JPH04365435A - 搾乳機のミルククロー - Google Patents

搾乳機のミルククロー

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JPH04365435A
JPH04365435A JP16638091A JP16638091A JPH04365435A JP H04365435 A JPH04365435 A JP H04365435A JP 16638091 A JP16638091 A JP 16638091A JP 16638091 A JP16638091 A JP 16638091A JP H04365435 A JPH04365435 A JP H04365435A
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JP
Japan
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milk
claw
wave
chamber
outlet
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JP16638091A
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English (en)
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Inventor
Minoru Matsuzawa
松沢 実
Toshiyuki Okaya
利幸 岡谷
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプラインミルカー
の搾乳用ミルククローにおいて、搾乳真空圧を安定した
状態で搾乳できると共に、クロー内で流入したミルクが
バックフラッシュしないように構成したものである。
【0002】
【従来技術】従来のミルククローとしては、ミルク溜室
をティートカップの数だけ区画すると共に、該室とティ
ートカップ等のミルクラインと接続し、室のそれぞれ設
置した出口導管から搾乳するように構成されたもの(特
公昭63−18442号)や、搾乳器にほぼ円形連結部
によって連結したボウルとカバーとを設け、上記カバー
はほぼ切頭円錐形として下方の大直径部をボウルに連結
し4個の入口ニップルのカバーの上部側壁に連結し、各
入口ニップルはカバーの傾斜側壁から上方外方に側壁に
対してほぼ接線方向に延長し、流入する牛乳は下向きで
カバー内面に接線方向に導かれてカバーの傾斜内壁を旋
転して下方に流れ直径の増加する経路によって速度が減
少し、ボウルからの出口を入口ニップルの下方として速
度が減少した後の牛乳を受け、牛乳を出口からニップル
に逆流させるためには牛乳を上方に動かして加速する必
要があることを特徴とする搾乳器(特開昭61−817
40号)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来の前者ミルククローの場合は、ミルク溜室を4室に細
分化したためにミルク排出量に比較してミルク流入量が
多いときには、ミルク溜室が一杯となり、連続した搾乳
ができないといった不都合がある。また後者のミルクク
ローの場合は、ミルク溜室内で渦が発生しやすく、ミル
クが速やかに流出しないといった不都合がある。また渦
が発生すると、ミルクが撹拌されることになり、脂肪分
離を引き起こしやすい。さらにミルクがミルクニップル
から勢いよく流入したときには跳ね返り等により逆流す
る場合があり、かかる場合に他の乳頭間で感染をするお
それがある。そこで本発明はかかる従来技術の欠点に鑑
みなされたもので、ミルク溜室内で渦が発生しにくく、
かつバックフラッシュが起こりにくいミルククローを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、クロ
ー室内を中央に調圧孔を有する仕切板により区画された
四つのミルク流入口と連通するミルク溜室及びミルク排
出口と連通する高真空圧室と、ミルク溜室の上方でダイ
ヤフラムを介して隔離された低真空圧室と、前記ダイヤ
フラムに接続されミルク溜室と低真空圧室との差圧が所
定レベル以上の時に調圧孔を塞ぐ調圧棒とからなるミル
ククローにおいて、前記ミルク溜室側の仕切板上に側壁
から中央の調圧孔に向けて波消し板を複数設置した搾乳
機のミルククローにより本目的を達成する。また波消し
板は、ミルク流入口間の中間の位置で、調圧孔の点対称
の位置に設置するのが望ましい。また第2の発明のクロ
ー室内を上方の四つのミルク流入口及び下方のミルク排
出口と連通するミルク溜室としたミルククローにおいて
、前記ミルク溜室の底部の中央にミルク排出口を設け、
さらに該ミルク排出口を中心として点対称の位置に複数
の波消し板を設置した搾乳機のミルククローにより本目
的を達成する。
【0005】
【作用】本発明にかかるミルククローでは、ミルク流入
口からティーカップユニットを介して搾乳されたミルク
がミルク溜室内に流入する。そしてミルク溜室内に溜っ
たミルクは調圧孔を介して高真空圧室内に導かれ、そこ
からミルク排出口を介して送乳される。ミルク溜室から
高真空圧室に流入する際に、調圧孔の周辺で渦が発生し
ようとするが、仕切板上に波消し板が調圧孔を中心とし
て点対称の位置に設置されている関係から打ち消され、
渦が発生しない。またミルク流入口から流入する勢いの
よいミルクは、一般に室を構成する側壁等と衝突して跳
ね返り、他の真空圧がかかっていないティートカップに
逆流しようとするが、本発明にかかるミルククローでは
仕切板上に波消し板が設置されている関係で、波消し板
がミルク流入口から噴き出るミルクに対する邪魔板とし
て機能するためにあまり沢山跳ね返らないように作用す
る。また第2の発明では、クロー室の底部に設置した波
消し板の作用により、上述したように渦の発生、逆流を
防止する。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明にかかる実施例を示す
平面図であり、4ヵ所にミルク流入口2が接続されたヘ
ッドカバー1と、該ヘッドカバー1の中央部に装着され
たパルス真空圧供給口3、4と低真空圧室への真空圧供
給口5及び各ティートカップユニットに対してパルス真
空圧を供給する接続口6,7,8,9とからなる真空圧
供給手段10を有する。ちなみに接続口6,7とパルス
真空圧供給口3とは連通しており、接続口8,9とパル
ス真空圧供給口4とは連通している。
【0007】ミルククロー内は図3に示すように横断面
が多角形状であり、室内は中央に調圧孔12を有する仕
切板14によりミルク溜室16と高真空圧室18とに区
画されており、ミルク溜室16はミルク流入口2と連通
しており、また高真空圧室18は、ミルク排出口20と
連通している。ミルク排出口20は、搾乳しない時にク
ロー内にごみ等が侵入しないように半球状の弁22で開
閉できるようになっている。24はその弁を係止するた
めのゴム製の取っ手である。26は、ミルク溜室16の
上方に低真空圧室28を区画するためのダイヤフラムで
あり、低真空圧室28内の真空圧とミルク溜室16内の
真空圧との差圧によりダイヤフラム26に接続された調
圧棒30を上下動させることにより調圧孔12を開閉し
ミルク溜室16内の真空圧を圧力調整する。
【0008】ミルク溜室16内の仕切板14上には、水
平面からみてミルク流入口2の中間の位置でミルク溜室
16の側壁32から調圧孔12に向けて波消し板33,
343,35,36が、調圧孔12を中心として点対称
の位置に設置されている。波消し板の高さは、仕切板1
2からミルク流入口2(最低部)までの距離の略半分以
下となるように構成されており、波消し板33,34は
、乳牛の前後交互搾乳の場合のために設けられており、
波消し板35,36は左右交互搾乳の場合の溜めに設け
られている。従って本実施例では、波消し板の数を4枚
というように設定したがこれに限定されるものではなく
、左右交互又は前後交互方式で搾乳する場合には最低点
対称の関係にある一対の波消し板があれば良い。
【0009】次に図4に示すものは、本発明にかかる他
の実施例を示すものであり、4ヵ所にミルク流入口2が
接続されたヘッドカバー1と、該ヘッドカバー1の中央
部に装着されたパルス真空圧供給口3、4及び各ティー
トカップユニットに対してパルス真空圧を供給する接続
口6,7,8,9とからなる真空圧供給手段10を有す
る。ちなみに接続口6,7とパルス真空圧供給口3とは
連通しており、接続口8,9とパルス真空圧供給口4と
は連通している。
【0010】ミルククロー内は図5に示すように縦断面
が多角形状(横断面も)であり、ミルク溜室16となっ
ており、ミルク溜室16はミルク流入口2と連通すると
共に底部の中央部に設けたミルク排出口20と連通して
いる。ミルク排出口20には、搾乳しない時にクローへ
の真空接続を遮断できるように半球状の弁22で開閉で
きるようになっている。24はその弁を係止するための
とってである。ミルク溜室16内の底部には、水平面か
らみてミルク流入口2の中間の位置でミルク溜室16の
側壁32から調圧孔12に向けて波消し板33,34,
35,36が、底部に設けたミルク排出口20を中心と
して点対称の位置に設置されている。波消し板の高さは
、仕切板12からミルク流入口2(最低部)までの距離
の略半分以下となるように構成されており、波消し板3
3,34は、乳牛の前後交互搾乳の場合のために設けら
れており、波消し板35,36は左右交互搾乳の場合の
ために設けられている。
【0011】以上述べたように本発明にかかるミルクク
ローでは、仕切り板又は底部に波消し板33,34,3
5,36を立設してある関係から、ミルク流入口からミ
ルクが落下しても、ミルクの落下による運動エネルギー
を吸収するように作用することから跳ね返りが少なく、
ミルク流入口を介して逆流するのを防ぐことになる。ま
たミルク溜室16内の底部又は仕切り板に波消し板が立
設されていることにより地球の自転運動により生じよう
とする渦の発生を抑えることになり、さらに波消し板に
沿ってミルクがミルク排出口に速やかに流れ、スムーズ
に送乳されることになる。
【0012】
【効果】以上述べたように本発明にかかるミルククロー
は、ミルク溜室の仕切り板又はその底部に波消し板を設
置したことにより、流入するミルクの運動エネルギーを
吸収することができるのでバックフラッシュにより乳房
間の感染を防止することができる。また排出口で発生す
る渦を極力抑えることができるので、ミルクの撹拌によ
る脂肪分離を防ぐことができる。さらに波消し板に沿っ
てミルクが流れることになるためにミルクが速やかに流
出することになり、ミルククローを小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】実施例の縦断面図である。
【図3】実施例の一部想像線を含む横断面図である。
【図4】第2実施例の平面図である。
【図5】第2実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1        ヘッドカバー 2        ミルク流入口 3,4    パルス真空圧供給口 5        真空圧供給口 6,7,8,9  接続口 10      真空圧供給手段 12      調圧孔 14      仕切板 16      ミルク溜室 18      高真空圧室 20      ミルク排出口 22      半球状の弁 24      取っ手 26      ダイヤフラム 28      低真空圧室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クロー室内を中央に調圧孔を有する仕
    切板により区画された四つのミルク流入口と連通するミ
    ルク溜室及びミルク排出口と連通する高真空圧室と、ミ
    ルク溜室の上方でダイヤフラムを介して隔離された低真
    空圧室と、前記ダイヤフラムに接続されミルク溜室と低
    真空圧室との差圧が所定レベル以上の時に調圧孔を塞ぐ
    調圧棒とからなるミルククローにおいて、前記ミルク溜
    室側の仕切板上に側壁から中央の調圧孔に向けて波消し
    板を複数設置したことを特徴とする搾乳機のミルククロ
    ー。
  2. 【請求項2】  仕切板上に設置した波消し板が、ミル
    ク流入口間の中間の位置で、調圧孔の点対称の位置に設
    置されていることを特徴とする請求項1記載の搾乳機の
    ミルククロー。
  3. 【請求項3】  クロー室内を上方の四つのミルク流入
    口及び下方のミルク排出口と連通するミルク溜室とした
    ミルククローにおいて、前記ミルク溜室の底部の中央に
    ミルク排出口を設け、さらに該ミルク排出口を中心とし
    て点対称の位置に複数の波消し板を設置したことを特徴
    とする搾乳機のミルククロー。
JP16638091A 1991-06-11 1991-06-11 搾乳機のミルククロー Expired - Fee Related JPH0695867B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013072A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 オリオン機械株式会社 ミルククロー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016013072A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 オリオン機械株式会社 ミルククロー

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JPH0695867B2 (ja) 1994-11-30

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