JPH04364419A - 光回転検出装置 - Google Patents

光回転検出装置

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JPH04364419A
JPH04364419A JP14002891A JP14002891A JPH04364419A JP H04364419 A JPH04364419 A JP H04364419A JP 14002891 A JP14002891 A JP 14002891A JP 14002891 A JP14002891 A JP 14002891A JP H04364419 A JPH04364419 A JP H04364419A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
coupler
sensing loop
phase modulator
polarization
Prior art date
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Pending
Application number
JP14002891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Takei
優子 竹居
Yoshinori Takeuchi
喜則 武内
Hidehiko Negishi
根岸 英彦
Yoshihiko Honjiyouya
本庄谷 義彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14002891A priority Critical patent/JPH04364419A/ja
Publication of JPH04364419A publication Critical patent/JPH04364419A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物体等に使用される
光回転検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角速度センサとして使用されるジャイロ
からは、角速度だけでなく、それを積分することにより
、方位のデータも得ることができる。そのようなジャイ
ロの内で、光ファイバジャイロは可動部が全くなく且つ
小型化が可能であり、更に最小検出可能角速度(感度)
、ドリフト、可測範囲(ダイナミックレンジ)、スケー
ルファクタの安定性において、従来のジャイロに比較し
て優れているために、近年注目され、開発されている。
【0003】そのような光ファイバジャイロには、その
光路を偏波面保存光ファイバで構成するものと、シング
ルモード光ファイバで構成するものとがあり、信号処理
方式としては、位相バイアス方式、位相変調方式、周波
数変調方式などがある。次に、光路をシングルモード光
ファイバで構成した、位相変調方式光ファイバジャイロ
を例にとり、図1を用いて、その原理を説明する。
【0004】半導体レーザのような発光素子である光源
91からの光は、光路101、カプラ92、光路102
を経て、偏光子94に入力され、偏光子94を通過した
光は、光路105を介してカプラ95に入力され、そこ
で光路105と光路108にそれぞれ均等に分けられる
。この二つの光は、一端を周波数で駆動される圧電振動
子に巻き付け、もう一端をセンサコイル96を構成する
ように巻いたシングルモード光ファイバの両端に結合さ
れる。
【0005】そして、このシングルモード光ファイバの
両端に結合された光は、それぞれ、光ファイバセンサ内
を右回りと左回りに伝搬し、カプラ95により合成され
る。合成された光は所定の光学系を介し、フォトダイオ
ードのような受光素子に入射される。
【0006】光がセンサコイルを伝搬するとき、センサ
コイルが回転を受けていると、いわゆるサニャック効果
により、右回り光と左回り光とに位相差ができる。この
位相差の検出は、右回り光と左回り光との干渉光のビー
ト成分を検出することによって行なう。一方、光ファイ
バは、圧電振動子に巻き付けられた部分において、圧電
振動子の伸縮に応じて光ファイバの長さが変化し、光が
その部分を伝搬するときに位相変調を受ける。
【0007】上記のような、光路をシングルモードファ
イバで構成する光ファイバジャイロは、光路を偏波面保
存光ファイバで構成するものに比べ、コストが安いとい
う利点を持つが、偏波面の制御になお問題を残している
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成では
、位相変調器がシングルモード光ファイバで構成されて
いるため、温度変化や圧電振動子の伸縮などにより光路
がストレスを受けると偏波面が変動し、これがドリフト
成分となって出力されるという問題がある。本発明は上
記従来技術の課題を解決するもので、低ドリフトの出力
が得られ、しかも低コストの光回転検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光源と、前記光源から射出した光を二分
岐する第1のカプラと、前記偏光子から射出した光を二
分岐する第2のカプラと、前記第2のカプラに結合され
、LYOT(リョー)型のファイバタイプの偏光解消装
置の一部または全部を圧電物質に巻回した、偏光解消機
能を有する位相変調器を有し、サニャック効果を生じる
センシングループ部と、前記センシングループ部を経て
前記偏光子を通過し前記第1のカプラで二分岐された光
の一方を受光する受光手段とを有する。また、これらの
構成に加え、受光手段からの出力に基づき、その出力を
処理し、位相変調器を制御する制御部をも有する。
【0010】
【作用】本発明は上記構成によって、偏光解消装置の挿
入が、センシングループ6内での偏波面の変動による干
渉雑音を取り除き、偏光解消装置を巻き付けた位相変調
器の存在が、位相変調器の伸縮による偏波面の変動を抑
制し、また、位相変調と偏光解消を同時に行うことによ
ってセンシングループ部を左回りに回る光と右回りに回
る光の光路の対称性を向上させ、より干渉雑音を低減す
る。上記構成の採用により、製造の際に必要な融着箇所
を減らすことができ、必要とする材料も節約できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例におけ
る光回転検出装置の模式図を示す。
【0013】図1において、1はスーパールミネッセン
スダイオードからなる光源であり、光源1からの光を二
分岐するカプラであり、4は光の偏光方向を規定するた
めの偏光子(例えば積層型偏光子)で、5は偏光子4に
より偏光された光を二分岐するためのカプラである。6
はセンシングループであり、サニャック効果により位相
差を設けるためのものである。8は図2に示すような、
圧電振動子に、LYOT(リョー)型のファイバタイプ
の偏光解消装置を巻き付けて形成した偏光解消機能を有
する位相変調器で、通過する光を無偏光化し、かつ所定
量の位相差を与えるものである。偏光解消装置により伝
搬光を強制的に偏光解消することで、センシングループ
6内での偏波面の変動による不要干渉成分を取り除くこ
とができる。
【0014】3は伝搬された光を電気信号に変換するフ
ォトダイオードである。フォトダイオード3で受光した
光入力信号は、不図示の信号処理系へ入力される。この
信号処理系は、所定の制御部をも含み位相変調器等を制
御する。上記カプラ2、5としては、安価で信頼製の高
いシングルモード光ファイバを用いたファイバ型カプラ
を用いている。
【0015】本実施例では光路11、21、31、41
、51、61、82にはシングルモード光ファイバを用
い、光路81については、LYOT(リョー)型のファ
イバタイプの偏光解消装置を用いている。LYOT(リ
ョー)型のファイバタイプの偏光解消装置は、長さ比1
:2の二つの偏波面保存光ファイバの主軸角を45°傾
斜させ融着させたものである。
【0016】位相変調器8の伸縮により光路81には相
当のストレスがかかる。光路81をシングルモードファ
イバで構成すると、光路81を通る光の偏光状態は、こ
のストレスに応じて変化する。このような偏光状態の変
動を抑制するため、ストレスによる偏波状態の変動の少
ない偏波面保存光ファイバで構成されたLYOT(リョ
ー)型の偏光解消装置を用いる。
【0017】光路81に、LYOT(リョー)型のファ
イバタイプの偏光解消装置を用いることは、また、セン
シングループ内を左回りに回る光と右回りに回る光の光
路の対称性を向上させ、干渉雑音成分を取り除くことに
も寄与する。
【0018】LYOT(リョー)型のファイバタイプの
偏光解消装置は、二つの偏波面保存光ファイバを融着さ
せたものであるが、本実施例では、この二つの偏波面保
存光ファイバのうち一方を圧電振動子に巻き付けている
。これは、位相変調器の伸縮によるストレスが融着部分
にかかることによって、偏光解消度が変化するのを防ぐ
ためである。
【0019】次に図1に基づき、本光回転検出装置の動
作を、簡単に説明する。光源1より出力された光出力は
、光路11を通り、カプラ2に入射する。カプラ2によ
り、二分岐された光は、偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子4、光路41を通過後、カプラ5に入射する。 カプラ5に入射した光は、光路51、82にそれぞれ均
等に2分岐される。光路51への入射光は、光路81を
通過後、センシングループ6を時計回り(CW方向)に
進行後、光路81および光路82を通過後カプラ5に逆
方向で入射する。光路81において、ここを通過する光
は偏光解消されるとともに位相変調を受ける。この位相
変調は、センシングループの内で発生するサニャック位
相の検出感度を高めるために、予め設定された光学的位
相を付加する役割を担うものである。
【0020】また、光路82に対する入射光は、上述の
光波と全く逆方向に進行する。つまり、光路82、81
、61をこの順序に通過した光はセンシングループ6内
を反時計回り(CCW方向)に伝搬後、光路51を逆方
向に進行し、カプラ5に入射する。つまり、カプラ5で
、互いに逆方向に二分岐された光波は、センシングルー
プ6を伝搬後、再度カプラ5で結合される。結合された
光は光路41を通過後、偏光子4、光路21、カプラ2
を逆方向に伝搬して、光路31により、フォトダイオー
ド3に入射され電気信号に変換される。
【0021】上記の構成による、静止状態での出力信号
のドリフトの測定結果を図3(a)に示し、従来例によ
る同じ測定結果図3(b)に示す。横軸は時間であり、
縦軸は零点ドリフトで、回転角度で表示されている。実
施例の測定結果は、従来例の測定結果に比べ、出力のド
リフトが小さく、測定誤差が小さいことがわかる。
【0022】本実施例では、偏光解消装置の挿入が、セ
ンシングループ6内での偏波面の変動による干渉雑音成
分を取り除き、偏波面保存光ファイバで構成された偏光
解消装置を圧電振動子に巻き付けた位相変調器の存在が
、位相変調器8で発生する偏波面の変動を抑制し、また
、位相変調と偏光解消を同時に行うことによってセンシ
ングループ部を左回りに回る光と右回りに回る光の光路
の対称性を向上させ、より干渉雑音を低減する。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、偏光解消装置を
挿入することにより、センシングループ6内での偏波面
の変動による干渉雑音成分を取り除き、位相変調器部分
の光路をファイバ型の偏光解消装置で構成することによ
り、位相変調器の伸縮による偏光状態の変動を抑制し、
また、位相変調と偏光解消を同時に行うことによってセ
ンシングループ部を左回りに回る光と右回りに回る光の
光路の対称性を向上させ、より干渉雑音を低減すること
ができる。本発明は、コストに利点はあるが、精度に問
題のあるシングルモード光ファイバで光路を構成した光
ファイバジャイロの精度を向上させるものである。さら
に、上記構成の採用により、製造の際に必要な融着箇所
を減らすことができ、材料も節約できるため、より一層
のコスト低下が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における光回転検出装置の模式
【図2】本発明の実施例における位相変調器部分の模式
【図3】(a)本実施例の測定結果である出力信号の時
間変化を表す図 (b)従来例の測定結果である出力信号の時間変化を表
す図
【図4】従来例における光回転検出装置の模式図
【符号の説明】
1  光源 2  カプラ 3  フォトダイオード 4  偏光子 5  カプラ 6  センシングループ 7  位相変調器 8  偏光解消手段と位相変調器 9  圧電振動子 10  ファイバ型偏光解消装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光源と、前記光源から射出した光が入
    射するサニャック効果を有するセンシングループ部と、
    前記センシングループ部から射出した光を受光する受光
    手段とを有する光回転検出装置であって、圧電物質に偏
    光解消装置の一部または全部を装着して形成した位相変
    調器を有する光回転検出装置。
  2. 【請求項2】  光源と、前記光源から射出した光を二
    分岐する第1のカプラと、前記第1のカプラにより分岐
    された光の一方が入射する偏光子と、前記偏光子から射
    出した光を二分岐する第2のカプラと、前記第2のカプ
    ラに結合され、圧電素子から成る圧電物質にファイバ型
    の偏光解消装置を卷回して形成した位相変調器を有し、
    サニャック効果を生じるセンシングループ部と、前記セ
    ンシングループ部を経て前記偏光子を通過し前記第1の
    カプラで二分岐された光の一方を受光する受光手段とを
    有する光回転検出装置。
JP14002891A 1991-06-12 1991-06-12 光回転検出装置 Pending JPH04364419A (ja)

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