JPH04359408A - 電流リード - Google Patents
電流リードInfo
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- JPH04359408A JPH04359408A JP13313691A JP13313691A JPH04359408A JP H04359408 A JPH04359408 A JP H04359408A JP 13313691 A JP13313691 A JP 13313691A JP 13313691 A JP13313691 A JP 13313691A JP H04359408 A JPH04359408 A JP H04359408A
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Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導コイルに交流電
流を供給するために適した電流リードに関する。
流を供給するために適した電流リードに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように超電導コイル1に電流
を供給するためには、室温空間にうる電源と極低温空間
にある超電導コイル1を電気的に接続する必要がある。 そのために用いられるものが電流リード2である。図4
では超電導コイル1は、容器3の中の冷媒4(たとえば
液体ヘリウムなど)の中にある例を示してある。
を供給するためには、室温空間にうる電源と極低温空間
にある超電導コイル1を電気的に接続する必要がある。 そのために用いられるものが電流リード2である。図4
では超電導コイル1は、容器3の中の冷媒4(たとえば
液体ヘリウムなど)の中にある例を示してある。
【0003】従来、電流リード2の構造としては、図5
および図6に示すように細い銅(Cu)のチューブある
いは線5を束ねて、管6に収納し端子金具7A,7Bに
接続したものが用いられている。
および図6に示すように細い銅(Cu)のチューブある
いは線5を束ねて、管6に収納し端子金具7A,7Bに
接続したものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成を持つ電流
リード2を用いて、交流電流を超電導コイル1に供給す
ると表皮効果などにより、電流は電流リード内を均一に
流れず、見かけ上電流リードの抵抗が大きくなる。また
、変動磁界が加わり、渦電流が流れ、交流損失が発生す
る。そのため、電流リードにおける発熱量が増加し、冷
媒4の蒸発量が増加し、あるいは電流リードが焼損して
しまうなどの欠点がある。本発明の目的は、超電導コイ
ルに交流電流を供給する場合の損失が小さい電流リード
を提供することにある。 [発明の構成]
リード2を用いて、交流電流を超電導コイル1に供給す
ると表皮効果などにより、電流は電流リード内を均一に
流れず、見かけ上電流リードの抵抗が大きくなる。また
、変動磁界が加わり、渦電流が流れ、交流損失が発生す
る。そのため、電流リードにおける発熱量が増加し、冷
媒4の蒸発量が増加し、あるいは電流リードが焼損して
しまうなどの欠点がある。本発明の目的は、超電導コイ
ルに交流電流を供給する場合の損失が小さい電流リード
を提供することにある。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電流リードにお
いては、高抵抗の素線被覆を持つ素線導体からなる素線
を束ねた撚線を用いる。
いては、高抵抗の素線被覆を持つ素線導体からなる素線
を束ねた撚線を用いる。
【0006】
【作用】このように構成した電流リードにおいては渦電
流が減少し、交流電流通電時の損失が小さくなり、冷媒
の損失や電流リードの焼損を防ぐことができる。
流が減少し、交流電流通電時の損失が小さくなり、冷媒
の損失や電流リードの焼損を防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は本実施例による電流リードを示す。本実施
例においては、CuとCuNiによって構成された素線
51を束ねた撚線を、FRPの管61に入れてある。
する。図1は本実施例による電流リードを示す。本実施
例においては、CuとCuNiによって構成された素線
51を束ねた撚線を、FRPの管61に入れてある。
【0008】図2は素線51の断面を示す。素線の最外
層にはCuNiからなる素線被覆51aを配置し、その
内部にCuNi51aを配置するため、撚線にした場合
における素線51相互の電気抵抗が大きくなる。そのた
め、撚線内を流れる渦電流が減少し、交流損失を低減さ
せることができる。更に、Cuからなる素線導体を細分
化するようにCuNiを配置してあるので、交流損失を
効果良く低減できる。また、Cu部における発熱を効率
良く除熱することができる。 (他の実施例の1)図3は、撚線をCuとCuNiから
なるチューブによって構成した場合のチューブの断面図
を示す。チューブは、CuNiからなる素線被覆51a
が最外層にあり、Cuからなる素線導体51cは中空と
なっている。
層にはCuNiからなる素線被覆51aを配置し、その
内部にCuNi51aを配置するため、撚線にした場合
における素線51相互の電気抵抗が大きくなる。そのた
め、撚線内を流れる渦電流が減少し、交流損失を低減さ
せることができる。更に、Cuからなる素線導体を細分
化するようにCuNiを配置してあるので、交流損失を
効果良く低減できる。また、Cu部における発熱を効率
良く除熱することができる。 (他の実施例の1)図3は、撚線をCuとCuNiから
なるチューブによって構成した場合のチューブの断面図
を示す。チューブは、CuNiからなる素線被覆51a
が最外層にあり、Cuからなる素線導体51cは中空と
なっている。
【0009】CuNiからなる素線被覆51aは撚線の
全体を流れる渦電流を減少させる。また、Cuからなる
素線導体51cを中空にしたことにより、交流通電時の
表皮効果によるCuのむだな部分が減少する。更に、中
空部は冷却通路にもなり撚線の冷却にも寄与できる。 (他の実施例の2)素線被覆51aをホルマールによっ
て構成した場合には各素線間を抵抗を高めることができ
、各素線間の渦電流を確実に減少させることができる。 (他の実施例の3)
全体を流れる渦電流を減少させる。また、Cuからなる
素線導体51cを中空にしたことにより、交流通電時の
表皮効果によるCuのむだな部分が減少する。更に、中
空部は冷却通路にもなり撚線の冷却にも寄与できる。 (他の実施例の2)素線被覆51aをホルマールによっ
て構成した場合には各素線間を抵抗を高めることができ
、各素線間の渦電流を確実に減少させることができる。 (他の実施例の3)
【0010】素線被覆51aをCuOによって構成した
場合には、CuOが高抵抗であることに加え、素線表面
における熱伝達特性が向上するため、渦電流の低減およ
び温度上昇を押えることができ、電流リードをコンパク
ト化できる。 (他の実施例の4)
場合には、CuOが高抵抗であることに加え、素線表面
における熱伝達特性が向上するため、渦電流の低減およ
び温度上昇を押えることができ、電流リードをコンパク
ト化できる。 (他の実施例の4)
【0011】素線被覆51aをアルミナ、シリカ、酸化
ホウ素を主体とするセラミックスによって構成した場合
には耐熱性に優れているので接続金具7A,7Bと素線
51を接続する際に加熱しても、素線被覆51aが劣化
することがない。
ホウ素を主体とするセラミックスによって構成した場合
には耐熱性に優れているので接続金具7A,7Bと素線
51を接続する際に加熱しても、素線被覆51aが劣化
することがない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
流通電の際の損失の小さい電流リードを提供できる。
流通電の際の損失の小さい電流リードを提供できる。
【図1】本発明の一実施例による電流リードの一部破断
斜視図
斜視図
【図2】本発明の電流リードを構成する素線の断面図
【
図3】本発明の電流リードを構成する素線の断面図
図3】本発明の電流リードを構成する素線の断面図
【図
4】従来の電流リードの使用例を示す図
4】従来の電流リードの使用例を示す図
【図5】従来の
電流リードを示す斜視図
電流リードを示す斜視図
【図6】従来の電流リードを示
す図5のA−A断面図
す図5のA−A断面図
【符号の説明】
1…超電導コイル
2…電流リード3…容器
4…冷媒5…銅の
チューブあるいは線 51…素線5
1a…CuNiからなる素線被覆 51b…CuとCuNiからなる素線導体51b1…C
uNi部 5
1b2…Cu部51c…Cuのチューブからなる素線導
体6…管
61…FRP管7A,7B…端子金
具
2…電流リード3…容器
4…冷媒5…銅の
チューブあるいは線 51…素線5
1a…CuNiからなる素線被覆 51b…CuとCuNiからなる素線導体51b1…C
uNi部 5
1b2…Cu部51c…Cuのチューブからなる素線導
体6…管
61…FRP管7A,7B…端子金
具
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の素線からなる撚線とその撚線を
収納する管および端子金具で構成される電流リードにお
いて、各素線が素線導体と高抵抗の素線被覆からなる電
流リード。 - 【請求項2】 素線被覆がCuNiまたはCuOまた
はホルマールまたはアルミナ、シリカ、酸化ホウ素を主
体とするセラミックスであることを特徴とする請求項(
1)記載の電流リード。 - 【請求項3】 素線導体が中空導体であることを特徴
とする請求項(1)記載の電流リード。 - 【請求項4】 素線導体がCuNi層によって区切ら
れたCu/CuNi線であることを特徴とする請求項(
1)記載の電流リード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13313691A JPH04359408A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 電流リード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13313691A JPH04359408A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 電流リード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04359408A true JPH04359408A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15097613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13313691A Pending JPH04359408A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 電流リード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04359408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010021260A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 極低温機器用の電流リードおよび端末接続構造 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP13313691A patent/JPH04359408A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010021260A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 極低温機器用の電流リードおよび端末接続構造 |
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