JPH04364638A - 電源制御方式 - Google Patents

電源制御方式

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Publication number
JPH04364638A
JPH04364638A JP3166373A JP16637391A JPH04364638A JP H04364638 A JPH04364638 A JP H04364638A JP 3166373 A JP3166373 A JP 3166373A JP 16637391 A JP16637391 A JP 16637391A JP H04364638 A JPH04364638 A JP H04364638A
Authority
JP
Japan
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power supply
control
signal
network connection
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP3166373A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ishikawa
裕 石川
▲菊▼ 敏明
Toshiaki Kiku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3166373A priority Critical patent/JPH04364638A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ネットワークに接
続された通信制御装置の電源の制御を通信ネットワーク
を介して行なう電源制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークに接続される通信制御
装置の電源を、当該通信ネットワーク上の通信によって
制御することは、しばしば行なわれている。このような
電源制御の主要なものは、電源投入及び電源切断である
【0003】図2は、従来の電源制御装置の一例を示す
ブロック図である。図示の通信制御装置1′は、電源制
御部2と、主電源3と、副電源4と、運用用のネットワ
ーク接続部7と、制御用のネットワーク接続部21等を
備えている。主電源3は、通信制御装置1′の各部に電
力を要求する。副電源4は、主電源3の停止時に電源制
御部2やネットワーク接続部21に少量の電力を供給す
る。
【0004】図示の装置は、通信制御装置1′内に電源
制御装置の全体を設ける方式となっている。電源制御装
置は、ネットワーク接続部21と、電源制御部2と、制
御信号線5と、電源制御線6とから成る。ネットワーク
接続部21は、電源制御用のもので、制御用の受信ケー
ブル9を介して送られる制御信号を電源制御部2に送る
。また、ネットワーク接続部21の送信ケーブル8は、
所定の信号を送り出すためのものである。電源制御部2
は、主電源3の起動又は停止を制御する。
【0005】上述した装置の動作は、以下のようになる
。まず、電源制御指令がケーブル8、9を含むネットワ
ークに接続された図示しないネットワーク制御装置、又
は、他の通信制御装置から送られる。即ち、電源制御指
令は、これらの装置から伝送(通信)データの形で受信
ケーブル(制御用)9を通じて送られる。ネットワーク
制御部21では、当該伝送データを解析して、制御信号
線5を通じて電源制御部2に解析結果を送る。電源制御
部2は当該解析結果に基づいて電源制御線6を用いて主
電源3の制御を行なう。
【0006】ここに、送信ケーブル(制御用)8は、電
源の制御結果その他の通知に用いられるが、省かれるこ
ともある。また、ネットワーク接続部(運用用)7、送
信ケーブル(運用用)10、受信ケーブル(運用用)1
1は、通常の運用時のネットワーク上の通信に用いられ
る。さらに、コスト低減等のために、電源制御用のネッ
トワーク接続部21、ケーブル8、9と、運用用のネッ
トワーク接続部7、ケーブル10、11は、一部又は全
部が兼用される場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。図3は、
図2に示す装置のスター型配線のネットワークの構成図
である。図示のネットワークの配線形態には、1個の集
線装置40に接続ケーブル31〜34を介して、複数の
通信制御装置41〜44が接続されている。この場合、
上述した方式により、ネットワーク接続部として専用の
ものを持つと、各通信制御装置に電源制御専用のネット
ワーク接続部を持たなければならなくなる。このため、
システム全体が高価になる。
【0008】また、ネットワーク制御部を運用用と兼用
する場合も、当該ネットワーク接続部に常時、電源を入
れておくことが必要なため、待機中の消費電力が大きく
なる。また、通信ネットワークに接続されない装置の電
源制御を行なう要求があった場合、その実現が不可能に
なる等の問題があった。本発明は、以上の点に着目して
なされたもので、通信ネットワーク接続のコストの低減
が可能な電源制御方式を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御方式の
第1の発明は、通信制御装置に電力を供給する電源と、
当該電源を制御する電源制御部と、前記通信制御装置の
内部に設けられ、通信処理の運用を行なう運用用のネッ
トワーク接続部と、当該運用用のネットワーク接続部に
接続される運用用のケーブルと、前記通信制御装置の外
部に設けられ、当該運用用のケーブル上の信号に所定の
変化を加える制御用のネットワーク接続部と、当該制御
用のネットワーク接続部により加えられた前記運用用の
ケーブル上の所定の信号変化を検出して前記電源制御部
を制御する信号検出部とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0010】本発明の電源制御方式の第2の発明は、通
信制御装置に電力を供給する電源と、当該電源を制御す
る電源制御部と、前記通信制御装置の内部に設けられ、
通信処理の運用を行なう運用用のネットワーク接続部と
、当該運用用のネットワーク接続部に接続される運用用
のケーブルと、前記通信制御装置の外部に設けられ、当
該運用用のケーブル上の信号に、前記電源の起動時は第
1の所定の変化を加える一方、前記電源の停止時は第2
の所定の変化を加える制御用のネットワーク接続部と、
当該制御用のネットワーク接続部により加えられた前記
運用用のケーブル上の第1の所定の信号変化を検出して
前記電源を起動制御するとともに、前記運用用のケーブ
ル上の信号に第3の所定の変化を加える一方、当該制御
用のネットワーク接続部により加えられた前記運用用の
ケーブル上の第2の所定の信号変化を検出して前記電源
を停止制御するとともに、前記運用用のケーブル上の信
号に第4の所定の変化を加える装置側信号制御部と、前
記制御用のネットワーク接続部が運用用のケーブル上の
信号に第1の所定の変化を加えた後に第3の所定の信号
変化を検出したとき、及び前記制御用のネットワーク接
続部が運用用のケーブル上の信号に第2の所定の変化を
加えた後に第4の所定の信号変化を検出したときに、前
記運用用のケーブル上の第1の所定の信号変化及び第2
の所定の信号変化を停止制御する制御側信号制御部とを
備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の電源制御方式の第1の発明においては
、通信制御装置の電源の起動時は、制御用のネットワー
ク接続部により運用用のケーブル上に運用状態と異なる
所定の信号変化が加えられる。この所定の信号変化は、
信号検出部により検出される。これにより、信号検出部
から電源制御部に電源の起動の指示が出され、この指示
により電源が起動される。一方、電源の停止時は、制御
用のネットワーク接続部により運用用のケーブル上に加
えられていた信号変化が停止される。この信号変化の停
止は、信号検出部により検出される。これにより、信号
検出部から電源制御部に電源の停止の指示が出され、こ
の指示により電源が停止される。
【0012】本発明の電源制御方式の第2の発明におい
ては、通信制御装置の電源の起動時は、制御用のネット
ワーク接続部により運用用のケーブル上に運用状態と異
なる第1の所定の信号変化が加えられる。この第1の所
定の信号変化は、装置側信号制御部により検出される。 これにより、装置側信号制御部から電源制御部に電源の
起動の指示が出され、この指示により電源が起動される
。この後、装置側信号制御部は、運用用のケーブル上に
第3の所定の信号変化を加える。制御側信号停止部は、
この第3の所定の信号変化の検出により、第1の所定の
信号変化及び第3の所定の信号変化を停止させる。 一方、電源の停止時は、制御用のネットワーク接続部に
より運用用のケーブル上に第2の所定の信号変化が加え
られる。この第2の所定の信号変化は、装置側信号制御
部により検出される。これにより、装置側信号制御部か
ら電源制御部に電源の停止の指示が出され、この指示に
より電源が停止される。この後、装置側信号制御部は、
運用用のケーブル上に第4の所定の信号変化を加える。 制御側信号制御部は、この第4の所定の信号変化の検出
により、第2の所定の信号変化及び第4の所定の信号変
化を停止させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明に係る電源制御装置の実施
例のブロック図である。図示の装置は、通信制御装置1
の主電源3を制御用のネットワーク接続部21により制
御するものである。
【0014】通信制御装置1は、電源制御部2と、主電
源3と、副電源4と、運用用のネットワーク接続部7と
、信号検出部12等から成る。電源制御部2は、主電源
3の起動又は停止を制御する。主電源3は、通信制御装
置1の各部に電力を供給する。副電源4は、主電源の停
止時に電源制御部2等へ少量の電力を供給する。運用用
のネットワーク接続部7は、各種の情報処理装置等に接
続され、データの通信処理の運用を行なう。このため、
当該運用用のネットワーク接続部7には、運用用の送信
ケーブル10及び受信ケーブル11が接続されている。 信号検出部12は、制御用のネットワーク接続部21に
より加えられた運用用のケーブル10、11上の所定の
信号変化を検出して電源制御部2を制御する。
【0015】信号検出部12は、通信制御装置1内に設
けられており、例えばリレーコイル等の電流センサから
成る。即ち、この信号検出部12は、リレーコイル等に
より伝送データ(又はその搬送波)の周波数帯域では、
極めて大きなインピーダンスを持つ。従って、伝送デー
タは通過させない。一方、直流抵抗は比較的小さいため
、受信ケーブル11、信号検出部12及び送信ケーブル
10の経路で直流電流が流れる。このとき、信号検出部
12は当該直流電流の大きさを検出して、制御信号線5
を通して、電源制御部2に当該検出結果を送る。
【0016】一方、通信制御装置1の外部に、制御用の
ネットワーク接続部21が設けられている。制御用のネ
ットワーク接続部21は、通信制御装置1の主電源3を
起動する場合に、運用用のケーブル10、11上の信号
に所定の変化を加える。即ち、ネットワーク接続部21
は、リレー接点14をオン状態に駆動することにより、
直流電源13からの直流をケーブル10、11に加える
。リレー接点14は、図示の状態がオフ状態であり、接
点が接触した状態がオン状態である。直流電源13は、
リレー接点14がオン状態の場合に、付加ケーブル15
、16、17を通して、送信ケーブル(運用用)10及
び受信ケーブル(運用用)11に直流電力を供給する。
【0017】尚、ケーブル8、9及び10、11は、図
示しない通信ネットワークに接続されている。また、本
実施例では、ネットワーク接続部21の内部にその電源
を含むものとする。
【0018】本実施例の動作は、以下に示す通りである
。初期状態においては、リレー接点14は図示のように
オフ状態になっており、ケーブル10、11への直流給
電は行なわれない。このため、信号検出部12では、直
流電流が0(零)又は極めて低レベルであることが検知
され、制御信号線5上に当該検出結果に対応した情報が
送られる。電源制御部2では、当該情報により電源断の
指示が出されていると判断される。このため、電源制御
部2は、電源制御線6を用いて主電源3を電源断状態に
制御する。
【0019】次に、ネットワーク上の伝送データにより
、主電源3を電源投入する場合を説明する。ネットワー
クに接続された図示しないネットワーク制御装置(又は
他の通信制御装置)から、受信ケーブル9を通じてネッ
トワーク接続部21に「通信制御装置1の電源投入指令
」を含むデータが送信される。この場合、ネットワーク
接続部21は、その内容を解析して「通信制御装置1の
電源投入制御」をすべきであると判断し、リレー接点1
4をオン状態にする。
【0020】この動作によって、直流電源13から付加
ケーブル15、16、17を通してケーブル10、11
に直流電圧及び電流の供給が行なわれる。これにより、
信号検出部12では、直流電流が高レベルであることが
検出される。従って、信号検出部12は、制御信号線5
上に当該検出結果を送る。電源制御部2では当該情報に
より、電源投入と判断し、電源制御線6を用いて主電源
3を電源投入状態にする。
【0021】最後に、ネットワーク上の伝送データによ
り、主電源3を断とする場合の動作を説明する。ネット
ワークに接続された図示しないネットワーク制御装置(
又は、他の通信制御装置)から、受信ケーブル9を通じ
てネットワーク接続部21に「通信制御装置1の電源断
指令」を含むデータが送信される。この場合、ネットワ
ーク接続部21は、その内容を解析して「通信制御装置
1の電源断制御」をすべきであると判断し、リレー接点
14をオフ状態にする。以降の動作は初期状態の場合と
同一である。このため、重複する説明を省略する。
【0022】尚、ネットワーク接続部21で電源を制御
する装置は1台である必要はなく、図1のネットワーク
接続部21以外の機構を複数備えることにより、複数の
通信制御装置の電源を制御するようにしてもよい。また
、電源制御部2の消費電力が小さい場合は、ケーブル1
1、10の直流給電で電源制御部2の電源を供給し、副
電源4を省くようにしてもよい。
【0023】また、本実施例では、ケーブル10、11
に直流給電を行なうため、ネットワーク接続部7及びケ
ーブル10、11に接続される図示しない相手側装置に
おいて、当該直流給電が有害な影響を及ぼさないような
対策が必要となる。しかしながら、直流阻止用のトラン
スを接続している場合が多いため、通常は特別な対策の
追加は不要である。有害な場合は、点線で示す位置18
及び19に直流をカットするアイソレーション部品等を
挿入すればよい。この部品は、例えばコンデンサ等から
成る。
【0024】図4は、本発明に係る電源制御装置の他の
実施例のブロック図である。図示の装置は、通信制御装
置1″の主電源3を制御用のネットワーク接続部21及
び制御側信号制御部23により制御するものである。通
信制御装置1″は、電源制御部2と、主電源3と、副電
源4と、運用用のネットワーク接続部7と、装置側信号
制御部22等から成る。図4において、図1と同一符号
を付した部分は、図1の装置と同様の部分である。
【0025】即ち、電源制御部2は、主電源3の起動又
は停止を制御する。主電源3は、通信制御装置1″の各
部に電力を供給する。副電源4は、主電源3の停止時に
電源制御部2等へ少量の電力を供給する。運用用のネッ
トワーク接続部7は、各種の情報処理装置等に接続され
、データの通信処理の運用を行なう。このため、当該運
用用のネットワーク接続部7には、運用用の送信ケーブ
ル10及び受信ケーブル11が接続されている。
【0026】装置側信号制御部22は、主電源3が電源
断状態の時にケーブル10、11間の直流電流を検知す
ると、制御信号線5を介して電源制御部2に電源投入指
示を与える。これと同時に、ケーブル10、11間の電
流を減少させる。また、電源投入状態の時に、ケーブル
10、11間の直流電流を検知すると、制御信号線5を
介して電源制御部2に電源断指示を与える。これと同時
に、ケーブル10、11間の電流を減少させる。
【0027】一方、通信制御装置1″の外部に、制御用
のネットワーク接続部21が設けられている。制御用の
ネットワーク接続部21は、通信制御装置1″の主電源
3を起動する場合に、制御側信号制御部23を用いて運
用用のケーブル10、11上の信号に所定の変化を加え
る。制御側信号制御部23は、制御用のネットワーク接
続部21により制御信号線14を介して制御され、運用
用のケーブル10、11に、例えば直流電圧を与える。 また、この制御側信号制御部22は、ケーブル10、1
1間に直流電圧を与えている間に、ケーブル10、11
の直流電流が一定値以下になった場合は、直流電圧の供
給を停止する。
【0028】尚、ケーブル8、9及び10、11は、図
示しない通信ネットワークに接続されている。また、本
実施例では、ネットワーク接続部21の内部にその電源
を含むものとする。
【0029】本実施例の動作は、以下に示す通りである
。初期状態においては、制御側信号制御部23は、ケー
ブル10、11への直流給電は行なわない。次に、ネッ
トワーク上の伝送データにより、主電源3を電源投入す
る場合を説明する。ネットワークに接続された図示しな
いネットワーク制御装置(又は他の通信制御装置)から
、受信ケーブル9を通じてネットワーク接続部21に「
通信制御装置1″の電源投入指令」を含むデータが送信
される。この場合、ネットワーク接続部21は、その内
容を解析して「通信制御装置1″の電源投入制御」をす
べきであると判断し、制御信号線24を通じて制御側信
号制御部23に指令を送る。制御側信号制御部23では
、当該指令を受けて、ケーブル10、11間に一の直流
電圧を加える。
【0030】装置側信号制御部22では、ケーブル10
、11上の直流電流を検出して、制御信号線5を通じて
電源制御部2に電源投入指令を送る。また、装置側信号
制御部22は、これとともに、ケーブル10、11上の
直流電流を減少させる。電源制御部2では、当該指令に
従い、電源制御線6を用いて主電源3を電源投入状態に
する。また、制御側信号制御部23は、ケーブル10、
11間の直流電流の減少を検知して、ケーブル10、1
1への一の直流電圧の供給を停止する。
【0031】次に、ネットワーク上の伝送データにより
、主電源3を電源断とする場合を説明する。ネットワー
クに接続された図示しないネットワーク制御装置(又は
、他の通信制御装置)から、受信ケーブル9を通じてネ
ットワーク接続部21に「通信制御装置1″の電源断指
令」を含むデータが送信される。この場合、ネットワー
ク接続部21は、その内容を解析して「通信制御装置1
″の電源断制御」をすべきであると判断し、制御信号線
24を通じて電源制御部2に電源断指令を送る。制御側
信号制御部23では、当該指令を受けて、ケーブル10
、11間に他の直流電圧を加える。
【0032】装置側信号制御部22では、ケーブル10
、11上の直流電流を検出して、制御信号線5を通じて
電源制御部2に電源投入指令を送る。また、装置側信号
制御部22は、これとともに、ケーブル10、11上の
直流電源を減少させる。電源制御部2は、当該指令に従
い、電源制御線6を用いて主電源3を電源断状態に制御
する。また、制御側信号制御部23は、ケーブル10、
11間の直流電流の減少を検知して、ケーブル10、1
1への他の直流電圧の供給を停止する。
【0033】次に、本発明をIEEE(Institu
te of Electrical and Elec
tronics Engineers:アメリカ電気電
子技術者協会)802.5規格の幹線結合器(以下「T
CU」という)及び局に実施した場合の装置側信号制御
部22及び制御側信号制御部23の構成例を示す。尚、
他の部分は、上記実施例と同一なので、説明を省略する
【0034】図5は、IEEE802.5 規格の局の
構成例を示す図である。トランスA54は、受信信号線
52をケーブルR62、ケーブルG63と交流的に接続
し、トランスB55は、送信信号線53をケーブルO6
4、ケーブルB65と交流的に接続している。直流電源
A60は、リレー接点A58がオンとなったときに、ケ
ーブルB65、ケーブルR62間に直流電圧を与える。 また、直流電源B61は、リレー接点B59がオンとな
ったときに、ケーブルO64、ケーブルG63間に直流
電圧を与える。コンデンサA56、コンデンサB57は
、交流信号バイパス用のものである。局51のうち、T
CU52と直接接続されない部分は、省略してある。
【0035】図6は、IEEE802.5 規格のTC
Uの構成例を示す図である。リレー駆動部66は、図示
のようにケーブルB65、ケーブルR62間に接続され
ている。即ち、リレー駆動部66は、ケーブル間直流電
圧が規定電圧以下の時、挿入バイパス機構72の接点を
図示の状態に維持し、規定電圧内の時に、挿入バイパス
機構62の接点を反転させる。バランス負荷67は、リ
レー駆動部66とほぼ同一の直流インピーダンスを持ち
、ケーブルO64、ケーブルG63の直流電流を、ケー
ブルB65、ケーブルR62の直流電流とほぼ同一に保
つためのものである。
【0036】コンデンサC68、コンデンサD69は、
交流信号バイパス用のものである。入力ケーブル73は
、幹線伝送路からTCU52への入力を行なうためのも
のである。出力ケーブル74は、TCU52から幹線伝
送路への出力を行なうためのものである。
【0037】次に、上述した装置の動作を説明する。図
6に示すように、初期状態では、入力ケーブル73及び
出力ケーブル74から、局51は切り離されている。一
方、図5に示すように、局51は、ネットワーク加入に
先立って、リレー接点A58、リレー接点B59をオン
にする。これにより、直流電源A60、直流電源B61
から、ケーブルB65、ケーブルR62、ケーブルO6
4、及びケーブルG63に直流給電がなされる。この直
流給電により、図6のリレー駆動部66が挿入バイパス
機構72の接点を反転させる。これにより、局とネット
ワークが接続される。
【0038】ネットワーク離脱時には、リレー接点A5
8、リレー接点B59をオフにする。これにより、ケー
ブルB65、ケーブルR62、ケーブルO64、及びケ
ーブルG63から直流給電が取り除かれる。この結果、
リレー駆動部66が挿入バイパス機構72の接点を図示
の状態に戻す。これにより、局とネットワークが切り離
される。
【0039】図7は、本発明のIEEE802.5 規
格の局に対する実施例を示す図である。リレー接点C7
5は、信号検出部A76を直列に接続し、これとともに
、リレー接点A58及び直流電源A60に並列に接続さ
れている。 リレー接点D77は、信号検出部B78を直列に接続し
、これとともに、リレー接点B59及び直流電源B61
に並列に接続されている。これらのリレー接点C75及
びリレー接点D77は、ともに、局51の図4に示す主
電源3によって駆動される。電源断状態の時には、リレ
ー接点C75がオフで、リレー接点D77がオンとなる
。また、電源投入状態の時には、リレー接点C75がオ
ンで、リレー接点D77がオフとなる。
【0040】信号検出部A76及び信号検出部B78は
、図示の+側から−側方向に流れる直流電圧に対しては
小さなインピーダンスを持ち、図示の−側から+側への
直流電圧に対しては大きなインピーダンスを持っている
。そして、+側から−側方向に一定の直流電流が流れた
ときに、外部に制御信号を出力する。信号検出部A76
の当該制御信号は、図4に示す電源制御部2の「電源断
指示入力」として出力される。また、信号検出部B78
の当該制御信号は、図4に示す電源制御部2の「電源投
入指示入力」として出力される。電源制御部2の当該2
つの入力には記憶作用がある。即ち、例えば、「電源投
入指示入力」に信号入力があると、当該信号入力が存在
しなくなっても、「電源断指示入力」に信号入力がある
まで、電源投入状態を維持する。
【0041】図8は、本発明のIEEE802.5 規
格のTCUに対する実施例を示す図である。信号検出部
C80は、直流電源C81を直列に接続して、これとと
もに、リレー接点G83及び抵抗89の直列回路との並
列回路を構成している。この並列回路は、リレー接点E
79及びリレー接点F82を直列に接続してリレー駆動
部66に並列に接続されている。信号検出部D85は、
直流電源D86を直列に接続して、これとともに、リレ
ー接点J88及び抵抗90の直列回路との並列回路を構
成している。この並列回路は、リレー接点H84及びリ
レー接点I87を直列に接続してバランス負荷67に並
列に接続されている。
【0042】これらの信号検出部C80及び信号検出部
D85は、ともに、低い直流インピーダンスを持つセン
サである。信号検出部C80は、直流電流を検知した場
合に、リレー接点E79をオンに駆動する。一方、直流
電流を検知しない場合は、オフに駆動する。信号検出部
D85は、直流電流を検知した場合に、リレー接点H8
4をオンに駆動する。一方、直流電流を検知しない場合
は、オフに駆動する。リレー接点F82、リレー接点G
83、リレー接点I87、リレー接点J88は、ともに
、図4に示すネットワーク接続部(制御用)21によっ
て駆動される。ネットワーク接続部21は、「電源断指
令」を受けてから、「電源投入指令」を受けるまでの間
は、図示のように、リレー接点F82をオフ、リレー接
点G83をオン、リレー接点I87をオン、リレー接点
J88をオフに駆動する。
【0043】また、ネットワーク接続部21は、「電源
投入指令」を受けてから、「電源断指令」を受けるまで
の間は、図示とは反対にリレー接点F82をオン、リレ
ー接点G83をオフ、リレー接点I87をオフ、リレー
接点J88をオンに駆動する。直流電源C81、直流電
源D86は、各信号検出部を駆動するための電源であり
、各信号検出部の駆動に適切な電圧のものが選ばれる。 抵抗89、抵抗90は電流制限用の抵抗である。その他
の構成は前述した図5及び図6の構成と同様である。
【0044】次に、上述した装置の動作を説明する。初
期状態(主電源断状態)では、各接点は、図7及び図8
に示す状態にある。図示しないネットワーク接続部(制
御用)21により、リレー接点F82は、オフ、リレー
接点G83はオンに駆動されているため、直流電源C8
1から信号検出部C80、リレー接点G83、抵抗89
のルートで電流が流れ、リレー接点E79はオンとなる
。一方、リレー接点F82がオフのため、ケーブルR6
2、ケーブルB65への直流給電は行なわれない。
【0045】ネットワーク接続部21により、リレー接
点I87はオン、リレー接点J88はオフ状態に駆動さ
れているため、信号検出部D85には電流が流れず、リ
レー接点H84はオフとなり、ケーブルG63、ケーブ
ルO64への直流給電は行なわれない。図4に示す主電
源3がオフのため、図7のリレー接点C75はオフ、リ
レー接点D77はオン状態にある。また、この時点では
、局51は、ネットワークに接続されていないので、リ
レー接点A58、リレー接点B59は、オフ状態である
【0046】次に、電源投入を行なう場合を説明する。 図4のネットワーク接続部(制御用)21により、リレ
ー接点F82がオン、リレー接点I87がオフに駆動さ
れる。さらに、わずかに遅れて、リレー接点G83がオ
フに、リレー接点J88がオンに駆動される。このわず
かな時間に、直流電源C81より、信号検出部C80、
リレー接点E79、ケーブルR62、信号検出部B78
、リレー接点D77、ケーブルB65、リレー接点F8
2のルートで直流電流が流れる。このため、信号検出部
C80は電流を検知し続け、リレー接点E79はオン状
態を続ける。また、直流電源D86、信号検出部D85
、リレー接点J88、抵抗90のルートで電流が流れる
。このため、信号検出部D85が電流を検知して、リレ
ー接点H84はオンとなる。
【0047】信号検出部B78は、直流電源C81の電
流を検知して、図4に示す電源制御部2に「電源投入指
示」を出力する。これにより、当該電源制御部2は、主
電源3を電源投入状態にする。次に、主電源3により、
リレー接点C75はオンに、リレー接点D77はオフに
駆動される。リレー接点D77がオフになることにより
、信号検出部C80を通る直流電流は0(零)になり、
リレー接点E79もオフとなる。尚、リレー駆動部66
に一時的に加わる電圧は、局51からの給電とは逆方向
なので、この電圧によってもリレー駆動部66は動作し
ない。
【0048】以上で局51の電源立ち上げが完了する。 この状態と図5、図6を比較すると、ネットワークの信
号伝送路に関して、電気的に異なるのは、信号検出部A
76が接続されているのみであり、信号検出部A76も
直流電源A60の給電方向には、大きなインピーダンス
を持っている。従って、局51のネットワーク加入には
何ら影響がない。
【0049】次に、電源断を行なう場合を説明する。 尚、この状態では、通信処理の終了により既に局51は
ネットワークより離脱しており、局51からケーブル6
2、63、64、65への給電は行なわれていないもの
とする。まず、図4に示すネットワーク接続部(制御用
)21により、リレー接点F82がオフ、リレー接点I
87がオンに駆動される。さらに、わずかに遅れて、リ
レー接点G83がオンに、リレー接点J88がオフに駆
動される。このわずかな時間に、直流電源D86より、
信号検出部D85、リレー接点H84、ケーブルG63
、信号検出部A76、リレー接点C75、ケーブルO6
4、リレー接点I87のルートで直流電流が流れる。こ
のため、信号検出部D85が電流を検知し続け、リレー
接点H84はオン状態を続ける。
【0050】また、直流電源C81、信号検出部C80
、リレー接点G83、抵抗89のルートで電流が流れる
。このため、信号検出部C80が電流を検知して、リレ
ー接点E79はオンとなる。信号検出部A76は、直流
電源D86の電流を検知して、図4に示す電源制御部2
に「電源断指示」を出力する。これにより、電源制御部
2は、図4に示す主電源3を電源断状態にする。
【0051】次に、主電源3の断により、リレー接点C
75はオフに、リレー接点D77はオンに駆動される。 リレー接点C75がオフになることにより、信号検出部
D85を通る直流電流は0(零)になる。これにより、
リレー接点H84もオフになって、全構成要素が図7及
び図8に示す初期状態に復帰する。
【0052】尚、本実施例も、前述した最初の実施例と
同様に、ネットワーク接続部21で電源を制御する装置
は1台である必要はなく、図4のネットワーク接続部2
1以外の機構を複数備えることにより、複数の通信制御
装置の電源を制御することが可能である。また、電源制
御部2及び装置側信号制御部22の消費電力が小さい場
合は、ケーブル10、11の直流給電で電源制御部2の
電源を供給し、副電源4を省くようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源制御
方式によれば、電源制御装置の一部を通信制御装置の外
部に設け、運用用のケーブルで接続するようにしたので
、複数の通信制御装置で当該電源制御装置の一部を共用
することができ、かつ、通信ネットワークの構成を簡単
にすることができる。このため、通信ネットワークシス
テム全体のコストの削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源制御装置の実施例のブロック
図である。
【図2】従来の電源制御装置の一例のブロック図である
【図3】スター型配線のネットワークの構成図である。
【図4】本発明に係る電源制御装置の他の実施例のブロ
ック図である。
【図5】IEEE802.5 規格の局の構成例を示す
図である。
【図6】IEEE802.5 規格のTCUの構成例を
示す図である。
【図7】本発明のIEEE802.5 規格の局に対す
る実施例を示す図である。
【図8】本発明のIEEE802.5 規格のTCUに
対する実施例を示す図である。
【符号の説明】
1、1″  通信制御装置 2  電源制御部 3  主電源 4  副電源 7  運用用のネットワーク接続部 10、11  運用用のケーブル 21  制御用のネットワーク接続部 22  装置側信号制御部 23  制御側信号制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通信制御装置に電力を供給する電源と
    、当該電源を制御する電源制御部と、前記通信制御装置
    の内部に設けられ、通信処理の運用を行なう運用用のネ
    ットワーク接続部と、当該運用用のネットワーク接続部
    に接続される運用用のケーブルと、前記通信制御装置の
    外部に設けられ、当該運用用のケーブル上の信号に所定
    の変化を加える制御用のネットワーク接続部と、当該制
    御用のネットワーク接続部により加えられた前記運用用
    のケーブル上の所定の信号変化を検出して前記電源制御
    部を制御する信号検出部とを備えたことを特徴とする電
    源制御方式。
  2. 【請求項2】  通信制御装置に電力を供給する電源と
    、当該電源を制御する電源制御部と、前記通信制御装置
    の内部に設けられ、通信処理の運用を行なう運用用のネ
    ットワーク接続部と、当該運用用のネットワーク接続部
    に接続される運用用のケーブルと、前記通信制御装置の
    外部に設けられ、当該運用用のケーブル上の信号に、前
    記電源の起動時は第1の所定の変化を加える一方、前記
    電源の停止時は第2の所定の変化を加える制御用のネッ
    トワーク接続部と、当該制御用のネットワーク接続部に
    より加えられた前記運用用のケーブル上の第1の所定の
    信号変化を検出して前記電源を起動制御するとともに、
    前記運用用のケーブル上の信号に第3の所定の変化を加
    える一方、当該制御用のネットワーク接続部により加え
    られた前記運用用のケーブル上の第2の所定の信号変化
    を検出して前記電源を停止制御するとともに、前記運用
    用のケーブル上の信号に第4の所定の変化を加える装置
    側信号制御部と、前記制御用のネットワーク接続部が運
    用用のケーブル上の信号に第1の所定の変化を加えた後
    に第3の所定の信号変化を検出したとき、及び前記制御
    用のネットワーク接続部が運用用のケーブル上の信号に
    第2の所定の変化を加えた後に第4の所定の信号変化を
    検出したときに、前記運用用のケーブル上の第1の所定
    の信号変化及び第2の所定の信号変化を停止制御する制
    御側信号制御部とを備えたことを特徴とする電源制御方
    式。
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