JPH0436210Y2 - - Google Patents
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- JPH0436210Y2 JPH0436210Y2 JP13032584U JP13032584U JPH0436210Y2 JP H0436210 Y2 JPH0436210 Y2 JP H0436210Y2 JP 13032584 U JP13032584 U JP 13032584U JP 13032584 U JP13032584 U JP 13032584U JP H0436210 Y2 JPH0436210 Y2 JP H0436210Y2
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- Japan
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- yoke
- magnetic pole
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- field core
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- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 5
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は電動機の磁極保持構造の改良に関する
ものである。本考案は電動機の主磁極のみなら
ず、補極の保持構造にも適用可能である。
ものである。本考案は電動機の主磁極のみなら
ず、補極の保持構造にも適用可能である。
[従来の技術]
従来、電動機の継鉄に磁極を取付けるには、第
6図、第7図に示すように、円筒状内面をなすよ
うに仕上げられた継鉄2の内面3に、端面が内面
3の曲率半径に適合するように仕上げられ、かつ
ねじ孔7の設けられた磁極4の界磁鉄心6を、ボ
ルト8により締付けて、保持するのが通例であ
る。なお、9は界磁コイルである。
6図、第7図に示すように、円筒状内面をなすよ
うに仕上げられた継鉄2の内面3に、端面が内面
3の曲率半径に適合するように仕上げられ、かつ
ねじ孔7の設けられた磁極4の界磁鉄心6を、ボ
ルト8により締付けて、保持するのが通例であ
る。なお、9は界磁コイルである。
また、こうしたものの改良として、実開昭56−
118550号公報に示すように、ねじ穴を界磁鉄心の
内周まで貫通させて、そのねじ穴の内周に至る部
分にフイレツトを有する金具を設け、ボルトを継
鉄外周より界磁鉄心のねじ穴を介してその金具に
設けたタツプ穴にねじ込むことにより、界磁鉄心
を継鉄に取り付けるものがある。
118550号公報に示すように、ねじ穴を界磁鉄心の
内周まで貫通させて、そのねじ穴の内周に至る部
分にフイレツトを有する金具を設け、ボルトを継
鉄外周より界磁鉄心のねじ穴を介してその金具に
設けたタツプ穴にねじ込むことにより、界磁鉄心
を継鉄に取り付けるものがある。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、両従来例においては、界磁鉄心6は
通常けい素鋼板を打抜いたものを積層して作るも
のであるから、継鉄2の内面3の曲率半径と界磁
鉄心6の端面の曲率半径とを合致させるのが困難
な場合があり、両者の曲率半径が一致していない
と、結合部に〓間を生じ、回転時に騒音を発する
という問題点があり、また、両者の曲率半径を一
致させようとすると、鉄心の端面を機械加工する
など加工に手間が掛り生産コストが高くなるなど
の問題点があつた。さらに、けい素鋼板の薄板の
積層したものに直接固定用のねじ孔を設けるもの
であるから、強度が小さくなるという問題点があ
つた。特に車両用電動機においては、走行中の振
動により磁極の取付けがゆるんだりするなどの問
題点があつた。また、特に、実開昭56−118550号
公報の従来例においては、ボルト、金具およびフ
イレツト部が界磁鉄心の中心軸付近の磁路を阻害
するために、電動機の回転子に対向する界磁鉄心
表面からの磁束が減少し、電動機の回転性能が低
下する問題点があつた。
通常けい素鋼板を打抜いたものを積層して作るも
のであるから、継鉄2の内面3の曲率半径と界磁
鉄心6の端面の曲率半径とを合致させるのが困難
な場合があり、両者の曲率半径が一致していない
と、結合部に〓間を生じ、回転時に騒音を発する
という問題点があり、また、両者の曲率半径を一
致させようとすると、鉄心の端面を機械加工する
など加工に手間が掛り生産コストが高くなるなど
の問題点があつた。さらに、けい素鋼板の薄板の
積層したものに直接固定用のねじ孔を設けるもの
であるから、強度が小さくなるという問題点があ
つた。特に車両用電動機においては、走行中の振
動により磁極の取付けがゆるんだりするなどの問
題点があつた。また、特に、実開昭56−118550号
公報の従来例においては、ボルト、金具およびフ
イレツト部が界磁鉄心の中心軸付近の磁路を阻害
するために、電動機の回転子に対向する界磁鉄心
表面からの磁束が減少し、電動機の回転性能が低
下する問題点があつた。
本考案はこのような従来技術の問題点に着目し
てなされたものであり、本考案の目的とするとこ
ろは、継鉄に対する磁極の取付けが容易で、取付
け強度が大きく、騒音の発生を防止し、しかも電
動機の回転性能の低下を防止し得る電動機の磁極
保持構造を提供することにある。
てなされたものであり、本考案の目的とするとこ
ろは、継鉄に対する磁極の取付けが容易で、取付
け強度が大きく、騒音の発生を防止し、しかも電
動機の回転性能の低下を防止し得る電動機の磁極
保持構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するためになされた本考案の
要旨は、 継鉄内に磁極をねじ止めした電動機の磁極保持
構造において、 継鉄内外を貫通しかつ一端部が継鉄側方に開口
した溝部を設け、 溝部に嵌め込れられる磁極の界磁鉄心に電動機
軸軸心方向にボルト挿通孔を設け、 溝部開口端に鉄心保持部材を配設すると共に溝
部開口端に鉄心保持部材端部が係合する係合部を
設け、 磁極の界磁鉄心に設けたボルト挿通孔に挿通さ
れたボルトにより鉄心保持部材と共に界磁鉄心を
有する磁極を継鉄に締付け固定可能としたことで
ある。ここに界磁鉄心とは、主磁極の鉄心に限ら
ず補極の鉄心も含むものである。
要旨は、 継鉄内に磁極をねじ止めした電動機の磁極保持
構造において、 継鉄内外を貫通しかつ一端部が継鉄側方に開口
した溝部を設け、 溝部に嵌め込れられる磁極の界磁鉄心に電動機
軸軸心方向にボルト挿通孔を設け、 溝部開口端に鉄心保持部材を配設すると共に溝
部開口端に鉄心保持部材端部が係合する係合部を
設け、 磁極の界磁鉄心に設けたボルト挿通孔に挿通さ
れたボルトにより鉄心保持部材と共に界磁鉄心を
有する磁極を継鉄に締付け固定可能としたことで
ある。ここに界磁鉄心とは、主磁極の鉄心に限ら
ず補極の鉄心も含むものである。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図、第2図において12は円筒状内面を有
する継鉄であり、継鉄12には第3図に示すよう
に、取付けるべき磁極数と同数の溝部14が形成
されている。溝部14は継鉄12の内外を貫通す
る一定幅に切欠かれた部分であり、その一端部は
継鉄12の側方に開口されている。溝部14の幅
は第4図に示す界磁鉄心16が嵌め入れられるよ
うにされている。界磁鉄心16は薄いけい素鋼板
を積層して成形したものであり、積層方向すなわ
ちけい素鋼板表面に直角方向のボルト挿通孔18
が設けられている。溝部14の奥側壁面部には、
めねじ20が設けられ、界磁鉄心16のボルト挿
通孔18に挿通されたボルト22が螺込み得るよ
うにされている。
する継鉄であり、継鉄12には第3図に示すよう
に、取付けるべき磁極数と同数の溝部14が形成
されている。溝部14は継鉄12の内外を貫通す
る一定幅に切欠かれた部分であり、その一端部は
継鉄12の側方に開口されている。溝部14の幅
は第4図に示す界磁鉄心16が嵌め入れられるよ
うにされている。界磁鉄心16は薄いけい素鋼板
を積層して成形したものであり、積層方向すなわ
ちけい素鋼板表面に直角方向のボルト挿通孔18
が設けられている。溝部14の奥側壁面部には、
めねじ20が設けられ、界磁鉄心16のボルト挿
通孔18に挿通されたボルト22が螺込み得るよ
うにされている。
さらに、溝部14の開口端両側には第3図に示
すように、継鉄12の内側から外側に向かうにつ
れて、互いの距離が小さくなる方向に傾斜した傾
斜面を有する係合部としての1対のテーパ状凹部
24が形成されている。
すように、継鉄12の内側から外側に向かうにつ
れて、互いの距離が小さくなる方向に傾斜した傾
斜面を有する係合部としての1対のテーパ状凹部
24が形成されている。
そして溝部14の開口端には、第5図に示す鉄
心保持部材26が取付けられている。すなわち、
鉄心保持部材26の両端部には、溝部14の両テ
ーパ状凹部24に嵌合し得るテーパ状突部28が
形成され、テーパ状突部28をテーパ状凹部に嵌
合させると共に、中心部に設けたボルト挿通孔3
0にボルト22を挿通し、同時にボルト22を界
磁鉄心16のボルト挿通孔18に挿通し、継鉄1
2のねじ孔20に螺着する。これにより、界磁鉄
心16と鉄心保持部材26とが同時に継鉄12に
締付固定される。なお、テーパ状凹部24の溝部
14奥行方向の深さは、鉄心保持部材26を介し
て界磁鉄心16を継鉄12に締付け固定する際、
界磁鉄心16に締め代を与えるのに支障を生じな
いように決定されている。
心保持部材26が取付けられている。すなわち、
鉄心保持部材26の両端部には、溝部14の両テ
ーパ状凹部24に嵌合し得るテーパ状突部28が
形成され、テーパ状突部28をテーパ状凹部に嵌
合させると共に、中心部に設けたボルト挿通孔3
0にボルト22を挿通し、同時にボルト22を界
磁鉄心16のボルト挿通孔18に挿通し、継鉄1
2のねじ孔20に螺着する。これにより、界磁鉄
心16と鉄心保持部材26とが同時に継鉄12に
締付固定される。なお、テーパ状凹部24の溝部
14奥行方向の深さは、鉄心保持部材26を介し
て界磁鉄心16を継鉄12に締付け固定する際、
界磁鉄心16に締め代を与えるのに支障を生じな
いように決定されている。
なお、界磁鉄心16を継鉄12に固定するに
は、界磁鉄心16に界磁コイル32を装着した後
に行なう。界磁鉄心16と界磁コイル32とで磁
極34が構成される。
は、界磁鉄心16に界磁コイル32を装着した後
に行なう。界磁鉄心16と界磁コイル32とで磁
極34が構成される。
上記実施例によれば、継鉄12に磁極34を取
付ける際継鉄12の溝部14に界磁鉄心16を圧
入等により嵌め入れてボルト締めすればよいの
で、組付けが容易である。従来例のように、継鉄
内周面の曲率半径と界磁鉄心端部の曲率半径とを
一致させる必要がないので、加工が容易となり、
その結果組付けが容易となる。
付ける際継鉄12の溝部14に界磁鉄心16を圧
入等により嵌め入れてボルト締めすればよいの
で、組付けが容易である。従来例のように、継鉄
内周面の曲率半径と界磁鉄心端部の曲率半径とを
一致させる必要がないので、加工が容易となり、
その結果組付けが容易となる。
また、積層した鉄心の積層方向にボルト孔を設
け、これにボルトを通し固定するので、従来例の
ように積層方向と直角方向にタツプ立てを行なう
必要がない。従つて、取付け強度の向上を図るこ
とができ、車両用電動機においても走行中の振動
により取付けがゆるむことを防止できる。その上
に、鉄心保持部材26の両端部は、溝部14開口
端のテーパ状凹部24に嵌り込むようにされてい
るので、鉄心保持部材26が、継鉄12の内周側
は勿論、外周側に向つてずれることが防止でき、
界磁鉄心16の取付けがゆるむことがない。
け、これにボルトを通し固定するので、従来例の
ように積層方向と直角方向にタツプ立てを行なう
必要がない。従つて、取付け強度の向上を図るこ
とができ、車両用電動機においても走行中の振動
により取付けがゆるむことを防止できる。その上
に、鉄心保持部材26の両端部は、溝部14開口
端のテーパ状凹部24に嵌り込むようにされてい
るので、鉄心保持部材26が、継鉄12の内周側
は勿論、外周側に向つてずれることが防止でき、
界磁鉄心16の取付けがゆるむことがない。
さらに、溝部14に界磁鉄心16を嵌合するよ
うに加工することは、従来例の継鉄の内周面の曲
率半径と界磁鉄心端面との曲率半径を一致させる
ように加工するのに比し、加工が容易であり、そ
の結果、取付け部に〓間が生じ難くなり、振動や
騒音の発生を防止できる。また、積層した鉄心
は、継鉄12の溝部14においてボルト締めされ
ているので、従来例のように、界磁鉄心16の継
鉄12から突出した部分にボルトが介在すること
もなく、また、電動機の回転子に対向する界磁鉄
心16の内側表面に、金具等の磁路を阻害する異
物が存在することもない。このために、界磁鉄心
表面からの磁束が減少することもなく、電動機の
回転性能が高い。
うに加工することは、従来例の継鉄の内周面の曲
率半径と界磁鉄心端面との曲率半径を一致させる
ように加工するのに比し、加工が容易であり、そ
の結果、取付け部に〓間が生じ難くなり、振動や
騒音の発生を防止できる。また、積層した鉄心
は、継鉄12の溝部14においてボルト締めされ
ているので、従来例のように、界磁鉄心16の継
鉄12から突出した部分にボルトが介在すること
もなく、また、電動機の回転子に対向する界磁鉄
心16の内側表面に、金具等の磁路を阻害する異
物が存在することもない。このために、界磁鉄心
表面からの磁束が減少することもなく、電動機の
回転性能が高い。
さらに、絶縁されたけい素鋼板をその積層方向
からボルト締めにて固定して界磁鉄心を構成して
いるので、実開昭56−118550号公報の従来例のよ
うに、それら板を溶接により接合する必要がな
い。従つて、鉄板の溶接部を電流が流れうず電流
となることもなく、うず電流損を低減することが
できる。
からボルト締めにて固定して界磁鉄心を構成して
いるので、実開昭56−118550号公報の従来例のよ
うに、それら板を溶接により接合する必要がな
い。従つて、鉄板の溶接部を電流が流れうず電流
となることもなく、うず電流損を低減することが
できる。
前記実施例においては、ボルト22をめねじ2
0に螺着するようにされているが、めねじ20に
代えてボルト挿通孔とし、ボルトとナツトにより
界磁鉄心16と鉄心保持部材26とを締付け固定
してもよく、また鉄心保持部材26のボルト孔3
0をめねじとし、前記めねじ20に代えて設けた
ボルト挿通孔からボルトを挿通し、界磁鉄心1
6、鉄心保持部材26を締付け固定することも可
能である。
0に螺着するようにされているが、めねじ20に
代えてボルト挿通孔とし、ボルトとナツトにより
界磁鉄心16と鉄心保持部材26とを締付け固定
してもよく、また鉄心保持部材26のボルト孔3
0をめねじとし、前記めねじ20に代えて設けた
ボルト挿通孔からボルトを挿通し、界磁鉄心1
6、鉄心保持部材26を締付け固定することも可
能である。
また、溝部開口端における係合部としてのテー
パ状凹部24に代えて、凹溝や突条部などを設
け、鉄心保持部材の端部はこれに嵌合し得る突条
部や凹溝などを設けることも可能である。
パ状凹部24に代えて、凹溝や突条部などを設
け、鉄心保持部材の端部はこれに嵌合し得る突条
部や凹溝などを設けることも可能である。
なお、前記実施例は主磁極の取付けに限らず、
補極の取付けについても適用できる。
補極の取付けについても適用できる。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案はこのような実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
考案はこのような実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
[考案の効果]
以上詳記したように、本考案によれば、継鉄に
その内外を貫通し、かつ一端部が継鉄側方に開口
した溝部を設け、溝部に嵌め入れられた磁極の界
磁鉄心に電動機軸心方向にボルト挿通孔を設け、
鉄心保持部材と共に界磁鉄心を締付け固定し得る
ようにされているので、取付け強度が大きく、継
鉄に対して界磁鉄心を〓間なく取付けることが容
易で振動、騒音の発生を防止できる。さらに、鉄
心保持部材の端部は溝部開口端に設けた係合部に
係合するようにされているので、鉄心保持部材が
ずれて界磁鉄心の締付けが外れることはない。す
なわち、取付け強度が向上する。また、ボルト等
の異物が界磁鉄心の磁路を阻害することもないた
めに、電動機の回転子に対向する界磁鉄心表面か
らの磁束が減少することもなく、電動機の回転性
能が高い。
その内外を貫通し、かつ一端部が継鉄側方に開口
した溝部を設け、溝部に嵌め入れられた磁極の界
磁鉄心に電動機軸心方向にボルト挿通孔を設け、
鉄心保持部材と共に界磁鉄心を締付け固定し得る
ようにされているので、取付け強度が大きく、継
鉄に対して界磁鉄心を〓間なく取付けることが容
易で振動、騒音の発生を防止できる。さらに、鉄
心保持部材の端部は溝部開口端に設けた係合部に
係合するようにされているので、鉄心保持部材が
ずれて界磁鉄心の締付けが外れることはない。す
なわち、取付け強度が向上する。また、ボルト等
の異物が界磁鉄心の磁路を阻害することもないた
めに、電動機の回転子に対向する界磁鉄心表面か
らの磁束が減少することもなく、電動機の回転性
能が高い。
第1図は本考案の一実施例を示す部分正面図、
第2図は同実施例の部分平面図、第3図は同実施
例に使用される部品の部分斜視図、第4図は同実
施例に使用される他の部品の斜視図、第5図は同
実施例に使用されるさらに別の部品の斜視図であ
る。第6図は従来例の磁極保持構造を示す部分断
面図、第7図は同従来例に使用される部品の斜視
図である。 12……継鉄、16……界磁鉄心、22……ボ
ルト、26……鉄心保持部材、34……磁極。
第2図は同実施例の部分平面図、第3図は同実施
例に使用される部品の部分斜視図、第4図は同実
施例に使用される他の部品の斜視図、第5図は同
実施例に使用されるさらに別の部品の斜視図であ
る。第6図は従来例の磁極保持構造を示す部分断
面図、第7図は同従来例に使用される部品の斜視
図である。 12……継鉄、16……界磁鉄心、22……ボ
ルト、26……鉄心保持部材、34……磁極。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 継鉄内に磁極をねじ止めした電動機の磁極保
持構造において、 継鉄内外を貫通しかつ一端部が継鉄側方に開
口した溝部を設け、 溝部に嵌め込れられる磁極の界磁鉄心に電動
機軸軸心方向にボルト挿通孔を設け、 溝部開口端に鉄心保持部材を配設すると共に
溝部開口端に鉄心保持部材端部が係合する係合
部を設け、 磁極の界磁鉄心に設けたボルト挿通孔に挿通
されたボルトにより鉄心保持部材と共に界磁鉄
心を有する磁極を継鉄に締付け固定可能とした
ことを特徴とする電動機の磁極保持構造。 2 継鉄の係合部は溝部開口端両側に形成され、
継鉄外側に向かうにつれて互いの距離が小さく
なる方向に傾斜した傾斜平面を有するテーパ状
凹部であり、鉄心保持部材は両端部が前記テー
パ状凹部に嵌合可能とされたものである実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電動機の磁極保
持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13032584U JPS6146851U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 電動機の磁極保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13032584U JPS6146851U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 電動機の磁極保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146851U JPS6146851U (ja) | 1986-03-28 |
JPH0436210Y2 true JPH0436210Y2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=30688939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13032584U Granted JPS6146851U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 電動機の磁極保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146851U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6712095B2 (ja) * | 2017-07-10 | 2020-06-17 | 三菱電機株式会社 | ステータおよびステータの製造方法 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP13032584U patent/JPS6146851U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6146851U (ja) | 1986-03-28 |
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