JPH04358724A - 防音型ガスタービン発電ユニット - Google Patents

防音型ガスタービン発電ユニット

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JPH04358724A
JPH04358724A JP13117491A JP13117491A JPH04358724A JP H04358724 A JPH04358724 A JP H04358724A JP 13117491 A JP13117491 A JP 13117491A JP 13117491 A JP13117491 A JP 13117491A JP H04358724 A JPH04358724 A JP H04358724A
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JP
Japan
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gas turbine
space
housing
turbine power
power generating
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JP13117491A
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JP2780514B2 (ja
Inventor
Masato Jinno
正人 神野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自家発電に使用される
防音型ガスタービン発電ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】商用電源の得られない地域、あるいは停
電時の緊急用電源として会社及び病院等において、ガス
タービン発電ユニットの需要が高まっている。
【0003】これは、発電機及びそれを回転駆動するた
めのガスタービンが、制御機器と共に同一ハウジング内
に収納され、ガスタービンの運転時の騒音が比較的高い
ために、一般的には、ハウジングの内面に吸音材を設け
て防音構造としたものである。
【0004】このようなガスタービン発電ユニットにお
いて、ガスタービンの運転時に発生する熱が、吸音材が
設けられたハウジング内にこもり、ハウジング内が高温
度となって、熱に弱い制御機器が故障する問題があった
【0005】このような問題を解決するために、実開昭
63−52926号公報などで、図3に示すようにガス
タービン1の回りをグラスウール等の断熱材2で覆い、
ガスタービン1からハウジング3内への放熱を減少させ
るものが提供されている。
【0006】しかし、ガスタービン1の燃焼室1aは特
に高温度となるために、このような断熱材2をかなり厚
くしても、ハウジング3内の温度を制御機器4に影響し
ない程度に抑えることは難しく、さらに、制御機器ボッ
クス5の内面に断熱材6を設けて、制御機器4への熱伝
導を低減すると共に、ハウジング3内の温度を下げるた
めに、排熱ブロア7が設けられている。同図において、
8は断熱材2の飛散防止用のカバー、9は発電機、10
は吸音材、11はガスタービン1の吸気ダクト、12は
排気ダクトを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービン発電ユニ
ットは、小型軽量化が望まれているが、前述の従来技術
において、ハウジングは、かなりの厚さの断熱材を有す
るガスタービンを収納しなければならないので、ある程
度の大きさが必要であり、これ以上の小型化は不可能で
ある。
【0008】従って、本発明の目的は、小型化及びそれ
に伴う軽量化が可能な防音型ガスタービン発電ユニット
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明によるガスタービン発電ユニットは、一つ
のハウジング内に、ガスタービンと、発電機と、制御機
器と、前記ガスタービンを所定の厚さの空間をもって取
り囲む外装部材とを有し、前記空間の上部と前記ハウジ
ングの外部に開口部を有する前記ガスタービンの吸気通
路とを連通し、前記空間の下部と前記ハウジングの外部
とを連通するように構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前述のガスタービン発電ユニットは、ガスター
ビンの回りに外装部材で囲まれた空間を有し、この空間
の上部がガスタービンの吸気通路と、また下部がハウジ
ングの外部と連通しているために、ガスタービンが始動
すると、この空間内の上部の空気が吸気の一部としてガ
スタービンに供給される。
【0011】ガスタービンの運転に伴う放熱は、この空
間内の空気を加熱するが、この加熱された空気が対流に
よって空間上部に集まり、この部分の空気が次々にガス
タービンに供給され、その代わりに空間の下部から低温
度の外気が空間に供給されるために、空間内の温度はガ
スタービンの表面温度よりかなり低くなり、外装部材を
介してのハウジング内への放熱がかなり低減される。
【0012】従って、このようなガスタービン回りの空
間は、良好な断熱層となり、従来かなりの厚さを必要と
するグラスウール等の断熱材に比べて、同程度の断熱効
果を得るのに必要な断熱層の厚さは、非常に薄くするこ
とができ、それに伴いハウジングの外形寸法の小型化が
可能となり、ダスタービン発電ユニットの小型軽量化が
実現される。
【0013】
【実施例】図1に本発明の実施態様を示す。同図におい
て、従来例を示す図3と同じ部材は同一番号によって示
されている。
【0014】ガスタービン1の回りには、薄いグラスウ
ールの断熱材2′と、その回りを所定の空間13をもっ
て取り囲む金属薄板からなる外装部材14とが設けられ
ている。空間13は、図2に示すように、外装部材14
にスポット的に凸部14aをプレス成形することによっ
て簡単に形成することができる。
【0015】制御機器4は、ハウジング3の底面のガス
タービン1に近い位置にある制御機器ボックス5内に収
納されている。
【0016】ガスタービン1回りの空間13は、その上
部がガスタービン1の吸気ダクト11内の吸気通路11
aと、また下部が制御機器ボックス5内の空間5aと連
通している。吸気通路11aは、ハウジング3の上部外
側に開口部(図示せず)を有し、制御機器ボックス5内
の空間5aは、ハウジング3の下部外側に開口部5bを
有している。
【0017】ガスタービンの運転に際し、主な吸気はハ
ウジング3の外部より吸気通路11aを介して供給され
るが、その時吸気通路11a内がエジェクタ効果により
負圧となるために、ガスタービン1回りの空間13の空
気が、空間13の上部から吸気通路11a内に吸い込ま
れ、ガスタービン1の吸気の一部となって供給される。
【0018】ガスタービン1の運転に伴う放熱は、この
空間13内の空気を加熱するが、その空気が対流によっ
て空間13の上部に集まり、次々にガスタービン1に供
給され、その代わりに低温度の外気が、制御機器ボック
ス内の空間5aを通ってガスタービン1回りの空間13
の下部に供給されるために、空間内の温度は、ガスター
ビン1回りの耐熱材2′の表面温度よりかなり低くなり
、外装部材14を介してのハウジング3内への放熱がか
なり低減される。
【0019】このように、本実施態様のガスタービン1
回りの断熱材2′及び空間13から成る断熱層は、従来
例の断熱材2(図3)より薄いが、前述のように、従来
より良好な断熱作用をもたらすために、ハウジング3を
小型化することができるだけでなく、従来必要とされて
いた排熱ブロア7(図3)を省略することも可能となる
【0020】さらに、制御機器ボックス5内面の断熱材
6(図3)も、制御機器ボックス内の空間5aがガスタ
ービン1の運転中は常に低温度の外気が供給されるため
に、省略可能となる。
【0021】ガスタービン1を運転停止した後は、空間
13内の吸い込みによる空気流がないために、断熱効果
が減少するが、ガスタービン1の放熱が運転時に比べて
少ないことに加えて、空間13の上部から吸気通路11
aを通りハウジング3の上部へ排出される空間13内の
空気の自然対流によってハウジング3内の温度が制御機
器4に影響する程上昇することはない。また、小型の排
気ブロアを制御機器ボックス内の空間の開口部5bに設
けて、この時に限りこの排気ブロアにより強制的に空間
13内の空気を排出させればより確実なものとなる。
【0022】本実施態様は、ガスタービン1の回りに薄
い断熱材2′を設けて、ガスタービン1の放熱を低減さ
せることにより、断熱効果をより改善しているが、ガス
タービン1が小型で比較的放熱が少ない場合は、空間1
3だけでも十分な断熱効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】このように、本発明による防音型ガスタ
ービン発電ユニットによれば、ガスタービン回りの断熱
層を従来に比べて薄くすることができ、その分ハウジン
グの小型化が可能になり、このハウジングの小型化と断
熱材の低減とによって軽量化が図れ、ユニット全体の小
型軽量化が実現できる。
【0024】また、断熱効果の改善により、従来ガスタ
ービンの運転時及び停止してしばらくの間は常に作動す
る大型の排熱ブロアを省略することが可能になり、排熱
ブロアの騒音がなくなるばかりでなく、ガスタービン運
転時の排熱ブロア部分からハウジング外へのタービン騒
音の漏れがなくなるために、より低騒音のものとするこ
とができる。
【0025】さらに、コスト的に見ても、本発明に必要
なガスタービン回りの外装部材は、従来必要であった断
熱材の飛散防止用のカバーと同程度のものであり、ハウ
ジングの小型化及び排熱ブロアの省略及び断熱材の低減
により、コストダウンが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防音型ガスタービン発電ユニット
の断面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】従来の防音型ガスタービン発電ユニットの断面
図である。
【符号の説明】
1…ガスタービン 2,2′…断熱材 3…ハウジング 4…制御機器 10…吸音材 11a…吸気通路 13…空間 14…外装部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一つのハウジング内に、ガスタービン
    と、発電機と、制御機器と、前記ガスタービンを所定の
    厚さの空間をもって取り囲む外装部材とを有し、前記空
    間の上部と前記ハウジングの外部に開口部を有する前記
    ガスタービンの吸気通路とを連通し、前記空間の下部と
    前記ハウジングの外部とを連通するように構成したこと
    を特徴とする防音型ガスタービン発電ユニット。
JP13117491A 1991-06-03 1991-06-03 防音型ガスタービン発電ユニット Expired - Fee Related JP2780514B2 (ja)

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JPH04358724A true JPH04358724A (ja) 1992-12-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321761A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 General Electric Co <Ge> 熱音響エンクロージャ及びガスタービンエンジン組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007321761A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 General Electric Co <Ge> 熱音響エンクロージャ及びガスタービンエンジン組立体

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JP2780514B2 (ja) 1998-07-30

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