JPH04367497A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH04367497A
JPH04367497A JP16937091A JP16937091A JPH04367497A JP H04367497 A JPH04367497 A JP H04367497A JP 16937091 A JP16937091 A JP 16937091A JP 16937091 A JP16937091 A JP 16937091A JP H04367497 A JPH04367497 A JP H04367497A
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JP
Japan
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oil
refueling
nozzle
type
display
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Application number
JP16937091A
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English (en)
Inventor
Keiko Yumi
弓 恵子
Yuji Sadakane
貞金 雄治
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給油装置に係り、特にド
ット表示方式の表示器における表示面の所定領域へ給油
ノズル油種や油種単価を表示する場合に好適な給油装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば地上固定式の給油装置では、給油
装置本体の外壁部に給油量を表示する給油量表示器が配
設されている。該給油装置による車両等の燃料タンクへ
の給油時には、給油の進展に伴い給油ノズルから燃料タ
ンクへの油液吐出量に対応した給油量が給油量表示器へ
表示されるようになっている。また、異なる油種(例え
ばレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油等)を
供給する給油ノズルを複数本備えた給油装置の中には、
混油防止対策として例えば各給油ノズルの油種を、給油
装置本体に付設した各々の油種表示部へ表示するように
した給油装置も開発されている。また、従来の給油装置
では、給油量表示器として例えば7セグメント方式の表
示形態を採用しており、数字のみ(給油量のみ)を表示
させる場合が一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
においては次のような問題があった。即ち、前述した如
く複数本の給油ノズル毎に油種を表示する複数の油種表
示部を給油量表示器とは別個に配設した形態の給油装置
では、給油作業者が各給油ノズルと各油種表示部との対
応関係を予め認識しておく必要があるため、給油作業経
験の不慣れな者が車両ドライバーの所望油種の給油を行
う場合、ノズル収納部から取外した給油ノズルの油種と
油種表示部の表示油種との対応関係を誤ったりすると、
車両の適合油種とは異なる油種の給油を行う恐れが発生
し、混油につながるという問題があった。また、前述の
形態の給油装置を給油所へ新規に設置する場合、給油ノ
ズルの油種は、給油装置の配管と油液貯溜タンクの吸上
管とを接続する設置工事を行う際に決定されるため、メ
ーカからの給油装置の出荷時点では各給油ノズルの油種
と各油種表示部の油種との対応関係を取ることはできな
いという問題があった。また、前述した如くの7セグメ
ント方式により数字のみ(給油量のみ)を表示させる給
油量表示器を配設した形態の給油装置においては、当該
給油ノズルによる供給油種や油種単価を表示させること
はできないため、給油作業が不慣れな者の場合には車両
の適合油種とは異なる油種の給油ノズルをノズル収納部
から取外して給油を行う恐れがあり、これまた混油につ
ながる恐れがあるという問題があった。
【0004】本発明は前記課題を解決するもので、給油
ノズルがノズル収納部から取外された時点でドット表示
方式の表示器における表示面の所定領域へ給油ノズル油
種と油種単価とを表示することにより、給油ノズル油種
と油種単価の視認性を向上させると共に混油の発生を防
止した給油装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる油液を
供給する複数の給油ノズルと、該各給油ノズルを各々着
脱可能に収納するノズル収納部と、該各ノズル収納部に
対する前記各給油ノズルの着脱を各々検出するノズル状
態判別手段と、各油液貯溜槽から汲上げた油液を前記各
給油ノズルへ各々送液する送液手段とを具備してなる給
油装置において、前記給油ノズル、ノズル収納部、ノズ
ル状態判別手段、送液手段を備えた複数の給油系統が配
設された給油装置本体部と、前記給油装置本体部から離
間した箇所に配設され、前記給油ノズルの供給油種を表
示する表示領域、油種単価を表示する表示領域、給油デ
ータを表示する表示領域を備え、該各表示領域に対し前
記各給油系統のうちの一の給油系統に係る供給油種、油
種単価、給油データを表示するドット表示式の表示部と
、前記各給油ノズルと供給油種との対応関係を記憶する
油種記憶手段と、前記各給油ノズルの供給油種と油種単
価との対応関係を記憶する単価記憶手段と、前記ノズル
状態判別手段により当該給油ノズルが当該ノズル収納部
から取外されたことを検出した場合は、前記油種記憶手
段の記憶内容に基づき当該給油ノズルの供給油種を検索
すると共に、前記単価記憶手段の記憶内容に基づき当該
給油ノズルの供給油種の単価を検索し、これら検索した
当該給油ノズルの供給油種及び油種単価を前記表示部の
該当する表示領域へ表示させる表示制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、給油作業者が給油装置本体部
に配設されている複数の給油ノズルの内、当該車両への
給油に使用する給油ノズルをノズル収納部から取外すと
、ノズル状態判別手段により給油ノズル取外しが検出さ
れる。表示制御手段は、油種記憶手段の記憶内容から当
該給油ノズルの供給油種を求め、単価記憶手段の記憶内
容から当該給油ノズルの供給油種の単価を求めた後、当
該給油ノズルの供給油種を表示部の所定表示領域へ表示
させると共に、当該給油ノズルの供給油種の単価を表示
部の所定表示領域へ表示させる。これにより、給油作業
者は取外した給油ノズルの油種及び単価を明確に確認で
きるため、混油の発生を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の地上固定式の給油装置1の正面
図であり、本給油装置1は、給油装置本体部2と、該給
油装置本体部2から離間した箇所に設置された表示制御
部3とから大略構成されている。前記給油装置本体部2
はアイランド4上へ立設されており、前記表示制御部3
はアイランド4から若干離間したアイランド5上へ立設
された柱6に配設されている。
【0008】前記アイランド4上へ立設された給油装置
本体部2は、正面側(図1紙面表側)に3本の給油ノズ
ル7、8、9が配設されると共に、背面側(図1紙面裏
側)に3本の給油ノズル10、11、12が配設されて
おり、合計6本の給油ノズルを備える構成とされている
。正面側の給油ノズル7、8、9は各々異なる油種(例
えば給油ノズル7の油種:レギュラーガソリン、給油ノ
ズル8の油種:ハイオクガソリン、給油ノズル9の油種
:軽油)を供給するようになっており、背面側の給油ノ
ズル10、11、12も各々異なる油種(例えば給油ノ
ズル10の油種:レギュラーガソリン、給油ノズル11
の油種:ハイオクガソリン、給油ノズル12の油種:軽
油)を供給するようになっている。即ち、給油装置本体
部2の正面側と背面側とにおける給油ノズル等を含む給
油系統の構成は対称とされており、給油ノズル7、10
はレギュラーガソリンを供給し、給油ノズル8、11は
ハイオクガソリンを供給し、給油ノズル9、12は軽油
を供給するようになっている。尚、前記各給油ノズルの
配設本数や供給油種は本実施例のものに限定されるもの
ではない。正面側の給油ノズル7、8、9は給油ホース
13、14、15の下流側先端部へ各々接続されると共
に、ノズル収納部16、17、18に対して各々掛け外
し可能に収納されるようになっている。尚、前述した如
く給油装置本体部2の正面側と背面側とにおける構成は
対称であるため、背面側の給油ホース、ノズル収納部の
構成の説明は省略する。
【0009】ここで、前記給油ノズル7、給油ホース1
3等から構成される給油系統の構成を説明すると、本給
油系統は、上流側が給油所地下に埋設された油液貯溜タ
ンク(図示略)へ連通接続されると共に下流側が給油ホ
ース13へ連通接続された配管19と、該配管19を介
して油液貯溜タンクから油液(本実施例ではレギュラー
ガソリン)を汲上げる給油ポンプ20と、該給油ポンプ
20を駆動するポンプモータ21と、流量を計測する流
量計22と、該流量計22に付設され流量に比例した流
量パルスを出力する流量パルス発信器23と、給油ノズ
ル7のノズル収納部16への掛け・外しに応じOFF・
ON信号を出力するノズル状態判別手段(ノズルスイッ
チ)24等から構成されている。該構成により、給油ポ
ンプ20により油液貯溜タンクから汲上げた油液は配管
19、流量計22、給油ホース13を介して給油ノズル
7へ供給されるようになっている。他方、前記給油ノズ
ル7に対応する吸排気系統は、一端部が給油ノズル先端
へ開口し他端部が給油装置本体部内へ開口した吸引パイ
プ25と、該吸引パイプ25の途中に配設され吸引パイ
プ25により吸気した燃料タンク内の油蒸気濃度を電圧
変化として検出し電圧信号を出力する油種判別手段26
と、該吸引パイプ25の基端部側に配設され吸引パイプ
25による燃料タンク内からの油蒸気の吸気動作、吸引
パイプ25及び油種判別手段26における排気動作を行
う吸排気ポンプ27とから構成されている。尚、給油ノ
ズル8に対応する給油系統・吸排気系統、給油ノズル9
に対応する給油系統・吸排気系統、給油ノズル10に対
応する給油系統・吸排気系統、給油ノズル11に対応す
る給油系統・吸排気系統、給油ノズル12に対応する給
油系統・吸排気系統も、上述した給油ノズル7に対応す
る給油系統・吸排気系統と同様構成であるため説明を省
略する。また、給油装置本体部2の外壁の操作部には後
述する解除スイッチ、ディップスイッチ、スピーカが、
各給油ノズル7〜12の先端には後述する満タン検知手
段が配設されている。
【0010】他方、前記アイランド5上へ立設された柱
6に配設された表示制御部3は、給油装置本体部2の正
面側(図1紙面表側)に面した給油領域(給油車両停車
領域)へ向けて配置された表示手段28と、給油装置本
体部2の背面側(図1紙面裏側)に面した給油領域(給
油車両停車領域)へ向けて配置された表示手段29と、
本給油装置1の各部を制御する制御手段30とから構成
されている。この場合、前記表示手段28の表示器44
は、給油装置本体部2の正面側に面した給油領域へ停車
した給油車両のドライバーの視認性が良好となるような
位置関係で柱6の壁面に配設されている。同様に、前記
表示手段29の表示器44は、給油装置本体部2の背面
側に面した給油領域へ停車した給油車両のドライバーの
視認性が良好となるような位置関係で柱6の壁面に配設
されている。これに対し、前記制御手段30は、柱6の
内部に格納されている。
【0011】また、本給油装置1の制御系の内、給油装
置本体部2の正面側の制御系は下記の如くとなっている
。即ち、図2において、正面側の給油ノズル7、8、9
に各々対応して配設されたノズル状態判別手段24から
出力されるON信号(ノズル外し状態)・OFF信号(
ノズル掛け状態)は、制御手段30内部のマイクロコン
ピュータ31へ入力インタフェース32を介して各々入
力されるようになっている。また、正面側の給油ノズル
7、8、9に各々対応して配設された油種判別手段26
から出力される燃料タンク内の油蒸気濃度検出に基づく
電圧信号は、制御手段30内部のマイクロコンピュータ
31へ入力インタフェース32を介して各々入力される
ようになっている。また、正面側の給油ノズル7、8、
9の先端に各々配設され、満タン給油時における車両燃
料タンク内の油液面が満タン油液面となったか否かを検
知する満タン検知手段33から出力される満タン検知信
号は、制御手段30内部のマイクロコンピュータ31へ
入力インタフェース32を介して各々入力されるように
なっている。また、給油装置本体部2の操作部に配設さ
れ、油種判別動作を解除するための解除スイッチ34か
ら出力される解除信号は、制御手段30内部のマイクロ
コンピュータ31へ入力インタフェース32を介して入
力されるようになっている。また、給油装置本体部2の
操作部に配設され、後述のスピーカから案内音声「この
ノズルは軽油です」を発声させるか否かを設定するため
のディップスイッチ35から出力される設定信号は、制
御手段30内部のマイクロコンピュータ31へ入力イン
タフェース32を介して入力されるようになっている。 尚、本実施例ではノズル状態判別手段24としてはノズ
ルスイッチを、油種判別手段26としては油種センサを
、満タン検知手段33としては満タンセンサを使用して
いる。
【0012】他方、前記制御手段30の内部に配設され
たプログラム36はROM化されており、該プログラム
36には動作手順が格納されるようになっている。また
、前記制御手段30の内部に配設されたメモリ37はバ
ッテリバックアップされており、該メモリ37には各種
データが記憶されるようになっている。前記制御手段3
0の内部に配設されたマイクロコンピュータ31は、プ
ログラム36に格納されている手順に従い、入力インタ
フェース32を介して入力される各入力データに基づき
演算・判断を行うものであり、演算・判断結果をメモリ
37へ記憶すると共に、出力インタフェース38を介し
て表示指令を表示手段28へ出力し、音声発声指令を音
声発声手段39へ出力するようになっている。前記音声
発声手段39は、給油作業者が案内音声「このノズルは
軽油です」をスピーカから発声させるべくディップスイ
ッチ35により音声発声指示を設定した場合には、給油
装置本体部2または柱6の適所に配設されたスピーカ4
0から案内音声「このノズルは軽油です」を発声させる
ようになっている。
【0013】また、図3において、前記表示手段28は
、表示制御を行う表示制御手段41、フォントデータを
予め記憶したフォントデータ記憶手段42、表示データ
を記憶するVRAM43、油種・単価・給油量・税抜金
額を表示する表示器44(図1参照)から構成されてい
る。前記表示制御手段41は、制御手段30からの表示
指令を解析してフォントデータ記憶手段42から該当す
るフォントデータを読出し、VRAM43内の所定位置
へフォントデータを出力するようになっている。そして
、前記表示制御手段41は、VRAM43内のデータに
基づく表示データ(後述の図7〜図9参照)を表示器4
4へ表示させるようになっている。この場合、前記表示
器44は、本実施例では例えば横640ドット、縦40
0ドットのオレンジ発色のプラズマディスプレイを使用
しているが、これに限定されず、他色のプラズマディス
プレイやLCDを使用することも可能である。
【0014】更に、前記制御手段30内部に配設された
メモリ37には図4及び図5に示す如くの油種テーブル
及び単価テーブルが格納されている。即ち、図4の油種
テーブルはノズル番号と油種コードとの対応関係を示す
概念図であり、本例ではノズル番号1(給油ノズル7、
給油ノズル10)に対してはレギュラーガソリンの油種
コードが対応付けて記憶され、ノズル番号2(給油ノズ
ル8、給油ノズル11)に対してはハイオクガソリンの
油種コードが記憶され、ノズル番号3(給油ノズル9、
給油ノズル12)に対しては軽油の油種コードが記憶さ
れている。また、図5の単価テーブルは油種コードと単
価との対応関係を示す概念図であり、本例ではレギュラ
ーガソリンの油種コードに対しては単価データ130(
円/ι)が対応付けて記憶され、ハイオクガソリンの油
種コードに対しては単価データ140(円/ι)が対応
付けて記憶され、軽油の油種コードに対しては単価デー
タ95(円/ι)が対応付けて記憶されている。尚、給
油装置本体部2の背面側の制御系については、ノズル状
態判別手段、油種判別手段、満タン検知手段が背面側の
各給油ノズルに対応して各々配設されると共に、柱6に
対し表示手段29が表示手段28とは対称に配設されて
いる以外は、上述した正面側の制御系と同様のため省略
する。
【0015】次に、上記構成による本実施例の給油装置
1における油種・単価表示処理を、給油装置本体部2の
正面側の場合を例に挙げ図6〜図9を中心に説明する。 給油装置1の表示制御部3に配設された制御手段30の
マイクロコンピュータ31は、内蔵のノズル番号カウン
トエリアのノズル番号を‘1’とし初期化した後(ステ
ップS1)、入力インタフェース32を介してノズル状
態判別手段24から入力される信号と油種テーブル(図
4参照)とに基づき、ノズル番号1に対応した給油ノズ
ル7がノズル収納部16から外されているか否かを判定
する(ステップS2)。給油ノズル7がノズル収納部1
6から外されていない場合は、ノズル番号を‘1’から
‘2’へ更新し(ステップS3)、前記ステップS2へ
戻り、ノズル番号2に対応した給油ノズル8がノズル収
納部17から外されているか否かを判定する。ノズル番
号2に対応した給油ノズル8がノズル収納部17から外
されていない場合は、ノズル番号を‘2’から‘3’へ
更新し(ステップS3)、前記ステップS2へ戻り、ノ
ズル番号3に対応した給油ノズル9がノズル収納部18
から外されているか否かを判定する。ノズル番号3に係
る給油ノズル着脱判定終了後はノズル番号を‘1’へ戻
し(ステップS5)、上記処理を繰返す。
【0016】他方、上記ステップS2において、マイク
ロコンピュータ31は当該ノズル番号の給油ノズルがノ
ズル収納部から外されていると判定した場合、即ち、給
油作業者が車両への給油作業を開始すべく当該給油ノズ
ルを当該ノズル収納部から外した場合は、油種テーブル
(図4参照)に基づき当該ノズル番号の油種を検索して
求めた後(ステップS6)、単価テーブル(図5参照)
に基づき当該ノズル番号の油種の単価を検索して求める
(ステップS7)。次いで、マイクロコンピュータ31
は当該給油ノズルの供給油種が軽油かまたは軽油以外の
油種(レギュラーガソリンまたはハイオクガソリン)か
を判定する(ステップS8)。マイクロコンピュータ3
1は、当該給油ノズルの供給油種を軽油以外の油種、即
ち、レギュラーガソリンと判定した場合は、出力インタ
フェース38を介して表示手段28内部の表示制御手段
41へ「レギュラーガソリン」「130円/ι」の表示
指令を出力する。この結果、表示制御手段41は該表示
指令に対応したフォントデータをフォントデータ記憶手
段42から読出し、VRAM43の所定位置へ出力する
結果、VRAM43内の表示データは表示器44へ転送
され、給油装置本体部2の正面側給油領域へ向けて配設
されている表示器44における所定位置には、図7に示
す如く当該給油ノズルの供給油種及び単価として「レギ
ュラーガソリン」「130円/ι」が表示される(ステ
ップS9)。これにより、給油作業者が給油装置本体部
2のノズル収納部16から給油ノズル7を取外した時点
で、表示器44における表示面の所定領域には給油ノズ
ル油種と油種単価とが表示されるため、給油ノズル油種
と油種単価の視認性を向上させることができ、更には、
従来のように給油作業者の錯誤により、取外した給油ノ
ズルの油種と車両燃料タンクの油種とが異なっているに
も拘らず給油を行うといった不具合、即ち混油の発生を
防止することができる。
【0017】他方、マイクロコンピュータ31は、当該
給油ノズルの供給油種を軽油以外の油種、即ち、ハイオ
クガソリンと判定した場合は、出力インタフェース38
を介して表示手段28内部の表示制御手段41へ「ハイ
オクガソリン」「140円/ι」の表示指令を出力する
。この結果、表示制御手段41は該表示指令に対応した
フォントデータをフォントデータ記憶手段42から読出
し、VRAM43の所定位置へ出力する結果、VRAM
43内の表示データは表示器44へ転送され、給油装置
本体部2の正面側給油領域へ向けて配設されている表示
器44における所定位置には、図8に示す如く当該給油
ノズルの供給油種及び単価として「ハイオクガソリン」
「140円/ι」が表示される(ステップS9)。 これにより、給油作業者が給油装置本体部2のノズル収
納部16から給油ノズル7を取外した時点で、表示器4
4における表示面の所定領域には給油ノズル油種と油種
単価とが表示されるため、給油ノズル油種と油種単価の
視認性を向上させることができ、更には、従来のように
給油作業者の錯誤により、取外した給油ノズルの油種と
車両燃料タンクの油種とが異なっているにも拘らず給油
を行うといった不具合、即ち混油の発生を防止すること
ができる。
【0018】他方、上記ステップS8において、マイク
ロコンピュータ31は当該給油ノズルの供給油種を軽油
と判定した場合は、ディップスイッチ35がONとなっ
ているか否か、即ち、給油作業者がスピーカ40からノ
ズル油種の案内音声を発声させる設定操作を行ったか否
かを判定する(ステップS11)。給油作業者が案内音
声発声の設定を行っていない場合は上記ステップS9へ
移行する一方、案内音声発声の設定を行った場合は、マ
イクロコンピュータ31は出力インタフェース38を介
して音声発声手段39へ「このノズルは軽油です」なる
音声発声指令を出力する結果、音声発声手段39は該音
声発声指令を解析し、スピーカ40から案内音声「この
ノズルは軽油です」を発声させる。これにより、給油作
業者がガソリンエンジン搭載車両に対し軽油を給油する
不具合を防止することができる。上記ステップS8で当
該給油ノズルの供給油種を軽油と判定した場合において
、上記ステップS11またはステップS12の処理が終
了すると、マイクロコンピュータ31は、出力インタフ
ェース38を介して表示手段28内部の表示制御手段4
1へ「軽油」「95円/ι」の表示指令を出力する。 これにより、表示制御手段41は表示指令に対応したフ
ォントデータをフォントデータ記憶手段42から読出し
、VRAM43の所定位置へ出力する結果、VRAM4
3内の表示データは表示器44へ転送され、給油装置本
体部2の正面側給油領域へ向けて配設されている表示器
44における所定位置には、図9に示す如く当該給油ノ
ズルの供給油種及び単価として「軽油」「95円/ι」
が表示される(ステップS9)。これにより、給油作業
者が給油装置本体部2のノズル収納部16から給油ノズ
ル7を取外した時点で、表示器44における表示面の所
定領域には給油ノズル油種と油種単価とが表示されるた
め、給油ノズル油種と油種単価の視認性を向上させるこ
とができ、更には、従来のように給油作業者の錯誤によ
り、取外した給油ノズルの油種と車両燃料タンクの油種
とが異なっているにも拘らず給油を行うといった不具合
、即ち混油の発生を防止することができる。
【0019】上記ステップS9の処理後は、当該車両燃
料タンクへの給油作業に関連した給油処理(例えば車両
燃料タンクの油種判別、タンクとノズルの油種合致後の
給油ポンプ駆動、給油に伴う給油量の演算・表示、税抜
給油金額の演算・表示等)へ移行する(ステップS10
)。
【0020】尚、本発明には下記各項の変形例がある。 ■上記実施例では、給油ノズルと油種を図4に示す如く
の組合わせとすると共に、油種と単価を図5に示す如く
の組合せとしたが、これに限定されず、給油装置におけ
る給油ノズルの配設本数、給油所サイドにおける販売油
種、変動する路線単価に応じ、給油ノズルと油種、油種
と単価とを種々の組合せとすることが可能である。この
場合、制御手段30内部のメモリ37の記憶エリアを変
更するだけで種々の組合せを設定することが可能である
。即ち、各ノズル番号に所望の油種を対応付けたテーブ
ルをメモリ37へ設定登録するだけの簡単な処理により
、ダブル型給油装置、マルチ型給油装置など何れの型の
給油装置にも対応することができ好適である。 ■上記実施例では、油種と単価の組合せとして路線単価
の場合を例に取り説明したが、これに限定されず、例え
ばカード利用者と現金利用者等で異なる単価を設定した
り、客の当該給油所における利用度合いに応じた割引単
価を設定することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる油液を供給する複数の給油ノズルと、該各給油ノズ
ルを各々着脱可能に収納するノズル収納部と、該各ノズ
ル収納部に対する前記各給油ノズルの着脱を各々検出す
るノズル状態判別手段と、各油液貯溜槽から汲上げた油
液を前記各給油ノズルへ各々送液する送液手段とを具備
してなる給油装置において、前記給油ノズル、ノズル収
納部、ノズル状態判別手段、送液手段を備えた複数の給
油系統が配設された給油装置本体部と、前記給油装置本
体部から離間した箇所に配設され、前記給油ノズルの供
給油種を表示する表示領域、油種単価を表示する表示領
域、給油データを表示する表示領域を備え、該各表示領
域に対し前記各給油系統のうちの一の給油系統に係る供
給油種、油種単価、給油データを表示するドット表示式
の表示部と、前記各給油ノズルと供給油種との対応関係
を記憶する油種記憶手段と、前記各給油ノズルの供給油
種と油種単価との対応関係を記憶する単価記憶手段と、
前記ノズル状態判別手段により当該給油ノズルが当該ノ
ズル収納部から取外されたことを検出した場合は、前記
油種記憶手段の記憶内容に基づき当該給油ノズルの供給
油種を検索すると共に、前記単価記憶手段の記憶内容に
基づき当該給油ノズルの供給油種の単価を検索し、これ
ら検索した当該給油ノズルの供給油種及び油種単価を前
記表示部の該当する表示領域へ表示させる表示制御手段
とを具備する構成としたので、下記各項の効果を奏する
ことができる。 ■給油作業者が給油装置本体部のノズル収納部から給油
ノズルを取外した時点で、表示部における表示面の所定
領域には給油ノズル油種と油種単価とが表示されるため
、給油ノズル油種と油種単価の視認性を向上させること
ができる。 ■上記により、例えば複数本の給油ノズル毎に油種を表
示する複数の油種表示部を給油量表示器とは別個に配設
した給油装置の場合のように、給油作業者が各給油ノズ
ルと各油種表示部との対応関係を予め認識しておく煩雑
性を解消できると共に、給油作業経験の不慣れな者がノ
ズル収納部から取外した給油ノズルの油種と油種表示部
の表示油種との対応関係を誤り、車両の適合油種とは異
なる油種の給油を行い混油を発生させる不具合を防止す
ることができる。 ■上記により、例えば複数本の給油ノズル毎に油種を表
示する複数の油種表示部を給油量表示器とは別個に配設
した給油装置を給油所へ新置する場合、給油ノズル油種
は給油装置配管と油液貯溜タンク吸上管とを接続する設
置工事を行う際に決定されるために、従来の如く給油装
置の出荷時点では各給油ノズルの油種と各油種表示部の
油種との対応関係を取ることはできないという不具合を
解消することができる。 ■上記により、従来の如く7セグメント方式により数字
のみ(給油量のみ)を表示させる給油装置の場合のよう
に、当該給油ノズルによる供給油種や油種単価を表示さ
せることはできないために給油作業が不慣れな者が車両
の適合油種とは異なる油種の給油ノズルをノズル収納部
から取外して給油を行い混油を発生させる不具合を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の給油装置の正面図である。
【図2】本実施例の給油装置の制御系のブロック図であ
る。
【図3】本実施例の給油装置の制御系のブロック図であ
る。
【図4】本実施例の油種テーブルの概念図である。
【図5】本実施例の単価テーブルの概念図である。
【図6】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】本実施例の表示器の表示態様の例を示す図であ
る。
【図8】本実施例の表示器の表示態様の例を示す図であ
る。
【図9】本実施例の表示器の表示態様の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1  給油装置 2  給油装置本体部 3  表示制御部 7〜12  給油ノズル 16〜18  ノズル収納部 20  給油ポンプ(送液手段) 24  ノズル状態判別手段(ノズル状態判別手段)2
8、29  表示手段(表示部) 30  制御手段(表示制御手段) 41  表示制御手段(表示制御手段)44  表示器
(表示部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  異なる油液を供給する複数の給油ノズ
    ルと、該各給油ノズルを各々着脱可能に収納するノズル
    収納部と、該各ノズル収納部に対する前記各給油ノズル
    の着脱を各々検出するノズル状態判別手段と、各油液貯
    溜槽から汲上げた油液を前記各給油ノズルへ各々送液す
    る送液手段とを具備してなる給油装置において、前記給
    油ノズル、ノズル収納部、ノズル状態判別手段、送液手
    段を備えた複数の給油系統が配設された給油装置本体部
    と、前記給油装置本体部から離間した箇所に配設され、
    前記給油ノズルの供給油種を表示する表示領域、油種単
    価を表示する表示領域、給油データを表示する表示領域
    を備え、該各表示領域に対し前記各給油系統のうちの一
    の給油系統に係る供給油種、油種単価、給油データを表
    示するドット表示式の表示部と、前記各給油ノズルと供
    給油種との対応関係を記憶する油種記憶手段と、前記各
    給油ノズルの供給油種と油種単価との対応関係を記憶す
    る単価記憶手段と、前記ノズル状態判別手段により当該
    給油ノズルが当該ノズル収納部から取外されたことを検
    出した場合は、前記油種記憶手段の記憶内容に基づき当
    該給油ノズルの供給油種を検索すると共に、前記単価記
    憶手段の記憶内容に基づき当該給油ノズルの供給油種の
    単価を検索し、これら検索した当該給油ノズルの供給油
    種及び油種単価を前記表示部の該当する表示領域へ表示
    させる表示制御手段と、を具備することを特徴とする給
    油装置。
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