JPH0740400A - 射出成形方法 - Google Patents
射出成形方法Info
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- JPH0740400A JPH0740400A JP18841993A JP18841993A JPH0740400A JP H0740400 A JPH0740400 A JP H0740400A JP 18841993 A JP18841993 A JP 18841993A JP 18841993 A JP18841993 A JP 18841993A JP H0740400 A JPH0740400 A JP H0740400A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/02—Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/28—Closure devices therefor
- B29C45/2806—Closure devices therefor consisting of needle valve systems
-
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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Landscapes
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形サイクルを短縮する。低圧の成形機を使
用できるようにする。 【構成】 バルブゲート式金型を用いる。バルブ28とバ
ルブケーシング16との間にプランジャー23を設ける。こ
のプランジャー23は、バルブ28とは独立して駆動する。
ゲート27を閉じた状態で、射出成形機から樹脂を射出
し、バルブケーシング16内に所定量溜める。ついで、ゲ
ート28を開くとともに、プランジャー23を前進させて、
バルブケーシング16内の樹脂Ｒを所定量キャビティ３内
に充填する。 【効果】 成形機側計量工程などの時期の制約が少なく
なる。多数個取りの場合、必要な圧力を各キャビティ３
ごとのプランジャー23が分担すればよい。射出成形機か
らバルブケーシング16内への樹脂供給は、低圧でよい。
用できるようにする。 【構成】 バルブゲート式金型を用いる。バルブ28とバ
ルブケーシング16との間にプランジャー23を設ける。こ
のプランジャー23は、バルブ28とは独立して駆動する。
ゲート27を閉じた状態で、射出成形機から樹脂を射出
し、バルブケーシング16内に所定量溜める。ついで、ゲ
ート28を開くとともに、プランジャー23を前進させて、
バルブケーシング16内の樹脂Ｒを所定量キャビティ３内
に充填する。 【効果】 成形機側計量工程などの時期の制約が少なく
なる。多数個取りの場合、必要な圧力を各キャビティ３
ごとのプランジャー23が分担すればよい。射出成形機か
らバルブケーシング16内への樹脂供給は、低圧でよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の射出成形方法に
係わり、特に、計量および射出に関する。
係わり、特に、計量および射出に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱可塑性樹脂の射出成形においては、射
出成形機とこれに取り付けられる開閉可能な金型とを用
いる。そして、従来は、射出成形機において樹脂を可塑
化するとともに計量し（計量工程）、この計量後、射出
成形機から型閉した金型内へ樹脂を射出して、金型のキ
ャビティ内に樹脂を充填する（射出工程）。その後、キ
ャビティ内の樹脂が冷却される（冷却工程）。なお、射
出工程後から冷却工程のはじめに、射出成形機から金型
内の樹脂への加圧を続け、冷却に伴う収縮分の樹脂が補
われる（保圧工程）。十分な冷却後、型開が行われ（型
開工程）、これとともにキャビティ内などで固化した樹
脂である製品が突き出される（突き出し工程）。つい
で、再び型閉が行われ（型閉工程）、以上の成形サイク
ルが繰り返される。なお、射出成形機においては、保圧
工程の完了後、計量工程に移行できる。また、通常、金
型側の冷却工程と並行してなされる成形機側の計量工程
が終了しなければ、型開が始まらない設定としている。
出成形機とこれに取り付けられる開閉可能な金型とを用
いる。そして、従来は、射出成形機において樹脂を可塑
化するとともに計量し（計量工程）、この計量後、射出
成形機から型閉した金型内へ樹脂を射出して、金型のキ
ャビティ内に樹脂を充填する（射出工程）。その後、キ
ャビティ内の樹脂が冷却される（冷却工程）。なお、射
出工程後から冷却工程のはじめに、射出成形機から金型
内の樹脂への加圧を続け、冷却に伴う収縮分の樹脂が補
われる（保圧工程）。十分な冷却後、型開が行われ（型
開工程）、これとともにキャビティ内などで固化した樹
脂である製品が突き出される（突き出し工程）。つい
で、再び型閉が行われ（型閉工程）、以上の成形サイク
ルが繰り返される。なお、射出成形機においては、保圧
工程の完了後、計量工程に移行できる。また、通常、金
型側の冷却工程と並行してなされる成形機側の計量工程
が終了しなければ、型開が始まらない設定としている。
【０００３】以上のように、射出成形においては、計量
工程、射出工程、冷却工程、保圧工程、型開工程、突き
出し工程および型閉工程が順次行われ、これらの工程の
いくつかは時間的に重複させられる。しかし、従来のよ
うに、射出成形機からの射出により、金型内のキャビテ
ィに樹脂を充填するのでは、当然突き出し後で、さらに
型閉完了後でなければ、成形機からの射出はできない。
したがって、成形サイクルの短縮には限界がある。特
に、薄い製品の場合、冷却工程は短くて済み、また、多
数個取りの場合、射出工程から冷却工程までは時間がか
からなくても、計量工程に時間がかかるが、従来のよう
に計量終了後に型開を開始するのでは、計量のために成
形サイクル全体も長くなる。
工程、射出工程、冷却工程、保圧工程、型開工程、突き
出し工程および型閉工程が順次行われ、これらの工程の
いくつかは時間的に重複させられる。しかし、従来のよ
うに、射出成形機からの射出により、金型内のキャビテ
ィに樹脂を充填するのでは、当然突き出し後で、さらに
型閉完了後でなければ、成形機からの射出はできない。
したがって、成形サイクルの短縮には限界がある。特
に、薄い製品の場合、冷却工程は短くて済み、また、多
数個取りの場合、射出工程から冷却工程までは時間がか
からなくても、計量工程に時間がかかるが、従来のよう
に計量終了後に型開を開始するのでは、計量のために成
形サイクル全体も長くなる。
【０００４】また、特に多数個取りの金型の場合、１つ
の成形機で全てのキャビティに対して必要な圧力をまか
なわなければならないため、高圧の成形機が必要にな
る。
の成形機で全てのキャビティに対して必要な圧力をまか
なわなければならないため、高圧の成形機が必要にな
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
樹脂の射出成形においては、射出成形機からの射出によ
り、金型内のキャビティに樹脂を充填していたため、成
形サイクルの短縮に限界があった。また、特に多数個取
りの金型の場合、高圧の成形機が必要になる問題があっ
た。
樹脂の射出成形においては、射出成形機からの射出によ
り、金型内のキャビティに樹脂を充填していたため、成
形サイクルの短縮に限界があった。また、特に多数個取
りの金型の場合、高圧の成形機が必要になる問題があっ
た。
【０００６】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、成形サイクルを大幅に短縮できる射出成
形方法を提供することを目的とする。また、多数個取り
の場合でも、低圧の成形機を使えるようにすることを目
的とする。
とするもので、成形サイクルを大幅に短縮できる射出成
形方法を提供することを目的とする。また、多数個取り
の場合でも、低圧の成形機を使えるようにすることを目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の射出成
形方法は、前記前者の目的を達成するために、開閉可能
で型閉時にキャビティを内部に形成する複数の型体と、
この型体に形成されゲートを介して前記キャビティに連
通する樹脂通路と、前記ゲートを開閉するバルブと、こ
のバルブを駆動するバルブ駆動機構と、前記樹脂通路中
に設けられた樹脂溜め部内の樹脂をゲートへ向けて押圧
する押圧部材と、この押圧部材を駆動する押圧部材駆動
機構とを備えた金型装置を用い、前記バルブによりゲー
トを閉じた状態で、射出成形機から前記樹脂溜め部内に
樹脂を供給し、その後型閉状態でゲートを開くとともに
前記押圧部材をゲートの方へ移動させて前記樹脂溜め部
内からキャビティ内へ樹脂を充填させるものである。
形方法は、前記前者の目的を達成するために、開閉可能
で型閉時にキャビティを内部に形成する複数の型体と、
この型体に形成されゲートを介して前記キャビティに連
通する樹脂通路と、前記ゲートを開閉するバルブと、こ
のバルブを駆動するバルブ駆動機構と、前記樹脂通路中
に設けられた樹脂溜め部内の樹脂をゲートへ向けて押圧
する押圧部材と、この押圧部材を駆動する押圧部材駆動
機構とを備えた金型装置を用い、前記バルブによりゲー
トを閉じた状態で、射出成形機から前記樹脂溜め部内に
樹脂を供給し、その後型閉状態でゲートを開くとともに
前記押圧部材をゲートの方へ移動させて前記樹脂溜め部
内からキャビティ内へ樹脂を充填させるものである。
【０００８】さらに、請求項２の発明の射出成形方法
は、前記後者の目的をも達成するために、前記金型が複
数のキャビティを有する場合、各キャビティにそれぞれ
対応して樹脂溜め部および押圧部材を設け、各キャビテ
ィにそれぞれ別個の樹脂溜め部から樹脂を充填するもの
である。
は、前記後者の目的をも達成するために、前記金型が複
数のキャビティを有する場合、各キャビティにそれぞれ
対応して樹脂溜め部および押圧部材を設け、各キャビテ
ィにそれぞれ別個の樹脂溜め部から樹脂を充填するもの
である。
【０００９】
【作用】請求項１の発明の射出成形方法では、射出成形
機から供給される樹脂を金型にある樹脂溜め部に溜め
（金型側計量工程）、この樹脂溜め部内の樹脂を押圧部
材により押してキャビティ内に充填する（金型側射出工
程）。射出成形機側では射出工程となる金型側計量工程
は、ゲートが閉じている間ならいつでも可能である。そ
の後の金型側射出工程は、金型側計量工程の終了後であ
って、型閉後に行う。一方、射出成形機側では、金型側
射出工程すなわち成形機側計量工程以外では、計量工程
ができ、したがって、この計量工程は、金型側射出工程
とも時間的に重複できる。
機から供給される樹脂を金型にある樹脂溜め部に溜め
（金型側計量工程）、この樹脂溜め部内の樹脂を押圧部
材により押してキャビティ内に充填する（金型側射出工
程）。射出成形機側では射出工程となる金型側計量工程
は、ゲートが閉じている間ならいつでも可能である。そ
の後の金型側射出工程は、金型側計量工程の終了後であ
って、型閉後に行う。一方、射出成形機側では、金型側
射出工程すなわち成形機側計量工程以外では、計量工程
ができ、したがって、この計量工程は、金型側射出工程
とも時間的に重複できる。
【００１０】さらに、請求項２の発明の射出成形方法で
は、複数あるキャビティのそれぞれに別個の樹脂溜め部
から押圧部材により樹脂が充填される。したがって、各
押圧部材がそれぞれ対応するキャビティに対して必要な
圧力をもてばよく、各押圧部材のそれぞれに要求される
圧力は小さくてよい。また、射出成形機側でも、金型内
の製品を形成するキャビティではなく樹脂溜め部に樹脂
を供給するのみなので、低圧でよい。
は、複数あるキャビティのそれぞれに別個の樹脂溜め部
から押圧部材により樹脂が充填される。したがって、各
押圧部材がそれぞれ対応するキャビティに対して必要な
圧力をもてばよく、各押圧部材のそれぞれに要求される
圧力は小さくてよい。また、射出成形機側でも、金型内
の製品を形成するキャビティではなく樹脂溜め部に樹脂
を供給するのみなので、低圧でよい。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図面は、金型を示すものであり、
１は固定型、２は可動型である。型体であるこれら固定
型１および可動型２は、互いに図示上下方向に移動して
開閉し、型閉時に内部に製品形状のキャビティ３を複数
形成するものである。このように、本実施例の金型は、
多数個取りのものであるが、図面には１つのキャビティ
３のみを示してある。前記固定型１は、キャビティ３を
形成する固定側型板６と、この固定側型板６の背面（図
示上面）に固定される固定側受け板７と、この固定側受
け板７の背面に図示していない固定側スペーサーを介し
て固定された固定側取り付け板８とを備えている。これ
ら固定側受け板７と固定側取り付け板８との間には、マ
ニホールド９が設けられている。射出成形機の固定側プ
ラテンに取り付けられる前記固定側取り付け板８には、
図示していないが、射出形成機のノズルが接続されるス
プルー部が設けられている。また、前記マニホールド９
には、１つの前記スプルー部から各キャビティ３へ分岐
する樹脂通路であるランナー11が形成されているととも
に、これらランナー11を加熱するヒーター（図示してい
ない）が内蔵されている。
照しながら説明する。図面は、金型を示すものであり、
１は固定型、２は可動型である。型体であるこれら固定
型１および可動型２は、互いに図示上下方向に移動して
開閉し、型閉時に内部に製品形状のキャビティ３を複数
形成するものである。このように、本実施例の金型は、
多数個取りのものであるが、図面には１つのキャビティ
３のみを示してある。前記固定型１は、キャビティ３を
形成する固定側型板６と、この固定側型板６の背面（図
示上面）に固定される固定側受け板７と、この固定側受
け板７の背面に図示していない固定側スペーサーを介し
て固定された固定側取り付け板８とを備えている。これ
ら固定側受け板７と固定側取り付け板８との間には、マ
ニホールド９が設けられている。射出成形機の固定側プ
ラテンに取り付けられる前記固定側取り付け板８には、
図示していないが、射出形成機のノズルが接続されるス
プルー部が設けられている。また、前記マニホールド９
には、１つの前記スプルー部から各キャビティ３へ分岐
する樹脂通路であるランナー11が形成されているととも
に、これらランナー11を加熱するヒーター（図示してい
ない）が内蔵されている。
【００１２】また、前記各キャビティ３に臨ませて、固
定側型板６および固定側受け板７にはバルブケーシング
16が貫通してある。このバルブケーシング16は、上端部
のフランジ17が固定側受け板７とマニホールド９とによ
り挟まれて固定されている。また、バルブケーシング16
の下端部は、固定側型板６に固定された固定ブッシュ18
に支持リング19を介して支えられている。なお、固定ブ
ッシュ18は、固定側型板６に埋め込まれ、固定側受け板
７により押さえられている。また、バルブケーシング16
の外周には、バンドヒーター21が設けられており、この
バンドヒーター21はカバー22により覆われている。さら
に、前記バルブケーシング16内には、押圧部材であるプ
ランジャー23が上下摺動自在に嵌合されている。そし
て、バルブケーシング16内が樹脂通路の一部をなす樹脂
溜め部24となっている。この樹脂溜め部24は、プランジ
ャー23の外周に形成された溝部25およびバルブケーシン
グ16に形成された貫通孔26を介して、前記マニホールド
９のランナー11に連通するものであるが、プランジャー
23の移動に伴い、溝部25および貫通孔26は連通ないし遮
断されるようになっている。また、樹脂溜め部24の下端
開口に対向して、固定側型板６には、キャビティ３への
ゲート27が形成されている。そして、前記プランジャー
23内には、前記ゲート27を開閉するピン状のバルブ28が
上下摺動自在に貫通してある。前記プランジャー23は、
マニホールド９に形成された貫通孔29を通って、上端部
が固定側取り付け板８に達している。バルブ28は、プラ
ンジャー23からさらに上方へ突出している。そして、プ
ランジャー23は、固定側取り付け板８に設けられた押圧
部材駆動機構としての第１の油圧シリンダー31により上
下に駆動される。一方、バルブ28は、第１の油圧シリン
ダー31とともに２段シリンダーをなすバルブ駆動機構と
しての第２の油圧シリンダー32により、プランジャー23
とは独立に上下に駆動される。そして、樹脂溜め部24の
寸法や第１の油圧シリンダー31によるプランジャー23の
ストロークは、キャビティ３すなわち製品の体積にした
がって設定されている。また、バルブケーシング16、プ
ランジャー23、バルブ28および油圧シリンダー31，32
は、各キャビティ３に対してそれぞれ設けられている。
定側型板６および固定側受け板７にはバルブケーシング
16が貫通してある。このバルブケーシング16は、上端部
のフランジ17が固定側受け板７とマニホールド９とによ
り挟まれて固定されている。また、バルブケーシング16
の下端部は、固定側型板６に固定された固定ブッシュ18
に支持リング19を介して支えられている。なお、固定ブ
ッシュ18は、固定側型板６に埋め込まれ、固定側受け板
７により押さえられている。また、バルブケーシング16
の外周には、バンドヒーター21が設けられており、この
バンドヒーター21はカバー22により覆われている。さら
に、前記バルブケーシング16内には、押圧部材であるプ
ランジャー23が上下摺動自在に嵌合されている。そし
て、バルブケーシング16内が樹脂通路の一部をなす樹脂
溜め部24となっている。この樹脂溜め部24は、プランジ
ャー23の外周に形成された溝部25およびバルブケーシン
グ16に形成された貫通孔26を介して、前記マニホールド
９のランナー11に連通するものであるが、プランジャー
23の移動に伴い、溝部25および貫通孔26は連通ないし遮
断されるようになっている。また、樹脂溜め部24の下端
開口に対向して、固定側型板６には、キャビティ３への
ゲート27が形成されている。そして、前記プランジャー
23内には、前記ゲート27を開閉するピン状のバルブ28が
上下摺動自在に貫通してある。前記プランジャー23は、
マニホールド９に形成された貫通孔29を通って、上端部
が固定側取り付け板８に達している。バルブ28は、プラ
ンジャー23からさらに上方へ突出している。そして、プ
ランジャー23は、固定側取り付け板８に設けられた押圧
部材駆動機構としての第１の油圧シリンダー31により上
下に駆動される。一方、バルブ28は、第１の油圧シリン
ダー31とともに２段シリンダーをなすバルブ駆動機構と
しての第２の油圧シリンダー32により、プランジャー23
とは独立に上下に駆動される。そして、樹脂溜め部24の
寸法や第１の油圧シリンダー31によるプランジャー23の
ストロークは、キャビティ３すなわち製品の体積にした
がって設定されている。また、バルブケーシング16、プ
ランジャー23、バルブ28および油圧シリンダー31，32
は、各キャビティ３に対してそれぞれ設けられている。
【００１３】また、前記可動型２は、図示していない
が、射出成形機の可動側プラテンに取り付けられるもの
で、突き出し機構を備えている。
が、射出成形機の可動側プラテンに取り付けられるもの
で、突き出し機構を備えている。
【００１４】なお、射出成形機としては、インラインス
クリュー方式のものが用いられるが、その他の方式のも
のも使える。
クリュー方式のものが用いられるが、その他の方式のも
のも使える。
【００１５】つぎに、前記の金型を用いた射出成形方法
について説明する。射出成形機では、成形機側計量工程
と成形機側射出工程とが順次繰り返される。そのうち計
量工程においては、射出成形機のシリンダー内に可塑化
された樹脂Ｒが次第に溜められていく。また、射出工程
においては、射出成形機のシリンダー内の可塑化された
樹脂Ｒが、このシリンダー内のスクリューの前進によ
り、金型内へ所定量射出される。一方、金型側において
は、型閉工程と金型側計量工程と金型側射出工程と保圧
工程と冷却工程と型開工程と突き出し工程とが繰り返さ
れる。
について説明する。射出成形機では、成形機側計量工程
と成形機側射出工程とが順次繰り返される。そのうち計
量工程においては、射出成形機のシリンダー内に可塑化
された樹脂Ｒが次第に溜められていく。また、射出工程
においては、射出成形機のシリンダー内の可塑化された
樹脂Ｒが、このシリンダー内のスクリューの前進によ
り、金型内へ所定量射出される。一方、金型側において
は、型閉工程と金型側計量工程と金型側射出工程と保圧
工程と冷却工程と型開工程と突き出し工程とが繰り返さ
れる。
【００１６】金型側計量工程においては、図１に示すよ
うに、前進させたバルブ28によりゲート27を閉じ、か
つ、プランジャー23を後退させてバルブケーシング16内
の樹脂溜め部24をマニホールド９のランナー11に連通さ
せた状態で、射出成形機から金型内へ樹脂Ｒを射出す
る。これにより、樹脂Ｒは、スプルー部、ランナー11、
バルブケーシング16の貫通孔26およびプランジャー23の
溝部25を通って、樹脂溜め部24内に供給され、この樹脂
溜め部24内に所定量の樹脂Ｒが溜まる。この樹脂溜め部
24内の樹脂Ｒは、ヒーター21の加熱により常時溶融状態
に保たれる。この金型側計量工程は、型閉前でも可能で
あるが、型閉後であって、金型側計量工程の終了後に、
金型側射出工程となる。この射出工程においては、バル
ブ28を後退させてゲート27を開くとともに、油圧シリン
ダー31の駆動によりプランジャー23をゲート27の方へ前
進させる。これにより、樹脂溜め部24内の所定量の樹脂
Ｒがゲート27の方へ押圧され、このゲート27を介してキ
ャビティ３内に充填される。なお、プランジャー23が前
進すると、このプランジャー23の側面がバルブケーシン
グ16の貫通孔26の先端開口を塞ぎ、プランジャー23の加
える圧力が全てキャビティ３へと作用する。射出工程の
後半は、プランジャー23の加圧が続く保圧工程であり、
ゲート27部の樹脂Ｒが固化して保圧工程が終了した後、
バルブ28が前進してゲート27を再び塞ぐ。さらに、キャ
ビティ３内の樹脂Ｒが十分に冷却、固化した後、型開が
行われ、それに伴い、キャビティ３内で固化した樹脂Ｒ
すなわち製品が突き出され、取り出される。
うに、前進させたバルブ28によりゲート27を閉じ、か
つ、プランジャー23を後退させてバルブケーシング16内
の樹脂溜め部24をマニホールド９のランナー11に連通さ
せた状態で、射出成形機から金型内へ樹脂Ｒを射出す
る。これにより、樹脂Ｒは、スプルー部、ランナー11、
バルブケーシング16の貫通孔26およびプランジャー23の
溝部25を通って、樹脂溜め部24内に供給され、この樹脂
溜め部24内に所定量の樹脂Ｒが溜まる。この樹脂溜め部
24内の樹脂Ｒは、ヒーター21の加熱により常時溶融状態
に保たれる。この金型側計量工程は、型閉前でも可能で
あるが、型閉後であって、金型側計量工程の終了後に、
金型側射出工程となる。この射出工程においては、バル
ブ28を後退させてゲート27を開くとともに、油圧シリン
ダー31の駆動によりプランジャー23をゲート27の方へ前
進させる。これにより、樹脂溜め部24内の所定量の樹脂
Ｒがゲート27の方へ押圧され、このゲート27を介してキ
ャビティ３内に充填される。なお、プランジャー23が前
進すると、このプランジャー23の側面がバルブケーシン
グ16の貫通孔26の先端開口を塞ぎ、プランジャー23の加
える圧力が全てキャビティ３へと作用する。射出工程の
後半は、プランジャー23の加圧が続く保圧工程であり、
ゲート27部の樹脂Ｒが固化して保圧工程が終了した後、
バルブ28が前進してゲート27を再び塞ぐ。さらに、キャ
ビティ３内の樹脂Ｒが十分に冷却、固化した後、型開が
行われ、それに伴い、キャビティ３内で固化した樹脂Ｒ
すなわち製品が突き出され、取り出される。
【００１７】金型側計量工程は、ゲート27が閉じている
間ならばいつでも可能である。例えば、保圧工程が終
り、ゲート27が閉じた後にすぐに金型側計量工程を開始
することも可能である。一方、射出成形機側では、金型
側計量工程と時期的に一致する成形機側射出工程以外で
は、計量工程ができる。したがって、この成形機側計量
工程は、金型側射出工程とも時間的に重複させることす
ら可能である。これらのことから、成形サイクルを大幅
に短縮でき、生産性を向上させられる。
間ならばいつでも可能である。例えば、保圧工程が終
り、ゲート27が閉じた後にすぐに金型側計量工程を開始
することも可能である。一方、射出成形機側では、金型
側計量工程と時期的に一致する成形機側射出工程以外で
は、計量工程ができる。したがって、この成形機側計量
工程は、金型側射出工程とも時間的に重複させることす
ら可能である。これらのことから、成形サイクルを大幅
に短縮でき、生産性を向上させられる。
【００１８】また、金型は、成形される製品ごとに製作
されるものであるが、キャビティ３内に適量の樹脂Ｒを
充填するためには、樹脂溜め部24の寸法や第１の油圧シ
リンダー31によるプランジャー23のストロークを適当に
設定すればよい。したがって、これらの制御のための特
別な機構を設けるような必要はなく、金型構成が特に複
雑になることはない。もちろん射出成形機側でも、細か
い速度制御や圧力制御の設定は不要である。
されるものであるが、キャビティ３内に適量の樹脂Ｒを
充填するためには、樹脂溜め部24の寸法や第１の油圧シ
リンダー31によるプランジャー23のストロークを適当に
設定すればよい。したがって、これらの制御のための特
別な機構を設けるような必要はなく、金型構成が特に複
雑になることはない。もちろん射出成形機側でも、細か
い速度制御や圧力制御の設定は不要である。
【００１９】さらに、多数個取りの金型において、各キ
ャビティ３に対しそれぞれ別個の樹脂溜め部24から別個
のプランジャー23により樹脂Ｒを送り出すので、各プラ
ンジャー23を駆動する油圧シリンダー31がそれぞれに対
応するキャビティ３に対して必要な圧力を生じればよ
い。したがって、各油圧シリンダー31に要求される圧力
は、全体で必要な圧力よりもそれぞれ小さくてよい。ま
た、射出成形機側でも、製品を形成するキャビティ３で
はなく、その前の樹脂溜め部24に樹脂Ｒを供給するのみ
なので、必要な圧力は小さくてよい。
ャビティ３に対しそれぞれ別個の樹脂溜め部24から別個
のプランジャー23により樹脂Ｒを送り出すので、各プラ
ンジャー23を駆動する油圧シリンダー31がそれぞれに対
応するキャビティ３に対して必要な圧力を生じればよ
い。したがって、各油圧シリンダー31に要求される圧力
は、全体で必要な圧力よりもそれぞれ小さくてよい。ま
た、射出成形機側でも、製品を形成するキャビティ３で
はなく、その前の樹脂溜め部24に樹脂Ｒを供給するのみ
なので、必要な圧力は小さくてよい。
【００２０】なお、前記実施例では、ゲート27を開閉す
るバルブ28と、押圧部材であるプランジャー23とを同軸
的に設けたが、バルブと押圧部材とは、別個の位置に設
けることも可能である。また、バルブや押圧部材の駆動
機構も、油圧シリンダーには限らない。さらに、成形さ
れる製品もさまざまなものが可能であるが、金型内に形
成する樹脂溜め部の容積に制約があることから、本発明
は、特に小物の成形に適している。
るバルブ28と、押圧部材であるプランジャー23とを同軸
的に設けたが、バルブと押圧部材とは、別個の位置に設
けることも可能である。また、バルブや押圧部材の駆動
機構も、油圧シリンダーには限らない。さらに、成形さ
れる製品もさまざまなものが可能であるが、金型内に形
成する樹脂溜め部の容積に制約があることから、本発明
は、特に小物の成形に適している。
【００２１】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、ゲートを開閉
するバルブと、樹脂通路中に設けられた樹脂溜め部内の
樹脂をゲートへ向けて押圧する押圧部材とを備えた金型
装置を用い、ゲートを閉じた状態で、射出成形機から樹
脂溜め部内に樹脂を供給し、その後型閉状態でゲートを
開くとともに押圧部材をゲートの方へ移動させて樹脂溜
め部内からキャビティ内へ樹脂を充填させるので、ゲー
トが閉じている間なら金型側計量工程を行え、また、成
形機側計量工程の時期の制約も少なくなることから、成
形サイクルを大幅に短縮でき、生産性を向上させられ
る。
するバルブと、樹脂通路中に設けられた樹脂溜め部内の
樹脂をゲートへ向けて押圧する押圧部材とを備えた金型
装置を用い、ゲートを閉じた状態で、射出成形機から樹
脂溜め部内に樹脂を供給し、その後型閉状態でゲートを
開くとともに押圧部材をゲートの方へ移動させて樹脂溜
め部内からキャビティ内へ樹脂を充填させるので、ゲー
トが閉じている間なら金型側計量工程を行え、また、成
形機側計量工程の時期の制約も少なくなることから、成
形サイクルを大幅に短縮でき、生産性を向上させられ
る。
【００２２】さらに、請求項２の発明によれば、複数あ
るキャビティにそれぞれ対応して樹脂溜め部および押圧
部材を設け、各キャビティにそれぞれ別個の樹脂溜め部
から樹脂を充填するので、各押圧部材がそれぞれ生じ得
る圧力が小さくても、各キャビティへの樹脂の充填を確
実にでき、また、射出成形機側でも、金型内の製品を形
成するキャビティではなく樹脂溜め部に樹脂を供給する
のみなので、低圧でよい。
るキャビティにそれぞれ対応して樹脂溜め部および押圧
部材を設け、各キャビティにそれぞれ別個の樹脂溜め部
から樹脂を充填するので、各押圧部材がそれぞれ生じ得
る圧力が小さくても、各キャビティへの樹脂の充填を確
実にでき、また、射出成形機側でも、金型内の製品を形
成するキャビティではなく樹脂溜め部に樹脂を供給する
のみなので、低圧でよい。
【図１】本発明の射出成形方法の一実施例を示すもの
で、金型側計量工程時における金型の一部の断面図であ
る。
で、金型側計量工程時における金型の一部の断面図であ
る。
【図２】同上金型側射出工程時における金型の一部の断
面図である。
面図である。
１ 固定型（型体） ２ 可動型（型体） ３ キャビティ 11 ランナー（樹脂通路） 23 プランジャー（押圧部材） 24 樹脂溜め部 27 ゲート 28 バルブ 31 第１の油圧シリンダー（押圧部材駆動機構） 32 第２の油圧シリンダー（バルブ駆動機構） Ｒ 樹脂
Claims (2)
- 【請求項１】 開閉可能で型閉時にキャビティを内部に
形成する複数の型体と、この型体に形成されゲートを介
して前記キャビティに連通する樹脂通路と、前記ゲート
を開閉するバルブと、このバルブを駆動するバルブ駆動
機構と、前記樹脂通路中に設けられた樹脂溜め部内の樹
脂をゲートへ向けて押圧する押圧部材と、この押圧部材
を駆動する押圧部材駆動機構とを備えた金型装置を用
い、前記バルブによりゲートを閉じた状態で、射出成形
機から前記樹脂溜め部内に樹脂を供給し、その後型閉状
態でゲートを開くとともに前記押圧部材をゲートの方へ
移動させて前記樹脂溜め部内からキャビティ内へ樹脂を
充填させることを特徴とする射出成形方法。 - 【請求項２】 前記金型は、複数のキャビティを有する
とともに、各キャビティにそれぞれ対応して樹脂溜め部
および押圧部材を有し、各キャビティにそれぞれ別個の
樹脂溜め部から樹脂を充填することを特徴とする請求項
１記載の射出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18841993A JP3185197B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18841993A JP3185197B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 射出成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740400A true JPH0740400A (ja) | 1995-02-10 |
| JP3185197B2 JP3185197B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16223339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18841993A Expired - Fee Related JP3185197B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 射出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3185197B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004026556A1 (en) * | 2002-09-18 | 2004-04-01 | Mold-Masters Limited | Metering device for a nozzle of an injection molding apparatus |
| EP1426160A1 (en) * | 2002-12-03 | 2004-06-09 | Mold-Masters Limited | Hot runner co-injection nozzle |
| EP1447200A2 (en) * | 2003-02-13 | 2004-08-18 | Mold-Masters Limited | Valve gated injection molding system with independant flow control |
| WO2004106029A3 (de) * | 2003-06-03 | 2005-03-31 | Ralph Gauss | Verfahren und vorrichtung zum spritzen eines spritzgiessteils aus kunststoff |
| EP1522396A2 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-13 | Mold Hotrunner Solutions Inc. | Hot runner for molding small plastic articles |
| WO2005072051A3 (fr) * | 2004-01-29 | 2006-08-17 | Aisapack Holding Sa | Systeme de dosage de matiere plastique pour dispositif de production d'articles en matiere plastique |
| JP2009006631A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Taisei Kako Co Ltd | 射出成形方法及び射出成形装置 |
| EP2214882A1 (en) * | 2007-10-31 | 2010-08-11 | Husky Injection Molding Systems S.A. | High pressure injection molding nozzle with low pressure manifold |
| KR20200113899A (ko) * | 2019-03-27 | 2020-10-07 | 허남욱 | 정량 정압 토출을 위한 핫러너 사출금형장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6261679B1 (en) | 1998-05-22 | 2001-07-17 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Fibrous absorbent material and methods of making the same |
| US6808595B1 (en) | 2000-10-10 | 2004-10-26 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Soft paper products with low lint and slough |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP18841993A patent/JP3185197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2004026556A1 (en) * | 2002-09-18 | 2004-04-01 | Mold-Masters Limited | Metering device for a nozzle of an injection molding apparatus |
| DE10393285B4 (de) * | 2002-09-18 | 2015-05-13 | Mold-Masters (2007) Limited | Einspritzkolben für eine Düse einer Spritzgießvorrichtung |
| US7192268B2 (en) | 2002-09-18 | 2007-03-20 | Mold-Masters Limited | Metering device for a nozzle of a hot runner injection molding apparatus |
| US6884061B2 (en) | 2002-09-18 | 2005-04-26 | Mold-Masters Limited | Metering device for a nozzle of an injection molding apparatus |
| EP1426160A1 (en) * | 2002-12-03 | 2004-06-09 | Mold-Masters Limited | Hot runner co-injection nozzle |
| EP1762359A3 (en) * | 2002-12-03 | 2007-04-18 | Mold-Masters Limited | Hot runner co-injection nozzle |
| EP1762359A2 (en) * | 2002-12-03 | 2007-03-14 | Mold-Masters Limited | Hot runner co-injection nozzle |
| JP2005132079A (ja) * | 2002-12-03 | 2005-05-26 | Mold Masters Ltd | 加熱ランナ共押出しノズル |
| US7175419B2 (en) | 2002-12-03 | 2007-02-13 | Mold-Masters Limited | Hot runner co-injection nozzle |
| US7175420B2 (en) | 2003-02-13 | 2007-02-13 | Mold-Masters Limited | Valve gated injection molding system with independent flow control |
| EP1447200A2 (en) * | 2003-02-13 | 2004-08-18 | Mold-Masters Limited | Valve gated injection molding system with independant flow control |
| EP1447200A3 (en) * | 2003-02-13 | 2005-10-19 | Mold-Masters Limited | Valve gated injection molding system with independant flow control |
| JP4658485B2 (ja) * | 2003-02-13 | 2011-03-23 | モールド−マスターズ （２００７） リミテッド | 独立流量制御を行う弁ゲート型の射出成形システム |
| JP2005132091A (ja) * | 2003-02-13 | 2005-05-26 | Mold Masters Ltd | 独立流量制御を行う弁ゲート型の射出成形システム |
| WO2004106029A3 (de) * | 2003-06-03 | 2005-03-31 | Ralph Gauss | Verfahren und vorrichtung zum spritzen eines spritzgiessteils aus kunststoff |
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| US7125246B2 (en) | 2003-10-08 | 2006-10-24 | Mold Hotrunner Solutions Inc. | Hot runner for molding small plastic articles |
| US7476094B2 (en) | 2004-01-29 | 2009-01-13 | Aisapack Holding S.A. | Plastic material metering system for plastic articles manufacturing device |
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| KR20200113899A (ko) * | 2019-03-27 | 2020-10-07 | 허남욱 | 정량 정압 토출을 위한 핫러너 사출금형장치 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3185197B2 (ja) | 2001-07-09 |
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