭素電極棒を送りロ
ーラとピンチローラで挟持し、ピンチローラから電極棒
に電流を送り、送りローラを回転駆動して電極棒を前に
送るようにしている。
【0003】しかし、従来の炭素灯治療器(例えば、特
開平5−245220、同じく5−245221号公報
参照)では、1本の電極棒に対し送りローラが1個しか
なく、送りローラが空回りしやすく、電極棒の送りが円
滑に行われないことがよくある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、炭素灯治
療器の送りローラが空回りしないようにして、電極棒を
確実に先に送ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、炭素電極
棒をピンチローラと協働しで挟持する送りローラが2個
またはそれ以上あり、モータで同方向に回転駆動される
複数本の回転軸にそれぞれ固定されている(請求項
1)。
【0006】従来の炭素灯治療器で1本の炭素電極につ
いて1個しかなかった送りローラをこの発明では複数個
に増やし、これら送りローラを対応する回転軸で同方向
に駆動するようにしたので、電極棒を前に送り出す力が
増大し、空回りを防止することができる効果がある。
【0007】ピンチローラは上側に、2本の送りローラ
を下側に配置し、消耗して短くなった電極棒が先端側の
送りローラの上に引っかかって下に落ちないように構成
することができる(請求項2)。こうすれば、電極棒が
下に落ちてバウンドし、前面開口から外に飛び出すこと
を防止できる効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】この炭素灯治療器は、図1および
図2に示すように、箱形のケース1の中に、反射板2で
囲われた燃焼室3があり、燃焼室の後側には左右一対の
駆動部5が置かれている。左右の駆動部からそれぞれ2
本の回転軸6と1本の揺動アーム7が反射板2を貫いて
燃焼室3の内部に延びている。2本の回転軸6の先には
それぞれ送りローラ9が固定されており、揺動アーム7
の先にはピンチローラ10が回動自在に支持してある。
図3に示すように、これらの送りローラ9とピンチロー
ラ10で炭素電極棒11を挟持すると共に、回転する送
りローラ9で電極棒を燃焼室の中央に向けて送り出すよ
うになっている。なお、燃焼室3の前面は開口している
が、安全のため、この開口を開閉自在なスクリーン
(網)で覆うようにしてもよい。
【0009】次に駆動部5の構造を説明すると、図2お
よび図4に示すように、コの字型のフレーム12の内部
に箱状の枠13を取り付け、その側面にベークライト製
の大小2枚の絶縁板15、16を重ね合わせてビスで取
り付ける。外側の絶縁板16に金属板17をビスで取り
付け、この金属板の下部に揺動アーム7の後端がピン1
8で枢支されており、揺動アームはこのピンを中心に上
下に回動することができる。外側の絶縁板16の下縁に
切り欠き19を設け、その中にコイルスプリング20を
圧縮した状態で閉じ込め、このスプリングで揺動アーム
7を下向きに付勢する。このようにフレーム12から電
気的に絶縁されている左右の揺動アーム7の間に電圧を
印可するため、電線23が各アーム7にビス止めされ
る。
【0010】回転軸6もフレーム12から電気的に絶縁
する必要があり、このため、図2に示すように、フレー
ム12に絶縁スリーブ25を介して2本の回転軸6を回
転自在に支持し、各軸端にプラスチック製の平歯車26
を固定する。これらの2つの平歯車26と噛み合う平歯
車27を、フレーム12の内部に取り付けた減速機付き
電動モータ29の出力軸に固定する。したがって、モー
タ29が回ると、歯車26、27を介して2本の回転軸
6が同方向に回る。
【0011】回転軸6の先端は角断面に形成し、ここに
送りローラ9がめ込まれている。符号30は止め輪であ
る。送りローラ9の形状であるが、図2および図3に示
すように、電極棒11との間で滑らないよう周面全体に
細かい歯9aを刻んである。また、電極棒11が外れな
いよう、中央にコの字断面の溝9bが形成してある。揺
動アーム7は角断面であるが、先端は円形断面に形成
し、ここにピンチローラを回転自在に支持する。ピンチ
ローラの脱落防止の止め輪31は、ピンチローラが軸方
向にもある範囲動けるように取り付ける。ピンチローラ
自体は、半円形の溝10aを周設し、溝の中に電極棒1
1を捕らえて外れないようにする。
【0012】ケース1の中には、特に図示しないが、電
源部および制御部が組み込まれており、電源部は2本の
電極棒に放電電流を供給し、制御部は放電電流およびモ
ータの回転を制御する。
【0013】使用するときは、ケース1の側部に穿設し
た孔32から炭素電極棒11の先端を燃焼室3に挿入
し、揺動アーム7を図2に鎖線で示すように持ち上げ、
電極棒の先を2個の送りローラ9の上に載せ、揺動アー
ムから手を離す。こうすると、スプリング20の力で揺
動アーム7が下向きに付勢され、電極棒11はピンチロ
ーラ10で送りローラ9に押し付けられる。こうして、
左右の電極棒11をそれぞれのローラで挟持し、スター
トスイッチを入れると、左右の揺動アーム7の間に電線
23を通じて電圧が印可され、印可された電圧は、ピン
チローラ10を介して左右のの電極棒11に加わる。同
時に、モータ29が始動して回転軸6が回り、それぞれ
の送りローラ9によって、電極棒11が先に送られる。
こうして左右の電極棒の先端同士が接触すると、スパー
クに引き続いてアーク放電が起こる。放電が起こると、
電極の先端は燃焼して徐々にちびていくので、放置して
おくと間隔が徐々に広が放電が停止してしまう。そこ
で、制御部はモータ29をコントロールして、回転軸6
およびそれに繋がる送りローラ9を駆動し、両電極棒の
間に適当な間隔が保持されるように、電極棒を前に送
る。こうして、放電が持続し、放電によって発生する光
が、炭素灯治療器の前方に放射される。この光を人体患
部に照射する。
【0014】電極が燃えて短くなると、図1に示すよう
に、短くなった電極棒11aの後端が2つの送りローラ
9の間に落ち込む。こうなると、ピンチローラ10の押
し付けが利かなくなり、先端側の送りローラが空回りす
る。こうして、短くなった電極棒11aは、先端側の送
りローラの上に引っ掛ったままになり、下には落ちな
い。電極棒が下に落ちると、場合によっては跳ね返って
前面開口から外に飛び出すことがあるが、このものでは
そのようなおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 炭素灯治療器の正面図である。
【図2】 炭素灯治療器の断面図である。
【図3】 炭素電極をローラで挟持した状態を示す斜視
図である。
【図4】 図2のA−A断面図である。
【符号の説明】
6 回転軸 7 揺動アーム 9 送りローラ 10 ピンチローラ 11 炭素電極棒 29 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端同士対向する2本の炭素電極棒に電
    圧をかけてアーク放電を起こさせると共に、放電ギャッ
    プを保って放電を持続させるよう各電極棒に送りをかけ
    るようにした炭素灯治療器において、各炭素電極棒を複
    数の送りローラと1個のピンチローラで挟持し、該送り
    ローラは、モータで同方向に回転駆動される複数本の回
    転軸にそれぞれ固定し、該ピンチローラは本体に揺動自
    在に支持された揺動アームの先に回転自在に支持したこ
    とを特徴とする炭素灯治療器。
  2. 【請求項2】 該ピンチローラを上側に、2本の該送り
    ローラを下側に配置し、消耗して短くなった電極棒が2
    本の該送りローラの内の先端側のローラに引っかかって
    下に落ちないように構成した請求項1に記載の炭素灯治
    療器。
JP2000223002A 2000-07-24 2000-07-24 炭素灯治療器 Pending JP2002035145A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101800817B1 (ko) 2016-04-07 2017-11-24 경기과학기술대학교 산학협력단 탄소봉 간극조정 제어장치가 구비되는 탄소광선치료기
CN109260601A (zh) * 2018-10-18 2019-01-25 宁波中哲医疗科技有限公司 一种碳光子治疗仪的短路保护机构

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CN109260601B (zh) * 2018-10-18 2020-09-01 宁波中哲医疗科技有限公司 一种碳光子治疗仪的短路保护机构

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