JPH04362280A - 高粘度ポンプ装置 - Google Patents

高粘度ポンプ装置

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JPH04362280A
JPH04362280A JP13785091A JP13785091A JPH04362280A JP H04362280 A JPH04362280 A JP H04362280A JP 13785091 A JP13785091 A JP 13785091A JP 13785091 A JP13785091 A JP 13785091A JP H04362280 A JPH04362280 A JP H04362280A
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JP
Japan
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pump
pump body
high viscous
viscous material
viscosity material
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Minoru Murata
実 村田
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Yamada Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペイル缶、ドラム缶等
の容器内にある接着剤、塗料、印刷インキ、グリス等の
高粘度材を、被供給部へ圧送するための高粘度ポンプ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実公昭58−23985号公報に示され
るように、缶の内部に液密に嵌合され缶内の高粘度材の
上面に密着されて高粘度材の減少とともに下降されるフ
ォロープレートと、このフォロープレート上に一体に取
付けられたポンプ本体と、このポンプ本体の内部で上下
方向に往復駆動されるポンプ軸と、このポンプ軸の往復
動と連動して高粘度材をポンプ本体内に吸込んで外部に
吐出する逆止弁を含むポンプ機構とを有する高粘度材用
ポンプが知られている。
【0003】この種のポンプでは、ポンプ本体の上端部
に上面開口のカップ状溶剤容器が設けられ、この溶剤容
器に収容されている高粘度材用の溶剤(シンナー等)に
より、前記ポンプ軸に附着したままパッキングを経て外
部に出た高粘度材を洗浄するようにしている。この洗浄
をしないと、ポンプ軸の表面に附着している接着剤、塗
料等の高粘度材が空気と接触して固化し、パッキングを
破損する等のおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記パッキングは、ポ
ンプ軸とポンプ本体との間に介設されたものであり、高
粘度材がポンプ本体外へ漏出することをできるだけ防止
するために設けられているので、このポンプ軸のパッキ
ングが劣化すると、ポンプ本体内から多量の高粘度材が
前記溶剤容器内に押出される。これにより、上面が開口
されたカップ状溶剤容器から溶剤が溢れ出て、缶内のフ
ォロープレート上に垂れ落ち、さらにその下側の高粘度
材に混入されることがあり、そのような場合は一部の高
粘度材が劣化する事態が生じている。また、前記パッキ
ングや溶剤容器のメンテナンスが容易でない問題もある
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、メンテナンスに手間のかかるポンプ軸のパッキン
グや溶剤容器を使用することなく、ポンプ内高粘度材の
空気との接触およびフォロープレート上への漏出を確実
に防止することにより、前記高粘度材の劣化等を防止す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器14の内
部に液密に嵌合され容器内の高粘度材の上面に密着され
て高粘度材の減少とともに下降されるフォロープレート
13と、このフォロープレート13上に一体に取付けら
れたポンプ本体15と、このポンプ本体15の内部で上
下方向に往復駆動されるポンプ軸21と、このポンプ軸
21の往復動と連動して高粘度材をポンプ本体内に吸込
んで外部に吐出する逆止弁26,29を含むポンプ機構
とを有する高粘度ポンプ装置において、前記ポンプ軸2
1に一体に設けられ前記ポンプ本体15のシリンダ部2
2と摺動自在に嵌合する可動シリンダ23と、この可動
シリンダ23からポンプ本体15にわたって設けられ可
動シリンダ23とポンプ本体15のシリンダ部22とが
嵌合する部分を密封する蛇腹41と、この蛇腹41の内
側空間から前記フォロープレート13の下側空間にわた
って前記ポンプ本体15に穿設された高粘度材戻し孔4
5とを具備した高粘度ポンプ装置である。
【0007】
【作用】本発明は、ポンプ軸21とともに可動シリンダ
23が上下動すると、ポンプ本体内の容積が変化してポ
ンプ作用がなされる。その際、可動シリンダ23とポン
プ本体15のシリンダ部22とが嵌合摺動する部分から
漏出した高粘度材は、蛇腹41の内側空間から高粘度材
戻し孔45を経てフォロープレート13の下側容器内に
戻され、空気と接触しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
【0009】図4に示されるように、11はエアシリン
ダ等のアクチュエータであり、図示しない昇降機構によ
り下方へ押圧される。このアクチュエータ11の下側に
3本以上のロッド12を介してフォロープレート13が
連結されている。このフォロープレート13は、後述す
るシール手段により容器としての缶14の内部に液密に
嵌合され、缶内の高粘度材の上面に密着されて高粘度材
の減少とともに下降される。このフォロープレート13
上にポンプ本体15が一体に取付けられている。
【0010】図1に示されるように、ポンプ本体15の
内部には、前記アクチュエータ11により上下方向に往
復駆動されるポンプ軸21が挿入されている。このポン
プ軸21の往復動と連動して缶内の高粘度材をポンプ本
体内に吸込んで外部に吐出するポンプ機構が設けられて
いる。
【0011】このポンプ機構は、ポンプ本体15の上部
にシリンダ部22が一体に設けられ、このシリンダ部2
2と摺動自在に嵌合する可動シリンダ23が前記ポンプ
軸21に一体に設けられ、さらに、吸込口24とストッ
パ25との間に逆止弁26が上下動自在に設けられ、吐
出口27と管継手28との間に逆止弁29およびスプリ
ング30が組込まれている。ポンプ軸21の下端には、
ポンプ本体15と一体の筒部31の内部で上下動する高
粘度材掻上板32が取付けられている。この掻上板32
は、筒部31に開口された長孔33から筒部内に入った
高粘度材を吸込口24へ掻上げるものである。
【0012】前記可動シリンダ23の上部からポンプ本
体15にわたって、例えばテトラフルオロエチレン(商
品名テフロン)等により成形された蛇腹41が設けられ
、この蛇腹41の上端小径部42がバンド43によりポ
ンプ軸21に締付けられ、蛇腹41の下端開口部がバン
ド44によりポンプ本体15の周面に締付けられている
。この蛇腹41により、可動シリンダ23とポンプ本体
15のシリンダ部22とが嵌合する部分を密封する。さ
らに、この蛇腹41の内側空間から前記フォロープレー
ト13の下側空間にわたって、前記ポンプ本体15を上
下方向に貫通する高粘度材戻し孔45が穿設されている
。この高粘度材戻し孔45は複数設けるとよい。
【0013】図2に示されるように、前記吸込用逆止弁
26のストッパ25は、ポンプ本体15の内周面に嵌着
される円形部51と、その両端からポンプ軸21の両側
に折返された弁係止部52とからなり、この弁係止部5
2により逆止弁26の上昇が制限される。
【0014】図3に示されるように、前記フォロープレ
ート13の外周部下面には、リング状のゴムプレート6
1がリング状の押え板62により、これらを貫通したボ
ルト63およびナット64の締付けで取付けられており
、このゴムプレート61がシール材として缶内周面に接
触している。
【0015】次に、この実施例の作用を説明する。
【0016】ポンプ軸21とともに可動シリンダ23が
上下方向に往復駆動されると、ポンプ本体内の容積が変
化してポンプ作用がなされる。すなわち、可動シリンダ
23が上昇すると、ポンプ容積が拡大して、缶内高粘度
材が吸込口24から離間した逆止弁26の周囲を経てポ
ンプ本体内に吸込まれ、また、可動シリンダ23が下降
すると、ポンプ容積が縮小して、ポンプ本体内高粘度材
が吐出口27から離間した逆止弁29の周囲を経て管継
手28より外部の塗装ガン等に圧送される。
【0017】前記可動シリンダ23とポンプ本体15の
シリンダ部22とが嵌合摺動する間隙から漏出した高粘
度材は、いったん蛇腹41の内側空間に満たされ、高粘
度材戻し孔45を経てフォロープレート13の下側空間
すなわち缶内高粘度材中に戻される。その際、前記蛇腹
41の内側空間および高粘度材戻し孔45は、高粘度材
により充満された状態にあり、可動シリンダ23の上下
動とともに蛇腹41も伸縮されるので、蛇腹41内の高
粘度材は高粘度材戻し孔45を上下動しながら、前記漏
出高粘度材により押出された分だけ徐々に缶内に戻され
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上下方向に往復駆動さ
れるポンプ軸に、ポンプ本体のシリンダ部と摺動自在に
嵌合する可動シリンダが一体に設けられ、この可動シリ
ンダからポンプ本体にわたって、可動シリンダとポンプ
本体のシリンダ部とが嵌合する部分を密封する蛇腹が設
けられ、この蛇腹の内側空間からフォロープレートの下
側空間にわたってポンプ本体に高粘度材戻し孔が穿設さ
れたから、前記蛇腹により高粘度材漏出部を完全に密閉
できるとともに、ポンプ本体から漏出した高粘度材を空
気と接触させることなく、そのままフォロープレート下
側の容器内に戻すことができ、ポンプ内高粘度材の空気
との接触およびフォロープレート上への漏出を確実に防
止でき、また、従来のようなメンテナンスに手間のかか
るポンプ軸のパッキングや溶剤容器を使用する必要もな
く、従来のような溶剤の外部流出による容器内高粘度材
の劣化等の問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高粘度ポンプ装置の一実施例を示す断
面図である。
【図2】同上高粘度ポンプ装置の逆止弁ストッパを示す
平面図である。
【図3】同上高粘度ポンプ装置のフォロープレート嵌合
部分を示す断面図である。
【図4】同上高粘度ポンプ装置の全体を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
13    フォロープレート 14    容器 15    ポンプ本体 21    ポンプ軸 22    シリンダ部 23    可動シリンダ 26,29    逆止弁 41    蛇腹 45    高粘度材戻し孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  容器の内部に液密に嵌合され容器内の
    高粘度材の上面に密着されて高粘度材の減少とともに下
    降されるフォロープレートと、このフォロープレート上
    に一体に取付けられたポンプ本体と、このポンプ本体の
    内部で上下方向に往復駆動されるポンプ軸と、このポン
    プ軸の往復動と連動して高粘度材をポンプ本体内に吸込
    んで外部に吐出する逆止弁を含むポンプ機構とを有する
    高粘度ポンプ装置において、前記ポンプ軸に一体に設け
    られ、前記ポンプ本体のシリンダ部と摺動自在に嵌合す
    る可動シリンダと、この可動シリンダからポンプ本体に
    わたって設けられ、可動シリンダとポンプ本体のシリン
    ダ部とが嵌合する部分を密封する蛇腹と、この蛇腹の内
    側空間から前記フォロープレートの下側空間にわたって
    前記ポンプ本体に穿設された高粘度材戻し孔とを具備し
    たことを特徴とする高粘度ポンプ装置。
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EP0879960A3 (en) * 1997-05-19 2000-03-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha High pressure fuel pump

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JPH03246380A (ja) * 1990-02-23 1991-11-01 Masaru Kuwabara 高粘度ポンプ

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