JPH0435875A - 回転砥石ロールと、それを使用するサンディングマシン - Google Patents

回転砥石ロールと、それを使用するサンディングマシン

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JPH0435875A
JPH0435875A JP14338390A JP14338390A JPH0435875A JP H0435875 A JPH0435875 A JP H0435875A JP 14338390 A JP14338390 A JP 14338390A JP 14338390 A JP14338390 A JP 14338390A JP H0435875 A JPH0435875 A JP H0435875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sanding machine
grinding wheel
outer periphery
fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP14338390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yanaida
谷内田 一男
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YACHIDA KK
Original Assignee
YACHIDA KK
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、布地の表面仕上げ加工の一種であるサンデ
ィング加工に特に適する回転砥石ロールと、それを使用
するサンディングマシンに関する。
従来技術 帆布等の布地に対しては、その表面を機械的に均一に摩
擦加工することにより、布地の表面に存在する有害なネ
ップ欠点(布地の表面に糸ルーフや糸端が突出する欠点
をいう)を除去し、布地の風合を改善する、いわゆるサ
ンディング加工を施すことがある。
このようなサンディング加工を行なうに際しては、サン
ディングマシンと呼ばれる特殊な加工機械が使用される
が、このものの主要部分は、外径数1. OOmrn、
長さ1〜2m程度の回転ロールの外周に所定粒度のサン
ドペーパを貼着したサンドロールであって、布地は、こ
のサンドロールの外周に接触しながら連続的に走行する
ことにより、サンディング加工を施すことができる。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、サンドロールは、サンド
ペーパを使用するから、加工途中におけるサンドペーパ
の消耗や目詰りか避けられず、したがって、加工の進行
に従い、布地の仕上り風合が変動してしまうという問題
が避けられなかった。
また、消耗したサンドペーパは、機械を停止して貼り代
える必要があるため、全体操業効率を高くすることが難
しいという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術のlaに鑑
み、サンドペーパに代えて、円筒状の砥石を組み合わせ
て使用することによって、消耗や目詰りの進行が少なく
、布地の風合変動が僅少であり、しかも、極めて高い操
業効率を実現することができる回転砥石ロールと、それ
を使用するサンディングマシンを提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明の
構成は、外周部にスプライン溝を刻設した心金と、この
心金の外周に装着する複数の円筒状の砥石とからなり、
砥石は、隣接する端面を斜めに載断し、互いに密着して
装着することをその要旨とする。
なお、スプライン溝に接着剤を充填するようにしてもよ
い。
第2発明の構成は、積極駆動する第1発明に係る回転砥
石ロールと、連続走行する布地を回転砥石ロールの周面
に接触させるガイドロールど、回転砥石ロールとガイド
ロールとを共通に覆う防塵カバーとを備えることをその
要旨とし、回転砥石ロールの母線方向に往復移動するエ
アノズルを付設することかできる。
作用 かかる第1発明の構成によるときは、砥石は、心金の外
周に装着されて、全体として円筒形の砥石ロールを形成
することかでき、このとき、各砥石の端面ば、斜めに載
断されて互いに密着しているから、布地に筋(すし)状
の線が入ってしまうおそれかない。また、心金の外周部
にはスプライン溝を刻設しであるから、たとえば、ここ
に接着剤を充填することにより、心金の外周と各砥石の
内周との間に多少の不整合があっても、両者間を強固に
接着することができる。
第2発明の構成によるときは、第1発明に係る回転砥石
ロールにより、布地の摩擦加工を連続的に実施すること
かでき、防串カバーは、加工中に、布地または回転砥石
ロールから発生する粉塵の飛散を有効に防止することが
できる。
エアノズルを付設すれば、エアノズルは、加工中に常時
回転砥石ロールの表面にエアを吹き付けることにより、
回転砥石ロールの目詰りを防出し、常に新しい研削面を
表出させることができるから、布地の風合変動を一層確
実に防止することかできる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
回転砥石ロール10は、心金11と、複数の砥石12.
12・・・とからなる(第1図、第2図)。
心金11は、両端面にブラケットをねし止めするための
ねじ孔11a、lla・・・を形成するとともに、外周
面にスプライン溝11b、llb・・・を刻設した円筒
状部材であり、その全長は、加工する布地の幅により1
〜2m程度とし、また、径は、100〜300mm程度
にとるものとする。
砥石12.12・・・は、心金11を挿入し、心金11
の外周部に積み重ねるようにして装着されている。
砥石12.12・・・は、粒度#60〜80程度のアル
ミナ砥粒と適当な結合剤とを混合して短い円筒形に成形
したものであり、心金11の両端部に装着するものにつ
いては、外側の端面12aを軸心CLに対して直角に載
断し、内側の端面1’2bを斜めに載断しである。また
、心金11の中間部に装着するものについては、その双
方の端面12c、12cとも、端面12bと同角度に斜
めに載断しである。各砥石12の内径は、心金11の外
径に適合させるものとし、また、その外径は、約20C
)−400mm程度、軸心CL力方向高さは、約200
〜300mm程度にするのがよい。また、端面12b、
12cの傾斜角度は、軸心CLに直角の端面12aに対
し、±(5〜10)度程度の微少角度でよい。
かかる回転砥石ロール10は、心金11の一方の端面に
ブラケット13をねし止めした上(第3図)、砥石12
.12・・・を順次積み重ねるようにして心金11に装
着して行き、最後に、心金11の他方の端面に別のブラ
ケット13をねし止めして完成することができる。ただ
し、ブラケット13.13は、たとえば、砥石12.1
2・・・の内径より太き(外径より小さな円板状部材の
中心部に、適当な長さの軸13a、13aを立設したも
のでよい。なお、各砥石12を心金11に装着するに際
しては、その1段ごとに、心金11のスプライン溝11
b、llb・・・に接着剤を充填し、心金11の外周面
と砥石12の内周面とを強固に接着するものとする。ま
た、隣接する砥石12.12・・・の各端面12b11
2c112C・・・、12bは、それぞれ、互いに密着
させるものとする。
このような回転砥石ロール10は、布地Wをサンディン
グ加工するサンティングマシンに組み込むことができる
(第4図)。
サンプインクマシンには、−上下方向に水平に配列され
た2本の回転砥石ロール10.10が組み込まれ、各回
転砥石ロール10に対し、上下一対のガイドロール21
.21が付設されている。ただし、カイトロール21.
21は、ハンドル21a、21aを介して水平方向に移
動することにより、回転砥石ロール10に対する布地W
の巻掛は角度を調節することができる。ガイドロール2
1.21・・・の上部、中間部、下部には、別のガイド
レール22.22・・・が配設されている。
各回転砥石ロール10に対しては、トラバース装置30
に搭載したエアノズル31、ダイヤモンドカッタ32、
冷却エアノズル33が付設されている(第3図)。
トラバース装置30は、送りモータ34aに連結した送
りねじ軸34bにより、ガイドレール34cに沿って、
トラバーサ34を回転砥石ロール10の母線方向に往復
移動することができるものとする。エアノズル31は、
トラバーサ34の上面に搭載され、回転砥石ロール10
の周面に向けてエアを噴射することができる。ダイヤモ
ンドカンタ32と冷却エアノズル33とは、手動の送り
装置35を介し、トラバーサ34の上面に搭載されてい
る。ただし、送り装置35は、手動ハンドル35aを介
して送りねじ軸35bを回転駆動することにより、ダイ
ヤモンドカッタ32を回転砥石ロール10の外周面に向
けて前後動させ、ダイヤモンドカンタ32による回転砥
石ロール10のドレッシング量を調節することができる
。また、冷却エアノズル33は、ダイヤモンドカッタ3
2の刃先部分に冷却エアを吹き付けることができる。
回転砥石ロール10.10は、それぞれ図示しない駆動
装置により、第4図の矢印Kl 、K1方向に積極駆動
されるものとする。また、回転砥石ロール]、0.10
、ガイドロール21.21・・・22.22・・・は、
−括して、防塵カバー41によって覆われており、防塵
カバー41は、ダクト41aを介して、図示しないサク
ション装置に連結されている。
布地Wは、供給側の台車F1から連続的に上方に引き出
され、第4図の矢印に、K・・・方向に沿って走行した
上、排出側の台車F2内に折り畳まれて排出される。す
なわち、台車F1からの布地Wは、スイベルテンショナ
ST、センタリング装置C8、供給ロール装置SSを経
て回転砥石ロール10.10に供給され、その後、排出
ロール装置ES、スイング装置WSを経由して、台車F
2上に排出される。なお、これらの構成部材間には、適
宜、ガイドロールGR,GR・・・が配設されている。
供給ロール装置SS、排出ロール装置ESは、それぞれ
別の可変速駆動装置に連結されているものとする。これ
らの駆動装置は、排出ロール装置ESに連結されている
側のものを主とし、供給ロール装置SSに連結されてい
る側のものを従として追従速度制御を行なうことにより
、供給ロール装置SSから排出ロール装置ESに至る間
の布地Wの張力制御を行なうことができる。
スイング装置WSは、送りロールWSIと、スイングバ
ーWS2と、カイトWS3とを備え、送りロールWSI
は、ベルトWSlaを介して供給ロール装置SSによっ
て積極駆動されるとともに、プレッシャロールWS1b
により布地Wをニップしている。また、スイングバーW
S2は、ベルトWS2a、プーリWS2b、偏心アーム
WS2c、連結ロッドWS2dを介し、固定ビンWS2
θを中心に左右に往復揺動する。すなわち、布地Wは、
スイングバーWS2により、第4図の矢印に2方向に振
られることにより、台車F2上に折り畳まれて収納して
行くことができる。
かかる構成のサンディングマシンにおいては、回転砥石
ロール10.10を積極駆動し、供給ロール装置SS、
排出ロール装置ESによって布地Wを連続的に走行させ
るとともに、ガイドロール21.21・・・を操作して
、布地Wを回転砥石ロール10.10に接触させること
により、布地Wに対し、所定のサンディング加工を行な
うことができる。このとき、布地Wの走行速度に対し、
回転砥石ロール10.10の周速度は、約10倍程度に
とるのか′よい。
サンディング加工中においては、ダイヤモンドカッタ3
2.32は、送り装置35.35を後退させることによ
り、回転砥石ロール10.10から十分に離しておき、
また、冷却エアノズル33.33は作動させない。一方
、エアノズル31−131は、これを作動させるととも
に、l・ラハース装置30.30により、回転砥石ロー
ル10.10の母線方向に往復移動させる。エアノズル
31.31からのエアは、回転砥石ロール]−〇、10
に付着する粉塵を除去し、その目詰りを防止することが
できるから、回転砥石ロール10.10は、常に所定の
性能を維持することかできる。
また、回転砥石ロール10、コ−0を含む部材は、すべ
て防塵カバー41によって共通に覆われているから、サ
ンディング加工中に発生する粉塵は、外部に飛散するこ
となく、ダク)41aを介してサクンヨン装置に吸引す
ることができる。
カイトロール21.21・・・を移動することにより、
布地Wを回転砥石ロール10.10から引き離した上、
ダイヤモンド力、ツタ32を前進させれば、対応する回
転砥石ロール1oのドレッシングかできる。このときは
、エアノズル31に代えて冷却エアノズル33を作動さ
せ、ダイヤモンドカッタ32の刃先を有効に冷却するこ
とか可能である。
なお、この発明に係る回転砥石ロール1oの構成によれ
ば、任意のサイズの砥石ロールを簡単に実現することが
可能であるから、このものは、布地Wのサンディング加
工用のみならず、他の任意の研削加工用にも適用するこ
とができる。
発明の詳細 な説明したように、この出願に係る第1発明によれば、
心金の外周部に複数の円筒状の砥石を装着し、その隣接
する端面を斜めに載断して密着させることによって、砥
石は、サンドペーパと異なり、加工中の消耗か少なく、
消耗しても、表面の粉塵を除去することにより常に新し
い研削面を表出させることができるから、サンディング
マシンに応用した場合に、布地の風合変動をを極少に抑
えることかでき、また、その交換頻度も少なくて済むか
ら、高い操業動率を容易に実現し得るという優れた効果
がある。また、全体長さや外径を任意にとることができ
るから、従来のサンドロールに代わる大形のものを容易
に製造することができるという優れた効果もある。
第2発明によるときは、第1発明に係る回転砥石ロール
を使用することにより、高度のサンディング加工性能を
簡単に実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は回転砥石
ロールの分解斜視図、第2図は第1図の拡大横断面図、
第3図はサンディングマシンの要部斜視説明図、第4図
は全体構成説明図である。 W・・・布地 10・・・回転砥石ロール 11・・・心金 11b・・・スプライン溝 12・・・砥石 12b、12c・・・端面 21・・・ガイドロール 31・・・エアノズル 41・・・防塵カバー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)外周部にスプライン溝を刻設した心金と、該心金の
    外周に装着する複数の円筒状の砥石とからなり、該砥石
    は、隣接する端面を斜めに載断し、互いに密着して装着
    することを特徴とする回転砥石ロール。 2)前記スプライン溝に接着剤を充填することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の回転砥石ロール。 3)積極駆動する特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の回転砥石ロールと、連続走行する布地を前記回転砥
    石ロールの周面に接触させるガイドロールと、前記回転
    砥石ロールとガイドロールとを共通に覆う防塵カバーと
    を備えてなるサンディングマシン。 4)前記回転砥石ロールの母線方向に往復移動するエア
    ノズルを付設することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載のサンディングマシン。
JP14338390A 1990-05-31 1990-05-31 回転砥石ロールと、それを使用するサンディングマシン Pending JPH0435875A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030012332A (ko) * 2001-07-31 2003-02-12 오일광 드럼형 가공휠을 이용한 평면 자동연마장치
KR100932382B1 (ko) * 2009-09-22 2009-12-16 주식회사 와이제이씨 원통형 연마브러쉬
CN103806177A (zh) * 2013-12-30 2014-05-21 浙江国力科技有限公司 斜交布的生产装置

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KR100932382B1 (ko) * 2009-09-22 2009-12-16 주식회사 와이제이씨 원통형 연마브러쉬
WO2011037333A3 (ko) * 2009-09-22 2011-07-07 주식회사 와이제이씨 원통형 연마브러쉬
CN103806177A (zh) * 2013-12-30 2014-05-21 浙江国力科技有限公司 斜交布的生产装置

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