JPH04365996A - 送風機の制御装置 - Google Patents
送風機の制御装置Info
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- JPH04365996A JPH04365996A JP13907391A JP13907391A JPH04365996A JP H04365996 A JPH04365996 A JP H04365996A JP 13907391 A JP13907391 A JP 13907391A JP 13907391 A JP13907391 A JP 13907391A JP H04365996 A JPH04365996 A JP H04365996A
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- blower
- motor
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Links
- IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N Dimethylsulphoxide Chemical compound CS(C)=O IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は暖房機や給湯機等に使
用される送風機の制御装置に関する。
用される送風機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、石油ファンヒータ等の暖房機で
は、特開平3−20518号公報に開示されているよう
に、燃焼用空気供給用の送風機(バーナファン)と室内
空気循環用の送風機(温風ファン)とが内蔵されている
。そして、暖房負荷(設定温度と室温との偏差)に応じ
て燃焼量が定められ、燃焼量に見合った燃焼用空気量が
得られるようにバーナファンの回転数を制御するととも
に、燃焼量に見合った温風量が得られるように温風ファ
ンの回転数を制御している。
は、特開平3−20518号公報に開示されているよう
に、燃焼用空気供給用の送風機(バーナファン)と室内
空気循環用の送風機(温風ファン)とが内蔵されている
。そして、暖房負荷(設定温度と室温との偏差)に応じ
て燃焼量が定められ、燃焼量に見合った燃焼用空気量が
得られるようにバーナファンの回転数を制御するととも
に、燃焼量に見合った温風量が得られるように温風ファ
ンの回転数を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バーナファ
ンや温風ファンの駆動用モータには隈取りモータ等の小
型の交流モータが使用され、交流モータを位相制御する
ことによってファン回転数が制御されている。また、特
に、回転数制御の精度が必要とされるバーナファンの制
御装置は、バーナファン(交流モータ)の回転数Nを検
出し、この回転数Nと燃焼量に応じて決められる目標回
転数NSとの偏差に応じて交流モータの印加電圧の位相
切り角t(各半サイクルのオフ時間で、例えば、50H
zの場合、tは0〜10ms)を増減させ、回転数Nを
目標回転数NSに維持するように構成されている。
ンや温風ファンの駆動用モータには隈取りモータ等の小
型の交流モータが使用され、交流モータを位相制御する
ことによってファン回転数が制御されている。また、特
に、回転数制御の精度が必要とされるバーナファンの制
御装置は、バーナファン(交流モータ)の回転数Nを検
出し、この回転数Nと燃焼量に応じて決められる目標回
転数NSとの偏差に応じて交流モータの印加電圧の位相
切り角t(各半サイクルのオフ時間で、例えば、50H
zの場合、tは0〜10ms)を増減させ、回転数Nを
目標回転数NSに維持するように構成されている。
【0004】しかしながら、この種の送風機に使用され
る交流モータは回転トルク特性が非線形で、トルクが回
転数によって異なるため、目標回転数NSの新たな設定
によって回転数Nが変わる際、回転数Nが目標回転数N
Sに対してオーバーシュートやアンダーシュートを生じ
るなど、回転数が不安定になる問題があった。特に、暖
房機のように燃焼に使用するものでは、燃焼が不安定に
なり、燃焼状態が悪くなる心配があった。また、始動時
には回転数Nが目標回転数を大幅に上回り、運転騒音が
大きくなる問題があった。
る交流モータは回転トルク特性が非線形で、トルクが回
転数によって異なるため、目標回転数NSの新たな設定
によって回転数Nが変わる際、回転数Nが目標回転数N
Sに対してオーバーシュートやアンダーシュートを生じ
るなど、回転数が不安定になる問題があった。特に、暖
房機のように燃焼に使用するものでは、燃焼が不安定に
なり、燃焼状態が悪くなる心配があった。また、始動時
には回転数Nが目標回転数を大幅に上回り、運転騒音が
大きくなる問題があった。
【0005】この発明は上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、交流モータの回転トルク特性に適した位相
制御を行い、送風機回転数の安定化を図ることを目的と
する。
ものであり、交流モータの回転トルク特性に適した位相
制御を行い、送風機回転数の安定化を図ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、送風機駆
動用の交流モータを位相制御することにより送風機回転
数Nが目標回転数NSになるようにした送風機の制御装
置において、送風機回転数Nを検出し、目標回転数NS
と回転数Nとの偏差e、及び回転数Nの単位時間当りの
変化値ΔNに応じて交流モータの印加電圧の位相切り角
tを変化させるとともに、この位相切り角tの変化幅Δ
tを回転数Nに応じて補正するように構成されている。
動用の交流モータを位相制御することにより送風機回転
数Nが目標回転数NSになるようにした送風機の制御装
置において、送風機回転数Nを検出し、目標回転数NS
と回転数Nとの偏差e、及び回転数Nの単位時間当りの
変化値ΔNに応じて交流モータの印加電圧の位相切り角
tを変化させるとともに、この位相切り角tの変化幅Δ
tを回転数Nに応じて補正するように構成されている。
【0007】また、この発明では、送風機駆動用の交流
モータを位相制御することにより送風機回転数Nが目標
回転数NSになるようにした送風機の制御装置において
、送風機回転数Nを検出し、目標回転数NSと回転数N
との偏差e、及び回転数Nの単位時間当りの変化値ΔN
に応じて交流モータの印加電圧の位相切り角tを変化さ
せるとともに、回転数Nが大きく、かつ、変化値ΔNが
大きいときには位相切り角tの変化幅Δtが大きくなる
ように構成されている。
モータを位相制御することにより送風機回転数Nが目標
回転数NSになるようにした送風機の制御装置において
、送風機回転数Nを検出し、目標回転数NSと回転数N
との偏差e、及び回転数Nの単位時間当りの変化値ΔN
に応じて交流モータの印加電圧の位相切り角tを変化さ
せるとともに、回転数Nが大きく、かつ、変化値ΔNが
大きいときには位相切り角tの変化幅Δtが大きくなる
ように構成されている。
【0008】
【作用】請求項1に記載のものでは、回転数Nの低いと
きと回転数Nの高いときとで、偏差e、及び/又は変化
値ΔNに対する位相切り角tの変化幅Δtが変わる。す
なわち、回転数Nが大きいときには所定の偏差、及び/
又は変化値ΔNに対する位相切り角tの変化幅Δtが大
きくなり、位相制御による回転数Nの変化幅が大きくな
る。逆に、回転数Nが小さいときには所定の偏差、及び
/又は変化値ΔNに対する変化幅Δtが小さくなり、回
転数Nの変化幅が小さくなる。このため、回転トルク特
性に合わせた的確な位相制御がなされ、オーバーシュー
トやアンダーシュートの少ない安定した回転数制御が行
われる。
きと回転数Nの高いときとで、偏差e、及び/又は変化
値ΔNに対する位相切り角tの変化幅Δtが変わる。す
なわち、回転数Nが大きいときには所定の偏差、及び/
又は変化値ΔNに対する位相切り角tの変化幅Δtが大
きくなり、位相制御による回転数Nの変化幅が大きくな
る。逆に、回転数Nが小さいときには所定の偏差、及び
/又は変化値ΔNに対する変化幅Δtが小さくなり、回
転数Nの変化幅が小さくなる。このため、回転トルク特
性に合わせた的確な位相制御がなされ、オーバーシュー
トやアンダーシュートの少ない安定した回転数制御が行
われる。
【0009】また、請求項2に記載のものでは、特に始
動時において、回転数Nが目標回転数NSに近づくと、
急激に回転数の上昇が抑制され、速やかに回転数Nが目
標回転数NSに維持されることになり、騒音の少ない安
定した回転数制御がなされる。
動時において、回転数Nが目標回転数NSに近づくと、
急激に回転数の上昇が抑制され、速やかに回転数Nが目
標回転数NSに維持されることになり、騒音の少ない安
定した回転数制御がなされる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を暖房機の制御装置に適用し
た実施例について説明する。
た実施例について説明する。
【0011】図1は石油ファンヒータ等の暖房機の制御
装置の1例を示すものである。図1において、1はA/
D変換器及び不揮発性メモリ(EEPROM)を内蔵し
たマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であ
り、マイコン1の入力側には運転スイッチ2、温度設定
器3、室温センサ4及びバーナ温度センサ5が設けられ
ている。
装置の1例を示すものである。図1において、1はA/
D変換器及び不揮発性メモリ(EEPROM)を内蔵し
たマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であ
り、マイコン1の入力側には運転スイッチ2、温度設定
器3、室温センサ4及びバーナ温度センサ5が設けられ
ている。
【0012】また、マイコン1の出力側には灯油気化用
の電気ヒータ6、点火器7、バーナファン駆動用のバー
ナモータ(交流モータ)8、燃料ポンプ9、温風ファン
駆動用のファンモータ(交流モータ)10が設けられて
いる。また、11はバーナモータ8の回転数検知器であ
り、この回転数検知器11の回転数信号はマイコン1に
入力されている。
の電気ヒータ6、点火器7、バーナファン駆動用のバー
ナモータ(交流モータ)8、燃料ポンプ9、温風ファン
駆動用のファンモータ(交流モータ)10が設けられて
いる。また、11はバーナモータ8の回転数検知器であ
り、この回転数検知器11の回転数信号はマイコン1に
入力されている。
【0013】運転スイッチ2が投入されると、マイコン
1はまず電気ヒータ6に通電し、バーナ(図示せず)の
気化部を予熱する。そして、予熱が完了し、バーナ温度
センサ5の検出温度が所定値以上になると、マイコン1
はバーナモータ8を始動させ、バーナのプリパージを行
った後、点火器7及び燃料ポンプ9を作動させる。この
ようにして、バーナで燃焼が行われると、マイコン1は
ファンモータ10を始動させ、加熱された室内空気を温
風として吐出させる。
1はまず電気ヒータ6に通電し、バーナ(図示せず)の
気化部を予熱する。そして、予熱が完了し、バーナ温度
センサ5の検出温度が所定値以上になると、マイコン1
はバーナモータ8を始動させ、バーナのプリパージを行
った後、点火器7及び燃料ポンプ9を作動させる。この
ようにして、バーナで燃焼が行われると、マイコン1は
ファンモータ10を始動させ、加熱された室内空気を温
風として吐出させる。
【0014】マイコン1はこのような暖房運転中、図3
に示すように、温度設定器3によって設定された設定温
度TSと室内センサ4で検知した室温Tとの偏差ΔTに
応じて燃焼量Qを決定する。そして、この燃焼量Qが得
られるように、燃料ポンプ(電磁ポンプ)9の駆動周波
数を制御するとともに、バーナモータ8及びファンモー
タ10を位相制御し、燃焼量Qに見合った燃料供給量、
燃焼用空気量及び温風量が得られるようにする。
に示すように、温度設定器3によって設定された設定温
度TSと室内センサ4で検知した室温Tとの偏差ΔTに
応じて燃焼量Qを決定する。そして、この燃焼量Qが得
られるように、燃料ポンプ(電磁ポンプ)9の駆動周波
数を制御するとともに、バーナモータ8及びファンモー
タ10を位相制御し、燃焼量Qに見合った燃料供給量、
燃焼用空気量及び温風量が得られるようにする。
【0015】バーナモータ8の位相制御はファジイ推論
を用い、次のようにして行われる。マイコン1は図4に
示すように、回転数検知器11からの回転数信号に基づ
いて現在回転数Nを周期的に求め、これを記憶している
。また、現在回転数Nの検出と同期して、燃焼量Qに見
合った燃焼用空気量を得るための目標回転数NSと現在
回転数Nとの偏差eを求め、これを記憶するとともに、
現在回転数Nと前回の現在回転数との差(変化値)ΔN
を求め、これを記憶している。
を用い、次のようにして行われる。マイコン1は図4に
示すように、回転数検知器11からの回転数信号に基づ
いて現在回転数Nを周期的に求め、これを記憶している
。また、現在回転数Nの検出と同期して、燃焼量Qに見
合った燃焼用空気量を得るための目標回転数NSと現在
回転数Nとの偏差eを求め、これを記憶するとともに、
現在回転数Nと前回の現在回転数との差(変化値)ΔN
を求め、これを記憶している。
【0016】このようにして、現在回転数N、偏差e及
び変化値ΔNが求められると、マイコン1はこれらの値
から図5ないし図7に示すそれぞれのメンバーシップ関
数のグレードを求める。また、これらのグレード値はマ
イコン1に格納された3枚のルックアップテーブル(図
8ないし図10参照)にそれぞれ照合され、ファジイ推
論の重み付けルールに従って位相切り角tの変化幅Δt
が決定される。
び変化値ΔNが求められると、マイコン1はこれらの値
から図5ないし図7に示すそれぞれのメンバーシップ関
数のグレードを求める。また、これらのグレード値はマ
イコン1に格納された3枚のルックアップテーブル(図
8ないし図10参照)にそれぞれ照合され、ファジイ推
論の重み付けルールに従って位相切り角tの変化幅Δt
が決定される。
【0017】バーナモータ8の始動時は図2に示すよう
に、ファン回転数が小さい(最初は0)ので、現在回転
数Nのメンバーシップ関数はNBのグレード値が大とな
る。このとき、主に図8のルックアップテーブルが使用
されるので、位相切り角tの変化幅Δtは0となり、t
=Omsの状態でバーナモータ8が加速されていく。現
在回転数Nの値が増加すると、現在回転数Nのメンバー
シップ関数はZのグレード値が増大していく。このとき
、図8及び図9のルックアップテーブルが併用され、位
相切り角tの変化幅ΔtにNS(負の値)が設定される
ため、位相切り角tが少し大きくなる。この結果、ファ
ン回転数の増加に若干のブレーキがかかる。
に、ファン回転数が小さい(最初は0)ので、現在回転
数Nのメンバーシップ関数はNBのグレード値が大とな
る。このとき、主に図8のルックアップテーブルが使用
されるので、位相切り角tの変化幅Δtは0となり、t
=Omsの状態でバーナモータ8が加速されていく。現
在回転数Nの値が増加すると、現在回転数Nのメンバー
シップ関数はZのグレード値が増大していく。このとき
、図8及び図9のルックアップテーブルが併用され、位
相切り角tの変化幅ΔtにNS(負の値)が設定される
ため、位相切り角tが少し大きくなる。この結果、ファ
ン回転数の増加に若干のブレーキがかかる。
【0018】現在回転数Nが目標回転数NSの半分以上
になると、現在回転数Nのメンバーシップ関数はNBの
グレード値が0となり、代わってPBのグレード値が大
きくなる。また、Zのグレード値も小さくなる。このと
き、変化値ΔNの値が大きいので、ΔNのメンバーシッ
プ関数はPBのグレード値が大きくなっている。このた
め、図9及び図10のルックアップテーブルが併用され
、現在回転数Nのメンバーシップ関数のPBのグレード
値が大きくなるのに伴って位相切り角の変化幅ΔtはN
Bとなり、このNBの実数値はNS、NMよりも大変大
きな負の値に設定されるので、位相切り角tが急激に増
大してファン回転数の増加に急ブレーキがかかる。
になると、現在回転数Nのメンバーシップ関数はNBの
グレード値が0となり、代わってPBのグレード値が大
きくなる。また、Zのグレード値も小さくなる。このと
き、変化値ΔNの値が大きいので、ΔNのメンバーシッ
プ関数はPBのグレード値が大きくなっている。このた
め、図9及び図10のルックアップテーブルが併用され
、現在回転数Nのメンバーシップ関数のPBのグレード
値が大きくなるのに伴って位相切り角の変化幅ΔtはN
Bとなり、このNBの実数値はNS、NMよりも大変大
きな負の値に設定されるので、位相切り角tが急激に増
大してファン回転数の増加に急ブレーキがかかる。
【0019】現在回転数Nが目標回転数NSに近づき、
偏差e及び変化値ΔNが小さくなると、主に図9のルッ
クアップテーブルに従って変化幅Δtが設定され、位相
切り角tが増減するので、ファン回転数(現在回転数N
)は大幅なオーバーシュートをすることなく、目標回転
数NS近くに精度良く維持される。
偏差e及び変化値ΔNが小さくなると、主に図9のルッ
クアップテーブルに従って変化幅Δtが設定され、位相
切り角tが増減するので、ファン回転数(現在回転数N
)は大幅なオーバーシュートをすることなく、目標回転
数NS近くに精度良く維持される。
【0020】暖房開始当初は燃焼量Qが大きく設定され
るので、目標回転数NSも大きくなる。この場合、主に
図9及び図10のルックアップテーブルが併用され、変
化幅Δtが大き目に設定されるので、負荷変動があって
もオーバーシュートを阻止しながら、ファン回転数を目
標回転数TSに速やかに制御することができる。また、
部屋が十分に温かくなると、燃焼量Qが小さくなり、目
標回転数NSも小さくなる。このとき、主に図8及び図
9のルックアップテーブルが併用され、変化幅Δtが小
さ目に設定されるので、負荷変動があってもアンダーシ
ュートを防止しながら、ファン回転数を目標回転数NS
に精度良く制御することができる。
るので、目標回転数NSも大きくなる。この場合、主に
図9及び図10のルックアップテーブルが併用され、変
化幅Δtが大き目に設定されるので、負荷変動があって
もオーバーシュートを阻止しながら、ファン回転数を目
標回転数TSに速やかに制御することができる。また、
部屋が十分に温かくなると、燃焼量Qが小さくなり、目
標回転数NSも小さくなる。このとき、主に図8及び図
9のルックアップテーブルが併用され、変化幅Δtが小
さ目に設定されるので、負荷変動があってもアンダーシ
ュートを防止しながら、ファン回転数を目標回転数NS
に精度良く制御することができる。
【0021】尚、上述した実施例において、バーナファ
ン駆動用のバーナモータ(交流モータ)の位相制御につ
いて説明したが、温風ファン駆動用のファンモータにつ
いても同様な位相制御を行うことができる。また、この
発明は燃焼用の送風機に限定されるものではなく、種々
の送風機に適用可能である。
ン駆動用のバーナモータ(交流モータ)の位相制御につ
いて説明したが、温風ファン駆動用のファンモータにつ
いても同様な位相制御を行うことができる。また、この
発明は燃焼用の送風機に限定されるものではなく、種々
の送風機に適用可能である。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、所定の
偏差e、及び/又は変化値ΔNに対し、回転数Nの大き
いときは位相切り角tの変化幅Δtを大きくし、回転数
Nの小さいときは変化幅Δtを小さくしたので、非線径
の回転トルク特性を有する交流モータに適した位相制御
を行うことができ、送風機回転数のオーバーシュートや
アンダーシュートが抑制され、安定した回転数制御を実
現できるものである。
偏差e、及び/又は変化値ΔNに対し、回転数Nの大き
いときは位相切り角tの変化幅Δtを大きくし、回転数
Nの小さいときは変化幅Δtを小さくしたので、非線径
の回転トルク特性を有する交流モータに適した位相制御
を行うことができ、送風機回転数のオーバーシュートや
アンダーシュートが抑制され、安定した回転数制御を実
現できるものである。
【0023】また、請求項2の送風機の制御装置におい
ては、特に始動時に送風機回転数が目標回転数に対して
大幅にオーバーシュートするのを防止することができ、
例えば、上述した実施例のものでは従来方法に比べてオ
ーバーシュートが300rpm以上改善され、騒音も数
dB低下した。
ては、特に始動時に送風機回転数が目標回転数に対して
大幅にオーバーシュートするのを防止することができ、
例えば、上述した実施例のものでは従来方法に比べてオ
ーバーシュートが300rpm以上改善され、騒音も数
dB低下した。
【図1】この発明を適用した暖房機の制御装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】この発明の一実施例によるバーナモータの回転
数変化特性を示す説明図である。
数変化特性を示す説明図である。
【図3】制御装置の燃焼制御特性を示す説明図である。
【図4】制御装置のマイクロコンピュータの動作説明図
である。
である。
【図5】目標回転数NSと現在回転数Nとの偏差eにつ
いてのメンバーシップ関数の説明図である。
いてのメンバーシップ関数の説明図である。
【図6】現在回転数Nと前回の回転数との差(変化値Δ
N)についてのメンバーシップ関数の説明図である。
N)についてのメンバーシップ関数の説明図である。
【図7】現在回転数Nについてのメンバーシップ関数の
説明図である。
説明図である。
【図8】マイクロコンピュータに格納された第1のルッ
クアップテーブルを示す説明図である。
クアップテーブルを示す説明図である。
【図9】マイクロコンピュータに格納された第2のルッ
クアップテーブルを示す説明図である。
クアップテーブルを示す説明図である。
【図10】マイクロコンピュータに格納された第3のル
ックアップテーブルを示す説明図である。
ックアップテーブルを示す説明図である。
1 マイクロコンピュータ
8 バーナモータ(交流モータ)11 回転数
検知器
検知器
Claims (2)
- 【請求項1】 送風機駆動用の交流モータを位相制御
することにより送風機回転数Nが目標回転数NSになる
ようにした送風機の制御装置において、送風機回転数N
を検出し、目標回転数NSと回転数Nとの偏差e、及び
/又は回転数Nの単位時間当りの変化値ΔNに応じて交
流モータの印加電圧の位相切り角tを変化させるととも
に、この位相切り角tの変化幅Δtを回転数Nに応じて
補正するように構成されていることを特徴とする送風機
の制御装置。 - 【請求項2】 送風機駆動用の交流モータを位相制御
することにより送風機回転数Nが目標回転数NSになる
ようにした送風機の制御装置において、送風機回転数N
を検出し、目標回転数NSと回転数Nとの偏差e、及び
回転数Nの単位時間当りの変化値ΔNに応じて交流モー
タの印加電圧の位相切り角tを変化させるとともに、回
転数Nが大きく、かつ、変化値ΔNが大きいときには位
相切り角tの変化幅Δtが大きくなるように構成されて
いることを特徴とする送風機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13907391A JPH04365996A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 送風機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13907391A JPH04365996A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 送風機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365996A true JPH04365996A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15236862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13907391A Pending JPH04365996A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 送風機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365996A (ja) |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP13907391A patent/JPH04365996A/ja active Pending
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