JPH04361953A - ボビン・トレース・システム - Google Patents
ボビン・トレース・システムInfo
- Publication number
- JPH04361953A JPH04361953A JP13659591A JP13659591A JPH04361953A JP H04361953 A JPH04361953 A JP H04361953A JP 13659591 A JP13659591 A JP 13659591A JP 13659591 A JP13659591 A JP 13659591A JP H04361953 A JPH04361953 A JP H04361953A
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- JP
- Japan
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- bobbin
- winder
- bobbins
- controller
- winders
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 21
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 abstract description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボビン・トレース・シス
テムに係り、特に精紡機で精紡されたボビンの特性に応
じて巻取制御することを可能にすると共にボビンの出所
を探知することのできるボビン・トレース・システムに
関するものである。
テムに係り、特に精紡機で精紡されたボビンの特性に応
じて巻取制御することを可能にすると共にボビンの出所
を探知することのできるボビン・トレース・システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、多数錘からなる精紡機で生産さ
れた精紡ボビンはワインダの各錘に供給されており、そ
のワインダにおいては精紡ボビンから糸を巻き取ってパ
ッケージが形成されている。この精紡ワインダにおいて
は精紡機から排出されたボビンはトレイ上に挿立されて
起立させて搬送するボビン・システムが採用されている
。
れた精紡ボビンはワインダの各錘に供給されており、そ
のワインダにおいては精紡ボビンから糸を巻き取ってパ
ッケージが形成されている。この精紡ワインダにおいて
は精紡機から排出されたボビンはトレイ上に挿立されて
起立させて搬送するボビン・システムが採用されている
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワインダの
各錘においてはボビンから高速で糸を巻き取っており、
常に均一なテンションで巻取制御がなされている。すな
わち、ボビンが満玉状態のときは巻取速度が速く、残糸
量が次第に半玉、3分玉へと少なくなるにつれて巻取速
度が減速制御されている。
各錘においてはボビンから高速で糸を巻き取っており、
常に均一なテンションで巻取制御がなされている。すな
わち、ボビンが満玉状態のときは巻取速度が速く、残糸
量が次第に半玉、3分玉へと少なくなるにつれて巻取速
度が減速制御されている。
【0004】一方、精紡機から排出されてワインダに取
り込まれる多数のボビンには満玉ボビンに混在して半分
玉、3分玉などのボビンが含まれており、このような満
巻に達していないボビンが最初からワインダに供給され
たのでは均一テンションで巻取制御することは不可能に
至る。
り込まれる多数のボビンには満玉ボビンに混在して半分
玉、3分玉などのボビンが含まれており、このような満
巻に達していないボビンが最初からワインダに供給され
たのでは均一テンションで巻取制御することは不可能に
至る。
【0005】また、ボビンの出所すなわち「いずれの精
紡錘で排出されたか」を追跡探知するために、トレイに
磁気シートを貼り付けることも試みられたが、多量のト
レイを取り扱うボビン・システムには量産性に向かない
欠点がある。
紡錘で排出されたか」を追跡探知するために、トレイに
磁気シートを貼り付けることも試みられたが、多量のト
レイを取り扱うボビン・システムには量産性に向かない
欠点がある。
【0006】本発明は上記問題点を有効に解決すべく創
案されたものである。
案されたものである。
【0007】本考案はワインダに供給されるボビンの特
性に応じたワインダの巻取制御を可能にすると共に糸切
れの多いボビンを排出した精紡錘を探知することができ
るボビン・トレース・システムを提供することを目的と
する。
性に応じたワインダの巻取制御を可能にすると共に糸切
れの多いボビンを排出した精紡錘を探知することができ
るボビン・トレース・システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は精紡機の各錘か
らワインダに供給されるボビンを挿立させるトレイの底
部に各ボビンを識別するためのバーコードを付し、その
コードを読み取ると共にそのコードのボビンの特性を検
出してこれをワインダを運転制御するコントローラに転
送した後、上記ワインダに供給されるトレイのコードを
読み取ってそのコードに対応するボビン特性を上記コン
トローラからワインダに返送し、その返送されたボビン
特性に基づいて上記ワインダを運転制御するようにした
ものである。
らワインダに供給されるボビンを挿立させるトレイの底
部に各ボビンを識別するためのバーコードを付し、その
コードを読み取ると共にそのコードのボビンの特性を検
出してこれをワインダを運転制御するコントローラに転
送した後、上記ワインダに供給されるトレイのコードを
読み取ってそのコードに対応するボビン特性を上記コン
トローラからワインダに返送し、その返送されたボビン
特性に基づいて上記ワインダを運転制御するようにした
ものである。
【0009】
【作用】このようにワインダの巻取に先立って精紡機か
ら排出されたボビンの糸特性が予め把握され、これに基
づいて巻取制御されるため、半玉などの満巻に達してい
ないボビンの巻取制御に対応できる。また、ボビンが互
いに識別されると共にそのボビン特性が把握されるため
、ボビンが「いずれの精紡錘から排出されたか」という
ボビンの出所の探知が可能になり、品質管理に利用する
ことができる。
ら排出されたボビンの糸特性が予め把握され、これに基
づいて巻取制御されるため、半玉などの満巻に達してい
ないボビンの巻取制御に対応できる。また、ボビンが互
いに識別されると共にそのボビン特性が把握されるため
、ボビンが「いずれの精紡錘から排出されたか」という
ボビンの出所の探知が可能になり、品質管理に利用する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0011】図1は本発明の第一の実施例に係るボビン
・トレース・システムを示すものである。図示するよう
に、精紡ボビンBを生産する多数の錘Sからなる精紡機
1と精紡ボビンBから糸を巻き取ってパッケージを生産
する多数の錘Wからなるワインダ2とが直結された精紡
ワインダが形成されており、これら精紡機1とワインダ
2とを結ぶコンベアなどの搬送路3,4にはワインダ2
の入口側にボビンBから糸端を口出しすると共にこれを
ワインダ2側に1個ずつ切り出す口出し装置5が設けら
れている。ワインダ2の出口側にはワインダ2から排出
された空ボビンbから芯管を抜き取る芯管抜取り装置6
が設けられている。
・トレース・システムを示すものである。図示するよう
に、精紡ボビンBを生産する多数の錘Sからなる精紡機
1と精紡ボビンBから糸を巻き取ってパッケージを生産
する多数の錘Wからなるワインダ2とが直結された精紡
ワインダが形成されており、これら精紡機1とワインダ
2とを結ぶコンベアなどの搬送路3,4にはワインダ2
の入口側にボビンBから糸端を口出しすると共にこれを
ワインダ2側に1個ずつ切り出す口出し装置5が設けら
れている。ワインダ2の出口側にはワインダ2から排出
された空ボビンbから芯管を抜き取る芯管抜取り装置6
が設けられている。
【0012】精紡機1の各錘Sから排出されたボビンB
は図2に示すようにトレイT上に挿立されて起立されて
ワインダ2に供給されるようになっている。各トレイT
にはボビンBを挿立させるペグ7が形成されると共に円
盤状の基盤8が形成されている。
は図2に示すようにトレイT上に挿立されて起立されて
ワインダ2に供給されるようになっている。各トレイT
にはボビンBを挿立させるペグ7が形成されると共に円
盤状の基盤8が形成されている。
【0013】特に、このトレイTの基盤8の底部8aに
は溝8bが形成されており、図3に示すように、この溝
8bには各トレイ固有の円形バーコードシール9が貼り
付けられている。このバーコードシール9は各トレイT
を識別するための識別マークを形成する。図示例におい
てはバーコードシール9には放射状に円形バ−コード9
aが形成されている。
は溝8bが形成されており、図3に示すように、この溝
8bには各トレイ固有の円形バーコードシール9が貼り
付けられている。このバーコードシール9は各トレイT
を識別するための識別マークを形成する。図示例におい
てはバーコードシール9には放射状に円形バ−コード9
aが形成されている。
【0014】このように形成されたバーコードシール9
は口出し装置5の入口側に設けられたバーコードリーダ
11で読み取られるようになっている。このバーコード
リーダ11は図2に示すようにトレイTの直下に上方に
指向されるように設けられている。バーコード9aはバ
ーコードリーダ11の上方でトレイTが回転することに
より読み取られるようになっている。なお、バーコード
9aは同心状の円形バーコードで構成することも可能で
あり、この場合にはトレイTの回転は不要である。
は口出し装置5の入口側に設けられたバーコードリーダ
11で読み取られるようになっている。このバーコード
リーダ11は図2に示すようにトレイTの直下に上方に
指向されるように設けられている。バーコード9aはバ
ーコードリーダ11の上方でトレイTが回転することに
より読み取られるようになっている。なお、バーコード
9aは同心状の円形バーコードで構成することも可能で
あり、この場合にはトレイTの回転は不要である。
【0015】口出し装置5の切出し側には図1に示すよ
うにトレイTに挿立されて搬送されるボビンBが「何分
玉か」というボビン特性を検出するセンサ12が設けら
れており、このセンサ12は例えば図示されないがボビ
ンBの軸方向に等間隔に設けられた複数のフィーラによ
り構成されている。
うにトレイTに挿立されて搬送されるボビンBが「何分
玉か」というボビン特性を検出するセンサ12が設けら
れており、このセンサ12は例えば図示されないがボビ
ンBの軸方向に等間隔に設けられた複数のフィーラによ
り構成されている。
【0016】これらバーコードリーダ11およびセンサ
12の検出信号はワインダ2を運転制御するコントロー
ラ13に転送される。このコントローラ13にはバーコ
ードリーダ11により読み取られたコードに対応するボ
ビン特性が転送されるようになっている。また、コント
ローラ13にはワインダ2の各錘Wの運転情報が入力さ
れるようになっている。すなわち、コントローラ13に
は各錘Wごとのパッケージの巻取量、ボビンの給糸の完
了、糸切れ回数、空ボビンを満巻のボビンBと交換する
ためにボビン要求信号などが入力されるようになってい
る。ワインダ2の各錘Wにはパッケージの巻取量を検出
する定長装置,ボビンの給糸の完了を検出するフィーラ
,糸切れを検出するためのスラブキャッチャ,ノッティ
ングするためのスプライサ,ボビンを交換するボビン交
換装置,巻取速度を減速制御する制御部等が設けられて
いる。
12の検出信号はワインダ2を運転制御するコントロー
ラ13に転送される。このコントローラ13にはバーコ
ードリーダ11により読み取られたコードに対応するボ
ビン特性が転送されるようになっている。また、コント
ローラ13にはワインダ2の各錘Wの運転情報が入力さ
れるようになっている。すなわち、コントローラ13に
は各錘Wごとのパッケージの巻取量、ボビンの給糸の完
了、糸切れ回数、空ボビンを満巻のボビンBと交換する
ためにボビン要求信号などが入力されるようになってい
る。ワインダ2の各錘Wにはパッケージの巻取量を検出
する定長装置,ボビンの給糸の完了を検出するフィーラ
,糸切れを検出するためのスラブキャッチャ,ノッティ
ングするためのスプライサ,ボビンを交換するボビン交
換装置,巻取速度を減速制御する制御部等が設けられて
いる。
【0017】また、ワインダ2の各錘Wの取入れ口には
これに取り込まれたトレイTに付されたバーコード9a
を読み取るバーコードリーダ14が設けられる。このバ
ーコードリーダ14は口出し装置5の切出し側に設けら
れたバーコードリーダ11と同様に、取り込まれたトレ
イTのバーコード9aを読み取ってそのコードをコント
ローラ13に転送するようになっている。コントローラ
13からワインダ2へボビン特性が転送される。
これに取り込まれたトレイTに付されたバーコード9a
を読み取るバーコードリーダ14が設けられる。このバ
ーコードリーダ14は口出し装置5の切出し側に設けら
れたバーコードリーダ11と同様に、取り込まれたトレ
イTのバーコード9aを読み取ってそのコードをコント
ローラ13に転送するようになっている。コントローラ
13からワインダ2へボビン特性が転送される。
【0018】そこで、図1に示すように、先ず、精紡機
1で一斉に玉揚げされたボビンBは錘順序で排出される
と共にバーコードシール9が付されたトレイTに挿立さ
れて口出し装置5に供給されることになる。口出しされ
たボビンBは順次切り出されてワインダ2に供給される
ことになる。
1で一斉に玉揚げされたボビンBは錘順序で排出される
と共にバーコードシール9が付されたトレイTに挿立さ
れて口出し装置5に供給されることになる。口出しされ
たボビンBは順次切り出されてワインダ2に供給される
ことになる。
【0019】ボビンBが口出し装置5を通過する際に、
トレイTに付されたバーコード9aがバーコードリーダ
11で読み取られると共に、その読み取られたコードに
対応するボビンBの特性がセンサ12により検出されて
コントローラ13に転送される。つまり、バーコード9
aによりそのボビンBを排出した精紡錘Sが特定され、
コントローラ13にはコード番号(トレイ番号)ごとに
「何分玉か」と「どの精紡錘から来たか」という情報が
転送される。
トレイTに付されたバーコード9aがバーコードリーダ
11で読み取られると共に、その読み取られたコードに
対応するボビンBの特性がセンサ12により検出されて
コントローラ13に転送される。つまり、バーコード9
aによりそのボビンBを排出した精紡錘Sが特定され、
コントローラ13にはコード番号(トレイ番号)ごとに
「何分玉か」と「どの精紡錘から来たか」という情報が
転送される。
【0020】一方、ワインダ2の各錘Wにはバーコード
リーダ14が設けられているために、その錘Wに取り込
まれたトレイTに付されたバーコード9aが読み取られ
、そのコードはコントローラ13に転送される。コント
ローラ13はワインダ2の各錘Wで読み取られたコード
が転送されるごとに、既に転送されているそのコードに
対応したボビンの特性のうちの「何分玉か」の情報をワ
インダ錘Wに返送する。この錘Wは返送された情報に基
づいて減速制御する。
リーダ14が設けられているために、その錘Wに取り込
まれたトレイTに付されたバーコード9aが読み取られ
、そのコードはコントローラ13に転送される。コント
ローラ13はワインダ2の各錘Wで読み取られたコード
が転送されるごとに、既に転送されているそのコードに
対応したボビンの特性のうちの「何分玉か」の情報をワ
インダ錘Wに返送する。この錘Wは返送された情報に基
づいて減速制御する。
【0021】例えば、ワインダ2の所定の錘Wに3分玉
のボビンBが取り込まれると、コントローラ13には予
め3分玉というボビン特性がバーコードリーダ11およ
びセンサ12から転送されており、その錘Wはコントロ
ーラ13から返送されてくる「3分玉」というボビン特
性に基づいて3分玉を均一なテンションで巻き取るベく
減速制御をすることになる。このようにボビンBを巻き
取るに際し、ボビンBの特性が予め把握されているため
、各ボビンBごとにボビン特性に対応した減速制御が可
能になる。
のボビンBが取り込まれると、コントローラ13には予
め3分玉というボビン特性がバーコードリーダ11およ
びセンサ12から転送されており、その錘Wはコントロ
ーラ13から返送されてくる「3分玉」というボビン特
性に基づいて3分玉を均一なテンションで巻き取るベく
減速制御をすることになる。このようにボビンBを巻き
取るに際し、ボビンBの特性が予め把握されているため
、各ボビンBごとにボビン特性に対応した減速制御が可
能になる。
【0022】また、コントローラ13にはワインダ2の
各錘Wにおける糸切れ回数が入力され、「どの精紡錘か
ら来たか」という情報に基づいてボビン別にワインダ2
での糸切れ回数が記憶される。すなわち、ワインダ2で
形成されるパッケージごとに、これに使用された精紡ボ
ビンBが明確になる。したがって、「糸切れ回数の多い
ボビンがどの精紡錘から来たか」ということを追跡探知
することができ、糸品質の管理に利用できる。さらに、
トレイTの底部8aにバーコードシール9が設けられて
いるので、バーコード9aの読取りが風綿などによって
害されることはないし、単にトレイTにバーコードシー
ル9を貼り付けるだけで識別が可能になり、量産に対応
することができる。
各錘Wにおける糸切れ回数が入力され、「どの精紡錘か
ら来たか」という情報に基づいてボビン別にワインダ2
での糸切れ回数が記憶される。すなわち、ワインダ2で
形成されるパッケージごとに、これに使用された精紡ボ
ビンBが明確になる。したがって、「糸切れ回数の多い
ボビンがどの精紡錘から来たか」ということを追跡探知
することができ、糸品質の管理に利用できる。さらに、
トレイTの底部8aにバーコードシール9が設けられて
いるので、バーコード9aの読取りが風綿などによって
害されることはないし、単にトレイTにバーコードシー
ル9を貼り付けるだけで識別が可能になり、量産に対応
することができる。
【0023】図4は第2の実施例を示すものであり、3
台の精紡機1A,1B,1Cに対して1台のワインダ2
を連結してなる精紡ワインダのボビン・トレース・シス
テムを示すものである。
台の精紡機1A,1B,1Cに対して1台のワインダ2
を連結してなる精紡ワインダのボビン・トレース・シス
テムを示すものである。
【0024】すなわち、3台の精紡機1A,1B,1C
が設置され、これらの精紡機1A,1B,1Cは搬送路
21a,21b,22a,22b,23a,23bを介
してワインダ2の入口側の搬送路3および出口側の搬送
路4に接続されている。ワインダ2の入口側にはボビン
Bを口出しすると共にその口出しされたしたボビンBを
一定時間ごとに切り出す口出し装置5が設けられ、その
入口側にはバーコードリーダ11が設けられ、切出し側
にはボビン特性を検出するセンサ12が設けられている
。上記実施例と同様にワインダ2にはコントローラ13
が設けられ、かつ、ワインダ2に取り込まれるトレイT
に付されたバーコード9aを読み取るバーコードリーダ
14が、複数錘Wを1スパンXとして各スパンXごとに
1つずつ入口側に設けられている。
が設置され、これらの精紡機1A,1B,1Cは搬送路
21a,21b,22a,22b,23a,23bを介
してワインダ2の入口側の搬送路3および出口側の搬送
路4に接続されている。ワインダ2の入口側にはボビン
Bを口出しすると共にその口出しされたしたボビンBを
一定時間ごとに切り出す口出し装置5が設けられ、その
入口側にはバーコードリーダ11が設けられ、切出し側
にはボビン特性を検出するセンサ12が設けられている
。上記実施例と同様にワインダ2にはコントローラ13
が設けられ、かつ、ワインダ2に取り込まれるトレイT
に付されたバーコード9aを読み取るバーコードリーダ
14が、複数錘Wを1スパンXとして各スパンXごとに
1つずつ入口側に設けられている。
【0025】そこで、口出し装置5から1スパンXの移
動時間(例えば5秒)ごとにボビンBが切り出されると
、そのボビンBのトレイTのバーコード9aが所定のス
パンXに対応するバーコードリーダ14で読み取られ、
そのコードはコントローラ13に転送される。コントロ
ーラ13は既にバーコードリーダ11およびセンサ12
から得られているそのコードに対応する「何分玉か」と
いうボビン特性を、ボビンBを取り込む錘Wに返送する
。この錘Wはコントローラ13から返送されたボビン特
性に基づいて減速制御することになる。
動時間(例えば5秒)ごとにボビンBが切り出されると
、そのボビンBのトレイTのバーコード9aが所定のス
パンXに対応するバーコードリーダ14で読み取られ、
そのコードはコントローラ13に転送される。コントロ
ーラ13は既にバーコードリーダ11およびセンサ12
から得られているそのコードに対応する「何分玉か」と
いうボビン特性を、ボビンBを取り込む錘Wに返送する
。この錘Wはコントローラ13から返送されたボビン特
性に基づいて減速制御することになる。
【0026】すなわち、コントローラ13においては切
り出されたボビンBのトレイTがバーコードリーダ14
から一定時間ごとに転送されるコードにより、どのボビ
ンBがどのスパンXに送られたかという所在が把握され
ている。そこで、コントローラ13はボビンBを取り込
んだ錘Wが含まれるスパンXのバーコードリーダ14に
対応するコードのボビン特性を錘Wに返送することにな
る。
り出されたボビンBのトレイTがバーコードリーダ14
から一定時間ごとに転送されるコードにより、どのボビ
ンBがどのスパンXに送られたかという所在が把握され
ている。そこで、コントローラ13はボビンBを取り込
んだ錘Wが含まれるスパンXのバーコードリーダ14に
対応するコードのボビン特性を錘Wに返送することにな
る。
【0027】このように一定時間ごとにボビンBが切り
出されるため、少数のバーコードリーダ14でボビンB
の追跡探知および減速制御が可能である。
出されるため、少数のバーコードリーダ14でボビンB
の追跡探知および減速制御が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ワインダ
の巻取に先立ってボビン特性が予め把握され、そのボビ
ン特性に基づいて巻取制御されるため、半玉などの満巻
に達していないボビンの巻取制御に対応できると共に、
各ボビンBを挿立させるトレイが識別されて各ボビンご
との特性が把握されるため、ボビンを生産した精紡錘の
探知が可能になり、品質管理に利用することができる。
の巻取に先立ってボビン特性が予め把握され、そのボビ
ン特性に基づいて巻取制御されるため、半玉などの満巻
に達していないボビンの巻取制御に対応できると共に、
各ボビンBを挿立させるトレイが識別されて各ボビンご
との特性が把握されるため、ボビンを生産した精紡錘の
探知が可能になり、品質管理に利用することができる。
【図1】本発明のボビン・トレース・システムを示す平
面図である。
面図である。
【図2】トレイを示す側面図である。
【図3】バーコードを示す図である。
【図4】他の実施例のボビン・トレース・システムを示
す平面図である。
す平面図である。
1,1A,1B,1C 精紡機
2 ワインダ
B ボビン
T トレイ
8a トレイ底部
9a バーコード
13 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 精紡機の各錘からワインダに供給され
るボビンを挿立させるトレイの底部に各ボビンを識別す
るためのバーコードを付し、該コードを読み取ると共に
そのコードのボビンの特性を検出してこれをワインダを
運転制御するコントローラに転送した後、上記ワインダ
に供給されるトレイのコードを読み取ってそのコードに
対応するボビン特性を上記コントローラからワインダに
返送し、その返送されたボビン特性に基づいて上記ワイ
ンダを運転制御するようにしたことを特徴とするボビン
・トレース・システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13659591A JPH04361953A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ボビン・トレース・システム |
US07/885,117 US5269478A (en) | 1991-05-23 | 1992-05-18 | Bobbin trace system |
ITRM920379A IT1254585B (it) | 1991-05-23 | 1992-05-21 | Sistema di rilevazione di bobine di filatura. |
DE4217059A DE4217059A1 (de) | 1991-05-23 | 1992-05-22 | Spinnspulenueberwachungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13659591A JPH04361953A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ボビン・トレース・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361953A true JPH04361953A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15178976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13659591A Pending JPH04361953A (ja) | 1991-05-23 | 1991-06-07 | ボビン・トレース・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361953A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016194486A1 (ja) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 村田機械株式会社 | 糸巻取システム、自動ワインダ、精紡機及び糸巻取方法 |
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1991
- 1991-06-07 JP JP13659591A patent/JPH04361953A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016194486A1 (ja) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 村田機械株式会社 | 糸巻取システム、自動ワインダ、精紡機及び糸巻取方法 |
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