JPH04364718A - パターニング方法 - Google Patents

パターニング方法

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JPH04364718A
JPH04364718A JP14041791A JP14041791A JPH04364718A JP H04364718 A JPH04364718 A JP H04364718A JP 14041791 A JP14041791 A JP 14041791A JP 14041791 A JP14041791 A JP 14041791A JP H04364718 A JPH04364718 A JP H04364718A
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JP
Japan
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layer
gas
etching
resist layer
patterning method
Prior art date
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JP14041791A
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Satoshi Mihara
智 三原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターニング方法に関
し、更に詳しく言えば、寸法制御性の優れたパターニン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】次に、従来のパターニング方法について
図を参照しつつ説明する。
【0003】図5(A)〜(D)は、従来例に係るパタ
ーニング方法の工程を示す断面図である。
【0004】まず、被エッチング層13cに下層レジス
ト層14cを塗布し、該下層レジスト層14c上に、該
下層レジスト層14cのエッチングガスに対してエッチ
ング耐性がある中間層15cを塗布し、さらに該中間層
15c上に上層レジスト層16cを塗布する(図5(A
))。
【0005】次に、上層レジスト層16cを露光、現像
すると、露光領域は除去され、開口部が形成される(図
5(B))。
【0006】次いで、上層レジスト層16cをマスクと
して、ドライエッチングによって中間層15cをエッチ
ングし(図5(C))、続いて、上層レジスト層16c
及び中間層15cをマスクとして、下層レジスト層14
cのエッチングを行う。ここで、上層レジスト層16c
は下層レジスト層14cがエッチングされる際にエッチ
ング耐性がないので、上層レジスト層16cもエッチン
グされ、そのままエッチングを続けると、最終的に図5
(D)に示すようなパターンが形成される。
【0007】ここで、上記した様な3層(14c,15
c,16c)の膜をマスクとしてパターニングする工程
で、下層レジスト層14cをエッチングする際に、酸素
と塩素の混合ガスを用いて、─30℃の温度で寸法制御
性のよい垂直エッチングができることが知られている(
Shingo Kadomura and Jun−i
chi Satoh, Extended Abstr
acts of the 22nd Conferen
ce on Solid State Devices
 and Materials,pp.203−206
(1990) 参照)。
【0008】また、酸素ガスに臭化水素ガスを添加する
ことで、更に寸法制御性のよいパターニングが可能であ
ることが示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上層レジス
ト層16cは露光用マスクとして作用するので、露光精
度を向上させる為には、できるだけ膜厚を薄くすること
が望まれる。また、下層レジスト層14cは平坦化膜と
して作用する為、ある程度の膜厚が要求される。
【0010】このため、下層レジスト層14cの膜厚は
上層レジスト層16cに比して厚くなりがちであるが、
前記従来の方法によると、下層レジスト層14cの膜厚
が上層レジスト層16cに比して厚い場合に、図6に示
すように、上層レジスト層16cが除去された後に、更
に同一条件でエッチングを行うと、下層レジスト層14
cの下部にアンダーカットUCを生じて(図6(C))
、被エッチング層13cの垂直エッチングが不可能にな
り、特に微細パターン形成の際に、寸法シフトが生じて
正確なパターニングができない等という問題が生じる。
【0011】一例として、酸素ガスと臭化水素ガスとの
混合ガスをエッチングガスとして用いて下層レジスト層
のエッチングを行った場合に、どの程度のアンダーカッ
トUCが生じるかを以下に示す。条件はガス(流量) 
 酸素    (160SCCM)臭化水素  (40
SCCM) 圧力          0.1Torr高周波電力 
   200W 基板温度      ─30℃ ガス冷却      6Torr である。
【0012】以上のような条件で、開口部の口径Rdが
0.8〜1μmの場合、図6(C)に示すような形状の
、合計約0.1μmのアンダーカットUCを生じた。
【0013】この問題は、特にエッチングガスとして酸
素ガスとハロゲンガス(塩素系、臭素系)との混合ガス
を用いた場合に顕著にあらわれる。これは、次のような
理由によるものと考えられる。
【0014】即ち、これらの混合ガス系では、エッチン
グ中にCClx やCBrx 等の有機化合物が反応に
よって生成されて、エッチングによって形成される溝の
側壁に付着して、側壁を保護している。
【0015】ところが、側壁保護物質の成分であるC(
炭素)の供給源は上層レジスト層16c及び下層レジス
ト層14cであるので、上層レジスト層16cがすべて
エッチングされて下層レジスト層14cのみがエッチン
グされるようになると、急激にCの量が減少する。従っ
て、この時以後はCClx やCBrx 等の発生量も
減少する為、溝の側壁に付着する量も減少し、側壁保護
が充分でなくなるためであると考えられる。
【0016】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
て創作されたものであり、3層レジスト法に用いる最下
層レジスト層をエッチングする過程において、垂直形状
のエッチング断面を形成し、寸法シフトを最小限に抑制
することができるようなパターニング方法の提供を目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、被
エッチング層13a 上に第1の層14a 、第2の層
15a 、有機物系の感光材料からなる第3の層16a
 を順次形成する工程と、前記第3の層16a を露光
、現像して該第3の層16a の露光領域を除去する工
程と、前記第3の層16a をマスクとして前記第2の
層15a を第1のエッチング条件によってドライエッ
チングし、前記第2の層15a に開口部を形成する工
程と、前記第3の層16a を除去する工程と、ハロゲ
ン元素を含む反応ガスを用いた第2のエッチング条件で
前記第2の層15a をマスクとして前記第1の層14
a をドライエッチングし、前記第1の層14a に開
口部を形成する工程と、前記第1の層14a をマスク
として前記被エッチング層13a をエッチングする工
程とを含むことを特徴とするパターニング方法によって
達成され、第2に、上記の反応ガスは少なくとも酸素ガ
スと塩素原子を含むガスとの混合ガスであることを特徴
とするパターニング方法によって達成され、第3に、上
記の反応ガスは少なくとも酸素ガスと臭素原子を含むガ
スとの混合ガスであることを特徴とするパターニング方
法によって達成され、第4に、上記の塩素原子を含むガ
スは塩素ガス、三塩化ホウ素又は四塩化珪素であること
を特徴とするパターニング方法によって達成され、第5
に、上記の臭素原子を含むガスは臭素ガス、臭化水素ガ
ス又は三臭化ホウ素ガスであることを特徴とするパター
ニング方法によって達成され、第6に、上記の第1の層
14a をドライエッチングする工程において、基板の
温度が─60℃から50℃の範囲でエッチングを行うこ
とを特徴とするパターニング方法によって達成され、第
7に、上記の第1の層14a の膜厚は第3の層16a
 の膜厚より厚いことを特徴とするパターニング方法に
よって達成される。
【0018】
【作  用】本発明のパターニング方法によれば、図1
,図2の(A)〜(E)に示すように、第1のエッチン
グ条件で第2の層15a に開口部を形成した後に、有
機物系の感光性材料からなる第3の層16a をウエッ
トエッチング等で除去し、更に、ハロゲン元素を含む反
応ガスを用いた第2のエッチング条件で、前記第2の層
15a をマスクとして第1の層14a をドライエッ
チングし、前記第1の層14a に開口部を形成してい
る。
【0019】これにより、アンダーカットや寸法シフト
の発生を防止することができる。
【0020】
【実施例】
(1)第1の実施例 次に本発明の第1の実施例に係るパターニング方法を図
を参照しながら説明する。
【0021】図3は、本発明の実施例に係るパターニン
グ方法に使用する反応性イオンエッチング装置の断面図
である。  1は、エッチングガスを導入して被エッチ
ング層をエッチングする反応室で、該反応室1の下部に
あるエッチングガスを導入するガス導入口2に対向する
位置には、高周波電源3の一方の電極に接続された陰極
電極4が設けられ、該陰極電極4には、静電チャック5
が取り付けられており、静電チャック5によって基板6
は陰極電極4に静電吸着される。また、前記高周波電源
3の他方の電極は陽極電極10にも接続されている。
【0022】更に、前記陰極電極4及び静電チャック5
を貫通するようにしてヘリウム供給口7が形成され、陰
極電極4に接触するようにして蛍光式光ファイバー温度
計8が取り付けられている。
【0023】また、9は絶縁物であり、10は陰極電極
4に対する陽極電極である。11は静電チャック5に静
電吸着のための電圧を供給する直流電源、12は陰極電
極4を冷却するための低温用冷却器である。
【0024】また、図4(A)〜(C)は本発明の実施
例に係るパターニング方法の工程を示す断面図である。
【0025】まず、図4(A)に示すように、パターニ
ングすべき多結晶シリコン基板31上に下層レジスト層
としてノボラック系レジスト層32を2μm塗布し、温
度250℃でハードベークする。次いで、該ノボラック
系レジスト層32上に中間層としてSOG(Spin 
on Glass)層33を0.25μm塗布する。
【0026】次に、該SOG層33上に上層レジスト層
としてノボラック系レジスト層34を1μm塗布する。
【0027】次いで、ノボラック系レジスト層34上に
フォトマスクを当てて紫外線等で露光した後、現像し、
露光領域のノボラック系レジスト層34を除去する(図
4(B))。
【0028】更に、図3に示すような反応性イオンエッ
チング装置を用いて、流量100SCCMのCF4 ガ
ス、流量100SCCMのCHF3ガスを導入し、反応
室内部の圧力を0.1Torrとしたのち、高周波電力
400Wの条件でSOG層33をエッチングする(図4
(B))。
【0029】次いで、上層レジスト層のノボラック系レ
ジスト層34をキシレン等の有機溶剤で除去する(図4
(C))。この時、下層レジスト層のノボラック系レジ
スト層32は、上述したように250℃でハードベーク
されているので、除去されることはない。
【0030】次に、下記の条件で、下層レジスト層にあ
たるノボラック系レジスト層32のドライエッチングを
行う。
【0031】 ガス(流量)  酸素      (160SCCM)
臭化水素  (40SCCM) 圧力          0.1Torr高周波電力 
   200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度1200Å/mi
nが得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定
限界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダ
ーカットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを
生じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0032】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、5000Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上した。
【0033】更に、寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、アンダーカットを生じることもなく、垂直
エッチングが実現できた。
【0034】また、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、アンダ
ーカットを生じることもなく、垂直エッチングが実現で
きた。
【0035】即ち、酸素ガスと、臭化水素ガスの混合ガ
スによってエッチングする場合には、基板温度を─60
℃から50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0036】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0037】(2)第2の実施例 第2の実施例の工程は、第1の実施例で説明した図4(
A)〜(C)までの工程後、下記の条件で、図4(C)
の下層レジスト層にあたるノボラック系レジスト層32
のドライエッチングを行う。
【0038】 ガス(流量)  酸素      (160SCCM)
臭素        (40SCCM)圧力     
     0.1Torr高周波電力    200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度1000Å/mi
nが得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定
限界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダ
ーカットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを
生じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0039】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、4000Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上し、さらに寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、垂直エッチングが実現できた。
【0040】更に、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、垂直エ
ッチングが実現できた。
【0041】即ち、酸素ガスと、臭素ガスの混合ガスに
よってエッチングする場合には、基板温度を─60℃か
ら50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0042】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0043】(3)第3の実施例 第3の実施例の工程は、第1の実施例で説明した図4(
A)〜(C)までの工程後、下記の条件で、下層レジス
ト層にあたるノボラック系レジスト層32のドライエッ
チングを行う。
【0044】 ガス(流量)  酸素            (16
0SCCM)三臭化ホウ素      (40SCCM
)圧力          0.1Torr高周波電力
    200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度800Å/min
が得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定限
界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダー
カットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを生
じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0045】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、3600Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上し、さらに寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、垂直エッチングが実現できた。
【0046】更に、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、垂直エ
ッチングが実現できた。
【0047】即ち、酸素ガスと、三臭化ホウ素ガスの混
合ガスによってエッチングする場合には、基板温度を─
60℃から50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0048】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0049】(4)第4の実施例 第4の実施例の工程は、第1の実施例で説明した図4(
A)〜(C)までの工程後、下記の条件で、下層レジス
ト層にあたるノボラック系レジスト層32のドライエッ
チングを行う。
【0050】 ガス(流量)  酸素        (160SCC
M)塩素          (40SCCM)圧力 
         0.1Torr高周波電力    
200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度1200Å/mi
nが得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定
限界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダ
ーカットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを
生じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0051】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、5000Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上し、さらに寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、垂直エッチングが実現できた。
【0052】更に、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、垂直エ
ッチングが実現できた。
【0053】即ち、酸素ガスと、塩素ガスの混合ガスに
よってエッチングする場合には、基板温度を─60℃か
ら50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0054】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0055】(5)第5の実施例 第5の実施例の工程は、第1の実施例で説明した図4(
A)〜(C)までの工程後、下記の条件で、下層レジス
ト層にあたるノボラック系レジスト層32のドライエッ
チングを行う。
【0056】 ガス(流量)  酸素            (16
0SCCM)三塩化ホウ素      (40SCCM
)圧力          0.1Torr高周波電力
    200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度1000Å/mi
nが得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定
限界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダ
ーカットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを
生じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0057】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、4000Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上し、さらに寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、垂直エッチングが実現できた。
【0058】更に、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、垂直エ
ッチングが実現できた。
【0059】即ち、酸素ガスと、三塩化ホウ素ガスの混
合ガスによってエッチングする場合には、基板温度を─
60℃から50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0060】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0061】(6)第6の実施例 第6の実施例の工程は、第1の実施例で説明した図4(
A)〜(C)までの工程後、下記の条件で、下層レジス
ト層にあたるノボラック系レジスト層32のドライエッ
チングを行う。
【0062】 ガス          酸素           
 (160SCCM)四塩化珪素        (4
0SCCM)圧力          0.1Torr
高周波電力    200W 基板温度      ─40℃ ガス冷却      6Torr 上記条件に基づいてノボラック系レジスト層32のエッ
チングを行った結果、エッチング速度900Å/min
が得られた。更に、寸法シフト量を調べた結果、測定限
界以下であった。従来例では合計0.1μmのアンダー
カットを生じたが、本実施例では、アンダーカットを生
じることもなく、垂直エッチングが実現できた。
【0063】又、上記条件に基づいて、高周波電力を8
00Wに上げると、3400Å/minというエッチン
グ速度が得られ、200Wの場合と比べてエッチング速
度が向上し、さらに寸法シフトを調べた結果、測定限界
以下であり、垂直エッチングが実現できた。
【0064】更に、上記工程で基板温度が─60℃より
低いと、断面の形状が順テーパー形状になり、50℃以
上では、逆テーパー形状になった。さらに、基板温度が
─60℃から50℃の間の範囲の場合、垂直形状の断面
が形成され、寸法シフトは測定限界以下になり、垂直エ
ッチングが実現できた。
【0065】即ち、酸素ガスと、四塩化珪素の混合ガス
によってエッチングする場合には、基板温度を─60℃
から50℃の間の範囲にとるのが望ましい。
【0066】又、上記実施例は反応性イオンエッチング
装置によってなされたが、電子サイクロトロン共鳴を利
用したエッチング装置によっても同様の効果が得られた
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のパターニン
グ方法によれば、第2の層に開口部が形成されたのちに
第3の層を除去し、その後に第1の層をエッチングする
ことにより被エッチング層のマスクを形成している。
【0068】このため、アンダーカットや寸法シフト等
が現れず、垂直エッチングが実現できる。
【0069】これにより、従来例に比して、寸法制御性
の優れたパターニングが可能となり、特に微細パターン
の形成が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターニング方法の工程を示す断面図
(その1)である。
【図2】本発明のパターニング方法の工程を示す断面図
(その2)である。
【図3】本発明の実施例に係る反応性イオンエッチング
装置の断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るパターニング方法の工程
を示す断面図である。
【図5】従来例に係るパターニング方法の工程を示す断
面図である。
【図6】従来例の問題点を説明する断面図である。
【符号の説明】
13a  被エッチング層、 14a  第1の層、 15a  第2の層、 16a  第3の層。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被エッチング層(13a)上に第1の層(
    14a )、第2の層(15a)、有機物系の感光材料
    からなる第3の層(16a )を順次形成する工程と、
    前記第3の層(16a)を露光、現像して該第3の層(
    16a)の露光領域を除去する工程と、前記第3の層(
    16a)をマスクとして前記第2の層(15a )を第
    1のエッチング条件によってドライエッチングし、前記
    第2の層(15a )に開口部を形成する工程と、前記
    第3の層(16a)を除去する工程と、ハロゲン元素を
    含む反応ガスを用いた第2のエッチング条件で前記第2
    の層(15a )をマスクとして前記第1の層(14a
    )をドライエッチングし、前記第1の層(14a)に開
    口部を形成する工程と、前記第1の層(14a)をマス
    クとして前記被エッチング層(13a)をエッチングす
    る工程とを含むことを特徴とするパターニング方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の反応ガスは少なくとも酸素
    ガスと塩素原子を含むガスとの混合ガスであることを特
    徴とするパターニング方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の反応ガスは少なくとも酸素
    ガスと臭素原子を含むガスとの混合ガスであることを特
    徴とするパターニング方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の塩素原子を含むガスは塩素
    ガス、三塩化ホウ素ガス又は四塩化珪素ガスであること
    を特徴とするパターニング方法。
  5. 【請求項5】請求項3記載の臭素原子を含むガスは臭素
    ガス、臭化水素ガス又は三臭化ホウ素ガスであることを
    特徴とするパターニング方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の第1の層(14a )をド
    ライエッチングする工程において、基板の温度が─60
    ℃から50℃の範囲でエッチングを行うことを特徴とす
    るパターニング方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の第1の層(14a )の膜
    厚は第3の層(16a )の膜厚より厚いことを特徴と
    するパターニング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505497A (ja) * 2004-06-30 2008-02-21 ラム リサーチ コーポレーション 二層レジストプラズマエッチングの方法

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