JPH0436453Y2 - - Google Patents

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JPH0436453Y2
JPH0436453Y2 JP11247586U JP11247586U JPH0436453Y2 JP H0436453 Y2 JPH0436453 Y2 JP H0436453Y2 JP 11247586 U JP11247586 U JP 11247586U JP 11247586 U JP11247586 U JP 11247586U JP H0436453 Y2 JPH0436453 Y2 JP H0436453Y2
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、生化学測定装置例えば血糖計に装
備される試験紙ホルダの取出しを容易にした生化
学測定装置の試験紙ホルダ取出し構造に関する。
(ロ) 従来の技術 血糖計は、通常、計器本体の適所に発光ダイオ
ード及びフオトトランジスタからなる受・発光部
を臨出配備し、この受・発光部に適対応して試験
紙ホルダを計器本体に対しスライド嵌着させると
共に、計器本体には試験紙カバーを回動可能に軸
承配備し、この試験紙カバーと前記試験紙ホルダ
との間にて、挿入される試験紙を挟着固定する構
造である。
使用に際しては、試験紙カバーを計器本体に対
し外方向へ回動させ、試験紙ホルダ面を臨出させ
る。そして、試験紙に血液を含浸させたステイツ
ク(合成樹脂シートの先端面に試薬を含浸させた
試験紙を添着した構造のもの)を試験紙ホルダに
対応位置させた後、試験紙カバーを回動復帰させ
て試験紙カバーと試験紙ホルダとの間にステイツ
クを挟着固定する。この状態において、ステイツ
クの試験紙は試験紙カバーのゴム押え板により、
受・発光部に連通する試験紙ホルダの窓孔に押圧
固定されている。ここにおいて、受・発光部の臨
出面及び試験紙ホルダと試験紙カバーとで構成さ
れる測光部は、試験紙カバーの閉成により暗室状
態が保持される。ここで、発光部から試験紙に光
を投射し、その反射光を受光部が受光することで
呈色反応光量で読み取られ、血糖値が測定され
る。
この試験紙カバーは、直接、試験紙と接触する
ものであるため、血液が付着して極めて汚れ易
く、正確な測定値を得るためには頻繁に洗浄する
必要がある。このため、従来の試験紙ホルダは両
端片にスライド片を突設し、このスライド片を計
器本体に形成されたスライド溝にスライド嵌着さ
せることで、試験紙ホルダの取出しを可能として
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 正確な血糖値を得るためには、外部光が測光部
へ入射しないようにする必要がある。従つて、上
記従来のスライド片とスライド溝とは隙間なく嵌
着する構造とされている。
このため、使用者が試験紙ホルダをスライド溝
から引き出す際は、指先を試験紙ホルダの上部に
押しつけ、この押圧状態のまま上方へ引出すこと
が行われている。ところが、この引出し操作が手
間な許かりでなく、困難であるため、使用者によ
つては試験紙ホルダを洗浄せずに測定し、正確な
測定結果が得られない等の不利があつた。
この考案は、従来のものが持つ、以上のような
問題点を解消させ、試験紙ホルダの装脱作業が簡
便な生化学測定装置の試験紙ホルダ取出し構造を
提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成するために、この考案の生化学
測定装置の試験紙ホルダ取出し構造は、次のよう
な構成としている。
試験紙ホルダ取出し構造は、計器本体の適所に
受・発光部を臨出配備し、この受・発光部に適対
応して試験紙ホルダを計器本体に対しスライド嵌
着させると共に、計器本体には試験紙カバーを回
動可能に軸承配備し、この試験紙カバーと前記試
験紙ホルダとの間にて挿入される試験紙を挟着固
定するようにした生化学測定装置であつて、前記
試験紙カバー側に試験紙カバーと共に回動する引
つ掛け手段を配備し、試験紙ホルダ側にこの引つ
掛け手段の回動軌道上に位置する引つ掛け受け部
を形成して構成している。
このような構成を有する試験紙ホルダ取出し構
造では、試験紙カバーと計器本体に対し外方向へ
回動させる時、試験紙カバーの引つ掛け手段(引
つ掛け突出片)も同時に外方向へ回動する。この
回動途中において、この引つ掛け突出片が試験紙
ホルダの引つ掛け受け部に当接し、一旦回動が停
止する。この状態において、試験紙カバーと試験
紙ホルダとの間には試験紙挿入様の開口部が開
く。
更に、試験紙カバーを外方向へ回動させる時、
引つ掛け片が引つ掛け受け部を上方へ押し上げ
る。これにより、計器本体のスライド溝に嵌着す
る試験紙ホルダ(スライド片)が溝内を上昇移動
し、引つ掛け片と引つ掛け受け部の係合が外れ
る。この状態において、試験紙ホルダの上部は計
器本体上面(スライド溝上端)より上方へ突出し
ており、極めて簡単に引き出すことができる。
(ホ) 実施例 第2図は、この考案に係かる試験紙ホルダの取
出し構造を付設した血糖計を示す斜視図である。
血糖計は、内部にCPU(セントラルプロセツシ
ングユニツト)等の電子部品を内蔵し、外表面に
電源スイツチボタン11、測定スイツチボタン1
2及び表示器13を設けたケース本体1の一端側
部に切欠部14を形成し、この切欠部14の端面
に受・発光部、つまり受光素子(フオトトランジ
スタ)及び発光素子(発光ダイオード)を臨出配
備している。
そして、この切欠部11に試験紙ホルダ2及び
試験紙カバー3が取付けられている。
第1図は、試験紙ホルダ2及び試験紙カバー3
の取付け状態を示す分解斜視図である。
前記切欠部14の切欠端面には、臨出する受・
発光部15の両側に対向する対向壁16,16を
設け、この対向壁16にスライド溝17をそれぞ
れ形成し、上記試験紙ホルダ2をスライド嵌着す
るように設定している。
上記試験紙ホルダ2は、受・発光部15の表面
に接面し、中央に受・発光部と連通する窓孔21
を備えた平板部22と、この平板部22から前方
へ突出する断面がコ字状の枠体部23と、この枠
対部23の両側壁24の上端部を外方向へ折り曲
げた水平片部25と、前記両側壁24からそれぞ
れ外方へ突出するスライド片部26,26とから
なる。このスライド片部26が前記スライド溝1
7に嵌着する。
そして、前記枠体部23の底部27には前方へ
上昇傾斜する傾斜段部28を設け、この傾斜段部
28の上部を水平状の引つ掛け受け部29として
いる。
前記試験紙カバー3は、上記切欠部14幅に対
応する水平板部31の一端部を直交状に折り曲げ
て垂直板部32を設けた断面がL字状のカバー体
33と、このカバー体33の水平板部31に突設
され、垂直板部32と平行する取付け板部34
と、この取付け板部34の中央に備えたゴム押え
部35とから成る。このゴム押え部35が前記試
験紙ホルダ2の枠体部(両側壁24,24間)2
3に適嵌合するように設定されている。
この試験紙カバー3は、前記取付け板部34の
下端部をケース本体1の切欠部14に軸承配備
し、ケース本体1に対し外方へ回動可能に取付け
られている。また、取付け板部34の軸部36
は、前記切欠部14端面の両側(対向壁16の両
側)から突設した板バネ18に連繋し、試験紙カ
バー3は僅か外方向へ常時附勢されている。そし
て、この試験紙カバー3の水平板部31の先端面
中央には前記試験紙ホルダ2の平板部22上部を
嵌合する切欠嵌合部38が設けてある。また、前
記取付け板部34の軸部35下方は、僅か前方方
向へ延出させ、この延出部を引つ掛け片部(引つ
掛け手段)37としている。
第5図は、試験紙ホルダ2の引つ掛け受け部2
9及び試験紙カバー3の引つ掛け片部37の他の
実施例を示す分解斜視図である。
この実施例では、試験紙ホルダ2を構成する枠
体部32の両側壁24の前端部を直角に折り曲げ
て前面壁部24aを設け、この前面壁部24aの
下端部を更に内向き(平板部22方向)に折り曲
げて水平状の引つ掛け受け部29を設けている。
一方、試験紙カバー3は、カバー本体33の垂
直板部32の下部両端部(試験紙ホルダ2の引つ
掛け受け部29と対応する位置)に、それぞれ前
方へ突出する引つ掛け片37,37を突設してい
る。
また、ケース本体1に対し軸承配備される試験
紙カバー3は外方向へバネ附勢されており、水平
板部31の先端部に備える係合爪38が、ケース
本体1の切欠部14端面に備える係合受け爪19
に係合することで、試験紙カバー3の閉成状態を
保持するようにしてある。更に、この軸承例のゴ
ム押え部35は、断面がコ字状の筺体に形成し垂
直板部32にバネ止着され前方方向へ附勢されて
ある。
このような構成を有する生化学測定装置の試験
紙ホルダ取出し構造では、引つ掛け受け部29は
引つ掛け片部37に対応し、且つ引つ掛け片部3
7の回動軌道上に突出位置している。
第3図に示すように、ステイツク4を試験紙ホ
ルダ2と試験紙カバー3との間に挿入挟着し、検
体を測定する状態においては、試験紙カバー3の
引つ掛け片部37は試験紙ホルダ2の引つ掛け受
け部29の下側に間隔を開いて位置している。
試験紙ホルダ2の取出しに際しては、試験紙カ
バー3の水平板部31を下方向へ押す時、第4図
で示すようにカバー体(試験紙カバー)33が軸
部35を回転中心として外方向へ回動する。この
カバー体合3の回動と同時に引つ掛け片部37も
回動し、この回動軌道上に位置する引つ掛け受け
部29に当接し、一旦回動を停止する。この状態
において、試験紙ホルダ2と試験紙カバー3との
間には、ステイツク4を挿入するに容易な空間が
開く。更にカバー体33を回動させると、引つ掛
け片部37が引つ掛け受け部29に係合した状態
のまま回動し、引つ掛け受け部29を上昇させ
る。つまり、試験紙ホルダ2のスライド片26が
スライド溝17をスライド上昇する。そして、カ
バー体33が90度回動した時点で、引つ掛け片部
37と引つ掛け受け部29との係合が外れる(第
1図参照)。この状態において、試験紙ホルダ2
の上部は、ケース本体1の外方へ突出している。
従つて、使用者が極めて容易に試験紙ホルダ2を
取り出すことができる。
また、試験紙ホルダ2をケース本体1のスライ
ド溝17にスライド嵌着させる時は、スライド下
降時に引つ掛け受け部29の裏面が引つ掛け片部
37を下方向へ押す。これによりカバー体33が
自動的に原状位置に回動復帰する。
第5図に示す引つ掛け片部37と引つ掛け受け
部29の他の実施例の場合は、第6図に示すよう
にケース本体1の開閉ボタン19aを押し操作す
ることで、係合受け爪19がバネ19bに抗して
下方へ降下し、係合爪38との係合が外れ、試験
紙カバー3が開放される。これにより、第7図に
示すようにカバー体(試験紙カバー3)33が外
方向へ僅か回動する。この時、2本の引つ掛け片
部37,37も同様に回動し、それぞれ対応する
引つ掛け受け部29,29に当接して一旦回動を
停止する。
更に、試験紙カバー3をバネに抗して回動させ
る時、引つ掛け片部37が引つ掛け受け部29を
上方へ持ち上げ、スライド片26がスライド溝1
7をスライド上昇して試験紙ホルダ2が上昇移動
する。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、試験紙カバーに
引つ掛け片部を突設し、試験紙ホルダに引つ掛け
片部に対応する引つ掛け片部を形成することとし
た。
この考案によれば、試験紙カバーを計器本体に
対し外方向へ回動させるだけで、引つ掛け片部が
同時に回動し、回動軌道上に位置する引つ掛け受
け部を上方へ持ち上げる。これにより、自動的に
試験紙ホルダが計器本体の溝部からスライド上昇
し、臨出する試験紙ホルダの上部を使用者が把持
することで、極めて容易に取り出すことができ
る。
また、試験紙ホルダを計器本体のスライド溝に
スライド嵌着させる時は、引つ掛け受け部が逆に
引つ掛け片部を下方へ押し下げ、この押し下げ力
で試験紙カバーが原状位置へ自動的に回動復帰す
る。従つて、試験紙ホルダの装脱作業が簡便とな
り、検体測定の際に極めて簡易な試験紙ホルダを
洗浄でき、正確な測定作業を実行し得る等、考案
目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例血糖計の試験紙ホ
ルダの取出し構造を示す分解斜視図、第2図は、
同血糖計を示す斜視図、第3図は、同血糖計の要
部拡大断面図、第4図は、試験紙ホルダを上昇さ
せた状態を示す要部拡大断面図、第5図は、他の
実施例血糖計の試験紙取出し機構を示す分解斜視
図、第6図は、第5図に示す血糖計の断面図、第
7図は、第5図に示す血糖計の試験紙ホルダを上
昇させた状態を示す断面図である。 1……ケース本体、2……試験紙ホルダ、3…
…試験紙カバー、29……引つ掛け受け部、37
……引つ掛け片部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 計器本体の適所に受・発光部を臨出配備し、こ
    の受・発光部に適対応して試験紙ホルダを計器本
    体に対しスライド嵌着させると共に計器本体には
    試験紙カバーを回動可能に軸承配備し、この試験
    紙カバーと前記試験紙ホルダとの間にて挿入され
    る試験紙を挟着固定するようにした生化学測定装
    置において、 前記試験紙カバー側に試験紙カバーと共に回動
    する引つ掛け手段を配備し、試験紙ホルダ側には
    上記引つ掛け手段の回動軌道に位置する引つ掛け
    受け部を形成したことを特徴とする生化学測定装
    置の試験紙ホルダ取出し構造。
JP11247586U 1986-07-21 1986-07-21 Expired JPH0436453Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11247586U JPH0436453Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JP11247586U JPH0436453Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JPS6319263U JPS6319263U (ja) 1988-02-08
JPH0436453Y2 true JPH0436453Y2 (ja) 1992-08-27

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