JPH04361714A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JPH04361714A JPH04361714A JP16214091A JP16214091A JPH04361714A JP H04361714 A JPH04361714 A JP H04361714A JP 16214091 A JP16214091 A JP 16214091A JP 16214091 A JP16214091 A JP 16214091A JP H04361714 A JPH04361714 A JP H04361714A
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- JP
- Japan
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- temperature
- meat
- heating
- cooked
- iron plate
- Prior art date
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- Withdrawn
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 57
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 55
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 abstract description 47
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 28
- 150000002505 iron Chemical class 0.000 abstract 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910001006 Constantan Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Temperature (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理器、詳しくは調理さ
れる被調理材内部の加熱の程度を任意に選択することが
できる調理器に関する。
れる被調理材内部の加熱の程度を任意に選択することが
できる調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、調理器、例えば電気こんろは、こ
れを概略説明すると、図6に示すように、発熱体81(
例えばニクロム線)が埋設された加熱部材(鉄板)82
と、この鉄板82の温度を制御する温度制御部83と、
から構成されている。この鉄板82の上には被調理材(
肉、魚等)84が載置され、加熱されて調理される。こ
の鉄板82の表面温度を検出するサーミスタ85は鉄板
82に固設されている。また、上記ニクロム線81によ
る発熱を調整するつまみ86が鉄板82の側面に配設さ
れている。
れを概略説明すると、図6に示すように、発熱体81(
例えばニクロム線)が埋設された加熱部材(鉄板)82
と、この鉄板82の温度を制御する温度制御部83と、
から構成されている。この鉄板82の上には被調理材(
肉、魚等)84が載置され、加熱されて調理される。こ
の鉄板82の表面温度を検出するサーミスタ85は鉄板
82に固設されている。また、上記ニクロム線81によ
る発熱を調整するつまみ86が鉄板82の側面に配設さ
れている。
【0003】温度制御部83においては、このサーミス
タ85の検出温度が、インピーダンス変化を電圧の変化
としてA/D変換器87によりデジタル信号に変換され
た後、マイコン88に入力される。一方、鉄板82の制
御目標温度はつまみ86により選択され、デジタル信号
としてマイコン88に入力される。マイコン88は、こ
のようにして入力されたこれら二種類の信号、すなわち
、鉄板82の実際の温度と制御目標温度との大小を比較
して、温度制御信号TCを出力する。例えば鉄板82の
実際の温度が制御目標温度より高ければ、この温度制御
信号TCの値を制御してこの実際の温度を下げる。逆の
場合には、マイコン88は温度制御信号TCの値を制御
して実際の温度を上げる。この温度制御信号TCは、D
/A変換器89によりアナログ信号として変換された後
、電流可変装置90に入力される。
タ85の検出温度が、インピーダンス変化を電圧の変化
としてA/D変換器87によりデジタル信号に変換され
た後、マイコン88に入力される。一方、鉄板82の制
御目標温度はつまみ86により選択され、デジタル信号
としてマイコン88に入力される。マイコン88は、こ
のようにして入力されたこれら二種類の信号、すなわち
、鉄板82の実際の温度と制御目標温度との大小を比較
して、温度制御信号TCを出力する。例えば鉄板82の
実際の温度が制御目標温度より高ければ、この温度制御
信号TCの値を制御してこの実際の温度を下げる。逆の
場合には、マイコン88は温度制御信号TCの値を制御
して実際の温度を上げる。この温度制御信号TCは、D
/A変換器89によりアナログ信号として変換された後
、電流可変装置90に入力される。
【0004】この電流可変装置90は、D/A変換器8
9から入力された制御電圧信号により、電源端子91か
らニクロム線81に供給される電流量を可変にする働き
を有し、例えば可変抵抗素子、あるいは、整流器、イン
バータなどから構成されている。
9から入力された制御電圧信号により、電源端子91か
らニクロム線81に供給される電流量を可変にする働き
を有し、例えば可変抵抗素子、あるいは、整流器、イン
バータなどから構成されている。
【0005】以上の構成により、鉄板82の温度はつま
み86により選択された温度に保たれ、被調理材84(
例えば肉、魚)はこの温度で加熱、調理される。
み86により選択された温度に保たれ、被調理材84(
例えば肉、魚)はこの温度で加熱、調理される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の調理器にあっては、加熱部材の温度、すなわ
ち、加熱部材に直接接触する被調理材の表面温度を管理
できるのみであり、被調理材の厚さ、及び、種類(牛肉
、魚肉等)が異なった場合、被調理材の内部の加熱の程
度を管理するのは困難であった。
うな従来の調理器にあっては、加熱部材の温度、すなわ
ち、加熱部材に直接接触する被調理材の表面温度を管理
できるのみであり、被調理材の厚さ、及び、種類(牛肉
、魚肉等)が異なった場合、被調理材の内部の加熱の程
度を管理するのは困難であった。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は、被調理材の表面の加
熱の程度のみならず、内部の加熱の程度をも任意に選択
できる調理器を提供することを、その目的としている。
熱の程度のみならず、内部の加熱の程度をも任意に選択
できる調理器を提供することを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被調理材を加
熱する加熱手段と、この被調理材の加熱部分の温度を検
出する第1の温度検出手段と、被調理材の内部の温度を
検出する第2の温度検出手段と、これらの第1および第
2の温度検出手段によって検出した温度に基づいて上記
被調理材の加熱部分の温度、および、上記加熱手段によ
る加熱時間を制御する制御手段と、を備えた調理器であ
る。
熱する加熱手段と、この被調理材の加熱部分の温度を検
出する第1の温度検出手段と、被調理材の内部の温度を
検出する第2の温度検出手段と、これらの第1および第
2の温度検出手段によって検出した温度に基づいて上記
被調理材の加熱部分の温度、および、上記加熱手段によ
る加熱時間を制御する制御手段と、を備えた調理器であ
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、被調理材を加熱手段により加
熱する場合、この被調理材の加熱部分の温度のみならず
、第2の温度検出手段により被調理材の内部の温度を検
出している。そして、これらの検出した温度に基づいて
、この被調理材の加熱部分の加熱温度と加熱時間とを、
制御手段により制御する。この結果、被調理材の内部の
温度を正確に制御することができる。例えば肉の焼き具
合いをその肉質、肉厚に拘らず任意にコントロールする
ことができる。
熱する場合、この被調理材の加熱部分の温度のみならず
、第2の温度検出手段により被調理材の内部の温度を検
出している。そして、これらの検出した温度に基づいて
、この被調理材の加熱部分の加熱温度と加熱時間とを、
制御手段により制御する。この結果、被調理材の内部の
温度を正確に制御することができる。例えば肉の焼き具
合いをその肉質、肉厚に拘らず任意にコントロールする
ことができる。
【0010】
【実施例】本発明に係る調理器を実施例に基づいて以下
説明する。
説明する。
【0011】図1〜図5は本発明の一実施例を説明する
ためのものである。
ためのものである。
【0012】図1は一実施例に係る調理器の全体構成を
示したものであり、この調理器は全体として箱状に形成
され、発熱体11(例えばニクロム線)が埋設された平
板状の加熱部材(例えば鉄板)12と、この鉄板12の
温度を制御する温度制御部13と、から構成されている
。この鉄板12の上には被調理材(肉、魚等)14が載
置され、加熱されて調理されることとなる。また、鉄板
12にはこの鉄板12上に載置された被調理材14の表
面温度を検出するチップ状の熱電対15が埋設されてい
る。
示したものであり、この調理器は全体として箱状に形成
され、発熱体11(例えばニクロム線)が埋設された平
板状の加熱部材(例えば鉄板)12と、この鉄板12の
温度を制御する温度制御部13と、から構成されている
。この鉄板12の上には被調理材(肉、魚等)14が載
置され、加熱されて調理されることとなる。また、鉄板
12にはこの鉄板12上に載置された被調理材14の表
面温度を検出するチップ状の熱電対15が埋設されてい
る。
【0013】そして、この鉄板12の上面の中央部には
針状に形成した熱電対16が上方に向かって突出して固
定されている。したがって、所定の厚さの肉14を鉄板
12上に載置する場合、この肉14に熱電対16が所定
の深さにまで突き刺さることとなる。この結果、熱電対
16は肉14の内部(すなわち中心部)の温度を検出す
ることができる。さらに、この熱電対16は鉄板12の
上面からの突出高さを肉14の肉厚に応じて可変とする
こともできる。また、このピン状の熱電対16は鉄板1
2の上面の複数箇所に配設するように構成してもよい。
針状に形成した熱電対16が上方に向かって突出して固
定されている。したがって、所定の厚さの肉14を鉄板
12上に載置する場合、この肉14に熱電対16が所定
の深さにまで突き刺さることとなる。この結果、熱電対
16は肉14の内部(すなわち中心部)の温度を検出す
ることができる。さらに、この熱電対16は鉄板12の
上面からの突出高さを肉14の肉厚に応じて可変とする
こともできる。また、このピン状の熱電対16は鉄板1
2の上面の複数箇所に配設するように構成してもよい。
【0014】上記ニクロム線11は鉄板12の全面を平
均して加熱可能なように配設されており、電源端子(コ
ンセント)17を介して電源に接続される。このニクロ
ム線11の発熱量は、上記温度制御部13により調整可
能になっている。
均して加熱可能なように配設されており、電源端子(コ
ンセント)17を介して電源に接続される。このニクロ
ム線11の発熱量は、上記温度制御部13により調整可
能になっている。
【0015】また、上記鉄板12の側面にはつまみ18
が配設されている。このつまみ18は上記肉14の加熱
の程度(例えばレア、ミディアム、ウェルダン等の焼き
具合い)を選択して、設定するためのものである。
が配設されている。このつまみ18は上記肉14の加熱
の程度(例えばレア、ミディアム、ウェルダン等の焼き
具合い)を選択して、設定するためのものである。
【0016】上記温度制御部13は、上述したように鉄
板12の温度を制御するもので、周知のI/O、ROM
、RAM、CPUを有して構成されるマイコン19と、
このマイコン19により制御される電流可変装置20と
、により構成されている。この電流可変装置20は、上
記ニクロム線11に供給される電流量を可変とするもの
で、例えば可変抵抗器により構成され、ニクロム線11
とコンセント17との間の接続線に介設されている。
板12の温度を制御するもので、周知のI/O、ROM
、RAM、CPUを有して構成されるマイコン19と、
このマイコン19により制御される電流可変装置20と
、により構成されている。この電流可変装置20は、上
記ニクロム線11に供給される電流量を可変とするもの
で、例えば可変抵抗器により構成され、ニクロム線11
とコンセント17との間の接続線に介設されている。
【0017】マイコン19には、上記熱電対15による
検出温度が、電圧の変化としてA/D変換器21により
デジタル信号に変換されて入力されている。同様に、肉
14内部に挿入された熱電対16の検出温度は、A/D
変換器22によりこのマイコン19に入力されている。 さらに、つまみ18により選択された上記加熱プロファ
イル(焼き具合)が、デジタル信号としてマイコン19
に入力されている。
検出温度が、電圧の変化としてA/D変換器21により
デジタル信号に変換されて入力されている。同様に、肉
14内部に挿入された熱電対16の検出温度は、A/D
変換器22によりこのマイコン19に入力されている。 さらに、つまみ18により選択された上記加熱プロファ
イル(焼き具合)が、デジタル信号としてマイコン19
に入力されている。
【0018】マイコン19は、そのCPUによりこれら
三種類の入力信号、すなわち、肉14の表面の実際の温
度、肉14内部(中心部)の温度、および、肉14の加
熱の程度に基づき、温度制御信号TCを演算して出力す
る。そして、この温度制御信号TCは、D/A変換器2
3により、アナログ信号に変換された後、上記可変抵抗
器20に入力される。
三種類の入力信号、すなわち、肉14の表面の実際の温
度、肉14内部(中心部)の温度、および、肉14の加
熱の程度に基づき、温度制御信号TCを演算して出力す
る。そして、この温度制御信号TCは、D/A変換器2
3により、アナログ信号に変換された後、上記可変抵抗
器20に入力される。
【0019】この可変抵抗器20は、D/A変換器23
から入力された温度制御信号TCにより、電源からニク
ロム線11に供給される電流量を可変にするものである
。
から入力された温度制御信号TCにより、電源からニク
ロム線11に供給される電流量を可変にするものである
。
【0020】なお、上記熱電対15、16は、サーミス
タへの置換が可能である。また、この熱発電素子15、
16は、銅−コンスタンタン、アルメル−クロメルなど
の一般的な熱電対材料で形成してもよい。
タへの置換が可能である。また、この熱発電素子15、
16は、銅−コンスタンタン、アルメル−クロメルなど
の一般的な熱電対材料で形成してもよい。
【0021】以上の構成の調理器の作用を以下説明する
。
。
【0022】この調理器においては、肉14を鉄板12
上に載置してメインスイッチをONとしてこの肉14を
鉄板12により加熱する。このとき、熱電対16が肉1
4に突き刺さり、その中心部の温度を検出する。また、
つまみ18により肉14の焼き具合いを設定している。
上に載置してメインスイッチをONとしてこの肉14を
鉄板12により加熱する。このとき、熱電対16が肉1
4に突き刺さり、その中心部の温度を検出する。また、
つまみ18により肉14の焼き具合いを設定している。
【0023】この場合、つまみ18により設定した肉1
4の焼き具合いは、この肉14の加熱部分の温度(鉄板
表面の温度)のみならず、肉14の内部の温度も検出し
、これらの検出温度に基づいて、この肉14の加熱温度
と加熱時間とを、温度制御手段13によって制御するこ
とにより、調整される。このようにして肉の焼き具合い
をその肉質、肉厚に拘らず所望の程度にコントロールす
ることができる。
4の焼き具合いは、この肉14の加熱部分の温度(鉄板
表面の温度)のみならず、肉14の内部の温度も検出し
、これらの検出温度に基づいて、この肉14の加熱温度
と加熱時間とを、温度制御手段13によって制御するこ
とにより、調整される。このようにして肉の焼き具合い
をその肉質、肉厚に拘らず所望の程度にコントロールす
ることができる。
【0024】ここで、図2〜図4は温度制御手段13に
よる肉の焼き具合いを制御するためのマイコン19で実
行するプログラムを示すフローチャートである。
よる肉の焼き具合いを制御するためのマイコン19で実
行するプログラムを示すフローチャートである。
【0025】図2に示すように、ユーザが調理器の鉄板
12上に肉14を載せ、焼き加減を選択した後にメイン
スイッチをONにすると、マイコン19が機能して、予
め設定されたデータの中から選択した焼き加減に応じた
表面加熱温度、内部許容温度、内部加熱プロファイルが
読み込まれる。
12上に肉14を載せ、焼き加減を選択した後にメイン
スイッチをONにすると、マイコン19が機能して、予
め設定されたデータの中から選択した焼き加減に応じた
表面加熱温度、内部許容温度、内部加熱プロファイルが
読み込まれる。
【0026】読み込まれたデータを基に、表面加熱サブ
ルーチンにより発熱体11への出力電圧を決定し(S1
)、肉の内部許容温度を越えない範囲で表面を加熱する
。
ルーチンにより発熱体11への出力電圧を決定し(S1
)、肉の内部許容温度を越えない範囲で表面を加熱する
。
【0027】このようにして加熱した後に、ステップS
2において肉の表面温度がT0に等しくなった場合には
、表面加熱サブルーチンを終了し、条件を満たさない場
合は表面加熱サブルーチンS1を繰り返し実行する。 ステップS2を通過した時点で表面が所定の焼き加減に
加熱される。
2において肉の表面温度がT0に等しくなった場合には
、表面加熱サブルーチンを終了し、条件を満たさない場
合は表面加熱サブルーチンS1を繰り返し実行する。 ステップS2を通過した時点で表面が所定の焼き加減に
加熱される。
【0028】次に、内部加熱サブルーチンを実行し(S
3)、タイマ作動により、図5に示す内部加熱プロファ
イルから、その時点における目標温度に到達するための
発熱体11への出力を決定する。
3)、タイマ作動により、図5に示す内部加熱プロファ
イルから、その時点における目標温度に到達するための
発熱体11への出力を決定する。
【0029】すなわち、タイマTMRが示す経過時間t
における目標温度Tを内部加熱プロファイルから読みだ
し、目標温度をトレースするように出力を決定し、タイ
マTMRが内部加熱プロファイルごとに決められている
時間Nになるまで(S4)、この操作を繰り返す。この
結果、肉14は所定の温度変化を経て、つまみ18によ
り選択された所望の焼き具合となる。
における目標温度Tを内部加熱プロファイルから読みだ
し、目標温度をトレースするように出力を決定し、タイ
マTMRが内部加熱プロファイルごとに決められている
時間Nになるまで(S4)、この操作を繰り返す。この
結果、肉14は所定の温度変化を経て、つまみ18によ
り選択された所望の焼き具合となる。
【0030】図3は、上記表面加熱サブルーチン(S1
)を示すフローチャートである。ここで使用する変数は
以下の通りである。T0、T3は焼き具合に応じて定め
られた肉表面の目標温度、および、肉内部の許容温度で
ある。T1、T2はそれぞれ肉の表面温度、内部温度で
ある。
)を示すフローチャートである。ここで使用する変数は
以下の通りである。T0、T3は焼き具合に応じて定め
られた肉表面の目標温度、および、肉内部の許容温度で
ある。T1、T2はそれぞれ肉の表面温度、内部温度で
ある。
【0031】まず、肉の表面温度T1を読み込み(S5
)、肉の内部温度T2を読み込む(S6)。このとき、
肉の内部温度T2が許容温度T3を越えない範囲で肉の
表面温度T1を目標温度T0にするために適した出力を
決定するものとする(S7)。
)、肉の内部温度T2を読み込む(S6)。このとき、
肉の内部温度T2が許容温度T3を越えない範囲で肉の
表面温度T1を目標温度T0にするために適した出力を
決定するものとする(S7)。
【0032】また、図4は、上記内部加熱サブルーチン
(S3)を示すフローチャートである。タイマTMRは
加熱目標温度に対する経過時間を参照するためのもので
あり、Tは経過時間tにおける内部加熱目標温度である
。
(S3)を示すフローチャートである。タイマTMRは
加熱目標温度に対する経過時間を参照するためのもので
あり、Tは経過時間tにおける内部加熱目標温度である
。
【0033】まず、タイマTMRがイニシャライズされ
る(S8)。そして、内部加熱プロファイルから経過時
間t=TMRにおける目標温度Tを読み出し(S9)、
肉内部温度T2を熱電対16からデジタル信号で読み込
む(S10)。次に、この内部温度T2を目標温度Tと
比較する(S11)。
る(S8)。そして、内部加熱プロファイルから経過時
間t=TMRにおける目標温度Tを読み出し(S9)、
肉内部温度T2を熱電対16からデジタル信号で読み込
む(S10)。次に、この内部温度T2を目標温度Tと
比較する(S11)。
【0034】肉の内部温度T2が目標温度Tよりも低け
れば(S11でYESの場合)、肉の内部温度を上昇さ
せるように、ニクロム線11へ出力を送り(S12)、
T2がTよりも高ければ肉の内部温度を目標温度に近づ
けるようニクロム線11への出力を減らす(S13)。 このパターンを一回行った後に上記メインプログラムに
戻る。
れば(S11でYESの場合)、肉の内部温度を上昇さ
せるように、ニクロム線11へ出力を送り(S12)、
T2がTよりも高ければ肉の内部温度を目標温度に近づ
けるようニクロム線11への出力を減らす(S13)。 このパターンを一回行った後に上記メインプログラムに
戻る。
【0035】図5は、上記内部加熱プロファイル、例え
ばパターンの異なる複数の内部加熱プロファイルを示し
ている。各々の内部加熱プロファイル51、52、・・
・は、肉の焼き具合いごとに、グラフ表示された内部温
度データ61、62、・・・で構成されている。
ばパターンの異なる複数の内部加熱プロファイルを示し
ている。各々の内部加熱プロファイル51、52、・・
・は、肉の焼き具合いごとに、グラフ表示された内部温
度データ61、62、・・・で構成されている。
【0036】この内部温度データは、選択された焼き具
合いにするために、肉14の表面を焼き終えた後からの
経過時間における加熱目標温度を示すものである。すな
わち、これら内部温度データ61、62、・・・は、肉
14を選択された焼き具合いで焼いた場合の理想的な温
度変化をデータとしたものである。
合いにするために、肉14の表面を焼き終えた後からの
経過時間における加熱目標温度を示すものである。すな
わち、これら内部温度データ61、62、・・・は、肉
14を選択された焼き具合いで焼いた場合の理想的な温
度変化をデータとしたものである。
【0037】なお、これらの内部加熱プロファイルにあ
っては、被調理材、例えばその肉質が異なれば(魚肉等
)その焼き具合いが異なるため、準備するデータおよび
データ値も異なることとなる。
っては、被調理材、例えばその肉質が異なれば(魚肉等
)その焼き具合いが異なるため、準備するデータおよび
データ値も異なることとなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、被調理材の表面の加熱の程度のみならず、その内部
の加熱の程度をも任意に制御することができる。
ば、被調理材の表面の加熱の程度のみならず、その内部
の加熱の程度をも任意に制御することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る調理器の一部を破断し
、かつ、その回路構成をブロックで示す全体構成図であ
る。
、かつ、その回路構成をブロックで示す全体構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る調理器の温度制御のメ
インプログラムを示すフローチャートである。
インプログラムを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る表面加熱サブルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例に係る内部加熱サブルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例に係る内部加熱プロファイル
を示す図である。
を示す図である。
【図6】従来の調理器を示すその一部破断、回路ブロッ
クによる全体構成図である。
クによる全体構成図である。
【符号の説明】
12 鉄板(加熱部材)
13 温度制御部(制御手段)
14 肉(被調理材)
15 熱電対(第1の温度検出手段)16 熱電対
(第2の温度検出手段)19 マイコン(制御手段)
(第2の温度検出手段)19 マイコン(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 被調理材を加熱する加熱手段と、この
被調理材の加熱部分の温度を検出する第1の温度検出手
段と、被調理材の内部の温度を検出する第2の温度検出
手段と、これらの第1および第2の温度検出手段によっ
て検出した温度に基づいて上記被調理材の加熱部分の温
度、および、上記加熱手段による加熱時間を制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16214091A JPH04361714A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16214091A JPH04361714A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361714A true JPH04361714A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15748798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16214091A Withdrawn JPH04361714A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361714A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5726423A (en) * | 1988-05-19 | 1998-03-10 | Quadlux, Inc. | Apparatus and method for regulating cooking time in a radiant energy oven |
US5883362A (en) * | 1988-05-19 | 1999-03-16 | Quadlux, Inc. | Apparatus and method for regulating cooking time in a lightwave oven |
US6011242A (en) * | 1993-11-01 | 2000-01-04 | Quadlux, Inc. | Method and apparatus of cooking food in a lightwave oven |
JP2008529225A (ja) * | 2005-02-01 | 2008-07-31 | エーゲーオー エレクトロ・ゲレーテバウ ゲーエムベーハー | 温度センサを備えた加熱装置及び加熱装置を備えたホブ |
CN103960986A (zh) * | 2014-05-21 | 2014-08-06 | 南京工业职业技术学院 | 一种调温装置 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP16214091A patent/JPH04361714A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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