JPH04359147A - テーパー付線材の渦流探傷装置 - Google Patents
テーパー付線材の渦流探傷装置Info
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- JPH04359147A JPH04359147A JP13513091A JP13513091A JPH04359147A JP H04359147 A JPH04359147 A JP H04359147A JP 13513091 A JP13513091 A JP 13513091A JP 13513091 A JP13513091 A JP 13513091A JP H04359147 A JPH04359147 A JP H04359147A
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- coil
- wire
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- eddy current
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- Pending
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 6
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
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- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N endosulfan Chemical compound C12COS(=O)OCC2C2(Cl)C(Cl)=C(Cl)C1(Cl)C2(Cl)Cl RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーパー付線材の表面
疵を検出する際に用いるテーパー付線材の渦流探傷装置
に関するものである。
疵を検出する際に用いるテーパー付線材の渦流探傷装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】線材の表面疵を検出する従来技術の一つ
として、貫通コイル式渦流探傷装置がある。この渦流探
傷装置は、励磁コイルと検出コイルとから構成されるド
ーナツ状の貫通コイルを用い、その貫通コイル内に線材
を通して、検出コイルの電流分の変化により線材の表面
疵を検出する。そして、その電流分を増巾器で増巾し、
位相器、フィルターを通した後、適切なレベルに設定し
たスレッショルドで疵判定を行うようになっている。こ
の場合、増巾度、スレッショルドレベルは、探傷開始時
に設定したものが固定的に用いられる。
として、貫通コイル式渦流探傷装置がある。この渦流探
傷装置は、励磁コイルと検出コイルとから構成されるド
ーナツ状の貫通コイルを用い、その貫通コイル内に線材
を通して、検出コイルの電流分の変化により線材の表面
疵を検出する。そして、その電流分を増巾器で増巾し、
位相器、フィルターを通した後、適切なレベルに設定し
たスレッショルドで疵判定を行うようになっている。こ
の場合、増巾度、スレッショルドレベルは、探傷開始時
に設定したものが固定的に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】貫通コイル式において
は、貫通コイル径と線材径の2乗の比を充填率と言う。 貫通コイル式で信頼性ある探傷を行う場合、この充填率
を一定にすることが前提条件となる。しかし、テーパー
付線材の場合には、線材径が変化するので、その線材径
の変化に伴って充填率が変化し、検出コイルの感度が変
動する。従って、結果として同一の疵でも、線材径の変
化により疵信号、即ち疵情報が変化し、信頼性のある探
傷を行うことができなかった。
は、貫通コイル径と線材径の2乗の比を充填率と言う。 貫通コイル式で信頼性ある探傷を行う場合、この充填率
を一定にすることが前提条件となる。しかし、テーパー
付線材の場合には、線材径が変化するので、その線材径
の変化に伴って充填率が変化し、検出コイルの感度が変
動する。従って、結果として同一の疵でも、線材径の変
化により疵信号、即ち疵情報が変化し、信頼性のある探
傷を行うことができなかった。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、線材
径の変化するテーパー付線材を一様な判定基準で探傷で
きる渦流探傷装置を提供することを目的とする。
径の変化するテーパー付線材を一様な判定基準で探傷で
きる渦流探傷装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、励磁コイル6
と検出コイル7とから構成される貫通コイル5内にテー
パー付線材1を通し、検出コイル5の電流分の変化によ
り線材1の表面疵を検出するテーパー付線材の渦流探傷
装置において、線材1の寸法を測定する寸法測定手段8
と、寸法測定手段8で測定した線材1の寸法の変化に応
じて疵情報を補正する補正手段17とを備えたものであ
る。
と検出コイル7とから構成される貫通コイル5内にテー
パー付線材1を通し、検出コイル5の電流分の変化によ
り線材1の表面疵を検出するテーパー付線材の渦流探傷
装置において、線材1の寸法を測定する寸法測定手段8
と、寸法測定手段8で測定した線材1の寸法の変化に応
じて疵情報を補正する補正手段17とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】テーパー付線材1の表面疵を渦流探傷法で検出
する際には、この線材1を貫通コイル5に通し、検出コ
イル7の電流分の変化、即ち疵情報で表面疵の有無を判
定する。この時、寸法測定手段8で線材1の寸法の変化
を測定し、その寸法の変化に応じて補正手段17により
疵情報を補正する。従って、線材径が変化するにも拘ら
ず、一様な判定基準で信頼性のある探傷が可能である。
する際には、この線材1を貫通コイル5に通し、検出コ
イル7の電流分の変化、即ち疵情報で表面疵の有無を判
定する。この時、寸法測定手段8で線材1の寸法の変化
を測定し、その寸法の変化に応じて補正手段17により
疵情報を補正する。従って、線材径が変化するにも拘ら
ず、一様な判定基準で信頼性のある探傷が可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図2は装置の配置を示し、1はテーパー付線材で
、大径部2、テーパー部3、小径部4を長手方向に有し
ており、この線材1はa矢示方向に搬送されている。 5は線材1が貫通する貫通コイルで、図1に示すように
励磁コイル6と検出コイル7とを備え、ドーナツ状に構
成されている。
する。図2は装置の配置を示し、1はテーパー付線材で
、大径部2、テーパー部3、小径部4を長手方向に有し
ており、この線材1はa矢示方向に搬送されている。 5は線材1が貫通する貫通コイルで、図1に示すように
励磁コイル6と検出コイル7とを備え、ドーナツ状に構
成されている。
【0008】8は寸法測定手段で、貫通コイル5の入側
に配置されている。この寸法測定手段8は、タッチロー
ル式、レーザ投受光式等の寸法測定器9と、メジャリン
グロール式、レーザ干渉式等の長さ計10とを備え、貫
通コイル5から一定距離だけ上手側に離れた位置で線材
1の寸法を測定しておき、貫通コイル5による探傷位置
の線材径の変化を指示するようになっている。
に配置されている。この寸法測定手段8は、タッチロー
ル式、レーザ投受光式等の寸法測定器9と、メジャリン
グロール式、レーザ干渉式等の長さ計10とを備え、貫
通コイル5から一定距離だけ上手側に離れた位置で線材
1の寸法を測定しておき、貫通コイル5による探傷位置
の線材径の変化を指示するようになっている。
【0009】図1において、貫通コイル5の励磁コイル
6には発振器11が接続され、また検出コイル7には、
線材1の表面疵の有無によって変化する電流分を増巾す
るように増巾器12が接続されている。そして、増巾器
12で増巾した疵情報を位相器13、フィルター14を
経て、疵判別器15に送り、その疵判別器15で所定レ
ベルのスレッショルドを基準として疵判別するようにな
っている。16はCRTである。
6には発振器11が接続され、また検出コイル7には、
線材1の表面疵の有無によって変化する電流分を増巾す
るように増巾器12が接続されている。そして、増巾器
12で増巾した疵情報を位相器13、フィルター14を
経て、疵判別器15に送り、その疵判別器15で所定レ
ベルのスレッショルドを基準として疵判別するようにな
っている。16はCRTである。
【0010】17は補正手段で、寸法測定手段8で測定
し指示された探傷位置での線材径の変化に応じて疵情報
を補正するようになっている。この補正手段17は、具
体的には、図3に示すように充填率を計算し、予め設定
された充填率と感度補正値とのデータテーブルを読出し
、そのテーブルに従って増巾器12の感度(ゲイン)を
補正する。即ち、テーパー付線材1の場合、図4に示す
ように、充填率がR1 からR2 になると、検出コイ
ル7の感度がS2 /S1 倍となるので、補正手段1
7により増巾器12のゲイン補正はS1 /S2 倍と
する。
し指示された探傷位置での線材径の変化に応じて疵情報
を補正するようになっている。この補正手段17は、具
体的には、図3に示すように充填率を計算し、予め設定
された充填率と感度補正値とのデータテーブルを読出し
、そのテーブルに従って増巾器12の感度(ゲイン)を
補正する。即ち、テーパー付線材1の場合、図4に示す
ように、充填率がR1 からR2 になると、検出コイ
ル7の感度がS2 /S1 倍となるので、補正手段1
7により増巾器12のゲイン補正はS1 /S2 倍と
する。
【0011】このように補正をすれば、線材1の線材径
が変化するにも拘らず、一様な判定基準で信頼性のある
探傷が可能である。なお、増巾器12のゲインを補正す
る他、疵判別器15のフレッショルドレベルを補正して
も良い。この場合には、充填率がR1 からR2 にな
ると、スレッショルドをS2 /S1 倍にすれば良い
。
が変化するにも拘らず、一様な判定基準で信頼性のある
探傷が可能である。なお、増巾器12のゲインを補正す
る他、疵判別器15のフレッショルドレベルを補正して
も良い。この場合には、充填率がR1 からR2 にな
ると、スレッショルドをS2 /S1 倍にすれば良い
。
【0012】また、寸法測定手段8で寸法を測定した後
、充填率を計算せずに、寸法と感度補正値とのデータテ
ーブルを読出し、それに従って増巾器12のゲイン補正
、又は疵判別器15のスレッショルド補正を行うように
しても良い。
、充填率を計算せずに、寸法と感度補正値とのデータテ
ーブルを読出し、それに従って増巾器12のゲイン補正
、又は疵判別器15のスレッショルド補正を行うように
しても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、線材1の寸法を測定す
る寸法測定手段8と、寸法測定手段8で測定した線材1
の寸法の変化に応じて疵情報を補正する補正手段17と
を備えているので、線材径が変化するにも拘らず、一様
な判定基準で信頼性のある探傷が可能である。
る寸法測定手段8と、寸法測定手段8で測定した線材1
の寸法の変化に応じて疵情報を補正する補正手段17と
を備えているので、線材径が変化するにも拘らず、一様
な判定基準で信頼性のある探傷が可能である。
【図1】全体の構成を示すブロック図である。
【図2】装置の配置図である。
【図3】補正の流れ図である。
【図4】充填率と疵信号増巾との関係を示す図である。
1 テーパー付線材
5 貫通コイル
8 寸法測定手段
12 増巾器
15 疵判別器
17 補正手段
Claims (1)
- 【請求項1】 励磁コイル(6)と検出コイル(7)
とから構成される貫通コイル(5)内にテーパー付線材
(1)を通し、検出コイル(5)の電流分の変化により
線材(1)の表面疵を検出するテーパー付線材の渦流探
傷装置において、線材(1)の寸法を測定する寸法測定
手段(8)と、寸法測定手段(8)で測定した線材(1
)の寸法の変化に応じて疵情報を補正する補正手段(1
7)とを備えたことを特徴とするテーパー付線材の渦流
探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13513091A JPH04359147A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | テーパー付線材の渦流探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13513091A JPH04359147A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | テーパー付線材の渦流探傷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04359147A true JPH04359147A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15144517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13513091A Pending JPH04359147A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | テーパー付線材の渦流探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04359147A (ja) |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP13513091A patent/JPH04359147A/ja active Pending
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