JPH04364919A - 射出成形機の制御方法 - Google Patents
射出成形機の制御方法Info
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- JPH04364919A JPH04364919A JP14011791A JP14011791A JPH04364919A JP H04364919 A JPH04364919 A JP H04364919A JP 14011791 A JP14011791 A JP 14011791A JP 14011791 A JP14011791 A JP 14011791A JP H04364919 A JPH04364919 A JP H04364919A
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- resin
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- mold
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 130
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 12
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0037—Other properties
- B29K2995/0063—Density
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の制御方法
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダの中にスクリュが回転自在かつ前後進自在に配設さ
れていて、射出シリンダ、油圧モータ等の駆動系によっ
て駆動されるようになっている。そして、射出を行うに
当たり、まず計量が行われ、スクリュが回転しながら後
退する。この間、ホッパから落下して加熱シリンダ内に
供給された樹脂は、加熱シリンダによって加熱され、ス
クリュの後退に伴って前方に移動して、スクリュの前端
に蓄えられる。
ンダの中にスクリュが回転自在かつ前後進自在に配設さ
れていて、射出シリンダ、油圧モータ等の駆動系によっ
て駆動されるようになっている。そして、射出を行うに
当たり、まず計量が行われ、スクリュが回転しながら後
退する。この間、ホッパから落下して加熱シリンダ内に
供給された樹脂は、加熱シリンダによって加熱され、ス
クリュの後退に伴って前方に移動して、スクリュの前端
に蓄えられる。
【０００３】続いて、スクリュが前進させられ、この時
、スクリュの前端に蓄えられた樹脂が射出ノズルから押
し出されて金型のキャビティ内に充填される。そして、
この射出が終了すると、キャビティ内の樹脂は冷却され
、成形品が得られるが、この時、樹脂は冷却されるとと
もに収縮する。したがって、その収縮分を補うため、保
圧が行われ、上記射出が終了した後も一定の樹脂圧が維
持されるようになっている。そして、この保圧が終了す
ると、再びスクリュが回転させられ、計量に入る。
、スクリュの前端に蓄えられた樹脂が射出ノズルから押
し出されて金型のキャビティ内に充填される。そして、
この射出が終了すると、キャビティ内の樹脂は冷却され
、成形品が得られるが、この時、樹脂は冷却されるとと
もに収縮する。したがって、その収縮分を補うため、保
圧が行われ、上記射出が終了した後も一定の樹脂圧が維
持されるようになっている。そして、この保圧が終了す
ると、再びスクリュが回転させられ、計量に入る。
【０００４】ところで、上記各工程から成る成形サイク
ルの間、金型内の樹脂の通路に樹脂圧センサを設け、検
出した樹脂圧の推移があらかじめ設定した型内圧波形に
なるように、射出シリンダへの油の供給量及び圧力を制
御するものが提供されている（特公昭５８−５２４８６
号公報参照）。この場合、金型内のランナ部やキャビテ
ィのゲート近傍に圧力センサを配設して樹脂圧を検出し
、樹脂が射出ノズルから金型に注入されてからキャビテ
ィの末端まで充満して冷却され、固化するまでの樹脂圧
を測定する。そして、充填不足又は充填過剰にならない
型内圧波形を求め、その型内圧波形と圧力センサからの
実測値が同一になるように射出シリンダへの油の供給量
及び圧力をクローズドループのフィードバック制御を行
うようにしている。
ルの間、金型内の樹脂の通路に樹脂圧センサを設け、検
出した樹脂圧の推移があらかじめ設定した型内圧波形に
なるように、射出シリンダへの油の供給量及び圧力を制
御するものが提供されている（特公昭５８−５２４８６
号公報参照）。この場合、金型内のランナ部やキャビテ
ィのゲート近傍に圧力センサを配設して樹脂圧を検出し
、樹脂が射出ノズルから金型に注入されてからキャビテ
ィの末端まで充満して冷却され、固化するまでの樹脂圧
を測定する。そして、充填不足又は充填過剰にならない
型内圧波形を求め、その型内圧波形と圧力センサからの
実測値が同一になるように射出シリンダへの油の供給量
及び圧力をクローズドループのフィードバック制御を行
うようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の射出成形機の制御方法においては、樹脂を制御対象
としているが、金型内のランナ部やキャビティのゲート
近傍に配設した圧力センサによって樹脂圧を検出し、該
検出した樹脂圧によってクローズドループのフィードバ
ック制御を行うようにしているため、上記圧力センサが
樹脂圧を検出するまではクローズドループのフィードバ
ック制御を行うことができず、オープンループ制御であ
って高精度の制御ができない。
来の射出成形機の制御方法においては、樹脂を制御対象
としているが、金型内のランナ部やキャビティのゲート
近傍に配設した圧力センサによって樹脂圧を検出し、該
検出した樹脂圧によってクローズドループのフィードバ
ック制御を行うようにしているため、上記圧力センサが
樹脂圧を検出するまではクローズドループのフィードバ
ック制御を行うことができず、オープンループ制御であ
って高精度の制御ができない。
【０００６】本発明は、上記従来の射出成形機の制御方
法の問題点を解決して、樹脂を直接の制御対象として高
精度の制御を可能とし、しかも成形を開始すると同時に
クローズドループのフィードバック制御を行うことを可
能とする射出成形機の制御方法を提供することを目的と
する。
法の問題点を解決して、樹脂を直接の制御対象として高
精度の制御を可能とし、しかも成形を開始すると同時に
クローズドループのフィードバック制御を行うことを可
能とする射出成形機の制御方法を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の制御方法においては、加熱シリンダの内部に
スクリュが回転自在、かつ前後進自在に配設され、射出
シリンダによって駆動される。また、上記加熱シリンダ
の先端には、樹脂を金型内に充填するための射出ノズル
が配設され、該射出ノズル内にノズル開閉用バルブが配
設される。
出成形機の制御方法においては、加熱シリンダの内部に
スクリュが回転自在、かつ前後進自在に配設され、射出
シリンダによって駆動される。また、上記加熱シリンダ
の先端には、樹脂を金型内に充填するための射出ノズル
が配設され、該射出ノズル内にノズル開閉用バルブが配
設される。
【０００８】そして、該ノズル開閉用バルブの内側及び
金型内のランナ部又はキャビティのゲート近傍に、樹脂
圧を検出するために樹脂圧センサが設けられ、該樹脂圧
センサによって検出された樹脂圧によって、上記射出シ
リンダ及びノズル開閉用バルブの開度が制御される。上
記構成の射出成形機において、スクリュを回転させなが
ら後退させる計量が終了すると、射出ノズルの先端に設
けられたノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、ノズル
内樹脂圧が検出される。そして、該ノズル内樹脂圧があ
らかじめ設定した波形と同じになるように射出シリンダ
を制御してスクリュの前端の樹脂に予圧が加えられる。
金型内のランナ部又はキャビティのゲート近傍に、樹脂
圧を検出するために樹脂圧センサが設けられ、該樹脂圧
センサによって検出された樹脂圧によって、上記射出シ
リンダ及びノズル開閉用バルブの開度が制御される。上
記構成の射出成形機において、スクリュを回転させなが
ら後退させる計量が終了すると、射出ノズルの先端に設
けられたノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、ノズル
内樹脂圧が検出される。そして、該ノズル内樹脂圧があ
らかじめ設定した波形と同じになるように射出シリンダ
を制御してスクリュの前端の樹脂に予圧が加えられる。
【０００９】続いて、上記ノズル開閉用バルブを開放し
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹
脂圧があらかじめ設定した制御開始圧力になるまで、上
記ノズル内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じにな
るようにノズル内圧波形制御が行われる。そして、上記
金型内樹脂圧があらかじめ設定した制御開始圧力になる
と、上記金型内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じ
になるように型内圧波形制御が行われる。
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹
脂圧があらかじめ設定した制御開始圧力になるまで、上
記ノズル内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じにな
るようにノズル内圧波形制御が行われる。そして、上記
金型内樹脂圧があらかじめ設定した制御開始圧力になる
と、上記金型内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じ
になるように型内圧波形制御が行われる。
【００１０】保圧が終了すると、上記ノズル開閉用バル
ブを閉鎖し、該ノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、
ノズル開閉用バルブより内側の樹脂圧を検出し、該樹脂
圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出シ
リンダを制御してスクリュの前端の樹脂に背圧を加える
。
ブを閉鎖し、該ノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、
ノズル開閉用バルブより内側の樹脂圧を検出し、該樹脂
圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出シ
リンダを制御してスクリュの前端の樹脂に背圧を加える
。
【００１１】
【作用】本発明によれば、上記のようにスクリュを回転
させながら後退させる計量が終了すると、射出ノズルの
先端に設けられたノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で
、ノズル内樹脂圧が検出される。そして、該ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出
シリンダを制御してスクリュの前端の樹脂に予圧が加え
られる。この時、スクリュの前端に蓄えられた樹脂は、
予圧されて樹脂の密度が均一になり、ばらつきがなくな
る。
させながら後退させる計量が終了すると、射出ノズルの
先端に設けられたノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で
、ノズル内樹脂圧が検出される。そして、該ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出
シリンダを制御してスクリュの前端の樹脂に予圧が加え
られる。この時、スクリュの前端に蓄えられた樹脂は、
予圧されて樹脂の密度が均一になり、ばらつきがなくな
る。
【００１２】続いて、上記ノズル開閉用バルブを開放し
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内に配設された樹脂圧センサによ
って金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹脂圧があらか
じめ設定した制御開始圧力になるまで、上記ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるようにノズ
ル内圧波形制御が行われる。
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内に配設された樹脂圧センサによ
って金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹脂圧があらか
じめ設定した制御開始圧力になるまで、上記ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるようにノズ
ル内圧波形制御が行われる。
【００１３】そして、上記金型内樹脂圧があらかじめ設
定した制御開始圧力になると、上記金型内樹脂圧があら
かじめ設定した波形と同じになるように型内圧波形制御
が行われる。この間、充填される樹脂が直接の制御対象
となっているので、高精度の制御を行うことができる。
定した制御開始圧力になると、上記金型内樹脂圧があら
かじめ設定した波形と同じになるように型内圧波形制御
が行われる。この間、充填される樹脂が直接の制御対象
となっているので、高精度の制御を行うことができる。
【００１４】保圧が終了すると、上記ノズル開閉用バル
ブを閉鎖し、該ノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、
ノズル開閉用バルブより内側の樹脂圧を検出し、該樹脂
圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出シ
リンダを制御してスクリュの前端の樹脂に背圧を加える
。
ブを閉鎖し、該ノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、
ノズル開閉用バルブより内側の樹脂圧を検出し、該樹脂
圧があらかじめ設定した波形と同じになるように射出シ
リンダを制御してスクリュの前端の樹脂に背圧を加える
。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明のノズル内樹脂圧
による制御方法が採用される射出成形機の断面図である
。図において、１は加熱シリンダであり、内部にスクリ
ュ２が回転自在、かつ前後進自在に配設されている。 上記加熱シリンダ１の先端には、射出ノズル３が突出形
成されている。５は樹脂を加熱シリンダ１内に供給する
ためのホッパであり、該ホッパ５から落下した樹脂は、
スクリュ２が回転しながら後退するのに伴い上記加熱シ
リンダ１とスクリュ２間を通り前進し、その間に加熱シ
リンダ１によって加熱されて溶融する。そして、射出ノ
ズル３から押し出された樹脂は、スプル７、ランナ８を
通って金型１０内のキャビティ１１に充填される。
ながら詳細に説明する。図１は本発明のノズル内樹脂圧
による制御方法が採用される射出成形機の断面図である
。図において、１は加熱シリンダであり、内部にスクリ
ュ２が回転自在、かつ前後進自在に配設されている。 上記加熱シリンダ１の先端には、射出ノズル３が突出形
成されている。５は樹脂を加熱シリンダ１内に供給する
ためのホッパであり、該ホッパ５から落下した樹脂は、
スクリュ２が回転しながら後退するのに伴い上記加熱シ
リンダ１とスクリュ２間を通り前進し、その間に加熱シ
リンダ１によって加熱されて溶融する。そして、射出ノ
ズル３から押し出された樹脂は、スプル７、ランナ８を
通って金型１０内のキャビティ１１に充填される。
【００１６】１２は射出ノズル３の先端に設けられ、樹
脂の通路の開閉を制御するノズル開閉用バルブである。 該ノズル開閉用バルブ１２には、ニードルバルブ又はロ
ータリバルブが用いられる。１３，１４は樹脂圧センサ
であり、該樹脂圧センサ１３は上記ノズル開閉用バルブ
１２より内側に配設され、樹脂の予圧、射出直後及び計
量中の樹脂圧を検出する。樹脂圧センサ１４は、金型１
０内のランナ８又はキャビティ１１のゲート近傍などに
配設され、射出及び保圧中における樹脂圧を検出する。
脂の通路の開閉を制御するノズル開閉用バルブである。 該ノズル開閉用バルブ１２には、ニードルバルブ又はロ
ータリバルブが用いられる。１３，１４は樹脂圧センサ
であり、該樹脂圧センサ１３は上記ノズル開閉用バルブ
１２より内側に配設され、樹脂の予圧、射出直後及び計
量中の樹脂圧を検出する。樹脂圧センサ１４は、金型１
０内のランナ８又はキャビティ１１のゲート近傍などに
配設され、射出及び保圧中における樹脂圧を検出する。
【００１７】１５は射出及び保圧中における型内圧波形
制御用の、そして予圧、射出直後及び計量中におけるノ
ズル内圧波形制御用の制御アンプであり、あらかじめ過
不足なく、かつ制御可能なように樹脂圧センサ１３，１
４の波形が設定され、実際に検出された樹脂圧の波形が
設定された波形と同じになるように、サーボ弁１６，１
７を介して駆動機器１８及び射出シリンダ１９を制御す
るようになっている。
制御用の、そして予圧、射出直後及び計量中におけるノ
ズル内圧波形制御用の制御アンプであり、あらかじめ過
不足なく、かつ制御可能なように樹脂圧センサ１３，１
４の波形が設定され、実際に検出された樹脂圧の波形が
設定された波形と同じになるように、サーボ弁１６，１
７を介して駆動機器１８及び射出シリンダ１９を制御す
るようになっている。
【００１８】上記サーボ弁１６は上記射出シリンダ１９
の動きを制御するものであり、油圧によって駆動する場
合はサーボ弁で、電動によって駆動する場合はサーボモ
ータで構成され、図はサーボ弁を示している。また、サ
ーボ弁１７はノズル開閉用バルブ１２の動きを制御する
ものであり、油圧によって駆動する場合はサーボ弁で、
電動によって駆動する場合はサーボモータで構成され、
図はサーボ弁を示している。そして、上記駆動機器１８
はノズル開閉用バルブ１２に動きを伝え、ノズル開閉用
バルブ１２の開閉及び開度調節を行う。また、射出シリ
ンダ１９はスクリュ２を前後進させ、ストロークの調節
を行う。
の動きを制御するものであり、油圧によって駆動する場
合はサーボ弁で、電動によって駆動する場合はサーボモ
ータで構成され、図はサーボ弁を示している。また、サ
ーボ弁１７はノズル開閉用バルブ１２の動きを制御する
ものであり、油圧によって駆動する場合はサーボ弁で、
電動によって駆動する場合はサーボモータで構成され、
図はサーボ弁を示している。そして、上記駆動機器１８
はノズル開閉用バルブ１２に動きを伝え、ノズル開閉用
バルブ１２の開閉及び開度調節を行う。また、射出シリ
ンダ１９はスクリュ２を前後進させ、ストロークの調節
を行う。
【００１９】上記構成の射出成形機のノズル内圧波形制
御の各工程について説明する。まず、予圧工程において
、樹脂圧センサ１３の圧力があらかじめ設定された波形
と同じになるようにサーボ弁１６を制御し、樹脂に予圧
をかける。次に、上記樹脂圧センサ１３が検出した圧力
が、設定された圧力に達すると、サーボ弁１７が制御さ
れ、駆動機器１８が駆動される。そして、ノズル開閉用
バルブ１２が開かれて溶融した樹脂が射出され、金型１
０のキャビティ１１内に充填される。この間、上記樹脂
圧センサ１４が制御開始圧力を検出するまでは上記樹脂
圧センサ１３によってノズル内圧波形制御を行う。すな
わち、ノズル内樹脂圧を検出し、該ノズル内樹脂圧があ
らかじめ設定された波形になるようにサーボ弁１６が制
御される。
御の各工程について説明する。まず、予圧工程において
、樹脂圧センサ１３の圧力があらかじめ設定された波形
と同じになるようにサーボ弁１６を制御し、樹脂に予圧
をかける。次に、上記樹脂圧センサ１３が検出した圧力
が、設定された圧力に達すると、サーボ弁１７が制御さ
れ、駆動機器１８が駆動される。そして、ノズル開閉用
バルブ１２が開かれて溶融した樹脂が射出され、金型１
０のキャビティ１１内に充填される。この間、上記樹脂
圧センサ１４が制御開始圧力を検出するまでは上記樹脂
圧センサ１３によってノズル内圧波形制御を行う。すな
わち、ノズル内樹脂圧を検出し、該ノズル内樹脂圧があ
らかじめ設定された波形になるようにサーボ弁１６が制
御される。
【００２０】上記樹脂圧センサ１４が制御開始圧力を検
出すると、該樹脂圧センサ１４によって型内圧波形制御
を行う。すなわち、金型内樹脂圧を検出し、該金型内樹
脂圧があらかじめ設定された波形になるようにサーボ弁
１６が制御される。そして、射出工程が終了すると、キ
ャビティ１１内の樹脂が冷却されて成形品が得られるが
、この冷却に伴って樹脂が収縮する。したがって、収縮
分を補うため保圧が行われる。そして、この保圧工程の
間、樹脂圧センサ１４の圧力があらかじめ設定された金
型内樹脂圧の波形と同じになるようにサーボ弁１６が制
御される。
出すると、該樹脂圧センサ１４によって型内圧波形制御
を行う。すなわち、金型内樹脂圧を検出し、該金型内樹
脂圧があらかじめ設定された波形になるようにサーボ弁
１６が制御される。そして、射出工程が終了すると、キ
ャビティ１１内の樹脂が冷却されて成形品が得られるが
、この冷却に伴って樹脂が収縮する。したがって、収縮
分を補うため保圧が行われる。そして、この保圧工程の
間、樹脂圧センサ１４の圧力があらかじめ設定された金
型内樹脂圧の波形と同じになるようにサーボ弁１６が制
御される。
【００２１】上記保圧工程が終了すると同時に、サーボ
弁１７が制御され、駆動機器１８が駆動されて、ノズル
開閉用バルブ１２が閉鎖される。計量工程においては、
射出シリンダ１９を制御してスクリュ２を回転させなが
ら後退させ、ホッパ５から落下した樹脂をスクリュ２と
加熱シリンダ１間を前進させる。この間、ノズル開閉用
バルブ１２は閉鎖され、かつスクリュ２には背圧がかけ
られる。この間、樹脂圧センサ１３の圧力があらかじめ
設定された波形と同じになるようにサーボ弁１６が制御
され、射出シリンダ１９に背圧がかけられる。
弁１７が制御され、駆動機器１８が駆動されて、ノズル
開閉用バルブ１２が閉鎖される。計量工程においては、
射出シリンダ１９を制御してスクリュ２を回転させなが
ら後退させ、ホッパ５から落下した樹脂をスクリュ２と
加熱シリンダ１間を前進させる。この間、ノズル開閉用
バルブ１２は閉鎖され、かつスクリュ２には背圧がかけ
られる。この間、樹脂圧センサ１３の圧力があらかじめ
設定された波形と同じになるようにサーボ弁１６が制御
され、射出シリンダ１９に背圧がかけられる。
【００２２】このように、射出成形サイクルが行われる
が、この射出成形サイクルにおける各部分の圧力波形を
図２に示す。図２は本発明の射出成形機のノズル内樹脂
圧による制御方法における各部分の圧力のタイムチャー
トである。図の（ａ）は射出シリンダ１９内の油圧を、
（ｂ）は樹脂圧センサ１３によって検出された樹脂圧を
、（ｃ）は樹脂圧センサ１４によって検出されたランナ
８及びキャビティ１１の樹脂圧を、（ｄ）はノズル開閉
用バルブ１２の開閉状態を示している。
が、この射出成形サイクルにおける各部分の圧力波形を
図２に示す。図２は本発明の射出成形機のノズル内樹脂
圧による制御方法における各部分の圧力のタイムチャー
トである。図の（ａ）は射出シリンダ１９内の油圧を、
（ｂ）は樹脂圧センサ１３によって検出された樹脂圧を
、（ｃ）は樹脂圧センサ１４によって検出されたランナ
８及びキャビティ１１の樹脂圧を、（ｄ）はノズル開閉
用バルブ１２の開閉状態を示している。
【００２３】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【００２４】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、スクリュを回転させながら後退させる計量が終了
すると、射出ノズルの先端に設けられたノズル開閉用バ
ルブを閉鎖した状態においてノズル内に樹脂圧センサが
配設され、ノズル内樹脂圧が検出される。そして、該ノ
ズル内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるよ
うに射出シリンダを制御してスクリュの前端の樹脂に予
圧が加えられる。この時、スクリュの前端に蓄えられた
樹脂は、予圧されて樹脂の密度が均一になり、ばらつき
がなくなり、成形品の品質を向上させることができる。
れば、スクリュを回転させながら後退させる計量が終了
すると、射出ノズルの先端に設けられたノズル開閉用バ
ルブを閉鎖した状態においてノズル内に樹脂圧センサが
配設され、ノズル内樹脂圧が検出される。そして、該ノ
ズル内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるよ
うに射出シリンダを制御してスクリュの前端の樹脂に予
圧が加えられる。この時、スクリュの前端に蓄えられた
樹脂は、予圧されて樹脂の密度が均一になり、ばらつき
がなくなり、成形品の品質を向上させることができる。
【００２５】続いて、上記ノズル開閉用バルブを開放し
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内に配設された樹脂圧センサによ
って金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹脂圧があらか
じめ設定した制御開始圧力になるまで、上記ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるようにノズ
ル内圧波形制御が行われる。そして、上記金型内樹脂圧
があらかじめ設定した制御開始圧力になると、上記金型
内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるように
型内圧波形制御が行われる。
てスクリュを前進させ、樹脂を金型内に押し出して射出
を行う。この時、金型内に配設された樹脂圧センサによ
って金型内樹脂圧が検出され、該金型内樹脂圧があらか
じめ設定した制御開始圧力になるまで、上記ノズル内樹
脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるようにノズ
ル内圧波形制御が行われる。そして、上記金型内樹脂圧
があらかじめ設定した制御開始圧力になると、上記金型
内樹脂圧があらかじめ設定した波形と同じになるように
型内圧波形制御が行われる。
【００２６】そして、保圧が終了すると、上記ノズル開
閉用バルブを閉鎖し、ノズル開閉用バルブより内側の樹
脂圧を検出し、該樹脂圧があらかじめ設定した波形と同
じになるように樹脂に背圧を加える。したがって、充填
される樹脂が直接の制御対象となっているので、高精度
の制御を行うことができるだけでなく、成形を開始する
と同時に樹脂圧による制御を行うことができるので、制
御性が向上する。
閉用バルブを閉鎖し、ノズル開閉用バルブより内側の樹
脂圧を検出し、該樹脂圧があらかじめ設定した波形と同
じになるように樹脂に背圧を加える。したがって、充填
される樹脂が直接の制御対象となっているので、高精度
の制御を行うことができるだけでなく、成形を開始する
と同時に樹脂圧による制御を行うことができるので、制
御性が向上する。
【図１】本発明のノズル内樹脂圧による制御方法が採用
される射出成形機の断面図である。
される射出成形機の断面図である。
【図２】本発明の射出成形機のノズル内樹脂圧による制
御方法における各部分の圧力のタイムチャートである。
御方法における各部分の圧力のタイムチャートである。
１ 加熱シリンダ
２ スクリュ
３ 射出ノズル
５ ホッパ
７ スプル
８ ランナ
１０ 金型
１１ キャビティ
１２ ノズル開閉用バルブ
１３，１４ 樹脂圧センサ
１５ 制御アンプ
１６，１７ サーボ弁
１８ 駆動機器
１９ 射出シリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）スクリュを回転させながら後退
させる計量が終了すると、（ｂ）射出ノズルの先端に設
けられたノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、ノズル
内樹脂圧を検出し、該ノズル内樹脂圧があらかじめ設定
した波形と同じになるように射出シリンダを制御してス
クリュの前端の樹脂に予圧を加え、（ｃ）上記ノズル開
閉用バルブを開放してスクリュを前進させ、樹脂を金型
内に押し出して射出を行い、（ｄ）金型内樹脂圧を検出
し、該金型内樹脂圧があらかじめ設定した制御開始圧力
になるまで、上記ノズル内樹脂圧があらかじめ設定した
波形と同じになるようにノズル内圧波形制御を行い、（
ｅ）上記金型内樹脂圧があらかじめ設定した制御開始圧
力になると、上記金型内樹脂圧があらかじめ設定した波
形と同じになるように型内圧波形制御を行い、（ｆ）保
圧が終了すると、上記ノズル開閉用バルブを閉鎖し、（
ｇ）該ノズル開閉用バルブを閉鎖した状態で、ノズル開
閉用バルブの内側の樹脂圧を検出し、該樹脂圧があらか
じめ設定した波形と同じになるように射出シリンダを制
御してスクリュの前端の樹脂に背圧を加えることを特徴
とする射出成形機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14011791A JPH04364919A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 射出成形機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14011791A JPH04364919A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 射出成形機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364919A true JPH04364919A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15261310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14011791A Withdrawn JPH04364919A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 射出成形機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04364919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0714852A1 (en) | 1994-11-30 | 1996-06-05 | Billiton Intellectual Property B.V. | Process for the precipitation of aluminum trihydroxide from a supersaturated sodium aluminate solution |
| WO1999030892A1 (en) * | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Kim Patchett | Injection moulding of thin walled articles |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP14011791A patent/JPH04364919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0714852A1 (en) | 1994-11-30 | 1996-06-05 | Billiton Intellectual Property B.V. | Process for the precipitation of aluminum trihydroxide from a supersaturated sodium aluminate solution |
| WO1999030892A1 (en) * | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Kim Patchett | Injection moulding of thin walled articles |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |